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デフレーションの真実(11) [デフレ]

2021.10.31

こんばんは。

選挙の開票が刻々と告げられていく。今回は古株の皆さんにご退場願う結果が多くありそう。千葉の県民としては、S氏が落選されたことは少し安堵した。人間的に悪い人ではないかもしれないが、土建屋のおっちゃん気質だけでは議員は務まらない。ある程度の素養と気質がないとただの学級委員選びと同じことになってしまう。国政選挙は遊びではないからね。惰性でやってもらっては困るんです。

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・・・・ということでデフレの真実は9割方何が原因かはおぼろげながらお分かりいただけたのではないかと思う。「10万円の給付金を使えば世の中が潤う」とか、「皆さんにお金を使ってもらって社会に循環させる」というご発言を耳にして久しいが、自分の金を他人にとやかく言われたくないねと、私は心深く思っている。政治家がこの手のお話をすると、より違和感を覚えてしまう。そうじゃないだろう。あれが欲しい、これが欲しいと思う気持ちにさせるのが政治家の仕事であって、お金を使おうと思わない、思えない政策を続けるから消費が伸びず、企業内の内部留保が増えていく。心から景気がよくなって、10年後の我が社は2倍の売上を目指せそうだとかいう気持ちが心の底から沸いてきて、初めて雇用が促進され、ベースアップがなされ、景気はよくなるわけであって、それを国民の気持ちがそうならないから、そうさせようと口角泡を飛ばして政治家が言うのは、政策能力のなさをさらけ出すだけで、「馬鹿丸出し」という言葉しか見つからない。

岸田さんにその気概があるかというと、残念ながら安倍さんに気をつかっているようだから、傀儡政権とまでは言わないが、似たりよったりとしか言いようがない。赤木さんの奥さんが訴訟を起こし、岸田さんにも直接直筆で手紙を書いているが、そのことに対してはまるっきり頬被りをとおすおつもりか。それならば、せめて人口減少に比例した議員定員削減をやるべきだと思うが、定数削減をしたところで赤字国債には焼け石に水とばかりに、これも頬被りをするおつもりか?

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デフレーションの真実(10) [デフレ]

2021.10.29

こんばんは。今日も暖かな一日。晴れると太陽も力を発揮してくれて寒さなどついつい忘れる。夕刻になって風も出てきていたが、神無月の寒さは感じなかった。早いもので来週は11月。今年もあと・・・・と言いたくなる時期になってしまった。

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2つの街がここにある。一方はニューファミリーをよく見かける町並み。小学校も新設しないと間に合わないような街と思っていただければいい。片や築40年、50年の家並みが続き、世代交代による新築工事がちらほら。街を歩いていてもニューファミリーより、ご老人と言われる方々が朝に夕に散歩され、その方々によく出くわす街。この2つの街の人口はほぼ同数の7~8万人としたとき、どちらがより活性化しているのかといったら、皆さん前者のほうだと言う。

それはもちろん正解。なぜならニューファミリーのほうがお金はないがお金を使う(使わざるを得ない)機会が多い世代だからだ。消費が活発化していて、街の商業活動が衰えない地域だ。片や老人が多い街では、幾らニューファミリーが消費生活をしても、その絶対数が少ないから、街の商業活動は停滞気味になり、シャッター通りが多くなるという現象が生じてしまう。結果としてニューファミリーは、より商業活動の活発な地域へ車で出かけ、自分たちの地域近辺では消費活動をしないことになる。ニューファミリーはより新鮮な、より自分の好みに合った、種類の豊富な、プライスの安い店に行くことになる。商業活動の活発な地域は問題はないが、商業活動の鈍化している地域を活性化させる方法は、ニューファミリーを呼び込めばいいということになるが、それだと北から南へ、西から東にニューファミリーを移動させただけとなり、全体のパイは一向に増えてはいかない。ここで注目すべきは、個のパイを増やすのではなく、日本全体の若者のパイを増やす、国の若者のパイを増やすことをしなければいけない。これは一地方自治体の努力で解決できるものではないし、若者のパイの移動だけで喜んでいては何の解決にもならない。これはやはり、国の政策でもって立案し、政策実現性を高めるしか方法はない。

彼ら(衆議院選挙)の公約にそのことはない。なぜ??? 人口が増えれば社会保障費一人当たりの額は少しずつ減る。負担年金額も少しずつ少しずつ減っていく。産業も活性化し、所得も増加し、国庫に入る税収も増える。最終的には赤字国債も徐々に減っていくことになる。社会保障を互助会(共済)的な感覚で運営していく以上、支え手を絶えず補っていくしか運営の極意はない。

私は子どもは生めないんだけど、どうすればいいの? それって差別だよねよ・・・と言うことが必ず起こる。そうではない・・・・・と思う。それぞれのでき得る範囲の中で国に貢献できればいい。産めないとおっしゃるなら、生まなくても国のため、地域のためになる、なれることはいっぱいあるはず。それぞれの土俵で、それぞれの仕事をなさればそれでいい。ないものを出せとは言わないし、言わせない。

こんな愚にもつかないこと言っていたら、今日の夕刊に中国が送検できる法整備をしたという記事が載った。これは尖閣の漁船を念頭に置いた法整備であるらしい。尖閣は日本の領土であることは断固と認めず、あたかも尖閣が中国の領土で、その領土に進入した場合は中国本土に送検できる法律をつくった。近々、そんなことが起こった場合、日本はどう対処するのか。また、台湾の当事者も中国の緊張は徐々に高まっているように感じると記事に載っていた。「弱さは侵略につながる」と当事者が言い、共産主義から民主主義を守らなければとまで言い始めた。何とかいい方向に行ってほしいが、今後の中国の出方だけは、素人の我々も注意しておかなければいけないことだ。

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デフレーションの真実(9) [デフレ]

2021.10.28

こんばんは。

今日はよい天気でありました。風邪の残像が私の周りに絡みついているようで、少しダルイ。確実に微熱。喉も何となく熱い。病院からいただいた薬を飲んで2回目。反応の悪い体に効果が現れないのはいつものこと。通常のパターンだと1週間は膠着状態。現役のころなどは2週間は平気で直らなかった。バッファリンを1箱近くを飲み続けて何とかクリアしたこともあった。よくも体がもったもんです。

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デフレの話の続きです。

ラーメン屋の話から社会保障のことまで考えてみると、人口が増えれば、その一つ一つのことは大方解決されるのではないかと単純な私は考えてしまう。

人口増⇒ラーメン屋来店数増加。

人口増⇒コンビニ客数増。

人口増⇒子ども増⇒学校児童数増。

人口増⇒世帯数増⇒水道代維持。

人口増⇒鉄道料金現状維持。

人口増⇒増築・新築数増⇒不動産物件数増⇒不動産市場活況⇒不動産関連業界活況。

人口が増え、それに伴って新たなというか、前にあったことで問題が大きくなる可能性はなんだろうと考えると、「いじめ問題」、「貧困(失業)問題」、「離婚問題」、「自殺問題」ぐらいしか鈍な私には思い浮かばない。しかし、「いじめ問題」が増やしたくないからという理由で国の衰退を黙認すべきだと考える国民は多分いない。貧困しかり、離婚しかり、自殺問題もしかりだ。

もっと卑近な例を上げれば、電車が混むとか、空き家が少なくなるとか、家賃が上がるとかあるだろうけど、それは皆さんの給料も上がるだろうからイーブンの話。ただ、一つ気になるのが、新世代が始まったとき、そのスタートに立った最初の2~3年に雇用は広い分野で沸き上がるのだろうかという疑問がある。新生活をスタートし、子どもを授かったニューファミリーたちの生活がうまく軌道に乗るだろうかという心配。そんな簡単にすべての歯車が回り始めるなんてことはないと思うか。そんな詰まらぬことは考えなくても大丈夫と鷹揚に構えるのか。

そんな絵にもかかない話を延々としても話にならないので、この辺にしておくが、もう一つ気になることがある。

それは防衛と治安だ。

防衛は外国との間の問題。喫緊の話では、尖閣であり、竹島であり、北方領土が頭に浮かぶ。尖閣に至っては、報道の責任もあると思うが、常に報道していないと平和惚けをしている我々日本国民は、その緊急性を忘れてしまう。今では、沖縄の漁民は尖閣での漁はできなくなりつつあるという。以前は普通に漁業ができたところ。333日/年も接続水域まで中国の海警局が来て、漁船に向かってチャチャをいれるようでは、安心して漁ができるわけはない。これもいずれは「人手不足」という4文字で片づけられてしまうのではないかと危惧するばかり。中国が尖閣に強行上陸したとき、竹島のような二の舞をしたくはないと思う国民は多いはず。

治安も同様。今はそういうことは少ないのかもしれないが、以前より巡回の回数が減ったとか、110番をしても現場に来る時間が長くなったとか、いろんな弊害が徐々に私たちの目には分からない状態で忍び寄ってくる可能性は大きい。これは消防もそうだろうし、自衛隊だって同じことだ。こんな現場にAIが入る余地は今のところ全くない。

衆議院議員選挙が近い。私たちは今日不在者投票をしてきた。私は、マツリゴトに足るべき人を探したかったが、残念ながら、そういう人も団体もそこにはなかった。でも、少しだけそれに近い人たちに投票してきた。

公約を見ると、目先の人気取りだけをしているように見え、そこには党利・党略ばかりで、国利・国略が全くないことに唖然とするしかないが、一歩一歩この国をよくしていこうという願いで投票行動をしてきた。

人は国なり。

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デフレーションの真実(8) [デフレ]

2021.10.27

こんにちは。

千葉の今日は一日雨。少し寒く、風邪気味の体には応える。今日、重い腰を上げ病院に行ってきた。受け付け付近はたいそうな人ごみ。仕舞ったと思ったが、耳鼻咽喉科は幸いなことにガラすき。こういうことがたまにあってもバチは当たるまい。当然、3分診療だと思ったけど、やっぱり3分診療。今回、病院に入ってから出てくるまで1時間を切った。我ながら病院のコースレコード。診察の内容は、私の様子を問診、ノドチンコを見て終了。外国旅行と体温37.5度がなければコロナではないと病院は判断なさっている様子。それが合っているのか、いないのかは分からないけど、コロナの「コ」の字もなかった。これで私がコロナだったら、どうなるんだろうと思ったりしたが、今のところ、そのおそれはない?と素人判断。やはり、日本も危ういね。

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何回も何回もクドクドと書いたけど、最後にもう一つ書くことがあった。それはご存じの社会保障費。私が現役のころ引かれる「社会保障」の欄は高額で思わず目を背けたくなった記憶がある。現在では、その額はもっと増えていることは容易に想像がつく。私の国民年金内訳表を見てもゲゲゲッと思うほど少ない支給額に、かてて加えて介護保険料がトドめを刺す。「いい度胸してるじゃん」と見得を切っても引かれて渡されるんだから手も足も出ない。今後益々その額は増えるんだろう。

社会保険料は当然、若い世代が負担をしている構図は変わらない。じゃ、どうする?と言われれば、その新しい若い世代を増やせばいいんじゃないかという話になる。人は生まれて20年経てば成人する。22歳で大方は社会人となる。つまり、その22年間をじっと我慢して、新人類を育成する方法を国が考えれば、22年後には何とか日本はリセットされるんじゃないか。その間、その新世代の人間は生産はしないけれど、消費はするわけで、生まれると同時に日本の活力のリスタートは始まる。

ところが、今の世の中「産めよ育てよ」と言ってはパワハラになるらしい。だから国を代表する人々も軽々にその言葉は言えない・・・・・・と少子化政策の話は後日として、デフレの真実に話を戻そう。

ラーメン屋から始まって社会保障まで書いたけど、簡単明瞭に言えば、人口が減らなければいい。増えて絶えず新陳代謝がなされればいいことであって、それを今日本ではうまくいっていないということだ。難民政策の是非を政府に問われたことは一度もないので、国民のどのぐらいがそれを許容、また許容しないのかは分からないけど、その選択肢も一つとして上げておく必要はあるだろう。難民の話はまたそのフォローアップも不可欠になるだろうから、この場では言及しないけど、政府としては一定の方向性を示さなければいけない。菅さんは特異な存在だったけど、国のトップなり、役人はどの党がマツリゴトを執行しようとも国としてのアイデンティティは忘れずに着実に政策を実現していかなければいけない。人口政策は特にそうだと思う。

散々人口を増やそうと言ってはみたものの、増やしたことによる弊害はあるんだろうか?今の日本で人口が増えてまずいことは何なんだろう。今日は0人で明日から10万人ずつ増えたら弊害は出て当然だけど、そんなことはあり得ないこと。少しずつ少しずつ人口が増えていくことは日本の社会にとってはウェルカムのことばかりだと思う。「風が吹けば桶屋が儲かる」的なことが経済では普通に起こることだ。前に書いたラーメン屋から社会保障まで、子どもの誕生によって、多くの改変が自動的にリセットされていく。

しかし、そのインセンティブ(動機付け)がない???と誰もが思う。果たして、そうなんだろうか?工夫は幾らでもありそうだ。それこそ、政治家の得意なオールジャパンでやり切れば、この難問は達成できる。

政治家諸氏には、このことに早く気がついてほしい。国家は人なりだ。

 

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デフレーションの真実(7) [デフレ]

2021.10.26

こんばんは。

私は外部の人間で、よんどころない方のお気持ちは全く分かるはずもなく、コメントなんか言えるものではないが、今日の会見は見方によっては立派の一言になる。

そう、そのよんどころない方は、もちろん、今、世間の好奇の的になってしまった方だ。

私は老人だが、そう暇でもないので、余りSNSなんかは見ないので、全くその類のことは分からないのだが、若いご本人からすれば、世間から見た自分を見たくなるのも分かるし、その反応に一喜一憂することにもある程度は理解はすると、今日の会見はただただ立派だということになってしまう。私だったら、そのSNSを見てきっぱりケツをめくったに違いない。「てやんでぃ、文句のあるやつはさっさと出てきやがれ、いつだって堂々とサシの勝負をしてやるぜ」なんてタンカを切っててしまいそうだ。そんなことはできるわけもないが、

後の結末を考えないで済むのならば、さぞ気持ちがいいだろうと思う。二人とも理性があるね。

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さて、今日は学校の話を少し。

今、日本国中の学校が少子化によって閉校の運命を負わされている。

その原因は二百%子どもが少なくなったことが原因していることは誰もが分かる。私たちの時代は、クラスは五、六十人いて、それが3クラスとか、4クラスとか。それが中学校になると、2つの小学校がまとまって1つの中学校に集まる感じで、クラスは全部で8クラスぐらいに膨らみ、50人×8=400名。これが中学校や高校の生徒数だったと思う。今、小学校に行くと教室の後ろも横も結構間が空いているが、自分たちのころは後ろも前もギッチギッチで、冬になると一番前の席はストーブの熱でホッペタは赤く火照り、1時間目から早ウトウトと眠気が襲い、一番後ろの席の人は、壁と黒板が直ぐ後ろにあるものだから、そこに椅子を斜めにして寄り掛かかり、授業を聞くふりをして時間潰しをしていたことを思い出す。授業参観などがあろうものなら、教室の後ろは保護者で埋まり、全くやり慣れない勉強を一生懸命しているふりをしなければならないし、いつもより、机全体をより前に出すものだから、一番前の生徒はほぼ火だまり状態になってしまうほど、熱い思いしなければならず、教室じゅうの生徒はなんとも言えず、居心地の悪い一日となってしまったことを思い出す。

そんな学校の生徒数が減り始めて幾年月。50人の生徒数は45人となり、40人・・・30人・・・27人と段々と減少している。今は何人なんだろう。愚息の子どもに聞いてみても埒があかない。多分、17~18人程度なんだろうか?確実に減っていっていることは確かだ。生徒数が減っていいことは1つだけある。それはいじめの芽を摘みやすくなっていることと思いたい。それがどれだけ実効性があるかというのは、最近のいじめの報道を見ても、決して減っているとは言えないからいい効果だと言い切れないのは歯がゆい。

生徒が減少するとマイナス面が確実に増えていく。

1)給食数が減る。

野菜の納入業者の売上が減っていく。給食は野菜だけではない。肉もあれば、乳製品だってあるし、調味料だってそうだろう。パン業者もいれば、お米屋さんもいる。給食をつくるための什器備品もある。それらの売上が全部減る。

2)教材が減る。

教材の会社の売上が減る。それに関わるインクも紙も・・・・・製本業者だって関わっている。鉛筆も、ノートも、ランドセルも、制服も、靴も、すべての売上が減る。

3)学校付属備品が減る。

チョークもそうだろう。黒板、黒板消し、机、椅子等々。

ほかにも水筒、通学に定期を使っていれば、その代金も減る。

4)部活動用品が減る。

サッカー、バスケ、野球、庭球、卓球、陸上、体操等々。すべての部活動関係の費用が減る。

学校といっても、その対象は小・中・高と幅広い。大学を入れれば、その範囲はもっと広範囲となり、そのすそ野はえらく広く、大きい。

それは皆、日本の産業から生まれてくるものだ。ふわぁっと急にここに現れてくるものではない。一つ一つが数知れない技術と工夫、特許が隠されているものが多い。

少子化は、それのすべてを覆い隠してしまい、その影響は無限大に広がる。

前に客数が減れば値段が上がる下がると書いたが、学校関係は、その値段は徐々に上がっていくだろう。しかし、それは無尽蔵に無分別に上げられるものではない。鉛筆1本が1000円したら、それを進んで買う人間は多いとは言えない。


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デフレーションの真実(6) [デフレ]

2021.10.25

こんばんは。

コロナではないだろうが、早速、私は喉に違和感を覚えた・・・・いやいや、「コロナではないだろう」という言葉は禁句かもしれない。そうこうしているうちに、このフレーズを覆い尽くしてしまうほどのコロナ禍の渦に巻き込まれてしまった方が多くいる。今のところ味は分かるし、呼吸も苦しくはない。葛根湯を飲み、直らないのでパブロンを服用。明日、直らなければ病院に行こうと思う。クワバラ、クワバラ・・・。

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ラーメン屋から始まり、コンビニ、水道、鉄道のことを話した。あとは不動産、学校のことについて話をしたい。

不動産はご存じ自分の家を建てるという意味。幾らサブスクが流行っても家は賃貸か持ち家かで価値観は正反対に別れる。終身自分の家を持たないメリット、デメリット、どちらがどのくらい多く、どちらがどのくらい得か損かは意見の別れるところ。私はどっちもどっちだと思っているが、年を重ね、秋の気配が身に沁みるころの年齢になると、やはり、賃貸派は厳しい風が吹いていることは容易に想像はつく。そこを考えると、自分は持ち家派になる。いずれそれは書くことにして、今回は不動産における少子化の話。家族が減れば、家を持ちたいと思う人たちが減る。独り者が積極的に家を持とうとしないのは、当然の結果だと誰もが思う。自分が一人だし、残す必要もないし、残しても困るだけと独り者は大体言う。現実問題、私も一人者で家を買った人にお目にかかったことがない。あのテレビで有名な優待券王、桐谷さんも家は未だお持ちではない。持とうとしたことはあったようだけど、結婚がダメになったと同時に、その話も消えた???? 私も真剣には見ていなかったので、よくは分からないのだが、多分、そんなところだろう。

不動産が動くということは、土地を取得し、住宅も取得する。それに伴う税金が動く。家を

建てる訳だから木材も売れる。木材をカットする工具も売れる。木材をつなげる糊も売れるし、釘も売れる。電気の配線も売れるし、電気器具(スイッチ、蛍光灯、白熱灯、エアコン、ダウンライト)も売れる。壁紙も売れるし、白物家電も売れる。瓦も売れれば、アルミも売れる。ガラスも売れるし、タイル屋も売れる。断熱材も売れれば、給湯器関連も売れる。愚鈍な私だからこんなものしか思い浮かばないが、簡単に言ってしまえば、不動産が動くということは、それに関連するすべての業界が、その動きに釣られて動き始める。不動産業界の連鎖はかなり大きな動きを持って動いていくだろうことが想像される。

少子化によって、この業界が縮小されていくことは、それを取り巻く多くの業界が萎縮し、縮小され、負の連鎖の動きが始まる可能性が高いことになる。外国にその活路を見出そうとする企業もあるかもしれないが、中小が多いこの業界もまた、言葉の壁等もあり、一歩も二歩も遅れを取り続けることになるのは明らか。最近、ポストに「売買物件募集」という募集広告のポスティングが多く見れると思う。もちろん、自社の引出しを多く持ちたいということもあるだろうが、物件数の動きが少なくなっているという事情が背景にあることも間違いではなさそうな気がする。

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デフレーションの真実(5) [デフレ]

2021.10.25

こんばんは。

金曜日の夜から日曜日まで愚息の子ども2人を連れてきた。本当はもう一人いるんだけど、チャイルドシートに乗せ、シートベルトを締め、ドアを閉めようとした時に彼女がつぶやく「オリル~~~」、その3歳児の孫はかなりのしっかり者、なんでもかんでも手を出すので、上の二人は正直なところ辟易している。今回も行く気満々なその孫を見て、上の二人は若干意気消沈。しかし、そんなことになったため、皆少しだけほっとして出発。そんなことで昨日まではフル回転。我ら老ートルはかなりバテ気味。

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さて、デフレーションの真実の5回目。

今回は電車の話。昨日だったか、一昨日だったか山手線の工事が大々的に行われたようだ。幸い、ご老人の我々には関係のない話ではあるけれど、渋谷駅の拡張工事に伴い線路を移動しなければならないが、人力のため大変だと今朝のテレビで放映されていた。少子化であっても都会はまだまだ動いているんだなと実感。この工事に遭遇した人は大変な思いをしただろうが、地方住民の我々にとっては何だかとっても羨ましい話にも聞こえ、そんなに何本も線路が走っているんかい!と突っ込みを入れたくなってきた。

わが街にも駅前駐輪場がある。昔、我々が現役だったころには、抽選で便利な場所取りをしなければならず、大体、希望の駐輪場は外れて、再抽選に挑んだり、余った駐車券を探して売ってもらったりしたことを思い出す。コロナ前、その駐輪場を車の窓越しに見ただけなので正確ではないが、平日なのに駐輪場がガラ空きだったことにびっくりした。今は無抽選でも希望の駐輪場にとめられるようになったのかもしれない。それほど人は減ったのか?

JRはいつも時刻表どおりに走ってくれる。7時半の快速に乗れば、間違いなく東京駅には8時10分には着き、そこから歩いて会社に向かい、8時半の始業には間に合う。そんな時間どおりに走ってくれる乗り物は、JR(私鉄も含めて)ぐらいしかないだろう。その当たり前のものが乗る人が減ってくれば、500円だったものが520円となり、580円となり、610円とどんどん上がってくる。マイナス分を料金値上げで対応せざる得なくなってくることは明らか。タクシーの値段が上がっても、乗らなければ済む話だが、JRはそうはいかない。JRも何も考えずに料金ばかりを上げられないとなると、本数を減らすことも考えなければならず、ラッシュ時10本走っていたものが7本になる可能性もないとは言えない。我が街のJR、ラッシュ時でも10分に1本ぐらい。昼間だったら20分に1本ぐらいだから、もっと減らされるわけで、かなりのストレスがたまりそうだ。

水と同様、当たり前にそこにあるものがなくなることほど生活に困ることはない。「水」「鉄道」の人口減による痛手は、受益者の我々国民にとっては計り知れない影響が出る。

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デフレーションの真実(4) [デフレ]

2021.10.20

こんばんは。日中はピーカンの千葉の空。風は強く吹いたが生暖かい風だったので、寒くは余り感じず、前日とはえらい違い。宿根草の植え替えには絶好の日よりであった。

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前回に続いてデフレのお話。昨日はコンビニの話をしたけど、今回は公共料金のお話。

今、ときたま話題となるのが水道料金。先日の千葉の地震では、我が町の水道管がダメージを食らった様子。詳細は全く分からないままだが、たまたま通り掛かった道路がえらく渋滞。迂回した道路も同様に渋滞。事故車両はない。どうしたんだろうと見たら水道管が破裂?した様子。あふれてはいなかったものの、工事車両が道路半分を占拠。相互通行状態で車は溜まり溜まった。地震であっちこっちの水道管が破裂したとニュースで言っていたが、せっかく浄水された水が泣く泣く料金にならずに道路にだだ漏れしたわけで、水道局としては頭の痛い話だ。

そんな突発なイレギュラーは別として、水道局も客数が減れば収入は減る。水道局の場合は世帯数の増減が今問題になりつつある。

分かりやすい例を一つ。我が町も自治会という組織がある。これは日本全国どこにでもある組織。大体20世帯前後が1つのグループ。この自治会の組織も1世帯減り、2世帯減りがあちらこちらで続いている。20世帯あった自治会。1世帯減れば19世帯となる。当然、20世帯で使う水道量と19世帯が使う水道量では自ずと違う。その世帯が独居であろうとなかろうと1世帯丸々抜ければ、それだけ水道量(基本料金)は減るのは当然の理。

それがもっと大きい浄水場単位での世帯数で考えると、当たり前だけど、やはり世帯数は増えてはいない。つまり、浄水場単位で考えてもトータルの水道量自体は減っている。浄水場の施設を稼働させ、運営するランニングコストは、世帯数が減ったから、増えたからと言って伸び縮みするものではない。大方が固定費となっている。今はどこもかしこも機械化されているので、浄水場も機械化をすれば固定費が減るかというと多少の人件費は減る。しかし、水道を稼働維持させるに当たっての設備投資費用(道路下の水道管も含め)は、人件費とは比べ物にならないくらい膨大だ。つまり、飲み水を作るのにかかる費用はどういう時代であっても大体同じであり、それを20世帯で割っていたものを19世帯、18世帯、17世帯・・・で割っていかなければいけないわけで、水道料金は上がって行かざるを得ないこととなる。

じゃ、それを打開する方法は? 上水道をやめて各自井戸水にすればいいという話?になるわけがない。やはり、世帯数を増やすこと。これしかないことになる。

ラーメン屋はプライスダウンをして客数を増やすことを試みるけど、公共料金はプライスダウンするという選択肢はなく、値段を上げることでしか対処する方法がないし、私たちに選択肢の余地はない。公共料金はほかに電気、ガス、電話がある。

水道民営化なんていう話が昔あったような記憶があるが、それは絶対にやめたほうがよさそうだ。

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デフレーションの真実(3) [デフレ]

2021.10.19

こんにちは。

激寒です。思わず暖房を入れました。

昨日の続きです。

昨日はラーメン屋の話。今日はコンビニの話を少し。

昔、多くのコンビニがあった。どこの角を曲がっても必ずと言っていいほどコンビニがあった。特に都会はそうだった。我が街も「犬もあるけばコンビニに当たる?」ではないが、コンビニを探すという手間はなかった。しかし、時代が移り、店舗数は少しずつ減少していった。もちろん、理由は様々。オーナーの事情。多店舗展開弊害による売上減少、競争激化により売上減少等々。そして、閉店、撤退、収益力のある店だけが残っていった。

しかし、そのスピードはかなり速かったし、ここは競争・競合店はないのに、なぜ?という店舗も多くあったはず。現に私のところでも、直線で5キロ以内には1店舗もコンビニはないにもかかわらず閉店した店があった。場所はそう悪くはない。目立つ、駐車場も広い、角地で車の出入りもラクチン。でも閉店。こんなことは以前にはなかった。

食べ物商売の大原則はお客様が来店することだ。前月対比、昨年同月対比、一昨年同月対比・・・・と「昨対」を常に頭に意識する。「忙しそうだね」「いや、これでも昨年対比80%です」という会話をよく耳にする。それは客数であったり、売上であったりする。家電量販店ではないので、売上と客数はほぼ比例する。客数が上がれば売上も上がる。人一人が口に入れて食べる量・金額は、お大臣であっても我々平民であっても、そうは変わらない。

家電量販店の場合、150円の乾電池を買う客もいれば、52万円の大型テレビを買う客もいる。つまり、単価は一様ではない。だから、客単価ではなく、あくまでも客数。客数が絶対であることは、食べ物商売であっても家電量販店であっても同様ということになる。

いや~~。今はネット通販があるから、そうとも言い切れないと言う御仁がいそうだが、スーパーやコンビニ、街の食堂にネットで毎日注文する方はまずいないだろう。大方の国民は無尽蔵にお金を使えるわけではないからね。週末の金曜日は外食をしても、月~木・土日は家食(内食)でというのが通り相場。お店をやっている方は納得していただけると思うけど、月曜日は本当に閑古鳥状態になる店が多い。特に今日のような雨模様なら尚更だ。

その客数の当事者である我々国民は10年経てば10歳年をとり、20年経てば20歳年をとる。当たり前だが、40歳台の方は50歳台となり、60歳台となる。動けるボーダーラインが70歳台としたら、その方は一網打尽に80歳、90歳台となり、コンビニもスーパーもレストランも、そしてラーメン屋も行かなくなる。いや、行けなくなる。

その街が新陳代謝が進んでいる街なら、それは余り目立たないだろう。けど、その新陳代謝がなくなった、例えば高島平団地とか、米本団地とか、みつわ台団地とか(住んでいる方が見ていたらゴメンナサイ)になると売れるものも売れなくなる。幾ら営業努力をしても、チラシを入れても、値段を安くしてみたところで、買いに来れるお客さんが減っていけば、自ずと店は成り立たなくなって消滅する。これは経営の大原則というか不文律だ。右肩上がりの経済は右肩上がりの人の増え方によって支えられている。お金だけが増えても何も変わらない。

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デフレーションの真実(2) [デフレ]

2021.10.19

こんばんは。昨日の雨も上がり、今日は一日中晴れ。思い取り今日は窓を全開。空気の入れ換えには絶好の天気。砂ぼこりもなく快適そのもの。しかし、太陽が雲に隠れた途端、寒さが襲ってくる。10月中旬にして、ようやく冬の気配。今年は庭に机を出し、そこで設計図とまではいかないけど、ポンチ絵的なものを書いたり、書き物をしながら大工仕事をしたりして作業は大分はかどった。こんなことをやっているとガレージライフを考えればよかったなと少し後悔。「ガレージ」と言っても車庫ではなく、あくまでも大工小屋と思っていただければいい。

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さて、前々前回ぐらいに書いたデフレーションの続き。

安倍さんはお札をいっぱい市中にばらまいた---こう言うと安倍さんがいかにも悪いように聞こえるので、もう少しソフトに言うと、通常よりも多少多くの貨幣を市中に流通させることにより、エンドユーザーまで貨幣流通量が増え、国民全体が潤う・・・・と思っておやりになった政策であったはず。

ところが、それは多くの輸出企業と一部の国民は恩恵を受けられたけど、国民の多くと中小企業はその対象とはならなかった。その原因は当事者である安倍さんなり、日銀政策決定会合の政策委員の方々が検証することなんだろうけど、愚鈍は私でも少しは想像がつく。

それは国民すべてを網羅できなかったからにほかならない。でも、国民すべてを網羅するなんてことはできるんだろうか?政策的にそんなことはできるはずもないでしょう。

問題はそこではないような気がする。

人は物々交換から始まり、貨幣が流通し始めると、その証として貨幣を用い、貨幣は人とともに流れ、人とともに動いていく。当然、人が増えていくと貨幣も多く流れ、人が少なくなると貨幣も縮小し動いていく。

ある島に10人の住民が住んでいたとしよう。そこにラーメン屋が店を構える。5食ラーメンを用意した。すると、あっという間に5食のラーメンは売り切れた。それではとラーメン店主が8食用意。すると、あっという間に8食のラーメンは売れた。これでもかと10食用意した。すると、あっという間に10食が売り切れた。

翌年、その島の住人は9人となった。ラーメン屋は10食のラーメンを用意した。なぜか9食しか売れなかった。

翌年、その島の住人は5人となった。ラーメン屋は10食のラーメンを用意した。なぜか5食しか売れなかった。店主は考えた。もっと質を高めよう、卵を入れた。しかし、5食しか売れなかった。チャーシューを2枚増やした。それでも5食しか売れなかった。店主は考えた。チャーハンをセットで付けよう。これなら10食は達成されるはず。しかし、売れたのは5食のみ。店主は考えた。じゃ、値段を下げよう。今の値段の半分なら、絶対10食はいけるはず。でも、結果は5食のみ。

デフレーションの真実に少し近づいたと思うのだが・・・・。

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10年ぶりか・・・・ [生活]

2021.10.17

こんにちは。

DSC_0131.JPG








千葉の今日は一日雨模様。午後は曇りになるかなと思っていたけどダメそうだ。

宿根草を移動していたので、雨降りは宿根草には幸いしそう。

ちなみに、宿根草、幹というか、茎というか、その部分が木質になっていないものは挿し木が可能なんだろうか。今のところ、草質の幹のものはすべて挿し木成功状態。木質のものはバラと同じで、そう簡単には挿し木は成功しないだろうと思えるけど、どうなんだろう。




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昨日のニュース。福島の大熊町で10年ぶりの成人式が行われたとあった。

やっとのこと避難地域が解除されて当時小学4年生が集まった。もっと正確に言えば、10年半ぶりの再開、そして避難地域解除はまだほんの一部だ。

彼ら、彼女らはどんな気持ちで成人式に臨んだんだろう。大熊町とは縁もゆかりもない多くの国民は「ふ~~ん」ぐらいに頭の中を通り過ぎていった記事に違いない。多くの人にとっては過ぎ去った過去であり、他人事の一つに過ぎない。しかし、「東日本大震災」というフレーズは、日本人であれば、簡単に心を一つにできる唯一、被災された人に想いを寄せられる出来事だ。

コロナ禍で人との交わりが遮断され、ますます人との交わり、他人に想いを馳せることが希薄になりつつあることを思うと、東北の小さなニュースでも十分に価値があるような気がした。「思いを馳せる」、どちらかと言えば、日本人はこの手のことが得意な民族だ。

昨日、家人がこんなことを言った。

家人「前を歩いている人がスイカを落としたの」

私「それでどうしたの?」

家人「黙って通り過ぎちゃった」

私「本人は気づいていたの?」

家人「そう、気づいていたから、いいかなと思って。でも、以前だったら拾って上げたわ」

私「でも、相手より自分のほうが遠かったんでしょ、そのスイカ」

家人「違うわ。自分のほうが近かったんだけど、ウイルスとか、感染とか・・・ね」

私「そうか。俺だったら、どうするんだろう。気づかなかったら拾って上げるけど、そうか、気がついていれば、やっぱり、そのままかもね。」


他人に想いを馳せるなんてこと、私たちは確実に少なくなっている。

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★カミキリムシの総決算 [バラ]

2021.10.16

こんにちは。

今日はくもり。庭仕事には絶好。

気温が高いせいか、幼虫は活動しているのだろうか。前日まで元気だったバラが急にしょぼくなってしまった。

DSC_0119.JPG根元を見ると<こんな感じ。

いつ見てもゾッとするばかり。

しっかり穴が空いていた。









DSC_0120.JPG












ちょっとズームアウトした画像。根元

白いのはオルトランを水溶液にしたものをスポイトで撒布した跡。






DSC_0121.JPG







もっとズームアウト。

こっちのほうが根元の穴がよく見えるかも。













DSC_0122.JPG







これは鉢植え。

バラをやり始めた最初のころに買い求めた。

もう10年以上経過。

結構邪険にしていたのがたたったのかな?

カミキリムシに犯されたと知るといとおしくなる。









DSC_0123.JPG


これはゴールドバニーの根元。





買って直ぐに浸食され、見事回復して豪華に咲いてくれたけど、またまたここに来てやられてしまった。

ご丁寧に2つも穴が開いている。

DSC_0124.JPG







ずーむあうと。





DSC_0125.JPG














もっとズームアウト








DSC_0126.JPGこれはアイスバーグの根元。

夏の終わり。急激に枯れてきたので少々慌てた。

 







この枝の先は2メートルは伸びていた。

それがぽっくりと割れた。









DSC_0127.JPG








ズームアウト。













DSC_0128.JPG







ズームアウト。














DSC_0129.JPG










ズームアウト。











DSC_0130.JPG








真ん中がぽっかり空いてしまった。

ここに枝がしっかりあった。



これは多分、カミキリムシではないと思う・・・思いたい。。




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デフレーションの真実 [デフレ]

2021.10.14

こんばんは。

今日は晴れた。昨日、多少雨が降ったおかげで思いっきり窓を開け放つことができた。晴れが続くと窓を開けっ放しにしていると窓辺が砂埃でざらつく。根本的に掃除は好きではないので、定例の掃除以外はなるべくしないで済む方向を目指し、昨日までは窓を閉め続けていた。

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衆議院が解散した。そして総選挙。政治家も選挙をする以上、投票に耐え得るだけの人物を揃えていただきたいと常々思う。腹が減ってレストランに駆け込んでも、賞味期限が切れた食品だったり、腐ったスープを飲めと言われ、何も食べずに店を出ようとしたら、ちゃっかり高額請求をされるようで、レストランに行く気にもならない。そんな気持ちは生まれてこの方、ずっと続いているような記憶しかない。一度でいいから投票所にワクワクしながら行きたいものだと思うばかりだ。

経済を活性化させ、国民の所得を増やし、国内の総生産を上げる算段をしようとアベノミクスを始めたのは、ご存じ安倍晋三議員。確かに国債を発行し、大量にお金を市中にばらまいたし、株取引においても日銀が大量に株を買って今に至っている。まさに、日銀と政府がタイアップして、市中に大量に紙幣を循環させようと必死になった。2013年6月のこと。今は2021年10月。丸8年が経過した。コロナ不況を2年間差し引いたとしても、その期間は延々と延び続け、6年も経過したことになる。目標達成期限を定めたのは、たしか2年間。再延長、再々延長とその流れは続く。

合計特殊出生率という言葉がある。女性が一生涯産む子どもの数のことだ。日本の昨年度の出生率は1.34。2.0で人口増減はイーブン。シーソーで言えば、全く水平のまま、右にも左にも倒れない状態のこと。それを日本は0.66も下回っている。愚鈍な私はそれが実数でどのぐらい減っていくのかはわかるはずもないが、4分の1減っているということだから、このまま何年か過ぎれば、日本の人口は4分の1は確実に減るということ????で合っているんだろうか。合っていないとしても、確実に日本の人口は減り続けているということは確かだ。

ちなみに、アメリカの人口(特殊出生率)はどうなっているんだろうか?---調べてみました。1.82という数字だそうで、アメリカも実質的には減っているということらしい。だけど、人口動態調査では増え続けている。年間10%ぐらいずつ。移民が多いアメリカは、複雑で、白人、黒人、ヒスパニック/非ヒスパニック、ラテン系、アジア系などは細かく別れて統計がとられているようだ。

人口が増えれば、経済も増える。言われてみれば、当然だろうがと言われてしまいそうだが、確かに、そんな関係性が見えてきたような気がする。つまり、アベノミクスのようにお金を増やせば経済は上向くかと言われれば、それは一部分ではあるけれど、日本国民全部が豊かになるわけではない。

「国家は金なり」ではなく、やはり「国家は人なり」ということだと何となく私は理解したような気がした。

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金利差 [マネー]

2021.1013

こんばんは。

円安が続いている。あっという間に113.53円。ドルの金利が年末までに上がるという観測。円はまだまだ金利を動かす状態ではない様子。当然、日本の0.0幾つかの金利よりも、これから上がるであろう米ドルを買っておいたほうが得策とプロの投資家は見ているのか?

それに拍車をかけるようにというか、当然、円安時は輸入品は高くなるわけで、ガソリンの価格も同じく高騰する。よくよく考えれば、当然と言えば当然なんだろうけど、情報下流の我々素人は、その情報に突き当たるころには、プロの投資家は次なる一手を考えているんだろう。為替は確かに生き物で、いつまでもそこにじっとはしていない。

アメリカを初め、多くの国々が多額の財政出動をした今回。なぜアメリカは出口を早々に見つけられたのか。多分、コロナ後一番早く回復基調に名乗りを上げるのはアメリカなんだろう。その要因は目の前にあるような気がするのだが、内向性の強い日本の為政者たちは、言葉では言うが行動に移せないのではなく、移さない結果として、緩く深いデフレスパイラルに依然として入っていることに、もうそろそろ気付くべきだろうと思うが、同僚・先輩議員 への忖度配慮オンリーでは、真のマツリゴトはできるわけはない。

この後に来るかもしれない中国からの飛び火に冷や水をかぶらないようにしなければいけない。衆議院選挙が、それにドンピシャと当てはまらないことを祈るのみ。

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★誰が言ったから、言わなかったから・・・という話ではないんだな [新聞記事]

20201.10.13


こんにちは。

今日はさすがに肌寒い。昨日まではTシャツのみで過ごしていたけど、今日は下着とTシャツの上に半袖シャツ。オール半袖でも今のところ暖かい。やはり今冬は暖冬気味?

さっき散髪屋まで行ってきたけど、残念ながら先客がいて断念。この雨模様だから絶対客はいないと思ったけど、1人散髪中。都会の床屋と違って、わが町の床屋はONE TWO MAN」スタイル。オフェンスとディフエンスの関係だから、かなり時間がとられる。ONE TWO MANと言えば格好よく聞こえるけど、何ということはない一人営業ということで、1人お客さんがいれば、そのお客さんが終わるまではじっと待っていなければならない。そこはいつも行く散髪屋で腕は頗るいい。まだ日本経済が潤沢だったころ、私の髪も潤沢で、その当時からその散髪屋に通っていた。ほかにもいろいろと当たったんだけど、どうもすっきりしない。気持ちが悪い。はては洗髪後、頭から背中に水が流れたりして、腕のいい職人さんにはなかなか出会わなかった。駅前ということもあり、偶然そこを見つけた。当時はお弟子さん2人ほど抱えていたけど、最終的には今のワンマン営業となった。ワンマンな大将だからワンマンでやっていたほうがうまくいったんだろう。

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今日の本題。

財務省の矢野事務次官の発言が週刊誌に載り話題となっている。

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これは新聞の抜粋だが、その発言に対して、国会議員からいろいろな発言が出ているが、えっと思ったのが「大変失礼な言い方だと思いましたね」という発言。一体誰に対して失礼なのか。てっきり、自党が選挙に不利になるような発言は失礼になると言ったんだろうなと思ったけど、表向きは、困った人、国民に失礼だと言っているらしいけど、それは真意だとはとても思えなかった。

持続化給付金とか、国民一人当たり10万円支給など、いろいろな方法はあるんだろうけど、個々に対応することに致命的に不得意なお役人がやることは適材適所に行くものが行かないのは毎度のこと。ここは頭のいいお役人にはじっくりと考えていただくことにして、問題はコロナにかこつけて、財政出動を無制限、無秩序にしようとしていることに大きな危惧を感じてしまう。記事を読んでいただくとおわかりのとおり、日本の長期債務は973兆円という莫大な数字になっていること。たしか5年、10年前は7~800兆円ぐらいだったような記憶があるけど、ここに来て、ますますのスピードは上がるばかり。地方の債務を合わせれば、既に軽く1千兆円を超えてしまっている。今回の選挙で、このことを声髙に叫んでいる人は少ない・・・というか、ほとんどいない。確かにコロナ惨事はひど過ぎたけど、国の財政事情も考慮して、もっとスピードをもって、ダイヤモンドプリンスの大量発症時に、より深慮をもって行動をとるべきだったんだろうと思う。相変わらず「タラレバ」話でどうでも言えるのだけど、当時、中国の首相を国賓でなどという馬鹿げたことを言っていたことも含め考えると、やはり、周りに当たり障りのない政策を押し進めようとしたことが、オリンピックを初め、いろいろな不都合が発生してしまったということは誰の目からも明らか。今、自民党のトップが変わればすべてうまくいくみたいな雰囲気が醸しだされているが、当時のこと我々国民は決して忘れてはいけないのです。多くの方が自宅療養などという訳の分からない対処療法を押しつけられ、医療に全く関わることなく亡くなっていったことは、かなりの部分政治の責任だと思う。「ご冥福をお祈りします。」の一言で片づけられてはたまったものではない。

トップが代われば、国民はみんなすぐに忘れるという奢った思いをお持ちの多くの政治家がいることを、今度の選挙で我々は見抜かなければいけないし、中期長期に物事を俯瞰し、手前みそ的なご都合政策ではなく、一時期には痛みを伴っても、最終的には国民の生活が成り立つような政策をやる政治家があらわれることを我々国民は願っているんだと思う。


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★ケトン体 [生活]

2021.10.12

こんばんは。

今日まで私のQOLは落ちてはいないようだ。しかし、薄氷を踏む想いには変わらず、何事も起こさず、この世界から身を引くことはもちろん本意ではなく、諸行無常と思うばかり。

・・・なんて厭世観的なことを言っても、凡人の言葉には依然として何の重みを感じないね。

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今日は食後、ウォーキングをしてきた。

DSC_0104.JPGご存じ沈丁花。

一時期、トイレの芳香剤としてあっという間に広がった。だから、この臭いを嗅ぐと、ついついトイレを思い出す人も多かろう。そういう私もその一人。

しかし、この臭いはかなり遠くまで流れるのを実感。

この公園には、このほかにもう1本沈丁花がある。その2本は公園の一番奥のほうに並んで立っている。そこから公園の入り口までは直線で30メートルぐらいだろうか。多くの木々、グラウンドを挟んでいるので、その姿はもちろん見えない。しかし、その公園の入り口に立つとしっかりとその香りは届く。思わず近くのあるのではないかと思うほど、はっきり芳しく届く。



たった1週間ほどの香りを放つためだけにじっと1年間を黙々と過ごす。そんな人生を私も歩みたかったなと思うことが多くなったのは、明らかに末期症状???





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話は変わって・・・

家人は結構テレビでやっていることに共鳴しやすいタイプかもしれない。

昨日、ケトン体のことについてやっていた。私もふと足を止め見入ってしまったが、空腹感を16時間以上維持することでケトン体が増え、体内の病原菌などをやっつけ、抵抗力をつけるというものだったかに記憶する。浅慮そのもののに私たちとしては、それで納得。じゃ、夕食を早めに摂って、16時間ぐらい間をおいて朝食を摂って、夕食の16時まではフリーを食べる生活をしてみようということで、早速、今日から始めた。

これでいくと8時朝食、13時昼食、16時夕食。これで夕食から朝食までの間が16時間をキープ。あとはフリーで食事内容の制限はなく食べるというものと理解した。家人はルーティンでトイレ掃除、入浴、風呂場清掃、洗濯干しまで終えて就寝するというパターンは守りたいらしく、いつも洗濯干しまでをやると深夜1~2時を回ることが多くあった。このケトン体なるものとお付き合いをすることにすれば、夕食は早く終えられるので、すべてのルーティンが前倒しにいきそうな雰囲気なので、これはいいということになった次第。

果たして、これでうまくいくとは思えなくもないが、今までやっていた生活習慣を少しだけ前倒しすれば何とかなりそうなので、とりあえず、これを採用することになりそうだ。


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こんなことは今までなかった~~~ [生活]

2021.10.10

こんばんは。

昨日お決まりのランニングに出かけた。折り返し地点まで行って家に戻ろうとしたとき、

何となく体が痛むような気がして、体をひねり、少し柔軟体操をし、シコを踏んで家路につこうとした。しかし、どうもおかしい、体が。何となく走るのがはばかれるような・・・・。

歩く間隔を長くとり、走る間隔を少しだけ少なくしてみた。家路にあと半分ぐらいになって、段々とその兆候は現れたきた。以前書いたことだが、ランニングをし、近くの公園に着いて、少し縄跳びをしようと目論んで縄跳びをしたが、背骨に痛みを覚え、急きょ帰宅した時とはちょっと違う。しかし、確実に肩の痛みが出てきた。家の近くに着いたときは、はっきりと肩痛が発生。走ることはちょっと困難になって、歩いて家までやっと来た。歩くとズキンズキンと痛むわけではなく、だんだんと肩の痛みが増す程度。だから、歩いているだけならそんなには痛くはない。

こうやってだんだんと走ることもできなくなっていくんですかね。運動をしないとコレステロールが溜まっていくんだけど、思うように運動ができなくなる。90歳の女性トレーナーのようになるのは夢のまた夢。

・・・・けど、自分は馬鹿だから、そんなことがあっても、また走るんだろう。走るって結構魅力的なことだと分かってしまったもんだから、なかなかその魅力から逃げられない。そんな気持ちもまだ多少残っている。

「こんなことは今までなかった~~僕があなたから離れていく~~」という歌詞がついつい頭をよぎる。

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ベットから飛び起きてしまった [生活]

2021.10.8

こんばんは。

やっとのこと、外壁の煤払いが終わった。そんなことをしているから腰が痛くなった。当然の帰結と言われてしまいそうだが、やると決めたからにはやるしかないとジジイの冷や水。運良く、暖かい日が続いているから、今のうちに無理をしてででもやってしまおうという魂胆。

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しかし、昨日の地震には久々にびっくりした。ベットに横になりながらAmazonプライムを見つつうたた寝をしていたが、たたき起こされた。震源地とは20キロも離れてはいないので、地響きが起こり、ヘリコプターの音?ダンプが通った?と思っていたら、一瞬の縦揺れ、そして家のきしむ音、横揺れ。時間にすれば10秒ぐらいか。その後の余震はなかったが、峠を過ぎてもゆっくりと家は揺れていた。これで大きいのが3つ続いた。北・真ん中・西とばらついていて、それはそれで何か不気味。思わず「発電機」と検索をしていた。


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嫌悪感をもって見ているわけではないけれど・・・。 [生活]

2021.10.7

こんばんは。

今日は一日曇り空。時折薄日が指すときは暖かさを感じたが、曇りのときは汗ばむこともなく、心地よい一日であった。寒くなる前に外壁の煤払いをと思い立って、昨日から煤払いをしている。これは前の家にいたとき、お隣さんの方がそういうやり方をしていて、わざわざ寒くなってからすることはない。1年に一回ということを考えれば,少しだけ前倒しにやってもいいはず。外壁、網戸の掃除は外仕事。幾ら温暖化といっても年末はそこそこ体は冷える。だったら前倒しでやる。これに限るというお話であったので、単純な私は、これに限りると、それを率先垂範している。

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生命保険の請求は頗るハードルが高い。日本人は保険を考えるとき、2000万円の補償だとか、1億の補償だということを聞くと、ついついそれをもらえるような気になっているから「いい気なもんだ」と思ってしまう。そういう私も、それと同じレベルで保険に入っていた。その点、車の保険は2年という期間が短いこともあるので忘れることもないし、運悪く事故の加害者(被害者)になったとしても、確実にその保険は申請され、使用されないことはまずない。

では、火災保険はどうだろう。2~3年前、千葉県を襲った台風により、多くの被災者を出したことは、同県人としてまだまだ記憶に新しい。そのとき、私は引越ししてきたばかりで、周りの家の方とも初対面に近い状態であった。あるとき、道路を挟んだ前の家の方が盛んに私の家のほうからご自分の家の屋根を見上げていることに遭遇した。何をやっているんだろうと思ったが、面識も引越しの挨拶で顔を合わせた程度しかなかったので、それ以上の交わりはしなかったが、後で気がついたのは、どうやら、その台風で屋根のアンテナが飛ばされたのを確認しているらしいことがわかり、それは自費で修理をお願いしたとのことであった。その家が火災保険に入っていたかどうかは知るよしもないが、ほとんどの方は火災保険に加入する。火災保険は風水害等に遭遇した場合も補償されるのがほとんど。アンテナもその対象内なので、火災保険を使わない手はない。実家の飛ばされたアンテナも、しっかりと火災保険で修理をした。

話を生命保険に戻す。私はアフラックのがん保険に30年以上加入している。このたび、指定代理請求特約というのがあり、それは無料でできるとの通知がアフラックから来たので、それを請求することにした。私ががんに罹った場合は、家人(妻)が請求者となり、その逆の場合は、私が請求人となる形になっている。しかしながら、お互いにだんだんと歳を重ねると、その作業ができるかおぼつかなくなってくるわけで、これは息子にも代理請求できるようにしようと思っていたところに、この通知が来たわけで、いわば「渡りに船」的に請求した。ところが、来た用紙はかなり複雑で、請求者をたった1人増やすだけで、本人確認の証明書だとか、役所に行ってとってくるものもあるようで、どうも違う感じがしたので、コールセンターに問い合わせをした。

コールセンターとのやり取りは省略するが、初めはこの用紙でしかできない的な感じでの返答があった。それは違うだろうということで、幾度かやり取りをして、ちょっとお待ちくださいと5分以上待たされた後、別に用紙があるので、それを郵送するから、それを返信してほしいということなったものの、彼女とのやり取りがまたまた、かなりの難渋を要するものであった。何しろ通じない。こちらの言い方が悪いのか、彼女がそこを汲み取って、推し量る姿勢がないのか、かなり粘り強く言い続けないと、こちらの欲しい用紙を送ってはもらえないところであった。そこに悪意があるとは思いたくはないが、これが80歳を超え、保険請求が必要となったときに、あちら、こちらと赴き、必要書類を揃えるという煩雑な手続きをし得るのだろうかとかなり心配になった。大概、息子、娘がいれば、彼らが代理で請求をするからとお思いだろうが、彼らは皆現役世代であり、平日は仕事があり、土日はコールセンターは休みであり、ハードルの高さは私たちとそう変わりはない。

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マツコの本音(2) [生活]

2021.10.6

こんばんは。

・・・・・・ということで前回の続き。彼女(彼)はテレビでの会話であるにも関わらず、結構自堕落になりつつあると自分を語っていた。いつもの彼女の言い方で多少オーバーの部分もあるかもしれない。それに夏目さんの最終日であったとことも多少関係しているのかもしれないと思っておこう。

世の中、女性よりも男性のほうが自堕落だ。こういう言い方をすると性差別だと言われそうだけど、そうではない。男性のほうが家庭生活を律していく力がかなり弱い。それは日々自炊し慣れていないこともあるかもしれないが、それが100%原因ではない。もちろん、女性でも家事、特におさんどんと言われる三食をつくり続けることが苦手の方もいないわけではない。そういう少数オサンドン精鋭部隊は別にして一般的な話をしたい。

夫婦という形は、若いころは愛だとか、恋だとかでうつつを抜かしていられるから、「あばたもえくぼ」ではないけれど、醜く、どんくさいことも良く見えるもので、お互いの足りないところを補い合いながら歩いていこうとする。だから二人で歩いていける。それが四十代、五十代、六十代と時を重ねるに連れて、アバタはアバタとして立派に成長し、エクボは忽然と姿を消していく。そして、相手の欠点ばかりが目につくようになる。これは誰もが通る道であり、聖人君子でもない限り、そうはならないとは、どの世界の人間に照らしてみても言えないだろう。そこには「我慢」という武器が立派に存在する。

しかし、その道を通るのが嫌だったのか、そういう機会がなかったのか、一人の生活をしている男性は、どういう形であれ、伴侶がいないがために何の制約もかからないことになる。確かに一人は自由で快適かもしれないが、それは50ぐらいまでで、それ以降は過酷さを増していくばかりになることが多い。生きていく上では、食事もしなければいけないし、洗濯もしなければいけないし、ゴミ出しだってしなければいけない。風呂にも入らなければいけないし、部屋だって汚れていく。食材を買いにスーパーに買い物にも行かなければ生活は成り立たない。一人でやっていくには、その量は膨大であることは大袈裟ではない。

いや、俺はコンビニで買い食いするから何ら問題はない。毎日外食で過ごすから別に問題にならないと言う方がいるが、果たして、何十年とそんなことはできるんだろうか?ご存じのように外食は自炊よりお金はかかる。それにお一人で多いのが住宅の問題だ。大体の方が賃貸だ。俺は一人だから家を買う・・・・と思う積極的な人は多くはないだろう。大体が借家住まいだ。つまり、家賃を毎月払う必要がある。

日本人は今、決して豊かではない。私たちが現役のころは年収800、900の方々が多くいたが、今はそうではない。400は平均値? つまり、楽な生活(買い食い、外食)をし続けるのは難しい。それに加入者が減り続けている国民年金。国民年金は満額でも手取り6万を切る。

家に連れ合いがいることは、制約は多いかもしれないが、それ以上に自分を律することの原因になり得るわけで、それは生活をゆがめることなく、正常な軌道を取り続けられる唯一の原動力となるわけで、それはマツコの言った「気力がなく」、「自堕落な」、「どうでもいいという気持ちになってきている」と相反する生活態度になるわけです。

自由はいいけど、老年になってからの自由ほど不自由なものはないと言いたいだけなんで、相変わらず、理屈っぽくて深夜に書く話ではないね。

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マツコの本音 [生活]

2021.10.4

こんばんは。

体は何となくバランスを保っているようだ。今は平均台に足を乗せ、ゆっくりと前進している感じ。だから少しでもバランスを崩すと落ちてしまうだろうからして、必死にもがく。若いころは幾ら、どんなにもがこうとも体に響くことはなかったけど、今は違う。そのもがきも心持ちゆっくり、丁寧に、おっかなびっくりにしている感じ。そのスローな動きはジジイのジジイよる、ジジイのための動きだから、決して前向きなことになっていない。

若いころは、その平均台の幅は1メートル以上あって、よほどのことがない限り落ちることはなかった。人生は時の長さも大事だけれど、横の全幅も忘れてはいけないのを今、気がついた。

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先日、9月最後の日だったと思うが、マツコデラックスが出ていたテレビで、彼女の言った言葉が妙に真実っぽくって心に残った。

ご存じのように、彼(彼女)は海千山千の強者だから、言うことのほとんどと言っては大袈裟かもしれないが、決して本音では語らない方だと見た。彼女(彼)(もちろん、マツコじゃない人)の世界の人間と一度だけ同席せざるを得ないことになったときがあった。こっちは2人、あっちも2人。彼らとは初対面。その酒屋でばったりと出くわしたけの関係。我々は深夜の3時ごろ酒場に到着。それから飲み始めた。入店した当初は、ほかにも何人かの客はいたが、彼らが絡み始めたころには、私たち4人以外誰もいない状態となった。朝になり、7時ごろになり、さあ帰ろうということになった。私たちは、私たちで帰ろうと思っていたところ、彼女(彼)らが「新宿まで送っていけ」と言い出した。そのころには既に化粧どころではなく、まさに男そのものになっていた。仕方なく「じゃ、行こう」と言ったが、その送り届け先は「新宿だ」と言い出した。その酒場は千葉の片田舎だ。

外は既に通勤の人でごった返していた。「ゲッゲッゲッ」と思ったが、相方が「うまく、まこう」とこっそり言った。何か算段があるんだろうけど、元来、酒が全くに苦手な私は、こういう場所は全く疎いので、何も思い浮かばない。

送る、送らないを言いながら、やっとのこと店を出た。眩しい朝日が、彼らの格好を益々街から遠ざけ、誰もがみんな遠巻きにして眺めるばかりだった。すね毛はどこまでも黒く、しかしながら妙に長い足にミニスカート。ミンクだと自慢はしていたけど、得体のしれないコード。そして、厚化粧。さもありなん。

彼らは「新宿だからね」と念を押し、益々声髙に罵り始めた。やっとのこと、ロータリーまでたどり着いた。駅前にはタクシーがたくさん客待ちをしていた。彼女(彼)らは言った「今の時間、新宿まで行ってくれるタクシーなんかあるわけないから、あんた送ってよね」と言ってきた。いつの間にか1対1になっていた。

とっさのこと、ロータリーのタクシーに私は走った。窓越しに運転者と話すふりをして戻ってきた。そして、彼女(彼)に「あのタクシー、新宿まて行ってくれるそうです」とうそを付いた。運良く、彼女は素直にそのタクシーに向かってヨロヨロと歩いていった。

その後、どうなったかは知る良しもないし、知りたくもないが、今となってはいい思い出となった。

いやいや、本当は別のことを書こうと思っていたんだけど、また脱線。マツコさんの気持ちはまた今度。

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御札返し [生活]

2021.10.3

こんばんは。

今日も早朝ランニングに出かけた。昨日と打って変わって人通りは少なく、ちょっと拍子抜けの感じ。もっと多いかと思っていた。

家の近所でやはりバラをやっている方がおられる。その方のバラは今回カミキリムシで、かなりの打撃を受けた。オルトランを根元に塗り付けたが、果たして来春はどうなることか。今は一進一退というところ。バラの発達が悪いのが幸い?してか、最近、その方は走り始めたらしい。2~か月前にすれ違ったが、今日またすれ違った。私はすれ違うとは思っていないから、ぼんやり小田和正の曲を聞きながら走っていると「おはようございます」と声をかけられた。「あっ・・・・おはようございます」と言うのがやっとでバラの話をすることもなく離れてしまったが、バラはどういう状態なんだろう?直接聞いてみたかった。

----・----・----

亡父が買い、今日まで残っている御札が20近くあった。無心神な私は手にとることもなく、神棚の中に入れたり、壁に貼り付けたままにしてあったものだ。最近、我が家は余りいいことが続かないので、家人が「御札返し」に行こうと言い出していた。言い始めてから半年ぐらいは経っただろうか。ネット検索をして、御札の効力は1年ぐらいであとは段々と効力は弱っていくと書いてあった。その真偽はともかくとして、今までの風習として年末にどんと焼きをしたりするのは、グウタラな私でも知識としてはあったので、それに従うことにした。それに検索していくと「遷宮」の意味が書いてあった。出雲大社の遷宮がたしか去年?一昨年?ぐらいにあったような記憶が蘇ってきた。あれは神社も年々汚れてくるので遷宮という行事をし、神様にきれいな宮に住んでいただく為だと書いてあった。なるほど。

そういえば、うちの神棚をきれいにしたのは3年前の引越しのときで、それまでは10年以上掃除をした記憶がなかったというか、両親が存命中に神棚を掃除したのを見たことはなかった。ネットでは、神棚をきれいにする。新しいものに買い換えることもよいことと書いてあった。神社に電話をかけて、その件をたずねてみたら、何十年と奉られている神棚なら、思いも深く、我が家に馴染んでいるだろうから、きれいに掃除をすれば十分だということなので、神棚はそのままにしておいた。神棚を掃除するなど、何か手を付けてはいけない領域だと勝手に思っていたものだから、それは大いに間違いであることが分かった。

日本人の多くが無心神であることは間違いなさそうだが、私はそれに輪をかけての無心神。いい年をして神の「か」の字も分からないまま、次の世界に行くところだった。

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★天気は快晴。しかし、心は未だ曇天。 [ランニング]

2021.10.1

こんばんは。

一日中快晴。まさに台風イッカ。高校ぐらいまで、この「台風イッカ」を「一家」だと思っていたからおめでたい。自分がそう言って恥をかいたのか、友達がそう言って恥をかいたのかは忘れてしまったが、結構印象深い事件だった。随分前のことだけど、今もよ~く覚えている。

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早朝ランニングに行ってきた。

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真っ青の空はやはり気持ちがいい。走っていても気分は軽い。

走りながら撮った写真だけど、全然ぶれてな~い。今の技術は本当にすごい。













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とにかく人が多かった。6時を回ったばかりなのに、あっちこっちに随分とお見受けした。愛犬の散歩も多かったけど、ランニングマンも多かった。

この写真は一人。ほかにも走りながらいっぱい撮ったんだけど、みんな車の影になったり、木の影になったりで、これだけがやっと撮れた。












DSC_0101.JPG









最後に家の近くの公園で1枚パチリ。

こんな大きな木がこの公園にあったとはちょっとびっくり。貫祿十分。自分も最期はこうなりたいね。



世の中は緊急事態宣言解除となったけど、この2~3週間後、どれだけの変化が起きるか?これでも増えなかったらコロナはゲームオーバーとなるんだろうけど、どうなるかを注目したい。

今夜のニュースで、待望の飲み薬治療薬の緊急承認申請が出されたとニュースで言っていたけど、本当ならウェルカムだ。残念ながら日本製ではないけど・・・。












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残念です [新聞記事]

2021.10.1

こんにちは。

千葉は台風が近づいていて、雨・風とも強し。念のため、窓のシャッターを下ろしました。

これから夜半にもっと強くなるという予報だけど、当たらないでほしいね。

とりあえずバラは大丈夫そう。

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ついにこの日が来てしまいました。

一生懸命やったけど芽が出、花が咲くことはなかった。原因はいろいろあって、私のような門外漢がああだこうだというのは大変失礼。ただ、片や華々しくデビューし、華々しく活躍、アメリカまで行って結果を残したのに、片や15の星を残すのみでピークアウトした姿は、余りに対照的で「人の生」そのものを写しているようでやるせない限りだ。

斎藤佑樹投手が引退する。オウ・ナガシマ・ヒロオオカの時代がピークアウトの私としては、今は全くの野球オンチ。長嶋さんが引退してからはからっきし野球は見ていない。

そんな私ですら、田中-斎藤の投手戦は記憶に新しい。延長時間切れ後、再延長が翌日となり、そんなに投げたら肩を壊すと心配しいしいテレビに釘付けになったのを思い出す。彼らの闘いは打算のない青春そのもので、そこにいた選手は皆輝いていた。

斎藤選手もいろんな言われようもしていたが、さぼっての結果ではないだろうし、故障という生身の体の宿命だったのだから、天は過酷な運命を彼に背負わしたんだろうと思うしかない。タラレバで、あのとき田中君と一緒にプロに入っていたら運命はどう変わったんだろう・・・・・・・と思ったところでセンナイことにしか過ぎない。彼も一般女性と結婚なすったとあったし、彼にとっては、これからのリ・スタートとなることを陰ながら応援するしかない。今年の10月は思いの外、新しいスタートが多い季節になりそうだ。

誰にも人生には挫折が付き物。いつまでも引きずるか、きっぱりとあきらめ次の道を進むかは、その人次第。「時」というアイテムは誰にも平等に与えられている。

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