たまには恥ずかしきFXのお話 [マネー]
2022.3.11
こんばんは。
ずっと遠くに行ってしまった3.11。あの時、私は家で仕事をしており、大きなテレビ画面が前後に大きく揺れるのをじっと、ただじっとして足を踏ん張って見ることしかできなかったのを覚えている。
当時、私は為替取引をやり始めて半年ぐらい。私が為替を始めたのは友人からの紹介で、いろいろ盛んにそのことをしゃべっていたのを思い出す。彼は長野県に住んでいるものだから、余り会う機会はないので、もっぱら電話でご教授をいただいた。今から考えると、その時、彼は常勝状態だったんだと思う。盛んにこうすればいい、ああすればいいとアドバイスをしてくれた。儲け話は大体話半分で聞いてしまうスタンスの私は、為替は上がって儲かるのは当然として、下がっても儲かるという事に関しては全く理解ができないでいた。それから何年か過ぎ、少しずつ少しずつ為替の取引額を増やしていった。
これから書くことは、当時、全く触れることができずいた事柄だ。それだけショックは大きかったんだと思う。
2011.3.11午前9時、私の出金可能額(儲け)は1700万を超えていた。出資金はたしか100万ぐらいだったように思う。3.11のときの経験値は既に2年ほど経過していた。やり始めてほんの数回は、その会社(上田ハロー/今は外為ドットコムに吸収合併)の取引画面の性格、クリックの意味、操作方法もよく分からないまま、1つずつ慎重にやっていたのを覚えている。為替取引の悪いところは、画面が一瞬で変わってしまうことだ。だから、今、自分の操作の結果、どういう状態になったかは、初心者にとってはまさにチンプンカンプン状態。少なくとも私はそうだった。
そして、何回かお金を失い。これではいかんということでデモトレードを何回も挑戦した。石橋を叩いても渡らない性格の私としては、1年ぐらいはやっていたかもしれない。デモトレードは大体3か月単位なので3か月で終わってしまうのだけれど、自分のお金は減らないという安心感もあり、より大胆に貪欲に攻めることができるし、取引画面の長短もよく理解できるので、これからやられる方々には必須のアイテムだと思う。
私がもっぱらやっていた取引はドル円。そこであることに気がついた。
ドル円はご承知のとおり、取引量がかなり多いので変化が大きい。そのときは結構リスクが高い。毎月上旬の雇用統計がそのいい例だ。このときに勝負をする御仁も大いにいるのだろうが、それは素人には危険な場面だ。友人がよく言っていた「平場」という言葉がある。余り動きがない場面だ。例えば、アメリカやヨーロッパが寝ている時間帯などは、それに当たるかもしれない。つまり、我々が起きている時間(9時~12時)ごろは、彼らはディナータイムであったり、そろそろ床に着く時間になるわけで、為替の取引をする人たちは少なくなる。つまり、あまり動きがない時間帯となる。とはいうものの、ほかの通貨と比べるとそれなりに動きはある。1分間に5~10回は値が動く。5秒から10秒に1回は値が動く計算だ。私はそれに着目した。為替は上がると下がる、下がると上がるを繰り返す。その値幅は1銭だ。(100円01銭⇒100円02銭)、(100円02銭⇒100円01銭)この2つの括弧内の動きを平場では繰り返すことが多い。つまり、その動きに自分を合わせればいいのではないか?1銭で成約させる。取引単位は100psp。為替の単位はpsp。それを100個単位で売買をする。細かい話は省略するが、この単位で取引をすると、自分の思惑とは違った方向に行った場合、1銭違うと1万円の損となる。10銭違うと10万円になる。結構なリスクを背負う。しかし、逆に思惑どおりに動きさえすれば、1銭上がれば(下がれば)1万円の利益となる。1時間、思い通りな値動きが続けば少なく見積もっても50万円ぐらいは利益は出せた。そんなことを繰り返し、その額は積もり積もって1700万になっていた。
スワップ狙いは別だけれど、為替の鉄則は「席を立つときは決済をしろ」だ。
そして、その時はやってきた「2011.3.11午後2時46分」。
為替動向を見てはいたものの、福島上空の様子が刻々とテレビ放映をされ、その惨状のすごさは、今まで見たこともないことばかりで、それを食い入るように見るだけで、為替どころではなかった。
ふと我に返り、気がつくと出金可能額1700万はいつの間にか0円になってしまっていた。「離席時は決済すべし」。おごりと油断がなせる技だ。
その後、何度かリベンジを試みたが、以前のような成功体験の再来はなかったと申し上げておきたい。
確定申告 [マネー]
2022.2.27
こんばんは。
今日は確定申告をしっかりとやった。家人の分と私の分、2つの確定申告をしなければならない。か細い自営業は申告しないとお金は戻らないし、納税もできない。昔、サラリーマンだったころは、会社から家族構成を書いたりした書類(名前を忘れた)を出してすべてオッケイだったような、その書類すら面倒だなと思ったもんだった。しかし、自分で売上をはじき出し、必要経費をさっ引いて、実質的な売上を計上し、その割合で所得税を払い、社会保険税が決まり、マツリゴトが進んでいく。自分の払う税金がどんなことに使われるのか、否応もなく関心が向く。どのくらいの実質的な売上だと何%の税金が引かれるのかが明確に分かってくる。
皆さんはもっと詳しいかもしれないから、あんまり口幅ったいことは言えないが、生活の中で税金が潤滑油として一緒に周り回っていることは明らかだ。所得税、社会保険税、そして消費税、もっと言えばガソリンにも税金はかかっているし、自動車にも税金はかかっている。人それぞれ納税する額はバラバラだが、確定申告で納税(還付)のほかに、日々スーパーなどで買い物をしたものに対しても10%の消費税がかかっている。こんなことはもちろんご存じのことだが、月(年)にして一体幾ら自分は払っているのかを計算している人は少ない。コンビニで買ったそのコーヒーにも、スーパーで買った大根にも、子どもに買ってあげたゲームソフトにもみんな税金が付いて回っている。そして、投資をやっている方々にも、もちろん税金は付いて回ってくる。株取引は大体特別徴収というもので20%を差し引いて入金されるから滞納してしまうおそれは全くない。しかし、FXは特別徴収はされない。税金は引かれずに丸々入金されるから、自分で申告し、納税しなければならない。特にFXは額も大きいから納税漏れがあると大変で、大体、忘れたころに問い合わせが来るから、なお大変さが際立つ。ついつい+100万円となると、そのまま知らんぷりしたい気持ちになることも確かだ。故意であっても、うっかりであっても税務署に注意されると面倒なことになる。修正申告をし、延滞金という罰金まで付いてくる。もう申告しないで3年目だなんていう強者もいるらしいが、だんだんとその額は膨らむ。FXに関して言えば、買っても負けても動く金額は大きい。運悪く(よくかもしれないけど)1000万円の利益が出てしまって申告漏れをした場合、20%としても200万円を払わけなればならないところに延滞金が加わる。仮に申告をしないと腹を括った場合、分かった時に払う額も、延滞金もかなり大きな額になることは確かだ。立派な犯罪にもなるので絶対にお勧めできるものではない。
年々税額は上がっている。特に介護保険料の値上がりはすさまじいものがある。その原因は人口減少による納税者数が減っているのにほかならないが、そこにも少子化の波は色濃く迫っていることは確かで、財務省としても、数が減れば、その単価(国民一人一人が納める額)を上げることしか頭は回らないのが当然のことかもしれない。やはり、人口を増やし、サステナビリティ(持続可能)な国土を作り上げるのには人口を増やすこと。これは絶対条件だと思う。
そろそろ・・・ [マネー]
2022.2.20
こんにちは。
今日はあいにくの雨模様。
昨日、家人が購入した姿見鏡が届いた。私もAmazonで探したがほとんど中国製、評判のいいコメント(歪んでいる等)も少ないし、値段も安くなかったので断念。家人が生協関係のところへ発注。日本製で品物の質は頗るよかった。しかし、取り付ける段になってサイズがちょっと長いことが判明。さて、鏡にあった壁はどこかということでペンディング状態となった。相手が鏡だからノコギリで切るわけにもいかず、当分の間、決着するはずもない。おおらかで大雑把なB型、神経質で几帳面なA型。サイズが合わないことなど露とも気にしない家人、注文する時はきっちりとサイズを計る私、この溝は永遠に埋まるはずもない。
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今日はお金の話。
そろそろ確定申告の時期となった。FXは特別徴収ではないので、利益が出ようが損失が出ようが申告するほうがベスト。申告作業は難しく感じるものだが、やり始めるとそうでもない。学校のテスト勉強のようで、机に向かうまでに時間がかかる。嫌々感じるものだから、その気持ちは倍数的に増え続ける。取りかかるとそんなに難しくはないが、そのパターン化はノートなどに記載し、来年、再来年・・・に備えておくことに越したことはない。しかし、それがなかなかできないのが凡人と言われるところかも。
最近は自動計算をしてくれるようになったから、以前のように「計算間違いです。税務署まで来てください。」と言われることはなくなった。その数字が合っていようが間違っていようが関係なしに計算は自動に出てくる。それに気がつかなければ還付されるところを支払ってしまうことも十分にあり得る話だ。私は、その計算間違いで2~3度税務署からお呼びの葉書(電話ではなかったと思う)が届き、何のこっちゃとビクビクで出向いたことがあったが、すべて計算間違いによるものであった。「電話で済ませてよ~~」と言いたいところだったが、そうはいかないのが彼らの仕事なのかもしれない。
FXに関して言うと、昨年(昨年1月から12月)は負けてマイナスとなり、今年(今年の1月から12月)はプラスになった場合は確実に申告をしなければ損の上塗りをすることになる。ずっと取り引きをするおつもりなら尚のこと確定申告はしておいたほうが懸命だ。皆さんはよくご存じだと思うけど、3年間は繰越控除されるということがあるからだ。
細かいお話は私がどうのこうのと書くよりも☟こちらを見たほうがいいと思う。細かく書き方が記されているので分かりやすそう。
☟こちらはマネックス証券だけど、FXの繰越控除の意味が書かれている。そうか、これなら申告しておいたほうがいいと誰もが思うはず。
各々方、申告しなければ誰も助けてはくれないのです。
分からないし、難しい投資 [マネー]
2021.12.28
こんにちは。
今日も極寒。我が家の室温が洗面所で10度をきりそうだった。流石にデロンギに頼るしかない。運悪く洗面所は24時間換気があるので温まる暇はない。寝る前にスイッチオフ。起きるであろう1時間前ぐらいにデロンギのタイマースイッチオン。これで何とか15度ぐらいにはなる。とにかく寒い。ジジイは縮み上がる。
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コロナは一向に収まる気配はないのに、為替はまた上り調子。ドル円はまた115円台になりそうだし、南アも7円30銭台、トルコリラに至っては6円台まで急降下したが、再び10円台に戻ろうとしている。普段、こんな激しい動きをする通貨ではないから素人は見守るしかない。一瞬、トルコリラを買ってしまおうかとも思ったが、怖くて手はなかなか出せない。
米国は金利を上げると宣言をしているから、新興国のドルは引き上げられる。それに伴ってそれぞれの通貨は皆安くなるはず。しかし、今はコロナもあるし、一筋縄ではいかない。特にトルコのエルドアン大統領は利下げ論者で、それを実行してしまうようだし、1年ほど前には担当大臣を更迭させてしまった。当然、国内では輸入物資が高騰してしまい、庶民はたまったものではない。
FXもテレビなどのCMなどでも盛んに行われるようになったが、依然として素人には分かりにくいし、何回も損をし続けることでやっと残る術を学ぶ投資だ。前にも言ったことだが、ギリギリの資金でやるものではない。例えば、年末ジャンボで10億円でも当たったのなら、1億万円を元金として、10通貨単位/日でエントリーし続け、定額購入法に徹底すれば、1年後には大化けするかもしれない。
とは言え、「かもしれない」というところまでしか言えないところは、まさに投資の神髄かも。
売却益とスワップ(2) [マネー]
2021.12.15
こんにちは。
朝方晴れていたけど急に雨。あれっ!洗濯物が干せないと思ったら、あっと言う間に
晴天となった。家人がいないと、その分やることが多くなる。当然と言えば当然なんだけど、人間最期は一人で生活しなきゃいけない。それが自分なのか、連れ合いなのか? 神のみぞ知る。あの世にお金を持っていけないことと、最期は一人ということはみんな平等だ。平民の私としては、ちょっとうれしいというか、安堵するというか・・・・。
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今の若者は自助が当たり前だと思っているという話をテレビでしていて、ちょっとびっくりというか、意外に思ってしまったが、それは政治家を初めとする我々世代の責任らしい。若者がそう思っているとしたなら、それは余りにも悲しい。ヤングケアラー・・・デフォルト、確かにそう思っている結果がヤングケアラー(若者の介護)はデフォルト(普通)だという現象に妙に納得してしまった。やはり、マスコミ、政治家の言動は少しずつ染み込まれている証。気をつけてほしいと思うばかり。
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話は代わって、昨日の続き。
スワップ値(金利)の話。タラレバの話ですが、もしあなたがエントリー後、運良くプラスの状態だったとする。未決済状態のままスワップでもう少し増やしたいと思っているのなら、あなたのlot数なら幾らまで下がったら±0になるかを計算し、そこに指値する。運良く今の値より下がらなかったら少しだけ利益は加算される。
つまり、その利益が必要不可欠なら即決済したほうが無難だけど、泡銭だし、今のところ不要なお金だからと思えば、指値でスワップを狙うやり方は有りかもしれない。特に年末、ピッタリPCに貼り付けない御仁も多いと思うけど、その場合はロスカットに遭わないためにも、決済か指値で対処したほうがいい。
売買益とスワップ [マネー]
2021.12.14
こんばんは。
身も凍るような一日が終わる・・・・なんて言ったら北国の人に笑われる。けど、寒いものは寒い。こんな寒い日に家人は北関東の、多分、雪が降っているであろうところへ親友と出かけた。彼女は訳の分からぬ腱鞘炎で鍋の水を捨てるとか、缶詰を開けるとかができなくなってきた。女性に多いリュウマチかとも思うが整形の先生はリュウマチではないと言ったらしい。正月も近づいて来ているので、多少彼女は焦り気味。毎年、気がつくとなんでもかんでも自家製となってしまう我が家は、彼女の手腕に負うところが大。流石に今年はおせちを買ったりしてみたが焼け石に水。4~5日滞在、一挙に9人、内・孫5人の来襲は、嫁たちの少々の援護射撃ではカバー仕切れない。来年も隠忍自重のスタートから始まりそうだ。
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そんな年末、憂鬱なことを考えながらも、久々FX の話を少し。
ここのところ、米国の利上げに反応して南ア、リラも値動きが粗い。今年中に利上げ、そしてコロナ(オミクロン)の動向で値が左右しているのはご存じのとおり。
しかしながら、そんな中でも凄腕の投資家は利益を出しているのだろうか?この手の話をネットで見ると、儲けたという話に目がとまりがち。卑近な話で恐縮だけど、ギャンブラー好きな人は、やはりFXも好きになりがち。パチンコ、競馬など賭け事に絡む人が多いのは事実だろう。ギャンブラーの悪習で、よいことばかりが頭の中に残りがち。あのときは、こういうふうにして買って勝った。このときはこういうふうにして勝ったと勝ったときばかりに目が向き、負けたときの総括をしないのは日本国と同じだ。これでは進歩はしない。
【スワップ狙い(置きっぱなしで利ざやを稼ぎたい)の場合】
値崩れした場合の金額とスワップの累計がイーブンなら何ら問題はないのだが、スワップの累計の値より下回るとマイナスになる。当たり前の話だが、その値を頭に入れて、買う量を決めなければならない。
もう少し具体的に言うと、あなたが南ア/円を1lot買ったとして、1lotのスワップ値(金利)8円/日だとすると、1lotを1年間持っているスワップ値(金利)は8円×365日=2920円。そのときの1lotの値が5.00だったとして、南ア/円が4.708下がってもイーブン。より下になったらマイナスとなるということ。
つまり、10lot買えば、スワップ値(金利)は2万9200円/年付き、南ア/円の値は4.708で±0ということ。スワップ狙いということは、当然、スワップ値(金利)を上げたいと思うのが人情。じゃあ、100lotを買いたい。そうすれば、スワップ値(金利)は29万2000円/年も付き、南ア/円の値は4.708で±0。しかし、大量にlotを買うと4.708以上に下がった場合、1銭下がる(4.698)と-1万円、10銭下がる(4.608)と-10万円となる。つまり、1年間に30銭以上下がるとスワップ値(金利)はすべてすっ飛ぶということになる。1年間に30銭以上下がるか、下がらないか?これはチャートを見るわけだが、ある程度の傾向は見てとれるものの、これが絶対だという「絶対」はFXにもない。
トルコ/円 [マネー]
23021.11.26
こんにちは。
久々にマネーの話。トルコリラを買いで持っている人たちは冷や汗の連続が続く。
1か月前には12円台だったものが、今では9.40円台だ。2円以上も下がってしまった。誰も夢にも思わなかった? これを見越していた人は「すごい!」としか言いようがないが、FXなんかを知らない人はなんのこっちゃ??と思うばかり。たった2円で何を騒いでいるんだと言われる。でも、これで貯金をすかりすった人もいるだろうし、一攫千金とはなかなかいかない。ちなみに売りポジションをとっていると、一日56円(1pipとして)ぐらい払わなければならないから、そのダメージも結構大きい。
何事も欲をかかないことだ・・・と分かってはいるんだけどね。
装う公平さが不公平の始まり [マネー]
2021.11.20
こんばんは。
自分の今の悩みはやることが多くて困っている。どうひいき目に見ても人生の最終コーナーを半分ぐらいは回っている我が身にとって、やることが多いのは虻蜂取らずになり兼ねない危険性がある。現役時代より体に染みついている時間の使い方は、どう見ても「お上手ですね」とは言えない。ここに来て本業の仕事は9割方減っているわけで、時間は十二分にある。現役の方から見れば、まさにそれは垂涎の的のはず。私の現役時代、あと1日休みがあれば、あと少し時間があればと思ったことは幾度もあり、その的の中にまんまとはまっている贅沢な私であることは十分「承知のすけ」なわけです。
あるとき、テレビで英国大学出の才女の方が、時間を細かく分けて、やることを分けて考えていくと物事はかなり進む的な話をされていて、なるほどと思った次第。今日は、その線で考えながら事を進めてみた。私のことだから、何ということはない下らぬことばかりと笑われそうだから細かいことは省くとして、やるべきことの9割は完遂できたことで至極満足。
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今回のコロナ禍、政府のいろいろな施策が掛け声とともに発動されようとしているが、公平さを装うあまりに、結果として不公平格差が明確化されしまうような気がする。社会はもともとみんな同じ環境の元、同じ豊かさ、貧しさで生活をしているわけではない。そんなこと分かり切っているじゃんと言われてしまうけど、マツリゴトを担う人たちは「公平さ」「スピード感」そして「手間」という行政手続上の問題から一律に考えるところが落とし所となるけど、残念ながら結果はそうはならない。
行政上の手間隙ばかりにウェートを置くとロクな結果にはならない。政策を決定するときは、反証、ディベートをし、問題があるかないかを考え続けないといけないのはマツリゴトの常套手段で、町内会の行事を決めるような単純なものではない。見るべきものの先は、国民という名の民であることをお忘れになってはならない。
金利差 [マネー]
2021.1013
こんばんは。
円安が続いている。あっという間に113.53円。ドルの金利が年末までに上がるという観測。円はまだまだ金利を動かす状態ではない様子。当然、日本の0.0幾つかの金利よりも、これから上がるであろう米ドルを買っておいたほうが得策とプロの投資家は見ているのか?
それに拍車をかけるようにというか、当然、円安時は輸入品は高くなるわけで、ガソリンの価格も同じく高騰する。よくよく考えれば、当然と言えば当然なんだろうけど、情報下流の我々素人は、その情報に突き当たるころには、プロの投資家は次なる一手を考えているんだろう。為替は確かに生き物で、いつまでもそこにじっとはしていない。
アメリカを初め、多くの国々が多額の財政出動をした今回。なぜアメリカは出口を早々に見つけられたのか。多分、コロナ後一番早く回復基調に名乗りを上げるのはアメリカなんだろう。その要因は目の前にあるような気がするのだが、内向性の強い日本の為政者たちは、言葉では言うが行動に移せないのではなく、移さない結果として、緩く深いデフレスパイラルに依然として入っていることに、もうそろそろ気付くべきだろうと思うが、同僚・先輩議員 への忖度配慮オンリーでは、真のマツリゴトはできるわけはない。
この後に来るかもしれない中国からの飛び火に冷や水をかぶらないようにしなければいけない。衆議院選挙が、それにドンピシャと当てはまらないことを祈るのみ。
基本中の基本でした [マネー]
2021.9.4
こんにちは。
うっとうしい日が続きます。午前中、一瞬、木漏れ日もあった千葉、急ぎ庭仕事を少しやったことは正解。昼食後、再びやろうと思ったら既に雨。
今週初め、雑草取りをやっていたら足がビリビリしびれた。「まただ!」と思い、ビリビリしたあたりをたたき、服の中に入っているであろう虫を潰そうとしたけど、老人であってもまだまだ柔らかい太モモがその下にあっては、幾ら叩いても、その弾力を武器に彼らは自由に逃げ回ってしまうのが常。たたき潰せるわけもなく、2か所ほどかじった跡と痛みを残して、どこかに消えた。これが蟻なのか、別の毛虫のような虫なのかは不明。
私の大雑把さも手伝って、雑草や、はらったバラの枝を一か所に集めておくものだから、どうしても茂み状態となり、そこの底は蟻とか、丸虫とか、訳の分からない虫が多く活動していて、その上に私が居座って雑草をとったり、その雑草を処分するために少しだけその場所に滞在すると、大体、虫が刺してくる。これで3回目。もちろん、靴下、長ズボン、靴、手袋は付けてはいるが、それだけで作業をしていると大体進入されることが多い。大体、地面⇒靴⇒靴下⇒足と伝わって入ってくるわけで、靴下の中にズボンを入れたり、手袋も袖の部分が長いものを使ったり、首の周りにはタオルを巻いたりして、皮膚をほぼ出さない工夫をすると、その進入は防げるのは分かっていた。しかし、これが結構手間で、ついつい、ちょっとだけだからとずぼらさを発揮すると大体進入される。
これが結構痛く、しびれる、アナフィラキーになるんじゃないかと思うぐらい、1回目は脈拍が上がったような気がした。今回で3回目で、大体、体も慣れてきたためか、さほど違和感はない。だが痛みは依然格別に痛む。今日はその教訓も含め準備万端にして作業した。でも、油断は禁物と思い、今日はそれに加えて殺虫剤を靴とズボン・シャツの足回りと腕回りに掛けて無事終了。これは庭仕事の基本的中の基本。
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そうそう、マネーの基本中の基本の話。
先月から豪ドル、米ドル、南アほか多くの通貨が下落し続けた。
これはご存じのとおり、アメリカが金利の引き上げをする。つまり、ドルの流通量が減るんじゃないかという憶測から通貨は下落し続けた。豪ドルは4円近くも下がった?んじゃないかと思うし、南アに関しても0.2~0.3円近く下げたと思う。為替をやっておられない方からみるとたった0.2円ぽっちと思うかもしれないが、南アは去年のコロナ禍で値は5.7円/南アドルぐらい。今現在7.4円/南アドルぐらい。つまり、このパンデミックですら、たった2円弱しか動きがない通貨なので、0.2円はドル円で言うと2~3円は上がり下がりしたことと同じぐらいの水準になる。ここの通貨で大きく利益を出したいと考えている御仁も多いと聞く。多額に投資すればするほどリターンも多いがリスクも大きい。
通貨は米国の金利の上げ下げ、世界のどこかで起こる紛争の地勢学的危険度。これに大いに左右されるということ。
草むしり同様、通貨に関しては、この2点が基本的中の基本。
北風と太陽 [マネー]
2021.8.17
こんばんは。
ここ二、三日頗る調子が悪い。あくまでも自分の場合と断っておかなければいけないけれども、そんな自分は絶対に認めたくはない。しかし、そのくらい体は劣化し、もろくなっていることは確かかもね。
2度ほど書いたが、今回も衝突後、しばらくして具合が悪くなった。前々回は頭をぶつけて1~2か月後にその部分を押したらグラリとめまい。今回も直後はおかしかったが、すぐに普通の生活に戻れた・・・・が・・・1週間後に後頭部がしびれてきた。
病院に行ったとき「それはマインドの問題でしょう」と大先生われて仕舞えば返す言葉がない。「流石、先生はCTでマインドが分かるんですね」と強烈なジャブでも返しておけばよかった。
・・・ということで、今回は今のところ病院は行っていない。しかし、2日ほど調子が悪かったものの、今はこうしてキーボードを打てるようになったから少しはいいのかもしれない。家人は盛んに病院へ行こうと言うが、「マインド問題」があるから、ちょっと足は遠のく。
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話はガラリと変わって・・・。
為替は今週大分下がっている。トルコ以外は下がっている。なんでだろう?と思ったら、世界は頗る敏感だ。アフガンの問題があったからだ。戦争でもまた勃発すれば、為替は敏感にそれに反応する。表面上、安心・安全な日本に住んでいるとついつい反応が鈍くなる。動きの悪い南アも結構下がっている。
この後、アメリカも手を出さない。当然、EUも手を出さない。タリバンがアフガニスタンを牛耳る。タリバン政府を世界が認めるかどうか。そこまで行くのかどうかも私には分からないけど、この戦争を見ていると「北風と太陽」の話を思い出す。よく知っている話だからくどくどは書かないが、冷たい風が吹けば吹くだけ、人は頑に心を閉ざす。それはどこの世界でも同じだ。風は成功した試しがない。戦死者の後ろには何十人もの家族・親族がいる。悲しみは憎しみへと連鎖する。アメリカはベトナム戦争に続いてアフガンでも失敗した。今後、アルカイダを中心としたテロを目的とした国家が誕生してしまうのか?それとも、彼らを国家として認めるならば、国として、正々堂々と建国の道を進もうとするのか。前者ならオチオチしてはいられないが、瓢箪から駒ではないが、後者だったらばウェルカムだ。そんなことはあるわけはないと言われてしまいそうだが、どんな組織、どんな政府であろうとも、アフガニスタンの多くの国民が幸せなら、それでいいのだ。大国の思惑で大波に揺られるよりも、アフガニスタンのアフガニスタン人によるアフガニスタン人の国家が営まれれば、世界にとってはオールオッケイだと単純は私は思ってしまうのだが・・・。
財テク?蓄財?副収入?--FIRE [マネー]
2021.7.20
こんにちは。
男のくせに冷え性の私は滅多なことでは冷房は付けない。そりゃ、老人だから、循環が悪くなっているから、と言われそうだから、そう易々と冷房のことに関しては言えない。しかし、今年は違う。窓を少しだけ開けて寝てみたが、床についてから1時間ほどは暑さのため寝られなかった。私にしてはかなり珍しいこと。そして夜中に汗をびっしょりかいた状態で目が覚めた。きれい好きな家人は、ほぼ毎日シートを洗うはめとなっている。
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さて、昨日の続きです。
10年後の三菱銀行の株価なんか誰にも分からない。
唯一統計をとっている記録によれば、2011年11月に318円を付けている。そして、2015年5月に931円の最高値を付けている。そして、今日の株価は568円。
過去10年で318円~931円の値幅。2011年は東日本大震災があったという特殊事情があるにせよ。日本を代表する銀行の株価は381円にはびっくり。
あの大震災後の水素爆発の中、三菱を買うことができるのが本当の相場師ということになる。
ちなみに1万株を持っているとき、1円下がれば1万円の損失。10円下がれば10万円の損失。100円下がれば100万円の損失。当然、200円下がれば200万円の損失となる。少し具体的に言うと、もしあなたが今日、三菱銀行を1万株買ったとして568万円を投資することになる。そして運悪く300円下がってしまうと、その1万株は268万円の価値になってしまうということだ。568万円投資したものが268万円になってしまったとき、あなたはそれに耐えられるのかという問題になってくる。仮定の話として考えれば、大丈夫、ダイジョウブ・・・・・と誰もが考える。しかし、本当にその状況下に置かれたとき、あなたは冷静に対処できるかどうかということだ。
全財産の568万円。銀行に置いておけば、利息は付かないけど、減りはしなかったのに・・・・株を買ったがために、それがたったの268万円と考えてしまう。
そこで多くの方は損切りをする。これ以上下がって、自分のお金が減るのは耐えられない。だから売る。売ってしまえとなる・・・・。
先日、テレビで株の売買でFIREを達成した方が紹介されていたが、今は日銀が株を買っていると分かっているから株価は下がらない。このコロナ禍であっても下がらない。この10年はある意味ラッキーな日々であったかもしれない。配当金だってちゃんと出ている。しかし、天下の三菱さんも利益が出なくなったら配当金は出さなくなる。無配当の企業は上場企業でもたくさんある。だから、極力安値で買う。下がったら買う、少しずつ買う。まかり間違っても一挙に1万株を買うことはしない。1株でもいい、安くなったら買う。それを1万回続ければ1万株となる。投資は粘り強さがないと損をする。
先ほどのFIREの方だけど、三十代でまだまだ若い方だ。三十代の方が、そんな不安定な立場に身を置いて、この先30年、40年と生活していくことは、本当に可能なんだろうか?若干、執筆活動もされているようで少しは社会と接触もあるようだけど、職場関係も、社会との接点も日々不確実さを増し得る立場に置くことは、私としては甚だ疑問に感じてしまった。
私のような老人であれば、株を買って配当金生活をし、山奥でソロキャンプをやって、配当金のある年2回だけ麓のコンビニATMでお金を引出し、食材を補給する生活は嫌でもないし、たとえ、運悪くのたれ死んでも何ら悔いはないが、三十代の人間には、その覚悟があるとはとても思えない。
・・・ということで、若者の「FIRE」は反対と言っておこう。
財テク?蓄財?副収入? [マネー]
2021.7.19
こんにちは。今日最後の梅雨明け宣言が四国であったとニュースで言っていた。
ということは千葉も当然に梅雨明け?・・・だよね。もう日中は外に出る気がしない。午後、そんなに太陽が出ていなかったもんだから少しだけ庭仕事。昨日、大きめの鉢のバラ、表面は少し濡れていたので少しだけ施水しておいたのて安心していたけど、さっき見たら新芽がうなだれていたのにはびっくり。地植えはいいのだけど、鉢植え物は絶えず施水をしていないと確実に枯らすことになりそう。二、三日の旅行は危ない。毎日水やりをしなければならなくなりそうだ。
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FIRE--ファイヤーと読むらしいけど、2~3月前、家人がそのことについて新聞に載っていたと言っていたのを思い出した。若いときに蓄財し、早めにリタイヤして好きなことをやる人生設計だそうだ。
蓄財の方法はどんなものだろう?
株、投資信託、FX・・・・。
このほかに闇商売的な法的に問題のあることに手を染めてしまった方・・・これは論外だけど、今は結構いるらしい。路頭に迷ってしまったら食う為には何でもする的な考え方の方も残念ながらいる。ただ、言えることは、そんな商売は長くは続かないし、いずれは刑務所暮らしになる。それに楽を知ってしまったら、なかなかそこから這い上がれない。一生を棒に振ってみて初めてそれを知る。楽な方向に流れない、流されない分別も人間にはある。その境にあるものは少しだけの勇気だけ。
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またまた話しがずれそうなんで、元に戻すと、株、投資信託、FX、そうそう今は仮想通貨なんていうのもメジャーになりつつあるから、一応それを入れておく。
これらすべてに言えることは「安い時に買え」。それだけだ。高いときに買って儲かる手段は、それ以上に上がらないとそれはあり得ない。
それじゃ、あのリーマンショックのときに株を、信託を、FXを買えただろうか??そんな勇気は素人であれ、玄人であれ、そう簡単に持ち合わせている人は少ない。
俺は今から蓄財をしたいんだ。いつ来るかわからない「○×ショック」なんか待っていられない。だから、とりあえず信託が、証券会社が、FX業者が勧めていそうなものを買う。「お客さん、今が買うチャンスですよ」といううたい文句に乗せられて買ってしまう。1株、1口、1ロット買ってみたところで、どれほどの利益かと考えるとわずか過ぎて全然物足りない。
それじゃ、ということで100株、100口、100ロットと恐る恐る数を増やして出るであろう利益を考えてみる。でも、ちょっと足りない。自分が描いている額にはほど遠い気がしてくる。じゃ、もっと増やしてみようかと考える。今、景気いいし、もう少し増やしてみても大丈夫だろうと考える。
今までの貯金、これを全部投資に回してみよう。これから入ってくる給料で生活はできるから、預貯金だけ投資に回せば、もっともっと利益は出てくる。
人間はいつも自分の都合いいように解釈する傾向がある。特に投資に関しては、その傾向が強い。自分もそうだった。買うときは、1株の単価、信託の基準額、FXの1ロット買値は、買う人の絶対基準値になってしまう怖さがある。つまり「絶対基準値」は、自分の中では0基準であり、それ以上は絶対下がらないという、なんの根拠もない絶対基準になってしまうことが多いということ。しかし、買ってみると、それは見事に打ち砕かれる。なんの根拠もない買値は、あっという間に底割れし、投資額の1割、2割、はたまた4割減なんぞは朝飯前ということがよくある。
500万円手元にあるとする。
あなたは株を買う・・・・・・・・・どう買うかが問題となる。
もう少し具体的に言おう。
三菱銀行の株を買う。配当狙いだ。三菱銀行が潰れたら?日本が潰れる。○×信用銀行信用が潰れたら? 北海道拓殖銀行が潰れたように、その可能性がないとは言えず、三菱より可能性は大。じゃ、三菱が安全、三菱を買おうと「三菱UFJ銀行」を買う。
どう買う?
今日の終値が579円。
去年の3月383円の底値。
2018年1月881円が高値。
今年420円台が底。今年に限って言えば、今の株価は高い。
じゃ、どう買うか?
1000株買うと資金は579000円必要。配当金は1株27円として2万7千円。
つまり、57万9000円投資して年間2万7千円の収益があることになる。
人間は欲深いですから、じゃ、1万株を買うと・・・・となる。
当然、579万円を投資し、年間27万円の配当金がある。年率4.6%。
ちょっと心が踊ります。これは事実。もっと正確に言うと、ここから税金が引かれる。20%。手元残21.6万円。年率3.7%。10年持ち続けたとすると、収益はこれの10倍になります。
じゃ、投資しよう・・・・・・・・。
ここで問題。10年後、三菱UFJの株価が幾らになるか? つまり、投資額の597万円が一体幾らに化けているかが問題になってくるわけです。
ちょっと時間がなくなったので、この続きはまた後で・・・・。
利上げを忘れていた。 [マネー]
2021.6.23
こんにちは。
・・・・とは言っても、これを書いたのは23日の昨日。ちょっと忙しくて途中で終わってしまった。だから少しばっかり熱量が違う。
私は心が狭い人間だ。性善説なんか全くもって考えられない男だ。かといって血も涙もないかというと、そうでもない。我が家の建てていたとき、炎天下、大工さんたちは四苦八苦。見て見ぬふりをすれば済むことだけれど、アイスボックスに冷たく冷やしたコーヒー,ジュースなんかを毎日欠かさず用意し続けた。別に何の見返りを望むべくもなく、ただ仕事がスムーズに進めばいいと思っているだけだけど、まあ、こういうアピールをすること自体が嫌らしいと言えば言えなくもない。
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昨日は利上げの話を書こうと思っていた。米国が金利を上げると世界の通貨である米ドルは勢いよく米国に吸収されていく。特に途上国通貨であるリラ、南アなんかは通貨不足になる。米国の金利が上がったことなど、大分前にあったことだったので、ついつい忘れていたが、先週末、当該通貨は結構下がった(価値が上がった)のでびっくりした方もいたと思うし、資金が足りなくて損切りをした方もいたかもしれない。そういう私も南アをシコシコと買っているので、あっという間に20万円の棄損となった。(しかし、確定をしたわけではないので、今は元に戻りつつある)
お金の話になると、俺はこれだけ儲かったとか、こんな豪勢な暮らしをしているとか言いたがるのが通り相場だけど、私は過去に相当なる損をしているので大口はたたけない。自分の希望としては10年だけど、どう考えても20年ぐらいをかけて、やっとその穴は埋まる予定だ。しかし、予定は計画であって、決定ではないので、あくまでも目論見であるとしか言えないのが悲しい世界だ。
前回、トルコリラの話を書いたが、スワップは高いし、通貨は安いので、ついつい手が出そうになるが、今回のように2023年ごろから少しずつ景気回復ととにも出口戦略的で金利を上げていくという米国の考えは全うで、そうやって経済を素早く建て直し、正常な状態にもっていくのが政治家の務めなのであって、日本はバズーカ砲を打ったまではよかったが、出口戦略など考えもつかない状態が続いていて、そのトップは代わってしまって責任をとるわけもなく、残る黒田さんも任期のことを考えると責任はちゃんととってから退任してねとついつい言いたくなる。
ちなみに、トルコリラってどうすごいのか参考までに書いておくと、1000通貨は日本円で4000円で買えるとして、その金利は1日4円付く。つまり、40万買ったとすると400円付くことになる。1年間にすると400円×365日=14万6000円が金利として付くことになる。
まあ、これはFX業者のセールトーク。これに乗ってしまうと大変なこと。つまり、大損をすることは間違いない。最近は、そんなに悪徳業者は有名どころではいないけど、でも、人間は欲が深いからツイツイということが多い。
米国の利上げ情報には要注意ということです。
トルコリラは下げ止まる? [マネー]
2021.6.14
こんにちは。
今日は雨模様の千葉。これから梅雨に入っていくんだろうということは容易に想像できる。
真夏のうんざりした暑さになる前に、できるだけやれることはやってしまわないとね。
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このブログに精通していないのが理由だけど、コメントを幾つかいただいていて、それに気がついたのが1か月前ぐらい。既に2~3年も経ってしまっていた。今さら「その節は・・・」と言ったところで間抜けそのものなので、そのままになってしまっている。その中に暗号通貨のコメントをもらえないかというのがあった。暗号通貨はちょっときな臭いので、全くその気はない。投資と言えば、信託、株、FXといったところか。
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今日はFXのお話。トルコリラはどうなんだろうというお話。私は専門家ではないので詳しいことは分からないのだけど、上がり下がりの動向としては、先日、12円台に突入したが、再び13円台に戻ってきた。過去12.00円を切ったことはないので、トルコリラを持っている方にとっては、12円台に入ったときはちょっと注目をしていたはず。流れは下げだけど、スワップ狙いが多いと思うので、なるべく安く買い、速く決済しないと怖い通貨であることは素人でも理解できるはず。
投資の世界では、高金利=不人気=買い手がいない=リスクが大=素人が手を出す=カモラレルというのが相場なんじゃないかと思うのだけど、ドルを持っていても4円/日しか金利が付かないけど、トルコリラだったら30円/日に付く。FXの会社によっていろいろだけど8倍~40倍は当たり前の世界なわけで、1年持っていれば、かなりの違いが出てくるのはもちろん事実。
しかし、当然そのリスクはあるわけで、それがとても悩ましい限りだ。
私の話は取るに足りないことだけど、【トルコリラ|FX取引】トルコリラの特徴や投資スタイル、人気の理由まで詳しく紹介! | 株式会社ZUU|金融×ITでエグゼクティブ層の資産管理と資産アドバイザーのビジネスを支援
この方のお話は、結構真面目で、我々素人に最適なお話をしてくれているので、少し参考になると思う。
正直なことを言うと、私はトルコリラを買おうかと思っていたので随分と参考になった。自分が買ったとしたら、10年近く持たなければいけない理由があるので、トルコリラはリスキー過ぎるのがよくわかった。買うなら短期でやるしかない。でも、一度成功するともう一回やりたくなるのが投資で、何回目のときに墓穴を掘らないとも限らない。
具体的に言うと、100万通貨を買った場合、1円下がると100万円以上証拠金を入れておかないとパーになるわけで、今、13.20円として、この先5円ぐらい平気で下がることを考えると500万円以上は保証金が必要になる勘定となる。
ちなみに、100万通貨をスワップは1日当たり4000円ぐらい付く。1か月持ったとして12万円の利益が出てしまう。もちろん、税金が2割追いかけてくるので、手取りは9万6000円。この数字だけ見てしまうと、ちょっと魅力を感じるのはわかるけどね。
びっくり----トルコリラ [マネー]
2021.3.23
こんばんは。
久々のマネーのお話。現在のような深く静かに不況の波が押し寄せてくると、知らぬ間に隣の隣人がいなくなったり、気がついてみると自分独りになっていたりとボディブローのように、不景気が周りに音もなく押し寄せてくる。世の中には日銀がお金を刷って放出し続けている以上、そのお金の近くにいる人間にとっては「今の不況」は他人事だ。
もし、あなたが給与所得者であったとしても、多少の余裕資金があって、それをたまたま上場企業2~3社の株式を持っていたとしたら、売買を繰り返し、少しずつ蓄財をし、給与所得の減額分を賄うこともできたかもしれない。そう、世の中には職にあぶれて明日の食べ物や住処にも右往左往している人間がいても、運良く株式を持っていれば、それなりにお金が入ってくる・・・・不況なのに奇妙な状態が続いている。いずれ、この状態は大きな波とともに消えてなくなるのだろうけど、それまでは、その不労所得やらを手にする人たちも多くいることを忘れてはいけない。
別に株を売買する人間を悪く言うつもりはサラサラないし、株式市場は立派な経済活動の一つであることは認めよう。持っていない者のひがみだと言われても困るので、ここは株を持てる立場の人間にならないといけないと言っておこう。
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昨日、あるチャートを見て目を疑った。
トルコリラだ。「15.07円付近から一時12.65円前後まで大幅に下落。前週末にエルドアン大統領がトルコ中銀のアーバル総裁の解任を突然発表云々・・・・」
リラも15円台になってしまい、スワップ狙いだと思っている人間としてはまずい買っておかなければと思っていた通貨。トルコリラは1万通貨で40円/日ほど金利が付く金利狙いの通貨の一つ。トルコの大統領(エルドアン)は「大幅利上げを含め、8.75%もの利上げを進めた」、「低金利を是とする大統領」ということで、日本で言えば、黒田総裁を突然解任したと同じことをおやりになった。たしか就任したのは昨年の11月と聞いているから、たったの5か月も経っていないことになる。金利が上がるとインフレもを押し上げると考えているようで、トルコリラは基本的に12円→11円→10円とたどらせたいと大統領は思っている。スワップは買いポジションしか金利は付かないが、少しずつ下がっていく傾向なので長い保有するのにはリスクが高い。
ちなみに、トルコリラ6000円分を買うと「30~40円/日の金利が付く」と業者は言う。うそではないが一日当たりの金利は絶えず動くので15円のときもあれば、50円近いときもある。業者によって、その値はかなり違う。絶対値だと思ってはいけない。
もし、自分が現役世代だとしたら・・・。 [マネー]
2021.3.20
こんばんは。もし、自分が現役世代だったら、間違いなく投資に励んでいた。このご時世、生きていくためにはお金が必要で、子どもの教育資金、家のローンなどみんな必死で稼がないといけないわけで、それがまともにできなくなっている現在は、やはり誰が見ても非常事態ということになる。お縄でご用となるようなことはできるはずもなく、そうなると、やはり、お金を生み出す方法を考えなければならないことになる。
IT関連、特にパソコンをいじり回せる人は、それなりにお稼ぎになれることはご承知のとおり。いわゆるシステムエンジニア、アプリケーションをつくったり、ホームページをつくったりする人たちで、確かに高給取りが多い。我々高齢者では全く手が出せない分野だ。
今は高齢者だという言い逃れをいいことに逃げてしまうが、自分が現役世代だったら、やはり、この手の分野に足を踏み入れるに違いないんだろうと思う。もちろん、一朝一夕にして、これが成し遂げられるわけではないから、隠忍自重して、黙々と知識 を詰め込むことに邁進する。
メルカリ、ラクマ、ヤフオク、ジモティ、BASEなどなどマッチングサイトと言われるものは数多く世の中に存在する。もちろん、そこに出品して幾ばくかの金銭を手に入れることもできるが、それを商売として生きていくには少しスケールが小さく、家族を養っていけるとは到底思えない。以前住んでいた家の近くに四十代の若者が毎日毎日宅配の届け物を受け取り、また宅配に出すのを見ていると、それをメインでやるような仕事ではないと私には思えた。
便利なものを利用する。確かにそれは生活を豊かにするのだろうが、その豊かさの幅は小さい。他方、システムをつくる側は、多くの人を対象に、少しの手数料をいただき、それが積もり積もって大きな利益となる。確かに、そのアイディアを生み出すには、それなりの苦労はあるだろうが、生み出す果実とやり甲斐は大きい。システムをつくる側に立つか、利用する側に立つかでは、雲泥の差があるということだ。
一方、投資は儲ける人がいれば、必ず損をする人もいる。お金の総量は決まっていて、その中でのやり取りをする以上、損するか得するかのどちらかでしかない世界だ。
以前、投資信託をやっていたとき、大幅に基準価格(購入価格)を下回ったことがあったが、銀行からは何の詫びがあるわけではない。それはすべて自己責任ですとのたまう。
丁半博打の賭博場を見るとわかるように、出目が違った人から出目を当てた人に木札が流れていくわけで、株にしろ、投資信託にしろ、FXにしろ、みんな同じ枠の中で流れて動いている。
投資は不安定だ。アイドルになるより難しいかもしれない。勝ち続けることは至難の業だ。
少しだけマネーの話 [マネー]
2020.12.28
こんにちは。昨日、仕事を出した関係で昨日の新聞を読みあさり、溜まってしまったDVDを鑑賞したら午前中が終わってしまった。世の中は仕事納め。普段だったら気分はルンルンなんだろうけど、そうもいくまい。世知辛い世の中だ。
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久々マネーの話を少し。金融緩和のせいで世の中、いや世界中で株価は順調。特にアメリカの影響大は相変わらずで日経も2万6千円台後半で+155円。コロナ禍であっても好景気の株価。違和感は大ありと誰もが思う。ニュースでも言っていたが、10年周期の株価の激変。その日は近いとわかっている方は多いと思いたいが、当時、投資にかかわっていない十代が今は二十代。その怖さは本人に気をつけろと言ってもわからないだろう。当時、その経験した人間も、その怖さはわからないというか、忘れてしまっている。今、株価が+155円も上がっていれば、この波に乗り遅れてはいけないと思うのは人情。でも、確実にどこかでその流れは逆転する。上がるものは必ず下がる。それは株(経済)の本質。だけど、それがいつ来るかがわからない厄介者だ。当時、最後に買いに出た者がババ抜きに例えられ、ババを引いたと揶揄された。それを取り返すのに、10年、15年かかった人たちは多い。それもアベノミクスの登場で何とかペイした人は多いのではないか。アベノミクスがなければ、ペイする時間はもっとかかっていたことは否めない。
株価急落は音もなくやってくる。その時は年明け早々だった。投資家は何の手立てもできず、ただ、チャートを見るしか術はなかった。特に個人投資家は決済できるチャンス(勇気と決断)がなかったと言ってもいいだろう。いつかは上がる、いつかは上がって元に戻ると淡い期待を抱いてしまう。
このコロナ禍、リストラ、派遣斬り,都心の駅前で閉店が相次ぐ中、株価2万6700円はあり得ない話だ。
やっと気がついた(2) [マネー]
2020.11.12
こんばんは。
天気予報は完全に外れてしまった。午前の遅くとも11時ごろから快晴となるはずであった。NHKの防災アプリもそうなると書いてあったし、朝方の天気予報はもっと早い段階で快晴と解説していた。日差しをあてにして水仕事をと思ったが今日は断念。これも致し方なし。
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昨日の続き・・・たしかスワップのことを書こうかと思っていたはず。
何となく安そうだと思って入った携帯会社。月々の請求額はそれなりに高い。私は老人だから固定電話全盛のころの話になって恐縮だけど、固定電話は2~3千円。使っていくとそれに使用料金が加算されていく。使ったなと思っても5~6千円だったような。思春期の子どもがいて長電話が得意な世代が多い家庭は「えっ、電話代が1万円に近い~~!」と騒いだご家庭もあったかと思う。つまり、家族全員の通信費が使っても1万円。しかし、今や一人1万円を下らない人も多いはず。家族4人なら4万円近い通信費を払っていることになり、年間にしたらご立派な額となる。12万円/年だった通信費、便利というアイテムを手に入れたばかりに48万円/年という金額になった。このコロナ禍の時代にあってはかなりの重荷。
いやいや携帯の話ではない。FXそしてスワップの話。
そんな感じでよかろうと思って選んだ「上田ハロー」、以前まで使い勝手は抜群によかった。ワンクリック1銭-1万円を繰り返し、1時間に2~30回の売り買いが可能だった。しかし、システムが変更され、瞬時にそれはできなくなった。できなくなったというよりやりにくくなったといったほうが当たっているかも。
当時、私はスワップなるものは額にしても微々たるものだし、ワンクリックで利益を出していたものだから全く考えてはいなかった。しかし、東日本大震災時の大波チャート、素人の極みであれよあれよという間にすべてを失った。チャートのガクンガクンと滑り落ちる様に対して為す術はない。突然の大きな揺れ、テレビで情報をキャッチしたもののテレビに釘付け、チャートに対しても何もできずに釘付け。この地震は上がるのか、下がるのか、あんな思いは二度としたくないけど、本当にいい経験をしたと今となっては素直に思う。
そんな経験から他社のシステムも調べることにした。
他社のどれを使うにしろ、かなりの読み込み、解読が必要なのがFXのシステムだ。自分が凡人だからだろうが、そのシステムを読み込む時間は2~3カ月はかかる。「あっ、こんなやり方があるんだ」という発見は、早々簡単には見つけられない。FXの悪いところは、自分のエントリー(買いつけ)決済(売却)の跡が残らないことだ。「履歴があるじゃないか。そんなことも知らないの?」と言われそうだが、そうではなくて、瞬間にその画面が消えてしまうということだ。つまり、今行った作業(決済)で、何がどう動いて、幾ら損失(利益)が出せたのか。それによって残金の総額は幾らで、そのうち買いつけ資金のバックが幾らだったのかということが瞬時には分からないことだ。こう書いていても、それが自分が言いたいことなのかはなかなか分からないから、これを読んでくれている人もよく分からないかもしれないね。
簡単に言い直すと、自分のポジションがどこにどれだけあって、これを決済するとどう自分の持ち金が動くのかが、予定額も結末もクリックする前には何も示されないということが素人にはネックになる。だから、一瞬に現われて、一瞬にして消えてしまうのがFXの取引画面だ。そんな恐怖を味わったことがある御仁は多いのではないかと思うよ。
もう少し具体的に言おう。
ヒロセ通商、ここは安さで結構目立つ会社。私は今はここで少しやっている。
ここと上田ハローの違いは、スワップで得た利益を自分の元本に入れるか入れないかの違いがあるということ。「入れる入れない」と書いたが、それぞれの会社のシステムが絶対で、お客さんの利益に入れていないところと勝手に日々のスワップ値を入れていく会社があるということだ。「入れてしまうなら、いいんじゃない? 元金が増えていくわけでしょう」と思われる方もいるかと思うけど、それは当たってはいるけど、後で少し面倒なことになる。
前回も書いたが、利益に対しては絶えず「あれ」が待っているということ。そう、それは税金です。つまり、あなたがポジションをとって、それが損失の状態であってもスワップは日々積み重なっていく。最近は、こんな経済状況だからスワップの値は小さくなっている。米ドルは1万通貨当たり4円/日。以前は12円とか、20円とか、24円とかしていたはず。
米ドルを10万通貨持っていれば40円/日。100万通貨持っていれば400円/日。1年365日持っていると14万6,000円となっていく。自分の元金にそれが入るということは、既に利益を得ていると解釈され、ポジションでマイナス10万円を出し未決済であっても、14万6,000円に対して課税が発生する。つまり、あなたは確定申告でプラス14万6,000円に対して税金を払わなければいけないことになる。実際、この額では申告する必要はないが、もっと高額になった場合はスワップ額も大きくなるわけで、あなたが使っているFX会社がスワップ値を元本に組み入れている場合は、しかるべきときに確定申告をしないと後刻偉い目に遭うことになるというお話でありました。
やっと気がついた [マネー]
2020.11.11
こんばんは。
・・・・で久々お金の話です。
正直なところFXは安直です。何も知らない・・・知らないとはシステムを知らない人にとっては円高であろうが、円安であろうが、余り関係はない。関係はないと言っては真面目にやっている人に失礼だから断定してはいけないね。多分、経済に精通している人、例えば、FXの会社に勤めて解説なんかをやっている何とかエコノミストという人でさえ、百発百中なんてことはないわけで、理屈付けはプロであってもFXで利益を上げ続けている人は少ない。FXはストーリーがあるかのように思えるけど、それは未来に向けたストーリーはなく、未来と過去を合わせてストーリーを描いているだけであって、投資家はそれを未来に求め続けている。そこで完全に齟齬が生まれてくるというか、「じゃ、どうすればいいの?」という問に対しては「これは投資勧誘を目的とするものではなく、投資の際にはご自分の責任でもって・・・」という言葉がどの会社にもそろって並べ書かれているところを見ると、そうなんだよね~~~と声が裏返ってしまうけど、どんなに親切な勧誘・うたい文句があったとしても、最後は「・・・ご自身の判断でお取引ください」と書いてある。つまり、投資のステージはつくるよ、これを使って投資してね。手数料はしっかりいただくけど、損しても得をしても、最終的な責任者はあなたですと言っている。だから今、これを損切りしたらどうなりますか? ロスカットになりますか? 幾らぐらい残りますかと聞いたところで明確なお答えはいただけない。切羽詰まったその段になっても、決して彼らは手を差し出してはくれない。これは自分が直接体験したことだから間違いはあるまい。もし自分がその立場(FXの会社側)になったとしたら、自分の持っている知識をその顧客に全部ぶつけたくなると思う。しかし、そこまでで、それ以上、つまり最終判断は個人の方が決めるものであると私も言うだろう。
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【スワップポイントについて】
お金を儲けるということは税金を払うという行為が付いて回る。そんなのとぼけちゃえと思っている人がいれば、そんな理屈が通用する相手ではない。これは善人であろうと悪人であろうと払うものはと払えと税務署は言ってくる。負ける喧嘩は最初からしないほうが無難だとよく言われるけど、税務署に喧嘩を仕掛けてもほとんどが負ける。だから、しないほうがいい。「しない」とは正しく納税をすること。
つまり、言葉を裏返せば、どうやって合法的に税金を払わないで済ませるかをひねり出すかということになる。
それにはFXの会社をしっかり調べることだ。
私は上田ハローをベース投資活動をしている。大方の方がそうだと思うが、携帯電話の会社を代えることが億劫なように、FXの会社を変更することも億劫なことだ。だから、幾つかはデモとか、少額の実践で学ぶ必要が出てくる。
ちょっと長くなりそうなので、今日はここまで。明日、この続きを。
とてつもない恐怖 [マネー]
2020.11.9
こんばんは。
今日やっと室外機のカバーが完成した。とは言っても素人のつくるものだから出来ばえは知れていると謙遜しつつも、家が新しいわけだし、そこそこそれに見合ったものでないと自分自身は承知できない気持ちが大きい。道路沿いにある室外機だからご近所さんは否が応にも目に触れるわけで、何となく緊張しているというか・・・・・何とも自意識過剰というか、相変わらず馬鹿な話を書いている私だ。
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10万円の給付は申請し、振り込まれた。持続化給付金・・私ども夫婦は個人事業主であったため申請する資格はあったが、何となく躊躇していた。
家人「申請はしてくれた?」
私「いやしていないよ。多分、対象ではないような・・・」
家人「まあ、月々そんなに働いてもいないから収入も微々たるもんだけど、去年と今年を比べると、それなりの金額にはなると思うけど」
確かに、確定申告はしていたので、彼女の収入の大枠は知ってはいたけど、持続化給付金の詳細は調べてもいなかったので調べてみた。世間では持続化給付金の不正申請者が返金したいと申し出たとか出ないとかと騒いでいたころ、やっと私は重い腰を上げ、中小企業庁のホームページを開いてみた。この給付金制度のスタート時はどうだったのかは残念ながらわからないが、私が開いたホームページは、それなりに審査はされ、そこには手書きで申請すれば済むようなものにはなっていなかった。当然ながら確定申告をしていない方は申請はできない?よう---ここはどうなんだろう。私は確定申告ありきでやっていたので、「していない場合」のページは全く開かなかったのでわからなかったが、もし申請していない方もオッケイ的なやり方だったら、それはもうし放題ということになるかも。
・・・ということで10月9日に申請をし、裁定が下ったのが11月に入った4日ごろだった。ほぼ1カ月かかったことになる。
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Gotoイートにしろ、Gotoトラベルにしろ、巷間多くの方が利用しているのだろう。我々高齢者は幾らお金を積まれてもコロナには罹りたくないという気持ちのほうが強く、どうしても積極的に取りにいく体制にはなれないのが正直な気持ち。これが若い時であれば、政府承認の無限 無料ループに乗っかって、これに乗っからない手はないと毎日外食を繰り返していたかもしれない。
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高齢者だからという以外に、Gotoに乗り切れないもう一つの理由がある。それはハイパーインフレへの恐怖だ。別に「武士は食わねど爪楊枝・・・・イヤイヤ高楊枝」ではないし、聖人ぶるつもりもない。マネーは日本以外の外国でもどんどん発行され続けている。今までは財政規律を効かせて、日本以外は皆平均をとっていたと聞く。しかし、今回のコロナ禍で多くの国々は、その規律を外した。仕方なく外した。これでコロナが収まればいいが、アメリカやヨーロッパを見ても収まりつつあると言っているのはトランプさんぐらいだ。
これで来年、お約束のオリンピックが未開催となったら、オリンピックへの投資の回収はできない。つまり、日本の財政はもっと厳しくなり、外国の日本に対する与信低下、そしてハイパーインフレ・・・・・・と考えるのは、まさに老婆心だよ、と言い切れる方々はおられるのだろうか?
男は度胸!FXも度胸! [マネー]
2020.6.1
こんばんは。
少しずつお金の話。この不況下にお金の話。気持ちは暗いので一攫千金を狙いたいだろうが、それはやめておいたほうがいい。身上(しんしょう)を潰す。これはセオリー、投資のマニュアルとでも言おうか。間違いはない。
このブログを立ち上げたときはFXをまっしぐらにやって利益を大幅に出し、3.11があってすべてを失い、ショックから少し立ち直った2015年の話。あれから5年になんなんとす。
当時は、その経験を少しだけ吐露すればいいのかと思って書いてみたが、実際、言うのとやるのとでは雲泥の差がある。これはやっている方々にとっては十分に理解できるはず。その怖さを理解できない方は、デモトレードと実際に自分のお金で入場するのとでは違うことに想いを馳せることでしか現実味を帯び、感じることはできないかもしれない。
特にFXはマウスをプチで売り買いができる。簡単だからこそ緊張感が増す。丁か半の世界だから勝率は50%。FXを知らない人にとっては「50%もある」とお思いであろうが、経験者は「50%もない」と思うところがおもしろいところだ。
ドル円はわからない。今が底値とは決して言えない。
豪ドルはどうか?中国の第二波はないのか?経済は再稼働して久しいが、隠蔽していないのか?本当に経済は回り始めたのか?中国経済が動いていれば豪ドルは買いだ・・・・という判断は間違ってはいないだろうか?WHOのことで中国が嫌がらせをしているが、そんなことでは経済は怯まないだろうか?
トルコリラはどうか? コロナ前の17円台に戻るのか?スワップ(政策金利)は少しは戻ってきた(ヒロセ・・100円/万通貨/日)が、それもコロナ次第。
南アはどうか?現在6円台。コロナ禍のとき下がりに下がって5.6円台を下がることはなかった。スワップもここ2~3カ月は全くなかったが、やっとのこと付いて(ヒロセ・・・15円/万通貨/日)きた。私の古巣の上田ハローは全く付けていない。南アがやっとのこと1円/万通貨/日だ。
投資の鉄則は分散投資。かの有名なアメリカの投資家ウォーレン・バフェットも今回のコロナでは大損をしたと記事が載っていた。やはり、投資は魔物だ。だから絶対分散。わかっていても、素人には、そのタイミングがわからない。分散することで投資額は平均値化するのはわかるが、それを今の数値で買っていいのかどうか。分散投資がわかっていても、最終的に判断するのは自分ただ一人。そこには度胸がつきものとなる。単純に機械がやったほうが無難かもしれないが、「そうだ、そうだ」と諸手を挙げてロックオンというわけにもいかないのが切ないところだ。
最終的には、度胸がものを言う。その度胸が自分に、あなたにあるかどうか。それしかない。
スワップ狙い [マネー]
2020.5.21
こんばんは。
今日も寒い。台風は幸運なことに低気圧となって去っていった。千葉も結構雨は降ったけど何事もなく、まずはよかった。でも、沖縄、四国は結構降った。5月での大雨は先が思いやられる。
黒川さんが賭麻雀で辞任というニュースが朝一で飛び込んできた。そのときふと思ったのは、
「そうか、安倍さん、保身のために賭麻雀でもしたことにして辞めろと言ったか?」と思ってしまったが、そうではなかったね。文春砲だった。これも同業者のリークだったようで、検察局より報道関係者のほうがまだコンプライアンスが効いているんだと思った次第。
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たまにマネーお話。不謹慎ながらFXのスワップ狙いのお話。
このコロナ騒動が豪ドルも、南アもかなりの下落。ご退場なさった方もいたかもしれない。それにスワップを狙っていた方も冷や汗もんだったかもしれない。
1日、15円、40円と付いていたものが、あれよあれよ0円になってしまった。つまり、幾ら持っていても金利は付かない状態が結構続いている。しかし、世界的にそろそろ収まっていくという情報もあり、一山超えたということで少しずつ金利がつき始めた。とはいってもまだ6円、10円ぐらいで半分以下。南アに関しては底値を打ったようで、5.6の底値から今は6円を超え始めた。南アは値幅が小さいからコロナ騒動でも5円は切らなかった。しかし、世界経済の下落はこれから、レナウン倒産にあるように大企業といえども、今は戦々恐々だ。ソフトバンク、あれだけよかった業績も、すべて掃き出しそうな雰囲気。社員の夏のボーナスはそう多くは望めないだろう。
スワップ値 [マネー]
2020.4.18
こんにちは。
千葉は大雨でありましたが、今は太陽が出てきたんです。やはり、太陽の日差しは気持ちがいい。しかし、大雨と雷と風雨、何となく去年の夏の嫌な感じを思い出す。旧家はまだ去年の爪痕を直し切れないでいる。
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FXをやっている人、スワップを稼ごうと思っていた人にとってはまたまた試練の時代に突入した。トルコリラにしても、豪ドルにしても、米ドルにしても、南アにしても、皆皆金利が下がってしまった。政策金利は都度変更はあるが、今回のコロナの影響でどこも市中金利を下げ、不況になるのを防ごうと懸命だ。だから、高金利でスワップ値の大きいところも軒並み1円/日ぐらいしかつかないというとんでもない事態となってしまった。この先訪れるであろう不況風はそう易々と金利上昇には向かいそうもない。それこそV字回復を狙って習・トランプとも必死になっているが、残念ながら、そうはいかないのが経済の難しさだ。
かといってFX、そうむやみに買い増すわけにもいかない。庶民が大金をつかむのは難儀な時代だ。
久々にFXのお話(3) [マネー]
2020.4.6
こんばんは。
よくスワップ狙いだと1年間に4万円とか、3万8000円とか、1万5000円とか・・・・嘘ではない。確かにその通貨を購入していれば、そして1年間置いておけば、その金額に行く。
これは二国間の金利差で高い金利の通貨を購入すれば実現可能な数字だ。
しかし、買った時点での金額よりも上がった場合は、上がった分の利益+金利だから、全くもって問題はなく利益は日本の銀行に置いておくよりも断然にいい。
逆に下がった場合、現在コロナウィルス問題で各国の通貨はおおむね下がっている。その最たるものが豪ドルであろう。今年1月75円台ものが、今日現在(22時)66円30銭。ほぼ10円前後下がった計算になる。豪ドルは中国と密接な関係もあり、中国経済が順風であったこともあり、75~80円台を行ったり来たりしていて、ほぼ定位置状態。それがあっという間に一瞬60円近くまで下がった。
実際、計算をして見ると・・・・。
豪ドルを10万通貨(80円買)で持っている場合、幾らお金を入れてあればストップロスにならないか・・・・・・・・・・それは何と200万という金額になる・・・この場合、200万でも瞬間的にアウトだったかもしれない。その「瞬間」というのは3月19日に60円を切っているから。
つまり、10万通貨買うということは、1銭下がったら、10銭下がったら、1円下がったら10円下がったら・・・幾らの損失になるかを絶えず考えていなければいけないということ。米ドルを10万通貨買いたいけど100万円しかないから、1万通貨に留めておこう。そうすれば、10円下がっても何とかキープできる。でも、毎日チェックしておかないといけないな・・・という判断になる。この十二、三年の米ドルは77円~120円の範囲でとてつもなく揺れ幅は広い。つまり、1万通貨を持ち続けるには43万円以上を保証金として入れておかないとロスカットに遭うということだ。
タラレバの話だが、もし77円のときに米ドルを1万通貨購入し、それを持ち続けられていた人がいたならば、現在109円だから、その方の利益は109円-77円=32円。32×1万通貨=32万円の利益+スワップ値(50円/日の金利として×日数)になる。
そう、これはタラレバの話。
久々にFXのお話(2) [マネー]
2020.4.3
・・・・・ということで、次にFXを運用するとして考えなければいけないことは、幾ら上がれば、幾ら下がればどうなるかを知ること。
これは素人さんでもそこそこFXをやっていればおわかりになることだが、愚鈍な私は大きなしっぺ返しを食らってから、やっとこそれに気がついた。まさに遅きに失した感満載。いやいや正直に申し上げると、それから2~3年経ってからと言ったほうが正確だろう。私のような向上心の欠片もない人間は、失敗すると直ぐにそれに蓋をする。見たくもないということで蓋をする。だから、しばらくは平常心を装うべく全くFXの取引画面から遠ざかった。
幾らFXで取った泡銭とは言え、朝起きたとき、取引画面にはその姿が一つもなく、急いで携帯受信を見ると何とまあたくさんの成約通知。あの恐怖は二度と味わいたくはない。これは嫌な経験だけど、ある意味いい経験だったと思っている。そのとき消えたお金は1,700万ぐらいか。ちょっと悔しいけど、まあ、いい経験をしたと思っている----やせ我慢でしょう?とお思いかもしれないが、あのまま突っ走っていたら天狗になってしまって、もっと大きな痛手を被っていたと思うから、ここは謙虚にね、経験は力なりと思っている。
久々にFXのお話。 [マネー]
2020.4.3
こんにちは。
今、事細かにFX の話を打っていて、間違ってほかのページをプチとしてしまったら、あっという間にすべてが消えた。こんな経験、皆さんもお持ちだろうが、FXも同様なことが多い。こちらはスピードが速いから、思い通りの結果になったのかどうかが、瞬時にわかるとはなかなか言えないのが現実だ。世界の経済は動いているのだから、素人の我々が手を出すことには非常にリスクが高い。
そんなリスクが高いFXに手を出し、「おれってFXにむいているかも」なんて思い上がっていたら年収の3年分ぐらいを稼いだところで大震災。利益すべて失い、それを取り戻せずに今は塩漬け状態になっている。いやいや、これ以上、事細かに書くことは非常に恥ずかしい限りなので、私のことはこの辺にするが、長年取引画面を見ていると、どんなに愚鈍な私ですらいろいろなことがわかってくる。石の上にも何とかだ。
FXには2つのスタンスがある。
1)短期でやる売買。
2)長期でやる売買。
の2つだ。これを混同しながらやると大変なことになる。
大切なのは自分のスタンスを決めることだ。素人は長期が少しだけ無難だけど、長期といっても放っておいたらとんでもないことになる。100%大丈夫とは言えないのがFXの怖さだ。
この続きはまた後日。
オレオレより怖い生命保険 [マネー]
2020.4.1
こんばんは。
昨日、1つの生命保険を解約した。義理親の生命保険だ。月々二千幾らかの払い込み。生涯払い続けるもので、死亡返戻金は35万円台。計算してみると、10年少しでほぼ同額になる保険だ。自分が悪いと言えば自分が悪いのだが、立派な上場企業だから、そんなあこぎなことをするわけはないというスタンスに立っている愚鈍な私なものだから、今回はまんまとその罠にかかってしまった。
払っていた期間は15年を過ぎていた。つまり、5年分、二千幾らか×12カ月×5年=約15万ぐらいオーバーしていた。「あれっ」と思い、証書を引っ張りだし、コールセンターに問い合わせをした。
私「証券番号を2Iの345187903です」
オ「お電話口はご本人様ですか」
私「はい。」
オ「ご住所をお願いします」
私「千葉県・・・・・です」
オ「お電話番号をお願いします」
私「043の123の4567です」
オ「確認がとれました。今日はどのような・・・・」
私「今までで51万ぐらい払っているんだけど、返戻金は35万です。これは返戻金は年を追うごとに増えていくんでしょう?」
オ「いえ、これは増えないもので、その分お得になっている・・・・・・・・・・・」
私「解約します。手続きをお願いします」(「どこが得になっているんだ、このペテンシ」という言葉は飲み込んで)
オ「では、書類をお送りしますので、証券を入れていただいて・・・」
私「書類を書いて、証券を送ればいいのね」
オ「はい。それは4月9日までに完了しないとお手続きは無効に・・・」
私「じゃ、いつ出してくれるの?」
オ「今日出します」
私「無効になったらどうなるの?」
オ「もう一度やり直して・・」
私「じゃ、速達で今日出してね」
オ「わかりました。速達で出します」
確定申告をしていて、ふと気がついたからよかったものの、あれはたしか10年が完納すると思い込み・・・だけど、保険の支払証明書には支払継続中と書いてあった。この5年間に2回ほど脳裏をかすめたんだけど、ついつい通り過ぎてしまっていた。
その生命保険は幸いなことにまだ使われていない。しかし、この先10年使われなかったとしたら、あと30万をその保険会社に無償提供することになる。しかし、問題は保険会社がそのことをお客に提示をしない点だ。つまり、掛けていてもミスミス損をしますよと言うべきであり、それこそ保険会社得意の「こちらの保険に乗り換えたほうがお得ですよ」と言うべきで、客に気づきを与えないことに強い憤りを覚えてしまった。それに加えて、私が保険請求人なのだけれど、もし私が先に逝ってしまった場合は、その存在に気がつくことには幾らかの時間がかかるはずで、保険の存在自体気がつかないことだってあり得るわけで、保険会社は二重の儲けを計上することなる。考えようによってはオレオレより質が悪いかもしれない。
かてて加えて、その保険証書がなかったりした場合--保険請求人のご本人がお亡くなりになったりして、子どもがその後を引き継いだ場合、大体、証書がどこにあるかわからなくなることが多い--やれ、住民票だ、マイナンバーだ、印鑑証明だと収集に時間を費やし、毎月の掛け金引落日が来て、また無駄に払い続けなければならないことは常態化している。保険会社のスタンスは、書類が会社に着いた時点で初めて解約の手続きをするというもので、決して電話で申請しても、その時点ではまだ解約とは認められないのが常だ。
各々がた、お気をつけ召されよ。
ドルに換金 [マネー]
2020.3.23
こんにちは。
今日は曇り。ウェザーニューズと気象庁の天気予報が結構違っているとある天気お姉さんが言っていた。ウェザーニューズでは晴れ。気象庁は曇りから雨。今日は気象庁の勝ちだ。
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為替の話を少し。ドル円、有事の時の円買いがぴたっと止まり、円売りドル買いにシフトして1週間が経った。今は有事ではないのか。もう有事は折り込み済みなのかと素人の私はその程度しか読めないが、世界のプロは一斉にドルの資金を手元におきたいということでドルを買い続けていたらしい。そのためドル円はあっという間に111円台になった。しかしこれは先週までの話。金相場も高騰に次ぐ高騰だったらしいが、時を同じく下がり始めていたとのこと。本当に素人にはわからない。後からその理由を聞くと「なるほど」と思うけど、全く予想がつかない。今週はその動きはまだ続くのかどうか。情報下流の我々にとってはリスクが大き過ぎる。
商取引が低迷すれば、当然売り上げは下がる。
売り上げが低迷すれば、当然採用数も下がる。
採用数が減り続ければ、当然就職浪人が出る。
しかし、今まで我々が経験してきたのは四半期であったり、半年であったり、長くても1年スパンだ。それも業種別の個々の企業の話だ。
今回はどう見ても違う。経済全部丸ごとひっくるめての低迷だ。
今年の就活はギリギリセーフかもしれないが、来年はどうなるんだろう。再来年はどうなるんだろう。これだけ動きが止まってしまった経済状況の経験は全くない。V字回復はあるんだろうか。来年の就職活動はかなり厳しい。大学生1~3年生は先を見据えて方向を決めなければ大変なことになる。
退場するかしないか、それが問題だ。 [マネー]
2020.3.18
こんにちは。
コロナのこともあり、愚息からのヘルプ呼び出しの回数が多い。たしかに3人も子どもがいては、この時期、学校には行かないこと、乳飲み子もいること、これはもうお手上げになることは当然の結末と言えば言えなくもない。まあ、人生最後のご奉公ということで目をつぶっている。しかし、ヘルプをすると知らず知らずのうちに自分の体が悲鳴を上げてくる。世の中のジジババは皆そうなんだと思ってはいるが、こんなことで自分の体が壊れてほしくないという思いも大いにある。
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投資をしている人たちにとっては大変な1~3月期となった。日本もアメリカも2万円(ドル)を超え、まだまだ「何とかショック」にはほど遠いと皆思っていたと思うときに、思いがけずにウィルスショックが現われた。これは誰もが予想だにしない事態に違いなく、今回のコロナショックは投資の歴史においては初めてのことだと思う。過去においては、スペイン風邪もあり、サーズ、マーズ、ジカ熱等々歴史に残るウィルスの歴史はあったが、今回、経済を直撃したことに特化すれば、人類初となった。
今回も多くの方が財産をすり減らしたと思う。為替で言えば、110円台だったものがあっという間に101円になったわけだから、エントリーしてノホホンとしていてはまさに一晩ですべてを失った方も多いはず。失敗は誰もが言いたくはない。だから表にはあらわれない。何百万も何千万も儲かったという話は誰でもしたがる。しかし、損失に前向きな方は世界広しといえども、そうはいるまい。
株と為替(FX)での絶対的な違いは、株はその会社がなくならない限り残り続けるということだ。500円/株で買ったものが一晩にして100円に下がってしまっても会社がある限り残る。1万株を500万出資して買ったとしても100万円になるだけで、それは残る。現物で買えば追徴もない。そして、いつしかまた元に戻る可能性は大いにある。
しかし、FXはそうはいかない。1万通貨を100円で買った場合、それが99円まで下がっても自分が保証金として入れているお金があれば、それは持ちこたえられる。しかし、入金してある保証金よりも大きく下がってしまった場合はペナルティが発生する。ロスカットという言葉でそれは言われるが、入金してある金額内で収まればいいのだが、それ以上に瞬間的に下がると、入金額以上の金額(損失)になる場合があり、請求がFX会社から来る。大体、それは一瞬に起こる。他国の投資家のプロが、ドルを強烈に買うか、売るかして無理やり価格を操作する。それに素人は対応する術がない。もちろん、その素人の方が大富豪で何十億も保証金を入れてあれば屁の河童かもしれないが、そういう方は少数であろうし、大体そういう富豪の方々は仕手側に回っているであろう。
運良くか運悪くか残ってしまった方にとっては、それをどういう処分をするかが問題となる。このまま苦い思いを胸にしまったまま退場するのか、「絶対に負けられない戦いがそこにある」とばかりにもう一戦交えるのか、ここは考えのしどころだ。