苦あれば楽あり--チャートと人生模様は瓜二つ [新聞記事]
2024.4.29
こんばんは。
今月から6月までは毎日新聞をとっている我が家では、余り読むところがないと言っては毎日新聞に怒られるけど、この期間は「数独」と「人生相談」がメインとなる。
昨日の担当者は高橋源一郎さん。なるほどという回答をしていたんで、ちょっとご紹介したい。ちなみに、Web上では有料記事なのでhttpsは打てず、写真添付。
受け取り方は人それぞれだから「なんだ?」と思う方もいるだろうし、私みたいに「なるほど」と同感する方もいる。それはそれでいいとして、人生の終わりは、お金持ちであろうと貧乏人であろうとすべてがイーブン。つまり「オアイコ」になるということ。せいぜいの違いと言えば、線香の数ぐらい。登り調子に上がっていくチャートは、いつか必ず下がるのと同じです。
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若者がよく言う言葉に「今がよければ・・・」とおっしゃる。しかし「苦あれば楽あり」は必定。今、楽をすれば、この先どこかで苦しみが待っていることを念頭に「じゃ、今でしょ。努力して苦しみもがくのは今でしょ」と考えるのが合理的な若者の考えることだと私は思うんですが・・・。
家づくりは一回では成功しない(第228回)-USBコンセント [我が家]
2024.4.27
こんばんは。
今日は久々「家づくり」について書いておきたい。
これは今急に思い出したというか、すっごく不便だと思ったので書いておくことにした。
コンセントの定数というか、数と位置は難しく、今考えてもなかなか正解は見出せないでいる。
今回、書きたいのは、コンセントの数でも位置でもない。最近は国民の10人に10人は持っているであろう充電器の電気製品。その大半が今はUSBなるものになりつつあることだ。ちょっと考えると携帯が第一番に浮かんでくるが、そればかりではない。イヤフォン、懐中電灯、バリカン、ひげそり、ハンディタイプの加湿器、もちろん、携帯、アイパッド、カメラなどなど。
実は今日、バリカンを購入。充電式であったが、それもUSBだった。我が家にはUSB対応のコンセントを3台持っていたが、ここにきてすべて使用することとなり、それでも足りなくなった。皆さんご存じのように、結構使用頻度が高いこともあり、あっちとこっちの電気製品を一つのUSB付きコンセントで兼用となると結構煩わしい。それでも、我が家では携帯は小型蓄電池(USBが3つ付いている)を使っているので、USB付きのコンセントは3つで事足りたが、小型蓄電池がなければ、あと2つは必要になる計算だ。
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今、調べてみたけれど、アマゾンでは、どうもそのようなコンセントはないようだ。あるにはあるけれど、それはコンセントに別にUSB付きのコンセントを付け加えるもので、
こんな感じで、どこの家にでもあるコンセントにUSBが埋め込まれたものではない。電気屋さんにはあるんだろうか?
パナソニック(Panasonic) フルカラー埋込トリプルコンセント モダンプレート付 ミルキーホワイト /P WNP1503MWP
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
- メディア: Tools & Hardware
これにUSBがダイレクトに付いていれば、見た目もすっきりするし、我々もワザワザコンセントを購入する手間もなくなるわけだし・・・・。
・・・と思いつつ、もう少し検索をしていくと・・・・・ありましたね。
ここにありました。流石、パナソニック!値段はUSBのみで6000円ぐらいからある。コンセントも付くと1万1000円、多少高くは付くかもしれないが、現代人には必須アイテムになりつつある。新築の家をつくる時、これが標準装備されている家があったら、それは当たり!かもしれない。
次回、家をつくる時(私にはその時間はあまりなさそうだ)には、この手のコンセントを絶対付けたいと思う。いずれ標準化されるんだろうけどね。
久々に大声が出てしまった。 [ランニング]
2024.4.26
こんばんは。
今日もあっという間の一日。「何の結果も残さずに死ぬのは嫌だ」という想いが私には少し足りないのかも。まあ、当然と言えば当然で、凡人なるが故の結果と言えなくもない。でも、ほかの人間には言われたくはないね。特に我が愚息たちからは。
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そんな想いで生きていることなど、誰一人として知るよしもなし。まあ、それでいいんだけど、結果さえ残せばね。結果さえ・・・・・。
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さて、今日の話題はランニング中の出来事です。
最近は以前走っていたところと変わりはないんだけれど、家人がカーブスに行き始めたので、それに合わせて自分のランニング時間を合わせることとなった。
「えっ?そんなにラブラブなの、このジジイ」と言われても片腹痛いので、言っておくと、時間を合わせるのには理由があって、それは彼女の運転が上達しないこと。ここ二、三年の運転歴ならば理解でできようが、免許をとって早40年以上を超えようとしている強者。しかし、運転技術は一向に向上しない。怖がりから来るんだろうけど、結構慎重に運転する。出庫とか、大きな道路から細い道路に入る時がちょっと時間がかかる。それに目も病んでいるので、冬の間の日が早く落ちる間は、安全の為、私の運転で帰えろうと、私が言い出した。この年になって刑務所暮らしをさせたくないということもあって、まさに老婆心というところか。
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そして、今日もいつもどおりに別々に出発。彼女は車で、私はランニングで。途中幾多の道路を渡っていくが、1か所信号機がない。あるんだけれど、はるか遠く。当然、多くの方々が信号機のない、その道(片側1車線)を渡ることとなる。その日は私だけが車が通り過ぎるのを待っていた・・・・・・と思った矢先、先ほど追い抜いた子ども二人が私の3mぐらい離れた道路際で私に追いついて立ち止まった。
手前の車線は車が途絶えた。しかし、反対側の車線10mぐらい向こうから五、六台の車が近づきつつあった。
私(心の中で)「まだまだ続くな。あと10秒はかかりそう」と思った瞬間、あろうことか、一人のちびっこがかけ出し道を渡ろうとした。あっという間に道路の中央線あたりまで走っていた。車はと見ると、子どもより2mぐらい手前を30~40キロで走っていた。
私は思わず「危ない!」と大声とともに絶句した。
その大声が彼の耳に届いたのかは分からないけど、ビクッと肩をつぼませ、道路の真ん中で止まった。
一方、その車の運転手はしっかり前を向いて走っていたせいか、子どもの50㎝ぐらい手前で止まることができた。窓ガラスを開け、肘を窓枠にかけながらの運転ではあったけど、「キッキッキッ!」という音は出たものの、大きな横ぶれとか、後ろからの追突もなく「危ない。気をつけろ」と言うぐらいで走り去っていった。
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何台かの車をやり過ごし、道路を渡った。道路を渡りながら「危なかったね。気をつけなくちゃね」と二人にを言葉をかけたが無言だった。二人は姉弟(姉は小学校低学年、弟は幼稚園?)のようだった。今のことでびっくりしているんだろうなと思い、私は先を急いだ。すると・・・・。
弟「お兄ちゃんは筋トレもしているのかな?」と聞こえた。
私「うっ?」
私は何と返していいのやら、黙って、その先にある踏み切りを歩きながら渡った。すると、今度は彼らが小走りに走って、私の前を走っていった。そこで道はYの字に分かれていて、彼らは左を行くようだった。ここでお別れだ。「気をつけようね」と言ったことは全然伝わっていなかったみたいだな。もうちょっとキツク言ったほうがよかったなと少し後悔。でも私に肩をつかまれて、きつく怒られて泣かれても困るし、まあ何事もなくてよかったということにするしかないか・・・・・と思った矢先。
弟「じゃ~~ね、バイバ~~~イ」と言って去っていった。
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そうか。彼も事の重大さに十分気がついたのかも?
何も言えなかったのは、子どもなりの精一杯の対応だった?
あそこで私と別れたところで、挨拶も何もしなかったのは、ちょっと悪いような、そして、あの車の怖さから解き放たれてほっとして「バイバ~~イ」と言ったんじゃないか?
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?????ばかりで、彼の気持ちは一かけらも分からないけれど、彼が怪我しなかったことが一番の収穫だったと思う今日のランニングでありました。
ついに克服--Microsoft365 [生活]
2024.4.23
こんばんは。
先日・・・・・と言ってもこの前の前、20日に書いたMicrosoft365のお話の続きです。
あの後、何回も何回も分からないなりにあっちをいじり、こっちをいじりし、今日も全くラチがあかないままあきらめようとしていた、まさにその時、「問合先」が目に止まった。「お問い合わせ、ようこそ」とある。サインインしろとあるからサインインした。「○×さん、サインインしていただいてありがとうございます。」とある。しかしながらネガティブな私としては、どうせまたまたグルグル回し(グーグルはそこから来た?)、たらい回しになるに決まっていると踏んでいたところ、電話番号を打てという四角枠が出てきた。
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しかしながら、Microsoftに電話で相対したことがない私としては、ちょっと躊躇。富士通であろうが、デルであろうが、千葉警察であろうがあんまり躊躇することはなかったが、ここMicrosoftは初めてということもあり、ちょっと躊躇。それに「hello~」と英語で来られてしまったら、どう対応しようなんて馬鹿な妄想にも捉えられつつも、思い切って電話番号を入力。すると5秒もしないうちに電話が鳴った。
オペ「こんにちは。Microsoftでございます」
私「あっ、すみません。よろしくお願いします」(よかった、英語じゃなかった)
オペ「どうされました?」
私「はい。outlook2013を今まで使っていたんですが、365を入れたけど、同じアドレスにならないんです」
オペ「わかりました。それでは、クイックアシストというアプリがあると思うんですが開いていただけますか?」
私「どれを開けば・・・」
オペ「スタートボタンをクリックしていただいて・・・」
私「はい。クリックし、アプリが出てくる・・・・」
オペ「ずっと下のほうになりますが、スクロールしていただいて」
私「ありました、ありました」
そんな会話が続いて、私の画面を見ながら、向こうはいくつかの画面の操作を始めた。そんな操作が10~20分ほど続いただろうか。
私が目指す、今まで使っていたアドレスが新しいoutlook内に出てきた。
私は思わず「やった。出てきました」
オペ「これで大丈夫だと思います」
私「いや~~助かりました。今までやり取りしていた仕事のアドレスも分からなくなって困っていたんで本当によかった。うれしい」
オペ「そんなに喜んでいただけたら、私どももうれしい限りです」
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・・・・というわけで、あきらめ半分でいたMicrosoftの問い合わせ先にやっとのことでたどり着いたというお話でした。
何事もあきらめずにやり続ける。これに限りますね。座右の銘にしてしまいたい。
ちなみに問い合わせ先のURLはこちら☟
・・・・と思って出したいんだけど、私の名前が出ちゃうんで、それはカット。
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最後に、そのオペレーターさんに・・・・・。
私「365の講習会、どこかでやっていないんですか?」
オペ「はい。今のところやっていませんね。また、分からないことがあれば、ぜひお電話をください」とその方。
365は余りにも多機能。そして有料。family版を購入したので、我が家人も、それ以上でも使えるし、Windows12、13になったとしてもアップグレードされ、それについていけるだろうと踏んでいる。
「おい、ジジイ、そんなに生きるお積もりか?」という声には馬耳東風と決め込むことにする。
やっと耐育期から脱した。 [バラ]
2024.4.22
こんばんは。
相変わらず、outlookはすったもんだ状態。結局、365を入れた途端、既存アドレス、メールは消し飛んだ。本当なら2013版の残像がそのまま引き継がれていくわけだったんだけど、POPアドレスを入れろとか、○×とかを入れろとか・・・・いろいろ試してはいるけれど、依然として回復はしない。あと一歩なんだけど・・・・と私はあきらめていない。
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そうこうしているうちに、櫻は散り、だんだんと季節は春に向かっていて、本業の寸暇を惜しんで庭の雑草とりにやっと取りかかるのが精一杯。
ふと見上げると、結構繁茂しているバラたちを見て、思わずホッコリ。
これでは余り分からないが、結構な蕾が付いている。
確かにバラの花もきれいだけれど、
こんな新しく初々しい葉っぱも好きだ。
黒点病もなく、若い葉っぱどれをとっても美しい。
まるで人間の人生と同じだ。
葉っぱの脱皮ではないけれど、
今はこんな赤い色をしているが、いずれ成人して、後ろにあるような立派な緑色になっていく。
もう少し寄って見るとこんな感じ。
若いって羨ましいね。
庭の奥にこんなものが咲いていた。
私はエイリアン?プレデター?の口のようであんまり好きではないが、我が母親が好きだった花だ。
シャラ(サラ)でもないし、名前は分からない。
どなたか分かる方がいれば教えていただきたい。
庭の片隅にひっそりと咲いて、瞬く間に消えていく。
また、後刻写真を上げるけれど、今年(5年目)はやっとのことで現状維持から躍進へと成長の度合いが見れそうだ。殺虫剤をすることなくして2年が経過。これからが虫との格闘になるが、十分なる栄養と観察、そしてカミキリムシが寄生することがなければ万々歳というところだ。今のところは・・・・・・。
Microsoft365 [生活]
2024.4.20
こんばんは。本業の仕事がやっと片づいたので、ここぞと思いMicrosoft365なるものを入れる決心をした。Microsoft・・・google・・・彼らの関係がどうなのかも分からぬままに、言われるままにアップデートをし、サポート終了と言われあわててパソコンを買換えと、とかくネット関係には振り回され続けてきた。
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以前にも書いたことだが、私のキーボードは親指シフト。知っている人は知っているけど、知らない人は「なんのこっちゃ!キーボートはJISキーボードでしょう」と言われてしまうのが通り相場だ。
確かに打ちやすい(と言いつつも、私はJISキーボードなるものを知らないというか、打てない)。その手の理屈は置いておくとして、この親指シフトキーボードなるものの生産が中止となった。中止となったということは、Window7がWindows11とバージョンが更に更にアップしていこうとも、親指シフトはバージョンアップはないことになる。当然、不具合(無反応)が出てくる。
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皆さんはキーボードにも熟知している方たちだと思うので、もう少し言うと、「30字×40行」--つまり1200字を30枚、40枚打ち続けることを毎日毎日仕事にしていると、少しでも多く文字化をし、少しでも少なく誤打をするかが、自分の家計に重くのしかかってくることになる。
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Windows8まではよかった。余り影響もなく、どこのキーをたたいても大方の反応はしてくれた。しかし、今のWindows11になってからは、かなり動きが不安定になってきた。打っても反応しなかったり、反応しても全く違う文字であったり。それじゃ「JISキーボードにすればいいじゃん」と言われてしまうと身も蓋もないけれど、キーボードの配列は全く違うわけで、いつも「あ」がある場所に「と」があったりして、メールを打とうと思い「お世話になっております」と打ちたくても「しそかにてとに・・・」と全く言葉にならない状態になってしまい、もうパニックなんです。
一つの方策として、JISキーボードの配列を親指シフトにするやり方があるらしい・・・・・この時点で「一体、あんた何を言ってるの?」状態で、私は全く意味不明なんだけれど、いろいろと試してやっている方たちもいるらしく、120%アウェイ状態の親指シフトではあるけれど、少しだけ安堵しているわけです。
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しかし、今回から最悪状態になった私のパソコン。wordが全く打てない状態になってしまった。例えば、「こんにちは」と打とうとすると「やここににちちはは」となり、漢字変換もできなければ、普通にひらがな入力もできない状態になってしまった。
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仕方なく、googleドキュメントのwordを使い入力(これは普通に入力可能)、それをアウトルックwordにコピーペーストして見直し。訂正個所は、またまたgoogleドキュメントのwordを出して、それを入力し、コピーし、アウトルックwordにコペピと馬鹿のような作業を繰り返している。当然、納期にも時間がかかるし、やっている私の負担感もかなりになった。
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仕方なくMicrosoft365を試すことと相成った。1か月は無料お試しができるとのこと。チャットオペレーターをやり取りをして、どうにかインストールができ、早速wordを打ってみた。「打てる!」と思ったのも束の間、改行のため、エンターキー、実行キーを押すと打った文字が消えてしまう難題にぶつかった。検索で調べると出てはくるのだけれど、いつものことで同様の状態が出てくるわけもなく、修正できないでいる。
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Microsoftはいつもながら、問い合わせ先もなかなか見つからないし、見つかってもAIチャットであったりして、最悪の企業対応だと思っていて、極力あそこの製品は買わないようにしていたのだけれど、今回ばかりは目をつぶって購入するかもしれないし、1か月で辞退するかもしれない。
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大企業は大柄だよね。外資は特にね。今回も詐欺メールの件で国会でも取り上げているようだけど、国として、ここはしっかりと基準をつくり、ダメなものはダメだと明確に法律等で規制基準をつくってほしいとつくづく思うばかり。
蘇る悲しい思い出 [新聞記事]
2024.4.14
こんばんは。
気温の乱高下は日常茶飯事になってきた。それもいつもいつもだと、そんなもんだと当然の如くに振る舞う人間は、いい意味で高速環境順応型と言っていいかもしれない。ちょっと前は、朝は8℃、昼18℃になると聞いただけで身体がついて行かないと大騒ぎをしたもんだ。
これから先、どういう経過をたどるか全く想像はつかないけれど、我々の文明が生き残る確率は、少しずつ少しずつ減っているのは間違いなさそうだ。
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我が家の日曜日の朝は「Dear ニッポン」を見ている。よくよく考えてみると、これもドキュメンタリー番組であった。最近のテレビは日進月歩でおもしろくなくなってきているので、大方はドキュメントを見ることになる。
今日の「Dear ニッポン」はお医者さんの話であった。地域医療、医者不足の中、懸命に研修をしている方々の話だった。
患者「この世の神はおるんだろうか」
医者「神様?」
患者「こんな辛い思いをしなきゃいけないなら、早く行ってしまいたい。」
医者「・・・・」
患者「わしゃ、今まで何の悪いこともしたことうはなかったのに、何でなんだろう?」
医者「・・・・」
こんな会話だったような。その患者と初対面の二十代の若き医師は、ただただその患者の肩をさするばかり。
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そのテレビを見ながら、ふとこんな会話を25年ぐらい前にもしていた自分を思い出した。
その患者は我が父。2度の脳梗塞で倒れ、寝たきりになってから十年近くが過ぎようとしていた。こんな言い方をするのは不遜だけれど、自宅介護で一番助かるのは、被介護者が動かないことだ。彼も動けなくなってから1年近くが過ぎていた。動けなくなると人間は途端に弱る。自力でトイレに行けたり、ベッドではなく、食卓のテーブルについて食事をする。そんなちっぽけなことが、大きな生命の綱引きとなる。例え、這いつくばってでもトイレに行ければ、家族に支えられながらも椅子に座ることができれば、それが明日への生命の力になり、生き延びられる。
テレビの彼同様に、父がこんなことを言った。
父「どうして、こんなことになったんだろう?」
私「・・・・」
このフレーズは何回も聞かされた。その度に、私は何とも言い返すことはできるはずもなく、心の中で「大丈夫だよ」と言うのが精一杯だった。
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人間、最期は死んでいくのだけれど、楽ちんで、楽しく逝けた人なんているはずもなく、多くの絶望と、多くの苦しみ、痛みの中で死んでいくのが通り相場だ。
そうなる前に、悔いの残らないように「今を生きる」。言葉にすると格好よ過ぎるけど、大切な自分の時間、目標を見失わず、やるべきことをしっかりと確実にやり続けなきゃね。
どっちが先にたどり着くんだろう? [新聞記事]
2024.4.11
こんばんは。
老人のくせに毎日が滅法忙しい。まあ、いいことではあるけれど、そんな忙しい中、自分の老化を自覚させられることがモグラタタキのように出てくることは、決して愉快なことではない。そんな戯れ言ついでに、こんな記事が目に止まった。
【1つ目】微小プラスチック、頸動脈の隆起に蓄積 脳卒中のリスク高まる
この見出しを見た瞬間に、大方の予想はついた。私は、そっち方面に強いわけではないが、皆さんと同様、日々の暮らしを続けていると、果たしてこんなことでいいんだろうかという思いがフツフツと沸き出してきて、漠然と不安を覚えていたことは確かで、それを思いっきり言葉に書いてくれたのが、この記事だ。
食物連鎖はずっと続いていて、「人間だけは」という愚かな考えがどこかにあっても決して不思議ではないけれど、そんなことを一瞬にして、この記事は吹き飛ばした。
プラスチックのマイクロ化は依然として続いているわけで、その多くが海水の中に漂い、海の生き物たちにの対内に蓄積し続けていく。
微小のプラスチックは海の海水ばかりではない。我々の生活の中でも、果たして、その扱い方が正しいのかどうかが疑わしいことが多く見られるような気がする。
例えば、テフロンのフライパン。PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)・・・もちろん、表立っては有害ではないと書いてあるし、そう言っている。
しかし、こんな状況であることも知っておいたほうがいい。
いろんことが書いてあって、いいことばかりではないこと。人間に無害であること。しかし、発ガン性の可能性もあるとか・・・しかし、幅広く用いられてきたフッ素樹脂素材の規制は、その影響が大であることなどなど、それじゃ、テフロンは使えるの使えないのという話になるけれど、そういうことに賢いヨーロッパ諸国では、既に使用を規制しようという動きがあること。アメリカのPFAS製造メーカーは、2025年末までに製造を中止しようという動きが出ていること。
ここで私が府に落ちたことは、このワード「環境残留性が高い物質」だということ。つまり、上のhttpsにあるような「頸動脈の微小プラスチック」は、ここに行き着くのではないだろうか。
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それに百円均一なんかの耐熱プラスチック容器。スパゲティを入れて電子レンジでチンのあれです。百均であるからして、安かろう悪かろうが通り相場。加熱して、容器が解けないにしても、少しずつ少しずつ溶解し、それがスパの中に・・・。
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しかし、世の中捨てたもじゃない。こんな記事も出ていた。
老化した細胞 取り除いてみると… 若返りが可能に?老化研究の最前線
これは私同様、皆さんも大好きな話題の若返るというお話。顔を整形して突っ張って、糸が切れて大変なことになるなんてことはなくなるかもというお話。
確かに、これが実現できたとしたなら、がんだって直せちゃうだろうし、緑内障だって直せる。筋肉だって、記憶力だって、30年前に戻れるかもしれない。もちろん、肌の艶だって同様に、あの日に帰れるかもしれないという夢のようなお話。
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人間の英知はすばらしい。片方で我々に絶望を与え、片方で我々に希望を与える。果たして、その決戦はどちらに軍配が上がるんだろう。私は、その結果を見ずに次の世界に行ってしまうだろうけど、今の子どもたちには、大きな希望と絶望を与えるかもしれない。
同じ「望」という漢字が含まれていて、とても意味深だけれど、時の権力者だけには渡したくない「望」だね。その権力者に渡そうもんなら、永遠に平和など訪れることがなくなりかねないことを考えると、老婆心ながら、やはり「絶望」のほうが軍配が上がりそうだと私には思えてならない。
春だね。 [生活]
2024.4.5
こんばんは。
久々、本当・・・・・久々に大学時代の友人二人と会ってきた。
場所はどういう訳か上野の「翼の像」・・・・???東京駅の「銀の鈴」なら分かってはいたけれど、「翼の像」???は残念ながら知らなかった。上野にはたまに行くけど、車で行くことが多いので、あんまり駅構内は知らない。大昔、中央口のコンコースに大きな壁画が書かれていて、子ども心に記憶の隅に残っていたことを思い出した。しかし、そんな広場的なものも今はなく、全く当時の面影はなくなっていた。時のうつろいには驚かされる。
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男同士のこともあり、二人に聞いてもノープランとのこと。13時に待ち合わせだったものだから腹も十分にすり減っていたので、公園内の韻松亭に行くも、ここは当然満員でウェーティング。仕方ないので、その隣の精養軒、ここも残念なことに30組近いウェーティング、じゃどうする?ということで、上野公園内をあきらめて、吉池のビルの食堂に赴いた。ここもウェーティングではあったものの、3時を過ぎていたのに4~5組待ち状態。やはり、花見とも重なって大変な賑わい。そして、行き交う人の半分は外人ではないかと思うぐらい外国人が多かったのにはびっくり。
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春になると新人の方々の働く姿がチラホラ。今日は自販機の補充をやっている新人に出くわした。その真後ろにはヨレヨレのユニフォームよろしく、先輩らしき御仁がじっとその手さばきを見守っていた。
そうだよね。たかだか缶ジュース、瓶ジュースの補充とは言え、それにはそれなりのやり方があるんだろうなと想像してしまう。
先輩「今日はあと12か所残っている。さっきのところで言ったように、正確に、早くやらなきゃいけない。」
新人「はい。」
先輩「さっきは急ぐ余り、段ボールの扱いがまずかった。必ず段ボールは潰しながらしないいけない。ためてはいけない。」
新人「はい。」
先輩「車の道順だけど、まだ覚えきっていないから時間がかかってしまうんだ。ここは一方通行も多いから、早め早めに作業しないと夕方のラッシュになってしまう。」
新人「はい。」
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いつもこの時期になると、繰り返される光景だ。いろんな職種、いろんな先輩、いろんな新人・・・・いろんな思いが交錯し、時は流れていく。
覚えの悪い新人は大きく凹み、覚えのいい新人は少しだけの優越感でただ時を弄ぶ。凹んだ人間にとって今日の一日は長かったかもしれないが、それが20年の中の1時間なら、それは大した問題ではない。でも、ご本人はそれに気がつかない。
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ウサギとカメではないけれど、早く行こうが、遅くなろうが、人生の尺度で考えたら大した問題ではない。これは気休めのような陳腐な慰めではない。厳然とした事実だ。パーフェクトな人間なんて、そうそういやしない。一歩一歩、指摘されたところは確実にクリアし、次の課題を考える。毎日クリアし続ければ、1年で200か所以上は確実にこなしていける計算だ。新人さんは分が悪い。一つずつ確実に一歩ずつクリアすること。今はそれしかない。自分が認められるように、今はじっくりと時を費やすことだ。