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春だね。 [生活]

2024.4.5

こんばんは。

久々、本当・・・・・久々に大学時代の友人二人と会ってきた。

場所はどういう訳か上野の「翼の像」・・・・???東京駅の「銀の鈴」なら分かってはいたけれど、「翼の像」???は残念ながら知らなかった。上野にはたまに行くけど、車で行くことが多いので、あんまり駅構内は知らない。大昔、中央口のコンコースに大きな壁画が書かれていて、子ども心に記憶の隅に残っていたことを思い出した。しかし、そんな広場的なものも今はなく、全く当時の面影はなくなっていた。時のうつろいには驚かされる。

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男同士のこともあり、二人に聞いてもノープランとのこと。13時に待ち合わせだったものだから腹も十分にすり減っていたので、公園内の韻松に行くも、ここは当然満員でウェーティング。仕方ないので、その隣の精養軒、ここも残念なことに30組近いウェーティング、じゃどうする?ということで、上野公園内をあきらめて、吉池のビルの食堂に赴いた。ここもウェーティングではあったものの、3時を過ぎていたのに4~5組待ち状態。やはり、花見とも重なって大変な賑わい。そして、行き交う人の半分は外人ではないかと思うぐらい外国人が多かったのにはびっくり。

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春になると新人の方々の働く姿がチラホラ。今日は自販機の補充をやっている新人に出くわした。その真後ろにはヨレヨレのユニフォームよろしく、先輩らしき御仁がじっとその手さばきを見守っていた。

そうだよね。たかだか缶ジュース、瓶ジュースの補充とは言え、それにはそれなりのやり方があるんだろうなと想像してしまう。

先輩「今日はあと12か所残っている。さっきのところで言ったように、正確に、早くやらなきゃいけない。」

新人「はい。」

先輩「さっきは急ぐ余り、段ボールの扱いがまずかった。必ず段ボールは潰しながらしないいけない。ためてはいけない。」

新人「はい。」

先輩「車の道順だけど、まだ覚えきっていないから時間がかかってしまうんだ。ここは一方通行も多いから、早め早めに作業しないと夕方のラッシュになってしまう。」

新人「はい。」

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いつもこの時期になると、繰り返される光景だ。いろんな職種、いろんな先輩、いろんな新人・・・・いろんな思いが交錯し、時は流れていく。

覚えの悪い新人は大きく凹み、覚えのいい新人は少しだけの優越感でただ時を弄ぶ。凹んだ人間にとって今日の一日は長かったかもしれないが、それが20年の中の1時間なら、それは大した問題ではない。でも、ご本人はそれに気がつかない。

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ウサギとカメではないけれど、早く行こうが、遅くなろうが、人生の尺度で考えたら大した問題ではない。これは気休めのような陳腐な慰めではない。厳然とした事実だ。パーフェクトな人間なんて、そうそういやしない。一歩一歩、指摘されたところは確実にクリアし、次の課題を考える。毎日クリアし続ければ、1年で200か所以上は確実にこなしていける計算だ。新人さんは分が悪い。一つずつ確実に一歩ずつクリアすること。今はそれしかない。自分が認められるように、今はじっくりと時を費やすことだ。

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