この件に関しては誰も声高に言う人はいない。 [新聞記事]
2024.11.28
こんばんは。
今日もあっという間に時間が過ぎてしまった。老人になると自由裁量となる時間が増える。現役諸氏にとっては願ってもないことで羨ましい限りだろう。私も現役時代に自由裁量たる時間がもう少しあったらば・・・なんて考えてしまうけど、あったらあったで今度は持て余し、結局は無駄に時間を過ごしてしまうのが凡人の凡人たる所以なんだろうと思う。
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そんなことはさておき、今問題になっている103万円問題にしても、過疎化に対抗すべく福利厚生を立派に作り上げる地方町村にしても、企業に賃上げを催促する石破さんにしても、とどのつまりは人がいないことに起因している。飲食業界も介護業界も、最近は医療業界もそうなりつつあるのかもしれない。いずれは、地方公務員、日本国土を守る自衛隊、ソーシャルワーカーと言われる方々の人員不足も深刻化するんだろう。千葉市は水道料金を20%引き上げるというニュースもあったが、あれもこれもすべて人がいなくなったから、人口が減り続けているからにほかならない。
ご理解いただくためにもう少し具体的に話をすると、103万円を178万円にするということは、パートで働く我々からするといっぱい働けるから非常に助かる。10月、11月、12月になると、親の扶養から外れとその家の実質収入が減るから、今月は前月の半分しか働けないと調整をすることもなくなる。この75万円の差額は結構大きい。時給1000円として、月に換算すれば、毎月62時間多く働ける計算だ。年間じゃなくて、毎月。扶養内で働いている方は、月大体8万円ちょっとに抑えて働く。12カ月働くと96万円。毎月9万円働いてしまうと108万円とオーバーしてしまう。雇用する側も雇用される側も年末になるとお互い苦しい時期となる。
それがなくなる。時間調整をする、される必要もなくなる。人手不足の現在、それは非常に助かるばかりだ。
具体的には、こんな記事が載っていたので、これを参考にしていただければと思う。
野村総研の記事なので、そう間違っているものではないと思う。
しかし、これらは既定の数字を見て、何の工夫のせずに、これでは足りないと言っているに過ぎない。お役所仕事の悪しき習慣は、身内の無駄には一切手を入れないことだ。
身近なことで言えば家計簿だ。ご主人が職場を解雇される。奥さんは家族4人の食費に5万円かけていたら、それを3万円にするだろう。携帯に4万円かかっていたら格安スマホに変えるだろう。3つの生命保険に入っていたら2つを解約するだろう。住宅ローンがあれば、繰上返済をして、毎月のローン返済額を減らす工夫をするだろう。
そんな我々は出費を少しでも減らす工夫を地方行政マンたちはしない。地方ばかりではない。中央においても同様に、自分たちの経費削減をする気配は微塵も感じられない。政治家も同様に、人口減少しているのなら議員定数を削減しようと、まず声を上げるべきだろう。彼らの頭の中には、人口減少=税収の減少。これが頭にこびりついている。
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国家は人なり。
我々の小学校時代(1960年代)は60人学級が3クラス。中学校時代は60人クラスが3~5クラス、高校時代は60人クラスが8クラスあった。
今はどうだろう。朝のニュースでは、全校生徒数が30人とか、50人とか、80人という学校がぞろぞろあると聞く。1年から6年の全校生徒数がだ。私たちの時代には考えられないことだ。人が足りなくなると国家は人で成り立っているということがヒシヒシと感じられる。
先ほど書いた水道料金が上がるのは何が原因か?物の値段が上がったから?人件費が上がったから?メンテナンスに費用が嵩むから?・・・それぞれ、それなりの理由で外れではない。しかし、その根本はなんぞや? それは人が減ったからだ。水道を使う人が減り続ければ、当然水道局の売上も少なくなる。施設の維持管理費、人件費、メンテナンス費等々は皆水道料金の売上で成り立っていたわけで、その売上が少なくなれば、それを補う為に、残っている我々がそれを負担するというのは、すごく当たり前の話。これもそれも皆人口減少が最大級の原因だ。
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飲食業はもっとシビアだ。今はそこそこのうまさでは成り立たない。うまいお店はそれなりに繁盛している。継続性もある。しかし、そこそこのうまさでは、来年の前年対比の客数は間違いなく増えてはいかない。客数が増えなければ、自分の生活が維持できないのは当然の理。それでは継続的に営むことはできない。人が増えれば、街にも活気が出てきて、とびきりうまいわけではないけれど、可もなく、不可もない飲食店は継続的に商売は続けられる。最大の元凶は人口減少だと私は思っているのだけれど、皆さんはどうなんだろうか?
二度びっくり [新聞記事]
2024.11.18
こんばんは。
今日のニュースに二度びっくり。
一つは兵庫県知事選の結果。もう一つはこのソネットブログの閉鎖。
兵庫県知事に関係した人が二人も亡くなったことは事実。我々部外者には、細かいことは分からない。パワハラがあったのか、なかったのか、その事実を証明しろと言われても、私はその場にいなかったから何も言うことできない。しかし、彼に絡んで二人が亡くなった。これは重い。かなり重い事実で、それを「お悔やみを申し上げる」で済まされるものではないだろう。しかし、それをも「ない」ことにしようというのが今回の兵庫県民の審判だ。民意の薄さというよりもSNSの大きさ、影響力の大きさ、それを判断できない人間の軽薄さを感じなくもない。兵庫県民すべてを軽薄とまでは言わないけれど、ニュースのインタビューで、「あの人はすごい!」と言い切ってしまう人がいることに驚くばかり。
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このブログがなくなる。どこに行けばいいんだろう。自分が立ち上げたホームページの一角にこのブログを入れる?一応、真面目な仕事のホームページに、こんな戯れ言、自分の好き勝手なことをダラダラと書いたものを並列してよいものか悩む事多し。
しかし、自分に残された時間が少ない割に、やるべきことが多過ぎるのにびっくりするばかり。そんなニュースに首を突っこむほど暇ではないと言い聞かせ、今日は眠りに着くことにする。
やるんだネ [新聞記事]
2024.11.14
こんにちは。
「ネットニュースで載っていたわよ」と家人が言う。
「俺が???」、「違うわよ、小田さんよ。クリ約やるんだって」。
パソコンは毎日使っているけれど、ネットニュースを見逃していた私はただただビックリ!
「間に合わないよ」時間的に募集を出して、応募する。葉書のやり取りをして、いつもだったらチケットは郵送だし、ひょっとして24日にliveでやるなら可能かも、と要らぬ心配をしつつも応募要件を見たら、なるほど間に合う。当落はメールだから、ギリギリだけど、何とか間に合う。
早速、昨日7円葉書(四角は全て赤茶けている古い葉書)を恐る恐る窓口に。
郵便局員も思わず「7円!!」と大興奮。そんなお互い違う興奮に浸りながら今年もクリ約が見れるという思いが湧いてきて、一ファンとしては、まずは安堵。
もうかれこれ10年以上応募をしているけど、一回も当たったことはない。今回も外れるであろうけれど、買った宝くじのように、一等5億が当たったらどうするバージョンで家人と会話を楽しむ一日となりました。そんな功罪相まって、まずは小田さんがお元気なことは心からうれしい限り。今年もいい年末でありますように!
あの時を思い出した [新聞記事]
2024.11.5
こんにちは。
気がついたら11月。巷では緊縛強盗のニュースが闊歩する嫌な時代となった。秘匿性の高いSNSの規制も無理、おとり捜査も無理となれば、やはり無秩序なるfreeのアドレスの規制しかない。こういう時も政治の役割があるはず。国民の生活を守ることは賃金を上げること、電気・ガスの支援金を提示することばかりではない。高齢者の命も、右も左も分からない若者の人生も、脅されながら不承不承で道を踏み外すことのないように防御することも政治の役割。
その政治家たちの動きは、今のところ何も見えない。
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話は大きく変わって・・・・・。
このページを読んで思い出す方も多いはず。
こういうトップがいたことに今更ながら憤りを感じる。死者に鞭打つのかと言われても仕方あるまい。それ以上多くの死者を出し、尚且つ今だもって何グラムかデブリしか取り出せないでいる原発の後処理を見るにつけ、知らぬ存ぜぬを貫いたことは、その人間性を疑うなと言うほうが無理というもの。
この記事を読んでいくと「原発の自家発電(非常用発電機)を地上に移してほしい。大津波に襲われるから」と伝えたが、勝俣元会長には「コストがかかりすぎるから無理。あなたは専門家でないし、考えすぎだ」と一蹴されたとある。
この内容を詳らかにしても何も昔に帰るわけではないが、こんなことがあって、今の福島第一があるということも、日本人として決して忘れてはいけないことだと思う。
こんな記事もあった。
どこまでも平和な国 [新聞記事]
2024.10.21
こんにちは。
やっと秋らしい天気になってきた。寒いのは苦手なんだけど、天候、食べ物などを考えると、やはり来るものが来ないのは不安がよぎる。
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今日は緊縛事件の件です。
日本はおとり捜査が禁止だとテレビで言っていたのにはびっくり。そんな馬鹿な。警察は今の実態をどう思っているんだろう。
今回の緊縛強盗では、おとり捜査はかなり有効なはず。ホットメール、無料アカウント、秘匿性の高いメールの使用を差し止められないのならば、発生直前に、それを止め得るおとり捜査はいい手段だと思う。
現実に多くの人間が、その暴力の餌食になっているわけで、無分別で配慮なしの行動は、善人をも狂気に走らせ、二十、三十代の若者の人生を狂わせる。
大元だと思っていたルフィーの本当の大元はまだ捕まっていないと聞くにつけ、まずはできるところから手を付けるべきだと思う。
生きることの意味の何かも分からぬ若者に、ハンマーで頭を殴られては、死んでも死に切れないと思うのは私だけではないと思う。
孤独のグルメ [新聞記事]
2024.10.11
こんばんは。
いい天気でしたね。
思わずカメラを向けてしまった。
箒で掃いたような雲。
実際はもっときれいで深みがあり、立体感があった。
今日は思い立って「孤独のグルメ」に出てきたお店に行ってみた。お店到着13:20分。外まで行列が10組ぐらい。終了が13時30分。ギリギリで間に合った。
放送された影響もあるのか、場所が場所だけに、この賑わいは少し異常。
私たちの好みは外食には大体向いていないようなので、余り期待はしていなかった。主人公はいつもおいしそうに食べているのを見ると、ついついその表情にひかれてしまう。
30分ぐらいして食事にありついたものの、予想どおり、私たちの口には今一つ合わない。こんなに並ぶ理由が分からなかった。
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俳優さんもロケで食べたものを「マズイ」なんて口が裂けても言うわけにはいかないだろうし、その分を差し引いて今一度食べてみたけれども、やはり「うまい!」というセリフは出てこなかった。
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大体、外食は外れになるケースが多い。今回も外れてしまったが、気を取り直して、もう少しうまいところを探してみたい。
顔つきが変わった [新聞記事]
2024.10.9
こんばんは。
衆議院が解散したそうな・・・したそうな・・・と昔話でも始めるような、少し茶化し気味に言ってしまいたくなるぐらいの今回の選挙。
あと2カ月もすれば「ゆく年、くる年」が放映される12月31日が来る。
災害で大変な目に遭っている方々は今、もう安住なさっているのか?
各党のお歴々は何のために被災地に向かったのか?
どの顔を下げて被災者に問いかけたのか?
・・・聖職?とまでは言わないが、公職にある以上、ダブルで被災された方々を本当に想い、寄り添う気持ちがあるならば、長靴、軍手、ヘルメット、スコップを持って現場に行けばいい。選挙期間の約10日、ボランティアの爪の垢でもなめながら手伝いをすればいい。被災者の方々は年を越すこともできないのを肌で感じることができるはずだ。
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石破さんの顔つきが大分変わった。自分に所属している党執行部に対して、あれだけ批判的な言葉を鋭い眼光で言い続けた方が、今はその面影はない。今の彼の顔つきは柔らかく、どちらかと言えば微笑みながら・・・・。あの鋭く、相手をねじ伏せるような目つきは、彼の中から消え去ったのがよく分かる。
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石破:今回、裏金献金問題対象者の方は、すべて公認を取り消します。かなりの人数になるでしょう。旧統一協会に支援を仰いだ議員も公認を取り消しました。自民党は解体と同様、二分されるでしょう。そこで国民の皆さんにお願いです。私どもを支援していただきたい。これで自民党は生まれ変われる最後のチャンスです。真面目に、コツコツと国民のための政治をします。今までの政治家のように、自分のため、地元のため、党のための政治ではなく、子育ても、年金も、教育も、すべて国民側を向いて政治をします。そのためには、あなた方国民の支持がなければ、我々の想いは木っ端微塵となります。どうか清き一票を我々にお願いします。
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・・・・とでもおっしゃっていただければ、我々も理解し、納得し、これぞという方に投票する。その結果として、もっと日本はよい方向に変わるだろうに。
石破さん、自民党の中にあなたの居場所はかなり少ないことを忘れてはいませんか? どうせ居場所がないのなら、どうせ嫌われるのなら、国民の側に立って仕事をするしかないのですよ。有象無象の議員にすり寄ってはいけないことを早く気付いてほしい。
あなたはあの時「これが最後の戦い、政治生活の集大成」とおっしゃった。唇の乾かぬうちに、その言葉を思い出してくださいね。
緊縛-繋縛強盗 [新聞記事]
2024.10.8
こんにちは。
やっと秋らしい天気。室内の温度も25℃を指している。きっと外の気温はもっと低いんだろう。
昨日、土日は家を空けたと書いたけれど、帰ってパソコンを開くと削除ファイルには、200件近い迷惑メールが入っていた。私にとって、これは毎日のことで、この状態が常態化してしまい、怒りもはるか彼方に捨て去った。
ほとんど内容は見ないが、「アイフル」「国税庁」「三菱銀行」「生協」「メルカリ」「JCB」「えきねっと」「Vポイント」「セゾンカード」「dポイント」「Amazon」と忙しい。これを逆に言うと、これだけ多くの緊縛強盗事件がまだまだ花盛りということだ。前に逮捕拘留されている「ルフィ」がいたけれども、それとはまた別で全く安心はできない。
メール受信時刻を見ると、深夜2時、3時、4時、5時・・・。それも立て続けに5分も空けずに何本も同じメールが来ていた。もう誰彼関係なく無秩序にメール送信しているのが分かる。
専門家は「ああだ、こうだ」といろいろ言っているけれど、根本の解決策は言っていない。
メールはすべてフリーメール、ホットメールと言われているもの。freeだから当然無料だ。だから、こんな輩がはびこる。これを許している企業サイドが、このサービスを提供し続ける以上、これは永遠に続く。お巡りさんが一生懸命頑張って、走って犯人を追跡し、逮捕しようとも、その大元を断たない限り永遠に続く。
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だからフリーメール、ホットメールをやめさせる。プロバイダーメールとして有料化する。利用者の身元確認を確実に行い、何かあった時に、確実にその行為者にたどり着けるように足跡を残させる。これぐらいのことをしてもいい頃合いなのではないか。これをやることによって経済が停滞するわけもなく、企業収益の痛手になるとも思えない。企業としては、あくまでもユーザー囲い込みのために行っているサービスであろうから、国として、それは禁止にしても何ら問題はないはず。
有料化、高額化することで完全に消え去ることはないだろうけれども、その多くは減るだろう。
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緊縛強盗によって多くの善良な高齢者が命を落としたり、怪我をしている。居合わせた若い方も同様だろう。これは一日も早い対応を望んでやまない。
緊縛(キンバク)・・繋縛(ケイバク)。生きてきて初めて出会う嫌な言葉だ。この活字が踊らない日々に早くなってほしいと切実に思う。
決まったネ [新聞記事]
2024.9.29
こんにちは。
ここ二、三日は早朝ランニングは休んでしまった。膝が痛むこともあるし、日中眠気が必ず襲うので仕事にならないことが理由だ。夏の期間は夕刻も日中もランニングなんてもってのほかが常態になってしまった地球の気候。仕方なく超早朝、それもジジイの得意な4時起き4時半スタート、6時帰宅のコース。それでも汗はびっしょり。そんな本当に暑かった夏も終わりを告げそう。そりゃそうだ。明後日から10月。朝の4時なんて真っ暗なんで、そろそろ夜のパターンになりそう。走らず歩けば膝の負担はないしネ。
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自民党の学級委員長が決まった。
なんて言ったら怒られそうだけど、石破さん、どうなんだろう・・・・とまだ何もしていない方を吟味するのは失礼だけど、ご挨拶の内容は総論ばかりだった。だけど、小渕元総理の例もあるし、目立たない方が結構鋭い牙を持っていたりするから、まだ分からない。
でも、いい機会だったんだけどね。小泉さんにしても、石破さんにしても、自民党と袂を分かつ覚悟をすれば、今の国民は結構支持をし、しっかりと応援をしたと思うんだけど。小泉元総理の時みたいにね。所詮、自分がつくりつつある大勢を保守しなければ、みっともないという感覚があるから、きっと妥協の産物になっていくのかもしれない。
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高市さん、石破さんのお誘いを固辞したそうな。性格出ているね。
学級委員を選ぶんじゃないからネ! [新聞記事]
2024.8.30
こんにちは。「一週間のご無沙汰でした」という銘セリフで登場したのは、アナウンサー・玉置宏さん。こう言ったところでご存じの方は、ジジ・ババばかりだろうけど・・・https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%86%E6%AD%8C%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0-%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%A0%E3%83%93%E3%82%A2%E7%B7%A8-%E3%82%AA%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%90%E3%82%B9/dp/B00008Z6R9。
https://open.spotify.com/intl-ja/artist/15IrvOQWpkLJzpIYofj4Z6このURLをクリックすると、彼の名調子がCDになっているのにはびっくり。
音源も検索できた。
このブログも一週間以上(10日ぐらい)空いてしまった。その間、コロナに罹り、義兄の死去等々、それを理由にはしたくないが、どうもやる気が出ない。日々ローテーションの仕事も全く手つかず、生業の仕事は運良くなかったので、どうにでもなったが、そのうち家人の腰、股関節周りの痛みを発症。歩くこともままならないので、三食すべて私の手による夕食となり、やる気云々の話など吹っ飛び、いい意味では気分転換ができたかもしれない。家人のように一食5種の副菜とはいかないけれど、それなりにいろいろつくった。
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そんなどうでもいい話はさておき。岸田さんの辞任の話が入ってきた。
これで総裁選が行われ、多分、解散総選挙。今は劣勢に立たされている自民党は、なんとしても、その劣勢を跳ね返さなければならない。跳ね返す有効な手段は総選挙。これしかないと自民党議員は誰でも思っている。彼らは自分が落選の憂き目に遭いたくない。なんとしても当選して金と名誉を手に入れたいと思っているサラリーマン議員であって、我田引水的な私利私欲に走ってしまう輩には、この国の先を見つめ続ける勇気の一かけらもない。その証拠に政治資金規制の件を根本的に変えようと考えている議員はいない。
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これでいつも国民はだまされる。「だまされる」という言葉が不適当なら、目くらましに遭う。小学校の学級委員よろしく、実力はさておき人気取りだけの投票に、我がことのように一喜一憂しては政治家の思うつぼだ。
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「じゃ、あんた誰がいいと思うのか言ってみろよ」と言われても、その答えは簡単には出てこない。だって人がいない。人材が、それにあた得る人格者がいない。
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古今東西、太古の昔からずっと今も連綿と続いているのは、為政者のエゴだ。
少し風呂敷を大きく広げて言わせてもらえば、ソ連、イスラエル、ガザ、イラン、イラク、アフガンそして中国。紛争が行われている国々で生きていかなければならない人たちは、どうしても、そのエゴの餌食となる。
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日本は運良く、アメリカの支配下に入り、自由主義経済を謳歌するような国に導かれたので、そのような不運には遭ってはいないけれど、少し間違って関東より北をロシア、西南をアメリカなんかに分割統治されたならば、今のこのすばらしい国には、まだまだなり得てはいなかったろうし、ドイツのように厚い壁で分断され続けていたかもしれない。
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そんな我々が、我々にもっと張りつめた緊張感をもって政治の事にあたれというほうが、どだい無理難題かもしれないが、今回、運悪く総選挙が実施された時には、我々は目くらましに遭っても動揺することなく、本質を見極め、政治資金はどうあるべきか、統一協会の行動に対して、どう対処すべきなのか、子供支援に対する人的、経済的支援は、原発は、防衛は、サイバーセキュリティは、議員定数は・・・・。
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こう書くと聖徳太子じゃあるまいし、そんなにできるわけないよと、私自身思っていたけれど、優秀なブレーン(官僚)が国は多く抱えているので、そう捨てたもんじゃない気がしている。ただ、政権が変わろうと、変わらなかろうと、国是として曲げてはいけない問題はあるわけで、それは超党派と広く国民の議論の中で決めていくべきことだと思っている。
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確かに小泉信次郎氏は人気がある。彼にその覚悟が本当にあるのか。国是として原発再稼働をどうするのか、国是として政治と金の問題をどうするのか、国是として統一協会の問題にどう対峙するのか、国是として子供支援にどう向き合うのか、国是としてサイバーテロにどう対処するのか、国是として国民の人口減に対して議員定数をどう変動させるのか。
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我々国民は、上っ面な人気投票に惑わされず、何をもって、この人を議員にするのかを考えていかなければ、この国が再び隆盛を迎えることはないような気がする。
マツリゴト=政(3) [新聞記事]
2024.7.21
こんにちは。今日もピーカンで雲一つなし。
これで気温が23℃、湿度60%なら最高なんですが、外を見れば酷暑。
ひとっこ一人いない街というのも少し寂しい、しかし、これが現実の夏休み。
懐古趣味ジジイではないけれど、昔は7月下旬と言えば、夏休み入った直後ということもあって、朝はラジオ体操に行き、判子をもらうことが唯一絶対の子ども作業。今年は皆勤賞で何がもらえるんだろうと思ったりもした楽しい夏休み。
「夏休み」なんていう名曲もあったな。
乗鞍高原でギターとキャンプなしのファイヤーで「夏休み」歌ったこともあった・・・そういえば、拓郎は引退したんだっけ?家人曰「たまにラジオやっているみたい」と言っていたけど、もう一回、どこかで歌を聞きたいね。彼は、まだまだいける。
さて、マツリゴトの話。選挙で一番困るのは、投票する、清き一票を投票するに値する方がいない場合、どうすればいいんだという話。
「えいや~~」とばかりに無記名投票もはばかれるから、どこの誰とも分からない候補者に入れてしまうと、その候補者は「多くの方々にご支持をいただいた」と平然と言い放つ。だから、自分の政策を通すなんて言われたひには、私は「そんなこと思って投票したんじゃない」と叫ぼうとも、そんな声は届くはずもなく、ただただ地団駄を踏むのは有権者の私たち。これが今の日本の民主主義。いや、世界のかな?
これをどう打開するか。もう一つ選択肢を設けてもらって、「漸進的投票行動」という投票口をつくってもらうのはどうだろうか?呼び名はどうでもいいんだけど、私のようなノンポリの参政権を持った人間に対しての逃げ口というか、投票の意思表示を示すポケットをつくってもらいたいと思うわけです。
しかし、逃げ口ポケットをつくったからって何も変わりはしない。そこにもう一つ我々の意志を通すために、その「漸進的投票行動」なるものがある%を超えたら、その選挙は無効とかの縛りを付け、現政権に改心をお願いする。そうすれば、立候補者も国民の側に立って真剣に政策を考えるだろうし、おふざけ半分で立候補するような、都知事選みたいなお恥ずかしい事態も回避できるかもしれない。
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以上、暑い日には暑さ倍増の詰まらんお話でした。
マツリゴト=政(2) [新聞記事]
2024.7.16
こんばんは。
今日は市の健康診断に行ってきた。
その前に一っ走り。ちょっと肌寒く、雨も降っていなかったのでランニングには最適。
今日も人はまばら。
朝の5時では、そうそう出てくる人もいない。
しっかりと曇天。体を動かすには最高。
現職の時はしっかりお金をかけて人間ドッグなるものをやっていたけれども、さすがに毎年6万円以上の健診料を払うのは気が引けてきてしまった。大体、そうやって簡易なものに代えた途端、重大な病気になるのかもしれない。しかし、世の中に必要とされていない人財?は、そう易々と死なない傾向にあると断言するのもどうかと思うけど、世の中に必要とされる人間の寿命は、かなり短いことは歴史上事実かもしれない。
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そんな詰まらぬ話をしていると、また押せ押せになるので、本題に入らなきゃ。
日本には寄付する文化がないと言われる。しかし「ない」と言うのはちょっと違う。クラウドファンディングを見れば、一慨に寄付しない国民とも言えない。
ところが、国会議員に対して、自ら喜んで寄付する人たちはいるんだろうか?
パー券。今問題になっている議員先生方のパーティ券問題。あんな小賢しいことをしないと政治が成り立たないというのは、一国民としてあきれるというか、納得できるはずもない。だから国会議員の先生方に寄付する人は皆無。
全国47都道府県には、国会議員のほかに県議会、市議会、町議会、区議会に議員先生がいるのはご承知のとおり、人口に対する議員先生の定員数適正の問題、そして、その報酬多寡をお考えいただきたい。
国会議員数713名、都道府県議会議員定数2,598人、市区町村議会議員定数29,425人(2021.12.31日現在)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%9C%B0%E6%96%B9%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E5%93%A1
国会議員に対する歳費(報酬)は
ちょっと面倒なので、端折って書くと・・・。
第1条 各議院の議長は217万円を、副議長は158万4000円を、議員は129万4000円を、それぞれ歳費月額として受ける。
第8条の2 各議院の役員及び特別委員長並びに参議院の調査会長並びに各議院の憲法審査会の会長及び情報監視審査会の会長は、国会開会中に限り、予算の範囲内で、議会雑費を受ける。ただし、日額6000円を超えてはならない。
第9条 各議院の議長、副議長及び議員は、公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため、文書通信交通滞在費として月額100万円を受ける。
都道府県議員に対する歳費(報酬)は
市区町村議会議員に対する歳費(報酬)は
当然、都道府県・市区町村議員に対しても「政務活動費」として50万/月、30万/月ずつ支払われている。
他人様の懐具合をここまで書いてくると、さすがに自分の人間性を疑いたくなるけど・・・でも、公費だからね。我々の税金です。
マツリゴトは公人である方々が公人であるがゆえに、適正に国民、県民、市民、区民のために活動すべきあって、自分の懐具合を肥やすようなことをやってはいけないのです。会期中にゲームをしていたというふざけた議員がいたけれど、その根本原因は、議員が多過ぎた結果、そんな不埒なことができるのです。
我々国民は決して選挙を棄権してはいけないけれど、清き一票を投ずるだけの人物が立候補者の中にいない場合、棄権をせず、かつ我々の意志を貫くには、どういう投票行動、選択肢があるのか。国としては、その道しるべを示さなければいけないと思うのですよ。否も応もなく、衆議院議員の選挙は近づいてきます。
民主主義を是とするならば、より高いところにその「民主主義」を持ち上げなければ、それはあっけなく崩れます。前述の写真ではないけれど、この緑も静寂も平和があって初めて成り立つというもの。
ウクライナだってきれいな国だったはず。それが今では跡形もない。
日本人として、真剣に民主主義体制を守ることを考える時期が来たような気がします。
マツリゴト=政(1) [新聞記事]
2024.7.13
こんばんは。
3連休ということもあり、都心から地方に出る主な幹線は皆大渋滞だったようだ。私たちは、その大渋滞とは正反対の都心に向かっていたので、ほぼ時間どおりに目的地に着いた。今日は菩提寺での盆供養。コロナ後は分散開催のためか、いつもの半分以下の参加者。いつもながらよく分からない読経を聞き、拝礼をし、塔婆をいただき、御布施をお渡しし帰ってきた。もう少し説明があったらもっと意味が分かり、楽しくはなくても、それなりに興味が湧くだろうにと思うけれど、住職それぞれの力量もあるのだろうから、余り余計なことは言わないほうがいいかもしれない。
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人間は生まれ持っているものがある。それは「欲」だ。この欲によって、多くの革命を起こし、文明を開花させ、我々の世界を日々発展させ、昨日より今日、今日より明日と進歩させ続けたことは間違いない・・・・と誰もが思うところだ。
私人なら結構、大いに結構。自分のために、自分の会社のために開発、発明したことで、より多くの冨を稼ぎ出すことは、少しも間違ったことではない。
ここで問題なのは、公人の場合だ。公人とは一体誰ゾや。
そう、それは誰あろう政治家諸君のことだ。政治家は公人で、人類のために、人それぞれみんなのために努力するはずで、それが神代の昔から行われていれば、こんなにも死に体、瀕死の状態の地球にはならなかったであろうと思う。
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・・・・と大風呂敷的に話を広げると皆さんは大いに引く。「なんだこいつ」、「宗教ががってんじゃネエ?」とくるので少しだけ狭めて話をすると、間近、身近では東京都の知事選があったし、あと少しで衆議院選挙もある。近隣ではアメリカの大統領選挙なんていうのもある。
立候補者は「私は消費税を安くします」「少子化対策をします」「教育費を無償化します」「買物難民をなくします」「介護保険料を下げます」と言う。我々に心地よい言葉を並べる。我々もそんなことできるんかい!と心に思いながらも、多くの有権者は真剣に彼らの話を聞き、自分の投票行動の判断材料にする。
しかしながら、こう嘘つきが多くなると、投票する我々は馬鹿らしくなってくる。しかも、その嘘は一回ではない。もう何年も何十年もつき続けている。その嘘は大手を奮って我々に「嘘でもいいから、私に投票して」けしかける。
都知事選の投票率が55%(足立区)~68%(文京区)
2021年に行われた衆院選挙の投票率は55%。
この投票率をどう見るか?高いと見るか低いと見るか。しかし、どう見ようとも、ほぼ半分しか投票していないわけで、わが町の投票権者人口が8万人として、ほぼ4万人しか投票していない。大人の半分が投票をしていないことになる。これの意味はかなり大きい。
まだまだ本題に入れないので、今日はここまで。
久々に怒りを思い出した。 [新聞記事]
2024.6.28
こんばんは。
昨日、久々に本業の仕事に行ってきた。もう何十年とお世話になっている仕事の現場だけあって、多くの方がいなくなり、多くの新しい方々の顔を見るにつけ、時の流れを感じざるを得ない。こんなことはついさっきまでなかった感情だ。
「ついさっき?」、「何言ってるの?」と思われるだろうけど、人生の時間は、部屋の真ん中に鎮座する時計とはまた違った尺度で動くもんだと、最近とみに分かってきた。もう遅いけどね。
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ついつい朝日新聞かと思ってしまったけど、毎日新聞だった。
その記事を見て、またまたあの日の怒りを思い出した。皆さんも「ああ、そんなこと、あったね」と思い出すに違いない。
多くのことを人間は忘れていく。特に新聞に載るような事件は、走馬灯のように、日々日替わりで登場するから無理もない。
その事件は、あるトップが自分のマツリゴトをやりやすくするために、その人物の定年を延長したという、信じられないようなことを平気でやっていたというお話。
時は2020年1月。もう4年が経ってしまった。
東京高検検事長だった黒川某の定年を延長した件だ。
時の党首はいろいろなことで政権の私物化を指摘されたことは事実。
組織の中にいる者は、それに刃向かうと、どういう目に遇っているのかを目で、耳で感じさせられ続け、じゃ従順でいるほうが、自分にとっては得だと思わせる土壌をつくっていった内閣人事局制度。
どんなすばらしい制度であっても、時のトップが間違った考えを持てば、それはたちどころに凶器となるというよい例だ。
森友学園、加計学園と言えば、いわずと知れた安倍政権の話だ。
そんな政治の陳腐化が、知らず知らずのうちに我々の皮膚の間から身体深くにしみ込み続け、我々をノンポリ、無力化していったことは事実。事件は過ぎてしまったことで過去の話だと片づけることはたやすいことだが、それ以上に今の我々に身体深くに浸透していった政治に対する無気力感の払拭はまだまだできていない。この責任は、一体どなたがお払いになるのか?
この時も政治資金規正法の影がつきまとっていたことは、我々国民は忘れずに政治を見守り続けなければいけない。
広東省との距離 [新聞記事]
2024.5.20
こんばんは。
ちょうど1か月前にMicrosoft365を入れた話--familyというバージョンなので5人までは使える。そして、これは有料---ここまでは書いた。
以前は皆さんもよくご存じの「office・home business2013」。「何を入れているの?」と聞かれると「オフィス・2013」と答えた。当時はパソコンには欠かせないものだった。そんな時代も10年以上を経過すると状況は少しずつ変わってきた。今はgoogleが大分勢力を伸ばしているらしく、若者は大方googleを使っている人が多い・・・・・と断定しちゃうと問題だから「みたいだ」としておこう。
私は仕事で使わざるを得ない事情があるのでgoogleをあきらめたけれど、Microsoft365は月々に直すと約2000円の出費だが、googleは無料だ。これは大きい。それにメールアドレスもとれる。それに考え方が合理的で、絶えずスリム化を考えているようで、その経営姿勢は共感するところが多い。
音声認識も断トツだ。Microsoft365も今回wordで華々しく入っていたが、実際に反応を見てみると全く使い物にならなかった。
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さて、今回は災害のお話です。
広東省・・・中華がおいしそう。そんな食べ物ばかりが目に浮かぶ広東省。そこに災害が続いていた。https://www.youtube.com/watch?v=Dh3M1RTTBoY
専門家によると偏西風の蛇行が原因とか。広東省との距離はわずか3000キロ。飛行機でひとっ飛びだ。今日もアフガンで災害があったとニュースで言っていた。https://www.japanforunhcr.org/appeal/afghanistan?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=JA_JA_UNHCR_Generic_afs&sc_camp=4CC755E63EE54715AEFF0442A7B13404
地球のアチコチで「今そこにある危機」が繰り返し繰り返し起こりつつある。たった3000キロしか離れていないこの地、日本では明日も天気だ、雨だと騒いでいるだけでいられるのが妙に不思議だ。
いつかは、きっといつかは、その災害に我々のところに来ないはずがないと思うのが当然で、「いつか」が明日なのか、来週なのか、1か月後なのか、1年後なのか、10年後なのか分からないけれど、いつかは来ると心して、その災害に迎える準備をしなければいけないのだろう。
苦あれば楽あり--チャートと人生模様は瓜二つ [新聞記事]
2024.4.29
こんばんは。
今月から6月までは毎日新聞をとっている我が家では、余り読むところがないと言っては毎日新聞に怒られるけど、この期間は「数独」と「人生相談」がメインとなる。
昨日の担当者は高橋源一郎さん。なるほどという回答をしていたんで、ちょっとご紹介したい。ちなみに、Web上では有料記事なのでhttpsは打てず、写真添付。
受け取り方は人それぞれだから「なんだ?」と思う方もいるだろうし、私みたいに「なるほど」と同感する方もいる。それはそれでいいとして、人生の終わりは、お金持ちであろうと貧乏人であろうとすべてがイーブン。つまり「オアイコ」になるということ。せいぜいの違いと言えば、線香の数ぐらい。登り調子に上がっていくチャートは、いつか必ず下がるのと同じです。
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若者がよく言う言葉に「今がよければ・・・」とおっしゃる。しかし「苦あれば楽あり」は必定。今、楽をすれば、この先どこかで苦しみが待っていることを念頭に「じゃ、今でしょ。努力して苦しみもがくのは今でしょ」と考えるのが合理的な若者の考えることだと私は思うんですが・・・。
蘇る悲しい思い出 [新聞記事]
2024.4.14
こんばんは。
気温の乱高下は日常茶飯事になってきた。それもいつもいつもだと、そんなもんだと当然の如くに振る舞う人間は、いい意味で高速環境順応型と言っていいかもしれない。ちょっと前は、朝は8℃、昼18℃になると聞いただけで身体がついて行かないと大騒ぎをしたもんだ。
これから先、どういう経過をたどるか全く想像はつかないけれど、我々の文明が生き残る確率は、少しずつ少しずつ減っているのは間違いなさそうだ。
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我が家の日曜日の朝は「Dear ニッポン」を見ている。よくよく考えてみると、これもドキュメンタリー番組であった。最近のテレビは日進月歩でおもしろくなくなってきているので、大方はドキュメントを見ることになる。
今日の「Dear ニッポン」はお医者さんの話であった。地域医療、医者不足の中、懸命に研修をしている方々の話だった。
患者「この世の神はおるんだろうか」
医者「神様?」
患者「こんな辛い思いをしなきゃいけないなら、早く行ってしまいたい。」
医者「・・・・」
患者「わしゃ、今まで何の悪いこともしたことうはなかったのに、何でなんだろう?」
医者「・・・・」
こんな会話だったような。その患者と初対面の二十代の若き医師は、ただただその患者の肩をさするばかり。
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そのテレビを見ながら、ふとこんな会話を25年ぐらい前にもしていた自分を思い出した。
その患者は我が父。2度の脳梗塞で倒れ、寝たきりになってから十年近くが過ぎようとしていた。こんな言い方をするのは不遜だけれど、自宅介護で一番助かるのは、被介護者が動かないことだ。彼も動けなくなってから1年近くが過ぎていた。動けなくなると人間は途端に弱る。自力でトイレに行けたり、ベッドではなく、食卓のテーブルについて食事をする。そんなちっぽけなことが、大きな生命の綱引きとなる。例え、這いつくばってでもトイレに行ければ、家族に支えられながらも椅子に座ることができれば、それが明日への生命の力になり、生き延びられる。
テレビの彼同様に、父がこんなことを言った。
父「どうして、こんなことになったんだろう?」
私「・・・・」
このフレーズは何回も聞かされた。その度に、私は何とも言い返すことはできるはずもなく、心の中で「大丈夫だよ」と言うのが精一杯だった。
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人間、最期は死んでいくのだけれど、楽ちんで、楽しく逝けた人なんているはずもなく、多くの絶望と、多くの苦しみ、痛みの中で死んでいくのが通り相場だ。
そうなる前に、悔いの残らないように「今を生きる」。言葉にすると格好よ過ぎるけど、大切な自分の時間、目標を見失わず、やるべきことをしっかりと確実にやり続けなきゃね。
どっちが先にたどり着くんだろう? [新聞記事]
2024.4.11
こんばんは。
老人のくせに毎日が滅法忙しい。まあ、いいことではあるけれど、そんな忙しい中、自分の老化を自覚させられることがモグラタタキのように出てくることは、決して愉快なことではない。そんな戯れ言ついでに、こんな記事が目に止まった。
【1つ目】微小プラスチック、頸動脈の隆起に蓄積 脳卒中のリスク高まる
この見出しを見た瞬間に、大方の予想はついた。私は、そっち方面に強いわけではないが、皆さんと同様、日々の暮らしを続けていると、果たしてこんなことでいいんだろうかという思いがフツフツと沸き出してきて、漠然と不安を覚えていたことは確かで、それを思いっきり言葉に書いてくれたのが、この記事だ。
食物連鎖はずっと続いていて、「人間だけは」という愚かな考えがどこかにあっても決して不思議ではないけれど、そんなことを一瞬にして、この記事は吹き飛ばした。
プラスチックのマイクロ化は依然として続いているわけで、その多くが海水の中に漂い、海の生き物たちにの対内に蓄積し続けていく。
微小のプラスチックは海の海水ばかりではない。我々の生活の中でも、果たして、その扱い方が正しいのかどうかが疑わしいことが多く見られるような気がする。
例えば、テフロンのフライパン。PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)・・・もちろん、表立っては有害ではないと書いてあるし、そう言っている。
しかし、こんな状況であることも知っておいたほうがいい。
いろんことが書いてあって、いいことばかりではないこと。人間に無害であること。しかし、発ガン性の可能性もあるとか・・・しかし、幅広く用いられてきたフッ素樹脂素材の規制は、その影響が大であることなどなど、それじゃ、テフロンは使えるの使えないのという話になるけれど、そういうことに賢いヨーロッパ諸国では、既に使用を規制しようという動きがあること。アメリカのPFAS製造メーカーは、2025年末までに製造を中止しようという動きが出ていること。
ここで私が府に落ちたことは、このワード「環境残留性が高い物質」だということ。つまり、上のhttpsにあるような「頸動脈の微小プラスチック」は、ここに行き着くのではないだろうか。
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それに百円均一なんかの耐熱プラスチック容器。スパゲティを入れて電子レンジでチンのあれです。百均であるからして、安かろう悪かろうが通り相場。加熱して、容器が解けないにしても、少しずつ少しずつ溶解し、それがスパの中に・・・。
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しかし、世の中捨てたもじゃない。こんな記事も出ていた。
老化した細胞 取り除いてみると… 若返りが可能に?老化研究の最前線
これは私同様、皆さんも大好きな話題の若返るというお話。顔を整形して突っ張って、糸が切れて大変なことになるなんてことはなくなるかもというお話。
確かに、これが実現できたとしたなら、がんだって直せちゃうだろうし、緑内障だって直せる。筋肉だって、記憶力だって、30年前に戻れるかもしれない。もちろん、肌の艶だって同様に、あの日に帰れるかもしれないという夢のようなお話。
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人間の英知はすばらしい。片方で我々に絶望を与え、片方で我々に希望を与える。果たして、その決戦はどちらに軍配が上がるんだろう。私は、その結果を見ずに次の世界に行ってしまうだろうけど、今の子どもたちには、大きな希望と絶望を与えるかもしれない。
同じ「望」という漢字が含まれていて、とても意味深だけれど、時の権力者だけには渡したくない「望」だね。その権力者に渡そうもんなら、永遠に平和など訪れることがなくなりかねないことを考えると、老婆心ながら、やはり「絶望」のほうが軍配が上がりそうだと私には思えてならない。
ぶれずに生きる [新聞記事]
2024.3.29
こんばんは。
今日は天気予報どおり、午後はあっという間に快晴と化した千葉。
気持ちよく晴天の中を走ってきた。最近は家人が車でカーブスに通い始めたこともあり、そこで合流。帰路は車に乗って帰ってくることと相成った。5キロほどを1時間かけて走る。途中腹筋を2か所×50回、後ろ向きのベンチ昇り降りを右足、左足各20回ずつをこなす。真冬でも結構な汗をかくということは結構な運動量なんだろう。2~3週間前の春一番では突風の中ですら汗びっしょりとなった。
ガムシャラに走る時は走る日々。そんな元気で走れるのはいつまでなんだろうか?終わりの分からない日々をこなす老体には、肉体的恐怖よりも精神的な恐怖がいつも脇に立つ。希望に満ちた旅立ちの朝を迎えた若き彼らを見るにつけ、自分にもそんな時があったことを思い出す。
ついつい「おい、そこの若者 無駄に時間を使うんじゃないぜ」と声をかけたくなる。相変わらず、無粋な老人の戯れ言だ。
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今、大きな力で右ストレートを打たれた。身体が大きく揺れるのは、顔面を強打されたからだろうか?そのふらつきから逃れるのに、かなりの時間を要した。
今まで順調に計画どおりに事を進められてきたのは、自分の努力そのものだと思っているけれど、今回のこの事件は、自分の計画表には1行も書いた記憶がない。だから大きく揺れたのか?
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自分はなぜこの地に下りたのか?この地に舞い降りたのは計画そのもので、最大の目的だったはず。だけど、あの事件は予想できないことだった。
この問題から逃げるわけにはいかないけれど、この本筋を見つけ出すことが自分の本業ではないし、それに時間を費やす余裕はあるはずもない。
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自分の仕事を見失わず、ぶれずに突き進まなければならない。シーズンは今始まったばかり。雑音は多くを語り続けるけれど、真実はたった一つ。他人は面白おかしく見て、聞いているだけ。自分はゴシップを生業にしているわけではないし、そのつもりはサラサラない。
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今こそ、ぶれずに、周りに振り回されず突き進む道を選ぼう。幸いにして、自分は英語が苦手だ。何となく話していることは分かるようになった。雰囲気とか、しぐさ、もちろん単語も少しずつ覚えてきた。あとは結果を出し続けるだけ。シーズンが終わったあと「やっはりスキャンダルがダメにしたんだね」なんて言われないようにしたい。だから余計に今年は自分にとって一番大事なシーズンになりそうだ。
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彼女のことも心配だ。開幕戦、彼女もグラウンドに来させればよかった、同僚の家族と同様に、一日も早くアメリカの、ドジャーズの雰囲気に溶け込ませないといけない。孤立させないようにするのは自分の努めだ。今のところは大丈夫だけれど・・・・。
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彼の心の内を勝手に想像してみた。真実は当人同士にしか分からないけれど、結果を出してナンボの世界にいる以上、結果を出さなければ評価されないのが勝負の世界だ。
エンゼルスの救世主がドジャーズの救世主となり、アメリカ野球界の救世主となりつつある。これがいずれ日本の救世主となり、世界の救世主になるかもしれない。彼には、そんな魅力がある・・・・・・・と誰もが気づき始めてきた。
ビックリ! [新聞記事]
2024.3.21
こんにちは。
今日は久々の本業の仕事。確定申告は終了したものの、やっとのこと消費税の申告も終了。消費税は何も分からず、出てきた画面に帳尻を合わせることしかできず、一般課税を目論むも簡易のほうが納税額が少ないという画面に促され、それに従う情けなさ。今年からはしっかりと青色申告、適当な帳尻合わせはできなくなる。自分に厳しくしていかないとね。
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朝方の地震にもビックリしたけど、オオタニサンの通訳の水原さんにもビックリ。
家人「大谷さんの口座からって言うけど、彼が関わっていないだろうね?」
私「ダメダメ、日本の、世界の救世主なんだから、彼も関わっているなんてとんでもない」
家人「ドジャースは賭博は即解雇よ」
私「そう言われると・・・・」
・・・・で、私はニュースをチェック。今のところ、水原氏の単独犯行というニュアンス。
そうあってほしい。大谷君は被害者であってほしいな。
でも、いろいろなことが起こり過ぎる。
金融政策決定会合 [新聞記事]
2024.3.19
こんばんは。
ついにというか、やっと異次元の金融政策変更の第一歩を歩み始めそうだ。これはすべて安倍さんと黒田さんのタッグ?から始まったこと。いや、安倍さんのほうがごり押しが強かっただろうから安倍さん主導だったかもしれないけど、植田総裁は勇気ある「初めの一歩」を踏み出した。
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日本人の大半はサラリーマンだ。そういう私も人生の半分はサラリーマンで、残りの半分は自営業。きっとあなたも現役のサラリーマンか、その経験者だったはず。「サラリー」というぐらいだから、月給制であり、そう簡単に月々の収入が増えるはずもなく、日々の生活は窮屈そのものだ。その日本の大半の窮屈サラリーマンの消費行動が、日本経済の土台骨をつくっている・・・・・・・・・と言っても決して言い過ぎではないだろう。
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その窮屈サラリーマンの打ち出の小槌は?と言えば、各々方のお勤めになっている企業さんがそれに当たるわけで、業績がよければ、ボーナスもより多く出るであろうし、毎年のベースアップもグンと上がることは間違いない。その絶対的条件は「過去の業績」と「未来の業績予想」にかかってくる。
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ジジイは昔話が好きなことは間違いなく、そういう私も昔話が好きだ。その昔っていつごろ?かというと小学校の低学年ごろ。当時、皆皆平等に貧しく、テレビは斜め向かいの従業員を2~3人使っているちょっと裕福な社長さんの家の玄関先で見せてもらったりしたもんだ----これはちょっとニュアンスが違う。見せてもらったんじゃなくて、無断で覗き込んでいたと言ったほうが正確かもしれない。でも、別に文句を言われるわけでもなく、社長さんもテレビを隠すこともない、そんなほんわかとした時代感があった。当時見ていたものは、「力道山」であり、「月光仮面」だったような。
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そして、どこに行っても混んでいた記憶しかない。日曜の昼、父親に連れられてうどんを食べに行ったが、大体、どこの店もいっぱいで、結構待たされた記憶しかないし、デパートに行っても人、人、人ばかりで、手持ち無沙汰な私は蛍光灯の灯ったショーケースをぼんやりと見続けるしかなかった。
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そんな混み合うだけの繁華街やデパートを見るにつけ、子ども心にも、それは何か躍動感があって、自分もその波に乗ろうと思えるような、そんなワクワク感があったような気がする。
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寒い寒い冬休みであろうと、暑い暑い夏休みであろうと、フットサルほどの広さの公園には、子どもたちがウジャウジャいて、ものすごい熱気と歓声が上がっていて、名前も知らない、だけど、いつも公園で会える友達がたくさんいて、今のような子どもいても5~6人、いない日のほうが多いなっていうことはまずなかった。
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経済はものが売れてナンボの世界であることは言うまでもなく、売れなければ、何も事は始まらない。大谷君も打ってナンボの世界なわけで、シーズンが始まっても三振ばかりしていては、チームには見放されるだろうし、グラウンドのごみを拾っても「そんなことしていないで、練習しろ、この契約金ドロボー」と言われない保証はない。
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どんなにおいしいポテトチップをつくっても、それをセブンイレブンまで行って買わない限り売れないわけだし、新商品のサーティワンをつくったところで、それを原宿まで行って食べる人々がいなければ、その商売は先細りになっていくわけで、それを七十代以上の高齢者に求めるのか、十代以下の若者に求めるのかで自ずと結果は見えてくるはず。
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その躍動感が感じられない企業がたくさんいる。もちろん、それを感じ取って、残り少ないパイを先取りし、成長を続ける企業もあるけれど、それは一握りの企業であって、多くの企業は後塵を拝しながら、食べてくれる口数が減っていく。今年が良くても、来年、再来年は分からない。じゃ、ベースアップは待ってもらおうかという判断になってしまう。
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減り続けていく人口。これを何とか歯止めをかけない限り、企業のベースアップはし続けるわけはなく、今年は「満額回答」となったとしても、来年は? 再来年は?と疑問を持たざるを得ない。
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人口が緩やかに右肩上がりになればこそ、個人商店も少しずつ売上が伸び、中小企業も受注が多くなっていき、当然ながら大企業も、その売上を伸ばすことになるのは明々白々。
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人口が増えれば経済活動は動き始め、そして、国の根幹を成している年金制度、社会保障制度も順序よく回っていくはず。植田さんがご苦労なさった政策変更も、よりやりやすくなるだろうし、今、産業界全体を覆い尽くしいる人手不足(介護、医療、運輸、治安、国土保全)も段々に順序よく解決していくはず。
すべては人、何はともかく人、人・・人・・・人・・・人ありきなり。
原価と経費を積み上げる(2) [新聞記事]
2024.3.3
こんにちは。
最近パソコンの調子が妙に悪い。遅く、待機中、無反応となり、目くらましのようにグルグルと回る点々を見続ける状態が続く。この前は再起動したけれど、今度は延々と20%・・45%・・55%・・75%・・・・と続いて仕事にならなかった。マカフィーのセキュリティソフトを入れて効果があるものなのかも不安で、いつもそのままにしているが何とかならないのかと思ってしまう。
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・・・・でさっきの続きです。
ラーメン屋の話でした。先月のお客さんが毎日100名来たとして、30日稼働したら3000名が来店となるけれど、これが3か月先、6か月先、1年先に3000名以上来なければ、当然ベースアップはないことになる。真面目な企業は1年後、2年後、3年後、従業員にインセンティブを持ってもらうためにも賃金のアップを考えるだろうし、3000名/月以上を確保しようと頑張る。メニューの数を増やしたり、入れ替えたりすることも必要だろうし、従業員にもっと効率的に働いてもらう工夫も必要かもしれない。
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しかし、ここで問題が一つ。
今の現状の人口動態を見ると、増えているの? 減っているの? といったら確実に減っているわけで、それをそのままラーメン屋に当てはめてみると、今年の客数より、来年の客数は減る? 増える? と考えると、減る確率のほうが高くなる。
地域一番店ならいざ知らず、普通のまずくもなければ、うまくもない程度の大多数のお店であれば、昨年対比客数は非常に厳しいものになる。それでは値上げをすれば済むのか? ますますお客さんは遠のく。遠のいては困るから値上げをしない。値上げできない。
合計特殊出生率はご覧のとおり、とっくの昔に2.0は切っていて、
ラーメンを口にしてくれる人数も確実に右肩下がり。ラーメン屋さんは、どう頑張っても生き残れないことになる。
その結果、シャッター通りとなり、閉店する店が増えてくる。戦争による影響で燃料費の高騰も、より拍車をかけているわけで、簡単にプライスダウンをするわけにもいかなくなった。
アメリカを見ると、ご承知のとおりの移民大国であり、純粋なアメリカ人は少なく、多くの多人種の人間が社会を作り上げている。物価も高く、賃金も高く、全うな職業に就いていれば、大体は生活できる構造になっている。
日本は多くの中小企業で成り立っている。中小企業が泣き寝入りして製造製品の価格を上げられない構造が続く限り、そこで働く大多数の日本人には賃上げによる恩恵はなく、社会は依然として萎縮し続ける構造は変わらないし、中小企業がしっかり原価計算をし、利益を確保し、それを発注者であるより大きな企業が受け止めない限り、日本の賃金はなかなか上がらない。
相変わらずくどい話になったが、その大きな企業が受け止められる状態にするには、やはり、国が少子化対策を本気で取り組み、いつでも公園で子どもたちの遊ぶ声が聞こえ、全国どこの学校でも1学年最低でも5クラス/40人の人口数にしないと、企業も未来を見据えた生産活動に積極的には取り組まないことも確かだろう。
政治資金規正法違反とかでワイワイ騒いでいる時間的余裕は、もう我が国にはないのです。
原価と経費を積み上げる [新聞記事]
2024.3.3
こんにちは。
この年になってくると往年の花粉症の辛さは和らいでくる。年をとっていいことは、花粉症ぐらいかもしれない。とは言ってもクシャミは出るし、目もかゆくなるのはいつものこと。しかし、その頻度と症状が若い時に比べると重くはない。現役時代は、満員電車に乗っている時にクシャミが出たら、鼻水がゾウゾウと出てきたらどうしようと警戒し、養生していたが、今はそんなことは余り考えなくなった。
「しょっちゅう電車に乗っているようなフリをして、よく言うよ」と言われれば、それは全く否めないけど、体じゅうにスギの花粉が満杯になったから?なんだろうと勝手に思って納得している。
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今は春闘の時期。長らくのデフレ脱却を、と新聞や政治家は大声を上げるけれど、価格を決めるのに、いつから上流から決めるはずの販売価格を下流から始めたんだろうか?
物の売値を決めるとき、原価+経費を積み上げて販売価格を決める。私はずっとそう教わってきた、というか、それが常識だろうと思ってきた。
若いころ、知り合いの照明器具会社の経理をお手伝いしていたときのこと。部品が多数だったものだから、その原価を積み上げることが一番大切で、それをおざなりにすると販売価格がいい加減になり、利益が出なかったりしていたのを目の当たりにしたことがあった。しかし、その積み上げを正確にやることによって利益幅が確定し、会社の資金繰りなどがより明確になるのを薄々理解することができた。
しかしながら、日本のデフレが始まったころ、多分100円ショップも花盛りになりつつあったころだと思うけど、他社より安く、そしていっぱい売ろうと企業は動き始めた。当然、利益幅は少なくなるので、会社の将来の見通しも段々不明瞭になってくるわけで、その結果として、従業員への賃金も少なくせざるを得なくなる。従業員=消費者であるわけだから、お給料が減れば、ボーナスが減れば、当然、消費しにくくなるわけで経済の萎縮が始まってしまった。
やぱり企業が悪いのかというと、企業は製品の売上が減れば、企業の収益が悪くなるわけで、その結果として「出したいんだけど、出せない」という状態が続いていくことになる。これも何となく理解はできる。
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どっちもどっちということになるんだろうか?
政府はムリクリ、安倍さんの時代から賃上げしろ、賃上げしろと企業にアピールを続ける。私は、こんなことは聞いたことがなかったので、妙に違和感を覚えたけれど、政治家も景気が悪くなると時の政権の風向きが怪しくなるので、当然の行動となったんだろう。
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1杯1000円のラーメン屋が昨日100杯の売上を記録した。それを30日続ければ3000杯の売上となり、金額は300万の売上となる。そこから、水光熱+材料費+固定費+来月仕入値を引けば、残りが純粋な店の売上となり、店主と従業員が享受できる金額となる。もっと細かく言えば、近視眼的に来月ではなく、もっと先の2年後、3年後、5年後を含めて考えて、蓄え(社内備蓄)も考えなければならないのが普通の考えかもしれない。
ちょっと時間なので、ここまで。
そろそろかもしれない [新聞記事]
2024.3.1
こんばんは。
確定申告が近く迫ってきた。本業の仕事を1本を仕上げ、確定申告を仕上げ、家絡みの業者の絡みが4件ほど。HPのこともやらなければいけない。ちょっとハードだけど、それもまた楽しということで、もう少し頑張る。
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今朝6時前、そろそろ起きなければと思っていた矢先に「グラッ」ときた。1、2、3、4、5・・・・秒ほどだろうか、一端止まりかけながらまた動いた感じ。もともと地震は全国どこでも多いけれど、自分が「あっ」と思ったものは、ここ1~2週間で3回目だ。携帯は鳴らなかったけど、ちょっと緊張。東日本のときもそうだったけど、やはり続けて起こるときは要注意だ。輪島の例もあるし、そう単純に侮ってはいけないんだろうと思う。
カセット・・・コンロ・・・寝袋・・・簡易トイレ・・・水・・・そうそう水歯みがきはない。トイレットぺーパーも必要だ。家のあっちこっちに分散して置いてあるから、少しまとめておかなければ。井戸は掘ってあるけど、蛇口がない。あと紐、手袋、防災靴、鍋と釜、ナイフとか箸もないと困る。トイレ用の囲いとウンチ袋も必要。1週間は自営するつもりで用意しなきゃ。レトルト、缶詰、懐中電灯、今だったら冬用の衣類・・・・・家が崩れなければ何でも持ち出せるけど、家が潰れたらそうはいかない。これもまたみんな自分の目の前の運にすがるだけか・・・・・。
一生塀の向こうにいるがいい [新聞記事]
2024.2.27
こんばんは。
長らく腹に据えかねることも少なくなったジジイだけれども、ちょっとだけ、この件は腹に据えてしまった。
皆さんよくご存じの「東名あおり運転事件」の判決。あれだけの悲しく、辛く、痛い思いをさせてしまったのに、一向に反省の気持ちが湧き出てこない彼に唖然というか、身勝手というか、その口から出た言葉に、同じ人間として怒りが納まらない。
なぜあんなことが言えるのか。お上は、その受けた言葉で判決の追徴の切り返しはできないのか?法廷の裁判官に対しても大いなる侮辱。
彼はまだ32歳。18年の刑を食らってもまだ50歳だ。50歳で娑婆に出てもらっても周りが困るだけだ。
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石橋「俺が出てくるまで待っておけよ」
裁判長「ごめんごめん、石橋君、ゼロが抜けていたみたいだ。ゼロ。」
石橋「??」
裁判長「ゼロだよ。ゼ~~ロ。18の右側に0を入れておいてくれ」
石橋「??」
裁判長「180年だ。それぐらいでも足りないんだけど、おまけしてやるよ。法廷侮辱罪も加えてね。」
なんて~ことを言えたなら、どんなにか溜飲が下りようというもの。彼の言葉を直接耳にした裁判長はもっともっと悔しい思いをしているだろうことは、火を見るより明らかだけどね。
アフリカ豚熱? [新聞記事]
2024.2.9
こんばんは。
また変なニュースが入ってきた。
アフリカ豚熱。今日のニュース、ご覧になった方も多いと思う。「豚熱」豚がこれに罹ると100%死ぬらしい。菌自体は熱に弱いとか、人には移らないとか、酸にも弱いとか・・・・。
罹患した豚は殺処分されるとは言うものの、鳥インフルエンザと同様の対応をすることになるのだろうか?いずれにしても、その間、豚肉は敬遠され、流通量も減るわけで、私たちの生活に幾ばくかの影響は出てこよう。これも未知のウィルス。コロナ以降、いろいろな未知の病原体と私たちは戦わなければならないことに、既になってしまっているんだと思い知らされる。これも一重に温暖化の賜物??か。
ここのサイトを見ると詳しくその様子が書かれている。それにしても未知の病原体に生物は本当に弱い。あっという間に伝播し、あっという間に命を落とす。幸いなことにして、まだ人体に直接影響はない(とは言え、その病原菌に運良く人間が罹っていないだけなのかもしれい)らしい。鳥インフルと同様であればいいけれど、それを口にすることは、余りいい気持ちはしない。もちろん、生肉ではなく、火を入れるわけだが今までどおり、腹一杯食べようとは思えないかもしれない。
まだ日本には上陸していない?らしいけれど、それも時間の問題だと専門家は言う。それはきっと当たってんいるんだろう。
人間にとって、地球は益々生きにくくなっている。
戦争をしている暇なんてないんだけどね。
これで若者はそっぽを向く [新聞記事]
2024.2.4
こんばんは。
今日は一日雨だということをいいことに、一日家の中でメール返信と、これからやるべきことを整理していた。とはいえ、狭い頭の中では、そう簡単に整理がつくはずもなく、若いころは、こうして頭の中で「ああでもない、こうでもない」と考えていたこととちょっと符号したことで、ちょっとほくそ笑んだりしてみた。
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国会中継では、今も堂々巡り的な論議ばかりで、少しも国民にとっての政治に向き合えないもどかしさだけを感じる。
キックバックだろうが、ペナルティゴールであろうが、一日も早く国民の我々に向けた政治をしてもらいたいと思うばかり。
尖閣では依然として領海侵犯ギリギリか、それ以上の執拗な実効行動が繰り返されている。中国は着々と「我が国、台湾上陸」の機会を狙っているわけで、今回も中国が動きやすいよう、米国が台湾海峡近辺で行動がしにくいよう、動きを少しずつ変化させてきている。
能登半島地震でも多くの被害が報道されているにもかかわらず、復旧の手が思いの外届いていなのはなぜなんだろう。もちろん、地域的、地形的な問題があったにせよ、人の手そのものが足りなくなってきているのではないか。限界集落であったところが、今回の地震で放棄集落になりつつあることを、国会議員の先生諸氏はどれだけ頭の中に刻み込んで仕事をしているのか?
内憂外患とはよく言ったもので、まさに今はその「内憂外患」。政党、派閥に関係なく、この問題は、こうしよう。この問題は、こうしようと自由闊達に、政党の縛りなしに話し合えるような国会であったのなら、よりよい方向に国の舵取りができるのではないかと思うけれど、どう見ても悪いことをしたと思っていない顔つきで頭を下げられても、そんな彼らにしか投票をする権利がないというのは、いささかというか、かなり不公平ではないかと思ってしまう。
もうそろそろ10年になろうとしている選挙制度。18歳から投票できる権利。多くの若者が唖然とするだけの選挙制度。ますます棄権、無投票に拍車がかかる。正しく不誠実な政治が行われ続ければ、若い彼らには、国会議員の姿勢の数々がどのように写っているんだろうかと、自分の裸を見られるような恥ずかしさを覚える。
日本の国民性 [新聞記事]
2024.1.27
こんばんは。
先日、過去の私のブログを見ていて、ふと気がついたことがあった。それはフォントが確実に大きくしているということだ。確かに見る力は弱くなっていることは事実。40歳の前後から速記という職業に就いてからは、年から年中、パソコンとにらめっことなり、2.0を誇っていた我が眼球もかなりすり減ってきたようだ。
先日---とはいっても3年ぐらい前だけど、視力検査のペーパーが出てきた。なんと片目は0.7、もう一方は0.4と書いてあった。もちろん老眼も進んでいる。細かな字を読まなければ裸眼で十分に日常生活は送れるが、薬などの注意書きは、その裸眼では読めるわけもなく、最近は数字をよく見間違える。特に商品の値札には難渋する。店の商品を見るときは立って見るわけで、若干ブレルこともあるかと思うのだが、3と8を間違えるし、1と7を間違えるときもある。0も何桁あるのか分からない時もある。
この前は、えらく安売りするんだと思い、店のクリアランスセール的な文字も見たりしたものだから、この値段で、きっと捨て値で売るんだと思い、レジに行った。三千円某かと思い商品を出すと「3万1000円です」と店員はのたまう。思わず「ウッ」と思ったが、そこは大人の対応は人並み以上に発達しつつあるもんだから「カードでお願い」と当然のような顔をして支払いをしてきた。「ゲッ!」老人の見栄ほど恥ずかしいものはないとは思っていても、この年になるとなかなか直せない。困ったちゃんです。
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そんな見栄はる老人でも、新聞には目をしばたたせながら目を通すことにしている。
正月早々いろいろな事件、事故が続くが、日本の国民性からして、政治に関心を持たないのか、持てないのか、はたまた、あついらの勝手にさせておけ的に見ているのか。外国人のそれを見比べて見るにつけ、恥ずかしいぐらいに、その考えに幼さ、浅さがあるのはどうしてなんだろうか。そんな私も自分の周りの火の粉を払い落とすのに必死で、特に政治のことについては、望遠鏡で富士山でも見ているような気持ちでいることは確かだ。
それは生活が豊かだからなのか?生活に追われ過ぎているからなのか?納税意識が少ないからなのか?なぜなんだろうと思う。
世の中の決まり、特に法律で決まったことを破れば、それは法律違反となり、厳しく罰せられる。それは皆さんの周りで特に身近なのは出費に関してかもしれない。もっと平たく言うとお金です。収入があれば、所得税を払うし、市県民税も払う、健康保険税も払うし、介護保険料も払う。
医療費も同じく、医科、歯科、調剤・薬価と別れているけど、それらは皆中医協を経て内閣で閣議決定される。また、建物の売買に関しての根拠法は宅地建物取引業法第46条であり、「売買価格の3%+6万円(税別)」という速算式で計算されるようになっている。
つまり、医療費が内閣で決定されるということについても、宅地建物取引業法に関しても、決定する機関は内閣であり、国会ということになる。今、問題になっている国会議員の面々は、それぞれ支持母体を見、そこの支持を取り付けるために、その支持母体に有利になるように法律を改正していく。そうすることで、その団体からはたくさんの票が入り、彼らは安泰な生活を送れるという仕組みであって、その支持母体に関係のない大多数の国民は弾き飛ばされ、高い税金、医療費、売買手数料を払うことになるという構図だ。もちろん、すべてが国民のためになっていないかというと、そこまではひどくなっていないのが日本の日本たる所以かもしれない。しかし、大方は、この構図で間違いないわけで、その結果が皆さんも知っている投票率で現れてくる。高い時は大体6割。低い時で4割。
ここに総務省の統計がある。全体的な傾向としては右肩下がり。平均はやはり5割ぐらいか。
私たち国民は皆分かっているのだけれど、どうしようもないわけで2.26事件じゃないけれど、ピストル持ってのっとるわけにもいかず、我田引水的に自分のことばかりを考えるサラリーマン化した国会議員ではなく、この国のために、人民のためになるマツリゴトをする政党ができることを一重に願っているわけで、派閥解散なんて目先のことばかり目が行ってしまうけど、問題は、そこではなく、国会議員の気質を変える絶好の機会なんだけれど、それをまとめ束ねる希代まれなる人物が現れたら、今なら潰されずに進んでいけると思うのだけれど、石破さん?小泉さん? それとも野党の方? 肝の座った、ぶれない方の一人や二人いてもいいのではないかと思うのだけれど・・・・・と老人のつぶやきは続くのです。
あれから12年経ったけど。 [新聞記事]
2023.12.23
こんにちは。
寒い毎日が続きますね。我が家も早朝の洗面所は13℃。デロンギを入れ、体重計に乗り、歯みがき、洗面、着替えを終え、ほぼ15分ぐらい? 結構時間をかけている。若いころにはそんなことはなかった。時間で動いているし、15分も朝支度にかけていられなかったんだと思い返した。
歯みがきに2分を費やす。電動歯みがきは30秒ごとに一瞬止まる。それを合図に右上、右下、左上、左下とやり終えるとちょうど2分経過したことになる。現役のころなんか1分もやっていたかどうか疑わしい。今さらなんだけど、歯が若干黄ばんでいる。孫の歯のように純真無垢の白に戻りたいけど、電動でもなかなか戻れそうにない。
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- メディア: ホーム&キッチン
これで大体5年はもつ。いやもっとかも。この家に来て5年経ち、既にそのときにはもう使っていた。まだまだ故障知らず。水しぶきの処置さえちゃんとしていれば、まだまだ使える。
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政治の話は正直のところ、あんまり興味が湧かないけど、最近のすったもんだは情けなさに拍車をかけた。
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それはそうとして、野党は政権交代する準備はしているんだろうか?この前の菅さんのときの失敗を十分に勉強し、再び同じような間違いをしないで、うまく日本の舵取りをしていけるんだろうか?自民党を批判するコメントはコメントとして、それじゃ、自分たちはこういう政治をします。少子化・子育て政策は・・・、政治資金は・・・・、国債発行の問題は・・・防衛は・・・・、定数是正は・・・・と問題は難しいことばかり。選挙になる前に、国民に具体的な政策を逐一述べ続けてほしいと思うんだけど、なかなかそんなことを言う御方はいない。言う機会はたくさんあるはずなので、少しずつ、国民にわかりやすく話していかないと国民はなかか理解できないわけで、政権をとることに怯んではいないだろうけど、どうも頼りない気がしないでもない。そろそろ本気を出すような方々が出てきてほしいと思うね。
定数是正なんかは人口が減少しているわけだから、その割合に応じて定数を減らしますなんて言えば、国民は理解しやすいことこの上なしで、一挙にみんなの関心は高まるはず。でも、御身大切だからね。そんなことはを言うはずもないか。
現代は、まさに毀誉褒貶 [新聞記事]
2023.12.12
こんにちは。
千葉は朝から雨。これから多雨になるとの予報もあるけど、雨雲レーダーの「赤」は海上を通過しそうだ。しかし、昨夜からの降雨量は久々にしっとりと濡れて植物にとっては恵みの雨になりそう。
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ちょっと偉そうぶって「毀誉褒貶」(きよほうへん)https://domani.shogakukan.co.jp/664868なんていう字を使ってしまった。我が陳腐な脳みそでは「賛否両論」ぐらいしか出てこなかったが、調べてみると、この字が今回のテーマの最適になる。
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大リーガーの大谷選手、北海道のイワシの大量うちあげ。
このニュース、私たちの知らない他国での報道はどんなもんなんだろう。よくあることだけど、自国の選手が活躍すると、国内ではこれでもか・・・・の勢いで報道は加熱する。これは国威発揚、我が子かわいさの気持ちで大いに盛り上がるのは理解できる。大谷選手のことは、初め話半分に聞いていた私にとっては、昨シーズンのホームラン王に決定した時点から、これはリップサービスなしに米国でも驚かれているんだろうと思うようになった。
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今回、イワシの問題に関しては、あろうことか意外や意外。イギリスの新聞で取り上げられているし、中国でも・・・ソ連でも・・・・とある。
一応、NHKとヤフーのサイトを上げておいた。変に偏ったものを上げるのもはばかれる。でも、他国の感情からして、そう思うことは妥当なところだと思う。もし、隣国で同じことがあったら、きっと私もそう思い至ったに違いない。
こちらはイギリス在住の方のブログ。
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そんな中、大谷選手に関しては、どうなんだろう。「ドジャース、上等だ」「がんばるんだな」的に思っている人たちもいるはず。特にチームメイトになる選手たちは、同時にライバルになるわけで、彼の加入によって放出される選手もいるはず。
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そんなことを思うと、結構複雑な気持ちにもなる。どの世界でも弱肉強食はあるね。