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金融政策決定会合 [新聞記事]

2024.3.19

こんばんは。

ついにというか、やっと異次元の金融政策変更の第一歩を歩み始めそうだ。これはすべて安倍さんと黒田さんのタッグ?から始まったこと。いや、安倍さんのほうがごり押しが強かっただろうから安倍さん主導だったかもしれないけど、植田総裁は勇気ある「初めの一歩」を踏み出した。

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日本人の大半はサラリーマンだ。そういう私も人生の半分はサラリーマンで、残りの半分は自営業。きっとあなたも現役のサラリーマンか、その経験者だったはず。「サラリー」というぐらいだから、月給制であり、そう簡単に月々の収入が増えるはずもなく、日々の生活は窮屈そのものだ。その日本の大半の窮屈サラリーマンの消費行動が、日本経済の土台骨をつくっている・・・・・・・・・と言っても決して言い過ぎではないだろう。

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その窮屈サラリーマンの打ち出の小槌は?と言えば、各々方のお勤めになっている企業さんがそれに当たるわけで、業績がよければ、ボーナスもより多く出るであろうし、毎年のベースアップもグンと上がることは間違いない。その絶対的条件は「過去の業績」と「未来の業績予想」にかかってくる。

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ジジイは昔話が好きなことは間違いなく、そういう私も昔話が好きだ。その昔っていつごろ?かというと小学校の低学年ごろ。当時、皆皆平等に貧しく、テレビは斜め向かいの従業員を2~3人使っているちょっと裕福な社長さんの家の玄関先で見せてもらったりしたもんだ----これはちょっとニュアンスが違う。見せてもらったんじゃなくて、無断で覗き込んでいたと言ったほうが正確かもしれない。でも、別に文句を言われるわけでもなく、社長さんもテレビを隠すこともない、そんなほんわかとした時代感があった。当時見ていたものは、「力道山」であり、「月光仮面」だったような。

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そして、どこに行っても混んでいた記憶しかない。日曜の昼、父親に連れられてうどんを食べに行ったが、大体、どこの店もいっぱいで、結構待たされた記憶しかないし、デパートに行っても人、人、人ばかりで、手持ち無沙汰な私は蛍光灯の灯ったショーケースをぼんやりと見続けるしかなかった。

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そんな混み合うだけの繁華街やデパートを見るにつけ、子ども心にも、それは何か躍動感があって、自分もその波に乗ろうと思えるような、そんなワクワク感があったような気がする。

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寒い寒い冬休みであろうと、暑い暑い夏休みであろうと、フットサルほどの広さの公園には、子どもたちがウジャウジャいて、ものすごい熱気と歓声が上がっていて、名前も知らない、だけど、いつも公園で会える友達がたくさんいて、今のような子どもいても5~6人、いない日のほうが多いなっていうことはまずなかった。

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経済はものが売れてナンボの世界であることは言うまでもなく、売れなければ、何も事は始まらない。大谷君も打ってナンボの世界なわけで、シーズンが始まっても三振ばかりしていては、チームには見放されるだろうし、グラウンドのごみを拾っても「そんなことしていないで、練習しろ、この契約金ドロボー」と言われない保証はない。

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どんなにおいしいポテトチップをつくっても、それをセブンイレブンまで行って買わない限り売れないわけだし、新商品のサーティワンをつくったところで、それを原宿まで行って食べる人々がいなければ、その商売は先細りになっていくわけで、それを七十代以上の高齢者に求めるのか、十代以下の若者に求めるのかで自ずと結果は見えてくるはず。

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その躍動感が感じられない企業がたくさんいる。もちろん、それを感じ取って、残り少ないパイを先取りし、成長を続ける企業もあるけれど、それは一握りの企業であって、多くの企業は後塵を拝しながら、食べてくれる口数が減っていく。今年が良くても、来年、再来年は分からない。じゃ、ベースアップは待ってもらおうかという判断になってしまう。

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減り続けていく人口。これを何とか歯止めをかけない限り、企業のベースアップはし続けるわけはなく、今年は「満額回答」となったとしても、来年は? 再来年は?と疑問を持たざるを得ない。

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人口が緩やかに右肩上がりになればこそ、個人商店も少しずつ売上が伸び、中小企業も受注が多くなっていき、当然ながら大企業も、その売上を伸ばすことになるのは明々白々。

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人口が増えれば経済活動は動き始め、そして、国の根幹を成している年金制度、社会保障制度も順序よく回っていくはず。植田さんがご苦労なさった政策変更も、よりやりやすくなるだろうし、今、産業界全体を覆い尽くしいる人手不足(介護、医療、運輸、治安、国土保全)も段々に順序よく解決していくはず。

すべては人、何はともかく人、人・・人・・・人・・・人ありきなり。

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