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家づくりは一回では成功しない。(第295回)-外壁の煤払い [我が家]

2024.12.1

こんばんは。

びっくりだね。12月に入ってしまった。でも今日も温かい。ありがたいことです。

・・・・・ということで今日は毎年恒例の煤払いをやった。先週に続いて2回目となった。

こんなことを書くと、馬鹿だね。このジジイと言われそうだけど、言われてナンボということもあるし、一応書いておこう。

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こんなものを買ってみた。ケルヒャー(発音はこれでよかった?)なんて大がかりなものはちょっと控えてハンディタイプの充電式。大蔵大臣が「新聞に載っていて、いいらしいから買いなさい」というお言葉に甘えてAmazonで購入した。ところがどっこい、目線より上に向けるとたちどころに老人のションベン状態。勢いよくは出ず、出鼻をくじかれた。目線により下なら何となく大丈夫という微妙な製品だ。ホースは水栓に直接つながず、バケツにホースを突っ込んで噴射させるもの。

バケツの水がなくなったら困るじゃんと思ったら、水道を少しずつ出し、「出」と「入」を同じにすれば、全く問題はなかった。

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我が家の壁です。





ちょっと凸凹。横にスリットが入っているもの。











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こんな感じで、このへっ込みに埃が溜まる。




























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どういうわけか、こういう窓の桟の下とか、軒下の直下はすごく埃が溜まる。







この写真でもお分かりのとおり、窓下3~4列の窪みには結構黒っぽく筋が入っているけど、下に行くほど埃は少なくなっていく。

この黒っぽいものが埃。



これは南側も北側も東側も西側もすべて同様。強いて言えば、南側は一番少ないけれど、北側はかなり汚れが溜まってしまっていた。

隣家との間が大体2mぐらい。風も完全に吹き抜けるわけでもないし、雨も洗い流すように壁に勢いよく流れないからなのかもしれない。

 

よく北側の壁にカビが生えているのを見るけれど、南より空気がよどんでしまうのが原因?


スプレーガンはあきらめ、刷毛で掃きながらごみを取ることにした。1回につき3分の1ずつやって、今日で3分の2が終了。あと少し。後日、体との相談でやることにする。

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家づくりは一回では成功しない。(第294回)体を合わせる [我が家]

2024.10.24

こんにちは。

今日も半袖が大手を振っている。10月も半ばを過ぎ、1週間後は11月です。

人間はどうひいき目に見てもレッドラインを超えてしまったんだろうなと思う。

「でも、いいじゃん、何もないもの」という声が聞こえてきそうだけど、地球の時間軸はとてつもなく長い。人間のそれとは比べ物にならないくらい長く・大きく・太い。太古の昔から人間が営々と営んできたすべてが地球を痛め続けてきたとは思いたくもないが、多分、営みの多くがそれに当てはまる違いない。

昨日、イケアに行ってきた。値段は百均よりは高いけれど、ニトリ、大塚家具よりは安い。そして、その多くが化学物質や化学繊維だ。この安さがその物を大事にしない風潮に拍車をかける。簡単に捨てる。あきれば捨てる。それは当然、燃やされたり、埋められたり、皆さんご存じのようにマイクロ化していき、決して土に帰り、肥料となることはない。

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先日も愚息ファミリー宅に行き、会食をした。食材を買えば、当然その容器がゴミとなる。それもプラスチックだ。再利用するなどという話は金輪際ないし、食品を入れているものだからと再利用するという概念はない。

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ナドナド・・・・・・・・・とこの手の話になると暗く、先が見えないので、この辺にしようと思う。私は、地球の最期を見届けてみたいと思ったりもするが、孫たちが、その生き証人になってしまうのではないかと意味もなく心配になってしまう。

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そんなことはさておき、久々に家づくりの話。

自分たちで図面を引いて家を描く。二階家がどうの、間取りがどうの、洗濯機の右側に洗面台。冷蔵庫の扉は左開きなどなど。みんな一生懸命図面を引いてもらい家を作り上げる。

しかし、十分に知り尽くしたつもりの家に実際住んでみると、意外なことに体がついて行かない。今住んでいる間取りをからだが熟知してしまっているものだから、新居に移った途端、体が戸惑う。図面で十分知っているはずなのに、体が戸惑う。

新居に体が馴染むまで2~3カ月か半年。それは部屋部屋の随所に現れて、感じられてくる。簡単な話をすれば、ガス台の前に立ち、魚が焼けたから振り返ってお皿を出そうとする。それが三歩も四歩も離れていると「何これ?」と思う。しかし、何度かの体感後、体がそれに順応していく。

しかし、「何これ?」と思う心は正解で、そこで、すかさず定位置を変更する。これが毎日の日々の動線を考える上では重要なこと。それを体が慣れることに身を任せては、余りいい結果は出てこない。

あくまでも体を家に合わせるのか、新居ができてからも体に物を合わせるのか、そのつばぜり合いが続けることで、よりいい家に変化していくことは間違いない。

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家づくりは一回では成功しない(第293回)-レスポンス [我が家]

2024.10.1

こんにちは。

気がついたら早10月。誰が何と言おうと10月だ。気が早いところでは、おせちの予約を承っている。でも、私は半袖だ。

嫌だね、ジジイは「正月は冥土の旅の一里塚」なんていう句しか思いつかない。それに愚息たちの来襲が付いてくると思うと尚更ゲンナリだ。

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先日、業者さんと打合せをすることがあった。当然な行為としてアイミツ。相見積りをお願いした。こちらは一回で済ませたいものだから「ご一緒に・・・」なんてお願いしたが、よくよく考えれば嫌がるのは当然で、別々の日になった。

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各々の見積りを出していただき、片一方に決めた。別に理由などはない。料金的にはほとんど同じ金額だった。片方は中年の男性。片方は中年より少し若目の女性(最近はキャンキャンの若い女性は余りいないのか、大方は四十代手前前後)。なんて言うと女性陣に怒られそうだけど、私の一方的な見た目偏見です。

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私はメールのほうが何かにつけて早いし、手間もかからないし、じっくりこちらのペースで考えられるのでメール中心にやり取りをしてしまう。今回も現地調査以外100%メール。

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片方はその日に必ず返信するが、片方は2~3日後に返信が来る。このペースは、その方の仕事に対するポリシーなのか、ただ単に忙しいからなのかは分からないが、大体その傾向にあるようだ。

私の依頼は、2~3日遅れて返信が来る方にした。別に「2~3日遅れてくる」ことを理由にしたわけではないけれど、レスポンスのいいほうは、以前お願いしたことがあったから。

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話は前後するけど、この2社とも打合せ後、一度断った経緯がある。こちらの気まぐれと言われてしまえば、そう思われているかもしれないが、我が家の諸事情ということです。

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・・・・ということで、再度現場に来ていただき確認をし、以前提示していただいた金額は、このご時世若干変わるということを了承して、後日提示ということになった。

ところが納期が遅い。9月中旬に打合せをし、工事開始は来年の2月、3月と言われた。今どきだからかと思い、一旦は了承したものの、よくよく考えると、それはちょっと遅すぎる。

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急きょ、レスポンスのよいほうに納期の確認。即刻返信があり、今年中に完了しますと来た。

さて、どうしたものか???一たん頼んだのに「悪いな、申し訳ないな」と思い、いつもなら先にお願いしたところに、そのままお願いするところを、今回は心を鬼にして丁重にお断りをし、レスポンスのいいほうをとった。

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いろいろなことを業者さんに頼むことは多い。お金はそれなりにかかるわけで、その中に妥協はあってはいけない。彼らも営業行為の中の一つに私の家があるわけで、変にオモネルこともなく、政治家ではないけれど、淡々と仕事をしている過ぎない。だから、こちらも淡々と決断をする。文句も言う。修正も言う。これが人にものを頼むときの鉄則かもしれない。ジジイは、今頃になって、そんなことを理解した。

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ちなみに、両社とも大手です。


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家づくりは一回では成功しない-(第292回)掃除機の話 [我が家]

2024.9.23

こんにちは。

すっかり秋めいてきた。昨日は窓を全部空け、空気だけが通るように鎧戸にした。しかしながら思いの外気温は下がったようで、久々3か月ぶりに寝汗を忘れて寝ていた。実に気持ちがいい。寝汗をかくことも好きだけれど、寝汗をかかなければ、かかないなりに気持ちいいものだ。

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そんな「か、か、か、か」と続く話は詰まらないので、今日は「家」の話。

別に自慢でも何でもないが、我が家には掃除機が4台ある。「えっ!4台も?見栄張ってるんじゃないの?」と言われてしまいそうだけど、2階家でもないのに4台ある。

1台はリビング用、2台目はトイレ用、3台目は洗面所用だ。

3台じゃないか、4台じゃない。・・・・・とまたまた言われそうだけど、あと1台は寝室用に買うことを決定したばかり。来月には来るはず。

最近はコードレスが多く、軽量化もされてきた。こう言ってはなんだけど、コードレス化の難点は、突如として電源が切れる。軽量化の難点は、掃除機細部の動き(特にヘッド使い勝手)が悪くなった。あと吸引力もメーカーが言っているほどはよくはない。

我が家のメーカーは日立、マキタ、アイリスオーヤマだ。

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・・・・・という理由で4台部屋ごとにしておかないと仕事にならなくなったというのが本音。ノベツマクナシ部屋の清掃を続けているわけではないが、部屋から部屋に移って掃除機をかけ、その途中で突然切れるほどイライラすることはない。

だから我が家では知らず知らずのうちに掃除機が4台の大台に乗ろうとしている。


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家づくりは一回では成功しない(第291回)-横すべり窓 [我が家]

2024.9.7

こんにちは。

膝の調子が悪くなってから3日目。生活を普通にするのには何の違和感も感じられないので、今日はランニングではなくウォーキングをしてきた。いつもとは違うコースながら、以前よく使っていたコース。昔はお米を栽培していた畑跡があったり、ご近所さんが貸し農園で使っていたり、道の外れにあることもあり車は全く通らない。そこは何となく牧歌的。草息のむせる臭いがして私の好きな場所の一つだ。

二、三年前は、最後の畑とおぼしきところに狸かアライグマかを見たことがあった。黒く、丸く、眉もしっかりと黒く、大きさは子猫ぐらい。

そんな所をゆっくり、足の具合を感じながら歩く。ついついあっちはどうなっている?などと気になってしまったもんだから、ついつい歩き過ぎた。約9,000歩。足は痛みというか、違和感を若干感じつつ、いい感じで帰宅した。


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でも暑い。

今日もしっかりとピーカンです。





























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・・・・・・・で、本題。

久々に「家づくり」です。

【横すべり窓】について。


(グッグッとマウスを下まで回わすと「高所用横すべり出し窓」という写真が出てくる)

この窓は大体高いところに付けるものと相場が決まっているようで、我が家でも高いところに付けている。

ここでちょっと問題になったのは、開閉について。風通しをよくしたいので、フィックス(はめ殺し)ではなく、開閉ができるものにしたい。でも、高いところのあるので、椅子に乗って、都度開閉することになるのは面倒くさい。そこでダブルループチェーンなるものがあったけどhttps://store.shopping.yahoo.co.jp/clair/smiih-kysbr-ch-lowe-aru-16005.html?sc_e=sydr_eclist_pdlist-pdlist_ttl_statgue_30000005_30000005_uitst3b-1&__ysp=6auY5omA55So5qiq44GZ44G544KK5Ye644GX56qT77yN44OA44OW44Or44Or44O844OX44OB44Kn44O844Oz

デザイン的にすっきりしないので却下。仕方ないので、今は手動で都度グルグル回して開け閉めをしている。

「ところが」です。技術は日進月歩。今は何と「電動タイプ」ができたようで


こんなものがある。私たちが家を建てるときには、まだなかったらしい・・・・というか、そんなお話は設計士の方はしてくださらなかった。この辺は情報を十分に取らなかった私どもに落ち度かも。

・・・・・ということで、家を建てる===しっかりリサーチして、専門家よりも専門家にならないと小さな後悔が大きな後悔へとつながっていくことになるというお話でした。

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家づくりは一回では成功しない(第290回)-雑草が嫌い [我が家]

2024.6.6

こんばんは。

私は日記を付けて、かれこれ15年が過ぎた。別に自慢ではないが、一日を振り返る時間がその間少しとれるので続けている。第一巻、15年前には何の迷いもなくそれを買ったが、第二巻目となると、少しの間、手が伸びるのが止まった。あと10年か・・・・生きているかなってね。

5㎝ぐらいの正方形のスペースが1日分の領域となる。書く量としては、ちょうどいい。このブログのように幾らでも書き続けられるわけではない。だから、簡潔に分かりやすく。

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2週間ぐらい前、去年の日記が目に止まった。「朝から猛暑」という書き出しだ。それで思い出した、去年はかなり暑かったので、早朝でも「超」早朝に走っていたことを思い出した。しかし、今年の早朝はそう暑くはない。長ズボンと半袖だけれど、半袖だとちょっと涼しい。走ってちょうどいいが、スタートしたばかりでは涼しいというよりちょっと寒い。

これが平年並だということは、去年はかなり暑かったということだ。

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道すがら、新築の家が建っていた。日当りもよさそうで、住みやすそうだ。公園の傍に建てられた家で、ロケーションも絶好だ。DSC_0002.JPG




庭もそこそこあって、庭仕事にも絶好な広さだと思う。









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しかしながら、2棟とも庭はしっかりとコンクリートで覆われていた。


当然、現役世代がその買い手対象者になるわけなので、

「庭仕事?

とんでもない。そんな時間なんかないよ」と言われるのがオチなので、コンクリートで覆い、雑草取りなど余分な仕事はせずに済まそうという思惑は十分に理解できる。

しかし、日当りのよい庭のコンクリートの照り返しはきついものがある。真夏は目玉焼きが十分にできる。庭でプール遊びをしようと思っても、地べたは十分に水をかけて冷ましてからでないと、子どもの素足は大火傷を負うことになる。

家の周りが土であることと、コンクリートであることの違いは、コンクリートに当たる太陽の輻射熱の量が全く違うので、そこは十分な配慮が必要だ。それじゃ、冬は絶好?かというと、その分太陽は傾いてしまっているので、輻射熱的な恩恵は受けられそうもない。

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一軒家とマンションを比べると、その違いがよく分かる。マンションを覆っているコンクリートが太陽の熱を十分に吸収するので、部屋の中の温度は一軒家のそれに比べると、かなり違いがある。

マンションから一軒家に引っ越された方々は経験済かもしれないが、秋の夕刻などは、上着を1枚引っかけないと風邪を引いたり、体調を壊す場合が多々ある。

私も一軒家に引っ越したばかりのころは、その1枚を羽織る習慣が全くなかったので、何度も体調を崩したことがあったことを思い出す。

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あともう一つ大切なことがある。それは雨だ。今までの雨量だったら問題発生には至らない。災害の時に最近とみに言われるフレーズ。それは「五十年に一度」「百年に一度」という言葉。異常気象=異常雨量。コンクリートでどこもかしこも塞いでいる現代のまちづくりは、滝のように降る異常雨量には全く対応できない。

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雨は地上に降りそそぎ、地上の生き物に多くの恵みを与え、姿を変え、水蒸気となって空へ舞い戻る。そして水蒸気はより大きな粒となり、雲になり、雨となって再び地上に舞い降りる。単純な繰り返しだけれど、そこには微塵も力みがない。全くの自然体だ。

その自然に不自然体の人間が挑もうとしている。勝つのはどちらだろうか?もう既に勝敗は決しているような気がするけど・・・・。


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仕事が忙しいから雑草取りをする暇はないという人間のエゴ。そんなちっぽけなエゴの積み重ねが、今の温暖化に拍車をかけている・・・・・・・かもしれない。

2020年代内に、平均気温が1度以上上がったら、もう後には戻れないだろうし、今よりより厳しい環境に追い落とされるのは確実で、その可能性は高い。

こんな記事も出てきた。


6年後、私の10年日記は第三巻に突入しているだろうか?

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家づくりは一回では成功しない(第289回)-コンセントの高さ [我が家]

2024.5.25

こんばんは。

今回はコンセントの高さについて。

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コンセントはどこの家庭でも大方下のほうにある。下とは大体足元。
















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それが机周りなら、やはり机面の近く。







例外的にコンセントが壁の上のほうに付いているのは、冷蔵庫を置く場所の裏面の壁ぐらい。













しかし、冷蔵庫を除いて、本当にそのほうが便利なんだろうかという疑問を投げかけたい。

大体コンセントの数と位置なんかは、割とおざなりになりやすいところ。家の詳細を決めつつも大方が終わったという安堵と疲労感から、大体「はい、はい、はい」とお任せという感じになるのは無理もないこと。

確かに下でないと都合の悪いものも多いことは確かで、電気ストーブ、こたつ、ジュータンは、その最たるもの。しかし、掃除機、アイロン、扇風機などは腰をかがめながらコンセントを入れるよりも、上のあるほうがどんなに作業が楽になるか。しかしながら、試したことがないというか、コンセントが高いところにない家がほとんどなので、その経験値がない。

特に最近は充電池式の掃除機が多いので、コンセントは上か、下か、これは各々の機種によって違いが出てくる可能性があるけれど、大体上にあったほうが使い勝手がいいことに気がつく。

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特に充電池は過充電による発火等々の危険もあり、粗悪品でない保証はなかなか見分けがつきにくいので、外出時、ちょっとコンセントから引き抜くという作業も目線もしくは腰当たりにあったほうが、抜き忘れ等の防止にもなり、大いに効果があるというもの。

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前回はコンセント+USB。今回はコンセントの位置について。

コンセントに関連して、あとは配線の処理方法。コンセントの位置関係で大いにそれは変わってくるということもあり、材料等を揃えたら、ここはじっくりとお話をしたいところだ。

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家づくりは一回では成功しない(第228回)-USBコンセント [我が家]

2024.4.27

こんばんは。

今日は久々「家づくり」について書いておきたい。

これは今急に思い出したというか、すっごく不便だと思ったので書いておくことにした。

コンセントの定数というか、数と位置は難しく、今考えてもなかなか正解は見出せないでいる。

今回、書きたいのは、コンセントの数でも位置でもない。最近は国民の10人に10人は持っているであろう充電器の電気製品。その大半が今はUSBなるものになりつつあることだ。ちょっと考えると携帯が第一番に浮かんでくるが、そればかりではない。イヤフォン、懐中電灯、バリカン、ひげそり、ハンディタイプの加湿器、もちろん、携帯、アイパッド、カメラなどなど。

実は今日、バリカンを購入。充電式であったが、それもUSBだった。我が家にはUSB対応のコンセントを3台持っていたが、ここにきてすべて使用することとなり、それでも足りなくなった。皆さんご存じのように、結構使用頻度が高いこともあり、あっちとこっちの電気製品を一つのUSB付きコンセントで兼用となると結構煩わしい。それでも、我が家では携帯は小型蓄電池(USBが3つ付いている)を使っているので、USB付きのコンセントは3つで事足りたが、小型蓄電池がなければ、あと2つは必要になる計算だ。

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今、調べてみたけれど、アマゾンでは、どうもそのようなコンセントはないようだ。あるにはあるけれど、それはコンセントに別にUSB付きのコンセントを付け加えるもので、

こんな感じで、どこの家にでもあるコンセントにUSBが埋め込まれたものではない。電気屋さんにはあるんだろうか?
これにUSBがダイレクトに付いていれば、見た目もすっきりするし、我々もワザワザコンセントを購入する手間もなくなるわけだし・・・・。
・・・と思いつつ、もう少し検索をしていくと・・・・・ありましたね。
WTL1488W、WTL1488H、WTL1488BWTL147740MW、WTL147740MH、WTL147740MB
ここにありました。流石、パナソニック!値段はUSBのみで6000円ぐらいからある。コンセントも付くと1万1000円、多少高くは付くかもしれないが、現代人には必須アイテムになりつつある。新築の家をつくる時、これが標準装備されている家があったら、それは当たり!かもしれない。
次回、家をつくる時(私にはその時間はあまりなさそうだ)には、この手のコンセントを絶対付けたいと思う。いずれ標準化されるんだろうけどね。

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断念 [我が家]

2023.12.10

こんばんは。

今、お気に入りの中華屋さんにネット注文をした。正月用だ。おせち料理はどこも大体おいしくない。冷凍だからなのか。冷えきっているからなのかは分からないが、何万円も出してもまずいものはまずい。テーブルの賑やかしの効果は十分だが、それ以上でもそれ以下でもない。なので、中華総菜というか、いつもよく食しているホイコーローとか、エビチリとか、チンジャオロースーとかを注文できるということなので、それを注文した。配達予定日も31日を指定できるので、着くかどうか甚だ不安ではあるけれど、31日到着で注文した。これで私たちを除く9人分の食欲の幾らかは満足させられそうだ。

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1週間ぐらい前に隣地との境界に板塀をつくること。ほかにもいろいろと計画していると書き、見積りを業者の方にお願いしていたが、昨日、断腸の思いでキャンセルした。理由は、いろいろな制約があることに加え、幾ばくかのお金をかけても、きっと満足は得られないんじゃないかと思ったからだ。

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よくよく自分の心の中を探っていくと、行く着く先は「日当りは解消しない」ということにたどり着いた。自分でも人にものをお願いし、それをキャンセルしたのは、後にも先にもこれが初めてなので、自分自身かなり面食らったことは事実だ。しかし、今回我が家をつくった後、あまり良いことが続いていないこともあり、私たち夫婦の間で建ててしまったものは仕方がないので、ただ、前向きに前向きにと気持ちをムリクリ切り替えていたことも確かな事実だ。

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そんな気持ちの中、背水の陣である我々は再度取りこぼしはできない状態なので、とりあえずキャンセルをさせていただいた。

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建物は建ててしまえば、そう安々と変更はできない。設計の段階からスタートし、施主が決めなければならない事柄はまさに五万とあるわけで、安易に妥協してはいけないということだ。私は、今回施工業者に遠慮したわけはなく、自分たちの考え違いが八割方が起因しているわけで「それじゃ、しょうがないね」と言われてしまいそうだが、慎重の上にも慎重を重ね、「あれっ、おかしい」「今の説明は分からない」「こんなこと聞いちゃいけないのかな」「前に決まったことなんだけど、後戻りできない??」と思ったら遠慮してはいけない。設計の段階ならば、確認申請の前であろうが、後であろうが、直してほしいところ、業者にこちらの意が伝わってなさそうなところは再々確認をし続けることは必要だ。


建てていなければ、こちらの勝ち。建ってしまえば、あちらの勝ちなのだから。

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家づくりは一回では成功しない(第227回)-土地の選定 [我が家]

2023.12.5

こんにちは。

オオサム・・・コサム・・・山から小僧がやって来た・・・と軟弱な身体には結構きつい気温だ。こんなことを書いていると、毎朝早朝からご出勤の皆皆様からは「このくそジジイ、糞して寝ろ」と罵声を浴びられてしまいそうだ。そんな罵声を浴びせられるのは御免被りたいので、昨日は外溝業者と2時間近く我が家の庭をどうする、こうすると喧々諤々、話をし、庭仕事をし、自分が自分に元気であることを自覚させていた。

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そんなことがたたってか。今日は背中が痛い。肩こりではない。肩甲骨の下あたりがツキンと痛む。手を挙げてもツキンと痛む。これは先週、外壁と窓掃除をやった後、痛みが出てきた。しかし、そんなにきつい痛みでもなかったので「あれ?ちょっと痛いな」程度で、ほとんど日常生活は問題なく、それを忘れていた。

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しかし、今日は違う。息をすると痛い、棚にある歯ブラシをとるときにも痛い。着替えても痛く、動作が億劫になってきた。仕方なく、テニスボールを背中にあてがい、横になってゴリゴリとコリをほぐす。既に昨夜から痛かったので、寝る時も背中にテニスボールを入れたまま寝た。6時間ほど背中にテニスボールをあてがっているわけで、大方は痛みは取れるのが今までの通例だったが、今日は、それでも直らない。ちょっと憂鬱。かなり憂鬱。

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そうなると、あれの出番だ。あれ?----------ピップエレキバン。

ピップ エレキバン MAX200 24粒入 2個パック 磁気治療器 肩コリ 首 腰 肩甲骨 ベージュ

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  • 出版社/メーカー: ピップ
  • 発売日: 2022/06/08
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
痛いツボを押して痛みが出ると血行がよどんでいるので、大体ピップエレキバンの登場となる。家人に3か所張ってもらったが、家人が死に自分一人になったら、どうしたらいいんだろうと、どうでもいいことを真剣に思い悩む。

年が寄ってくる(増えてくる)と、右に傾け、左に傾け、そろそろと按配をしながら身体の均等を保つ。若い人もいずれ年をとり、30年後、40年後、50年後、みんな通る道だからシカト覚えておくといいかもしれない。

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そんな年寄りの戯言はこれぐらいにして、家を建てる時に最も重要かつ、最も難しい「土地の選択」について少しお話をしたい。

多分、多くの方は日の光の多く当たる家を望む。一部の方に、そうできない、いろいろな事情をお持ちの方々もいることもあり、日当り=100%だとは言い切れない。しかし、多くの方は日の光がサンサンと照らす家に住みたいと思っているはず。

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今回、我が家は1年のうちの半分弱(多分、5か月間)。11月上旬から日が当たらなくなった。それがいつまでなのかは、隣地に家が建ったばかりで今年初体験。去年(昔の家の状態)は2月の中旬ごろから隣家の屋根を太陽が顔を出すことになっていたが、今年は3月をはるかに超えそうな勢い。

つまり、7か月は太陽の恩恵を受けられることとなる。「7か月も」なのか「7か月しか」なのかは、人それぞれだけど、私は「しか」だ。

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「この土地安くていいね。」、「学校も近いし、駅も近い」、「旗竿地は嫌だ」と選ぶ基準はいろいろ。そこの土地に住むということは、生まれ育った土地であろうと、右も左も全く知らない土地であろうと、その家族の今後の運命を左右する大切なことだ。

「運命」????「また、大げさな」とお思いかもしれないが、後から振り返ると、結構、「そうだな」と思うことが、あなたの人生の節目節目に出てくるからおもしろい。

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そんな大切な土地を選ぶ基準はどうすべきなんだろう。

「だって、日当りと言ったって南側にどんな家が建つか分からない」とか、「南側が開いている土地がなかなか見つからない」とか「南側が開いているんだけど、高くて手に入らない」とおっしゃる。

でも、南側が開いていたり、南側に道路がある土地は結構ある。しかし、それを探す時間がない。あっちこっち土日に連れ立って探す土地探し。2~3回やると、もうこの辺でとあきらめる。今は情報化時代で不動産屋の情報とgoogleマップを駆使すれば、現場がリアルに現れることも多く、時間のない方には、もってこいの手法。街の雰囲気、隣近所の世帯の年齢層、福祉の充実度合い、インフラ(プロパン、雨水・汚水)交通の便、そして土地の高低差などなど、それぞれの方のそれぞれの価値観が大きく左右する土地選びだ。

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項目が多いので、今回は表題どおり、どういう土地を選ぶか。

まず、第1種低層住居専用地域。これは「戸建て住宅か低層マンション。学校などの公共施設だけが認められる。原則として商業施設は建てられない」これが住環境としては、一番のポイントになる。そして、南道路。

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これであれば、まず間違いがない。もっといえば、道路は4m以上6m未満。

これだと時が経ち、周りに家が建っても、我が家に最悪なダメージを受けることは限りなく少ない。

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ちなみに道路幅4mというのは、これ以上狭いと車の出し入れが大変なること。6m以上だと幹線道路化して、車の通る台数が増え、自分の車の出し入れも大変だし、生活道路としては危険だということ。

今日はここまで。

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木製か木目調か? [我が家]

2023.11.26

こんにちは。

しっかりと冬模様の空と気温。寒いのが苦手な私としては「冬はこうでなくちゃ!」とやせ我慢をする。地球にとっては、もっともっと冷えたほうがいいに決まっている。

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建売が売り出し中の隣地。今までは空き家同然だったので、気兼ねなくフェンス越しにバラを這わせていた。しかし、売り出された今、隣家が入居される前に何とか目隠しを兼ねたバラの越境を防ぐ手立てをしなければならない。

木製で塀をつくるのは誰もが夢見ることだ。「木目調」はあくまでも木目調であり、「調」が付くのは、やはり自然木ではないので快い安らぎは味わえない。

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業者立ち会いのもと、いろいろと打合せをしていると見えないものが見えてきた。バラと目隠しを兼ねることにすると、やはり高さ2mは最低条件。3m超ならもっといい。バラのキャンパスが3m×12mになれば、バラを植え、咲かせる甲斐があろうというもの。日当りの悪くなった今、唯一ここに住み続けようと自分に言い聞かせるには、バラを大々的に咲かせ続けることしかなさそうな雰囲気になってきた。

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外塀に適した材質はウリン材という木があるらしい。無塗装で水につけっぱなしでも50年は耐え得る木だとネットには書いてあった。問題は、その重量だ。かなり重い。そして加工しにくい。木ネジなどは電動でねじ込んでも煙が出てきて、折れてしまうことがままあると業者の方が言っていた。

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私の目論見としては、ウリン材を使ってお手入れなしの塀をつくりたい。50年放置はマユツバもんだとしても、20年は放っておいていいのなら御の字で、私はとうの昔に次の世界に旅立っているしね。

しかし、バラを這わせるのにフックどうつけるか。トンカチで釘は打てないとなれば、工夫次第でほかにいろいろやりようがありそうだ。

こんな安いフックもある。10㎝幅のウリン材を縦に並べて、そのすき間にこのフックをねじ込む。これ自体、軽いから多分下には落ちていかない。それにアルミのワイヤーを結んで、それに誘引させる。両脇はしっかりと結んでおかないと安定しないだろうから
タカショー(Takasho) 壁面用接着金具 10個入 シルバー 1.7x3.4x4.7cm ACE-02

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  • 出版社/メーカー: タカショー(Takasho)
  • メディア: Tools & Hardware
接着剤付きのこんなフックをつければ、ウリン材の壁面は可能かもしれない。
これがだめでもポールをウリン材の壁に沿って幾つか立て、それにワイヤーを這わせればいけると踏んだ。
アルミ製の目隠し塀とウリン材の塀、値段はほぼ互角と踏んだ。2社相見積。見積りが出るのを待って、決断をすることになる。

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ただただ、びっくり [我が家]

2023、11.23

こんばんは。

今日も暖かい。あと20年もしたら我が孫たちも2~30代となる。私はとうに墓石の下だけど、彼らは海苔なんかは口にできるんだろうか。できたとしても、それは高価なものに違いない。トリフが幾らなのかは知らないが、テレビでワイワイ騒いですり下ろしているところを見ると、それになりに高価だということは分かる。きっとそのトリフぐらいか、それ以上高価なものになっているに違いない。おいしい海苔は大体1帖(10枚)で6~700円で去年までは買っていた。今年はまだ買っていないので分からないが、当然、去年よりは値段は高騰しているから大体1000円ぐらい?いや、それ以上するかもしれない。20年後、海苔が存在していたとして、1枚幾らなんだろう?1000円ぐらいしちゃうんだろうか?1帖1万円!あり得る話だ。温暖化は果てしなく続いている。

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隣地で建売が2軒建つ話は前に書いた。解体は外国人。これは大方納得。我が家もそうだった。しかし、それ以外はすべて日本人がつくっていた。瓦職人、シャッター、外壁、ユニットバス、システムキッチン、壁紙、内装、外溝・・・すべて日本人だった。

ところがあろうことか、一人棟梁と言われる職人は外国人、外壁も、屋根も・・・今のところすべて外国人だ。中国系もいれば、東南アジア系もいる。話している言葉がけたたましい。中国人は見た目も我々と変わらないから、日本人と思って挨拶するとウンともスンとも言わず、こちらをチラリと見るだけ。「あっ!」言葉が通じないんだと初めて分かる始末。

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上場企業でも振る舞いは三流にしか見えないその企業の社員とそのトップ。社員は今のところ一度も現場を見に来た気配はない。これを買うお客さんは、そんなことは知らない。この物件に運悪く鉢合わせした方に災難が降りかからなければいいがと思う。不具合があっても、一事が万事、まともな対応があるはずはない。それに加えて値段も、この辺ではトップクラス。最悪だ。

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家づくりは一回では成功しない(第226回)-トラブルメーカー [我が家]

2023.11.16

こんばんは。

家づくりは一生に一度の方が多い。一生に一度だから力を入れるのは当然だ。けれど、付け焼き刃的に取り込んだ知識は専門家にはかなわない。その知識の差が、お互いの意思の疎通に障壁となって表れることはままあり、それは家ができて上がってから「あれっ?」と思うことで具現化する。しかし、その時は既に遅きに失したこととなる。

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最近とみに感じていることは、それ以外の点で我々の消費者の前に立ちはだかる問題がある。それは施工業者個々人の技量だ。これは「どの世界にもあることだよ」と言われれば、それはそうだけど、技量不足な人間が担当し、それが致命的な欠陥となったとしたら、その当事者(消費者の我々)はたまったものではない。

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そこを深堀していくと、責任者は誰かはっきりしているかどうかが我々消費者にとっては死活問題になる。責任者と言っても我々の苦情を聞くだけの「ガス抜きをすればいい」と思っている輩では「暖簾に腕押し」になってしまうので、ここは真の責任をとれる相手がいるかどうかがポイントになる。

「何を大袈裟な」と思っている方もいるだろうが、家を建てるということは、ファスト・ファッションでTシャツを買うのとは訳が違うわけで、誠に自分の事として考えるべきところだと思う。

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最近、我が家周りでそんなことが立て続けに起きたので記載しておくことにする。

以前、隣地の解体の話を書いたが、今は整地され、家が建てられ、来年早々には売り出されることになっている。

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家を建てることに関しては、その責任は大体幾つかに分割されている場合が多い。まず、解体業者--基礎打ち業者--「上物をつくる業者(一人棟梁の場合も)」等に別れている。総括して、最終的なに責任者は、その土地を買取、販売する業者がそのトップとなる。しかしながら、もっと細かく言えば、もっと細かく別れる。例えば、屋根瓦業者、外壁業者等々・・・内装的なキッチン、トイレ、壁紙などなど専門性のある業者も入れれば結構な数となるし、その度量・技量はそれぞればらつきがあることも事実。

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この担当業者が代わる度に事故があったわけではないが、一つの業者がかかわっていた時に隣家のブロックを破損した。それを素直に「すみません。僕がやってしまいました。弁償します。」と言うのなら何の問題もないが、それを言わない。隠す。気がつかなければ、それでいい。---簡単に言ってしまえば、相手側の立場に立った行動がとれない業者の場合、その業者に何を言っても事は動かないということだ。

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こんなことが起きた。

DSC_0318.JPGこれは家の解体時、シャベルカーで解体、整地した時に誤って壊した隣家のブロック塀。

DSC_0319.JPG




穴の空いたその下、黒くなっているところまでが地盤面(地表)だったわけだが、彼らはあろうことか、ここの壊した部分までしっかりと土を盛ってあったため、きれいに整地するまで誰も全く分からなかった。



解体業者は解体し、体裁よろしく表土をならし、終了させ、早々に退散。後刻、別の業者(基礎打ち)が土をならし、このような被害が表に表れたことになった。


当然、隣家の住民は抗議をしたわけだが、解体に関わらない基礎打ちの業者にとっては預かり知らぬことで、被害を被った住民が幾ら抗議しようとも、その解体業者がその場にいるわけもなく、どうしたものかと相成った。

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これは当然のこととして、販売を担当している不動産会社に文句を言えばいいわけだが、被害を被られた方がご高齢であり、ネット情報を取りづらい方であったこともあったが、名刺を頼りに担当営業マンに抗議することとなった。

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しかし、事が動かない。幾ら経っても動かない----以前に書いたことだが、我が方のフェンスは、そのショベルカーで凹まされ、担当と交渉したが、一事が万事、「我が社の不徳の致すところ」とはならず、担当の業者にやらせますと、その不動産屋の営業マンは言うだけあったため、とにかく遅い。

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もう一つの問題がある。今はこれが通り相場なんだろうけど、解体業者は大体外国人が多い。トルコか東南アジア系だ。日本人は今は汚い仕事をしたがらないと言う。それが誠かどうかは分からないが、如何せん言葉が通じない。その場、その場で抗議しようと思っても言葉が分からないため、抗議することはあきらめしまうか、抗議しても抗議にならないのが現実。

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事が動かないことにしびれを切らした私は、最終手段として、不動産会社のトップに手紙を送りつけた。その不動産会社は、何と一部上場企業。名前は全く知らない。「プライム」の風上にも置けない。そして、もう一つびっくりしたのが、「カスタマーハラスメント」という項目を掲げていることだ。カスタマー(消費者、つまり我々のこと)、ハラスメント(嫌がらせ、いじめ)。つまり、消費者からの嫌がらせはどう対処するかが、その会社のホームページに堂々と書いてあった。完全に消費者は敵対するものと言っているようなもの。

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・・・・ということで、Too late(遅すぎ)ながら、そのブロックは三度修理され、倒壊せぬような状態になった。(穴があけられた当初、これは不安定ですねと基礎工事の業者が言ったぐらい不安定になっていた)

私がその当事者であれば、完全に作り替えろと要求したと思う。

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長々と書いたが、それぞれの技量を寄せ集めて家はつくられるわけで、その技量がバラバラかどうかは、私たち消費者には判別も選別もできないわけだから、不幸にして不具合が生じた場合には、責任をもって対処できる、きちんとした企業が、そのトップでならなければいけないというよい例であったと思う。

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トラブルメーカーというと消費者のことかと思うけれども、家に関しては、意外にトラブルメーカーは業者のほうであるというお話でした。


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家づくりは一回では成功しない(第225回)-シャッターの有無 [我が家]

2023.11.5

こんばんは。

秋の日はつるべ落とし。まさに暖かいながらも日没は秋らしい落ち方。今日もノルマの外壁と窓周りを終了。2日で半分弱が終了。とは言っても午後から2~3時間の作業。根をつめると体がもたないから少しずつ、少しずつ。

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最近の家には雨戸(シャッター)がない家が多い。アメリカンハウスというのか何というのかは知らないけど、その分お金もかからないからなのか、軒の短いのとシャッターのないのは、雨が多く、台風も多い日本の家屋として適しているのかは少し疑問が残る。

3~4年前になるだろうか。房総半島に上陸した台風では、雨戸がなかったものだから、あちらこちらでビニールテープをバッテンでガラス窓に貼り付けている家が数多く見られることとなった。ガムテープなどで貼ってしまうと、後の処理が大変困ることになることに皆気付かなかった。そんな理由かどうかは知らないが、依然としてテープを貼ったままの家もあり、それを見るにつけ、当時のことを思い出す。しかし、それぞれの家のよさは台無しとなり、美観が甚だしく落ちることとなった。やはり、シャッターなり、雨戸はつくったほうがいいと思う。

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ちなみに我が家のシャッターはタイマー付きの自動開閉だ。以前は徹夜で仕事をすることが日常だったもので、定時にオープン、定時にクローズする電動シャッターは頗る都合がいいものであった。これがないと昼過ぎに起きたのが直ぐに分かってしまうし、長期不在時も直ぐに分かってしまう。これを防げるので、少々値が張るが家の防犯上も大切な役割をしてくれている。
これはガレージ用と書いてあるが、家のシャッターと大方同じだ。
こちらはリクシル。

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家づくりは一回では成功しない( 第224回)-排水処理 [我が家]

2023.10.28

こんにちは。

私のような高齢者になると、やはり終の住処を無意識に探し始める。

「探し始める」という言葉遣いは的確ではないかな。年齢相応になった時の、その場所、その家、その地域が・・・ということかもしれない。

多分だけれど、多くの高齢者は無意識のうちに「あきらめ」と四文字に縛られていく。現役時代の多くの方々は人間ドッグにお世話になり、血糖値が、高脂血症がと騒ぎ立てる。

しかし、現役を引退し、健康保険組合(会社)が半分以上面倒を見てくれていた健康診断も地域の市町村の健康診断の簡易なものにとって代わる。市町村の健康診断を悪く言うつもりはサラサラないが、簡易検査ということもあり、見逃してしまったという例もあると聞く。それじゃ、現役時代の人間ドッグを受ければいいと言われるが、自費でやるとなると結構な金額がかかってくる。年金生活者にとっては、その負担はかなり厳しい。

私は自営業者だったが、サラリーマンの定年時とほぼ同じ年齢ぐらいまでは人間ドッグを受けていた。1日当たり200円程度を1年間マネービルをする、と考えれば安いと思えるかもしれないが、当然、一括払いだし、健診は医療費控除の対象にはならないので、踏んだり蹴ったりだなと思ってしまう。

・・・ということで大企業にお勤めであった諸氏の方々も、定年の何年か後からは人間ドッグではなく、市町村の健診に代えているはず。そこには無意識のうちに、「もうこのあたりで・・・」と思っているのか、自分はガンなんかには罹らないから大丈夫だと何の根拠もないのに大見得を切っているのかのかは定かではないが、高齢者のそれなりの見切りを付けているんだなと踏んでいる。

今回も健診に応募した。1つは人間ドッグでお世話になった病院。ここは胃カメラと大腸の内視鏡を交互(1年おき)にやってくれる。あとの一般健診はいつも行っている病院で済ませることにした。しかし、今年は胃カメラは来年の期間いっぱいまで予約で終了。一般健診も1か月以上待たなければ受けられないと言われた。これはいつものことではない。胃カメラ、内視鏡はともかくとして、一般健診などは、いつでも来てください。予約はなしで大丈夫ですと去年までは言っていた。コロナのせいか、長寿を全うしたい高齢者が激増したのか。今年は散々待たされ続けそうだ。

そうこう思っているうちに、昨日、コロナの接種をしてきた。「流石、高齢者!」とこのブログの向こうで声が聞こえてきそうだが、なんと7回目なんですね。若者はそんなにはやっちゃいないだろうけど、そういうことで高齢者は何かと忙しい。

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終の住処をまだまだ見つけられない私にとっては、敷居が高くなってきた「家づくり~」編。今回は「排水処理について」を一言。

DSC_0357.JPG

 





少々暗くて見づらいけれど、洗濯機の排水についてです。









これはご存じの排水管口とホース。












 


DSC_0358.JPG





これがどうしたと言われそうな何の変わり映えもしない。ホースと穴。





これが結構なポイントなんです。

排水管の穴が洗濯機の前にあるか後ろにあるか。これは絶対的に洗濯機の前にすべきもの。


それは漏水時、早めに発見できるから。

特に集合住宅なんかでは階下に被害を及ぼすことが防げるし、配管ホースの交換も直ぐにできるという利点がある。


まあ、こんなことは高齢者が偉そうに言うことではないけれど、これから家をつくる人、建売を買おうとしている人は、一言大工さんに「排水管の穴は前にしてね」と言っておくべきでしょうね。

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家づくりは一回では成功しない(第223回-4)-GL(グランドレベル) [我が家]

2023.10.8

こんにちは。

昨日のブログは若干手直し。やはり、結論は新規に書くべきだろうと思い直し、今日書くことにした。

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今の相場観から言うと、土地から新築住宅を買うよりも、明らかに中古を買い、手直しをしたほうがいい時期だろう。現に我が家隣地の新築物件は、あろうことか4000万円台に近い3000万円台後半だ。この千葉駅から10キロ圏内。お世辞にも便利な地とは言えないところの40坪でこの値段だ。ある意味、今は第二次不動産バブルかもしれない。昔、不動産バブルがあったとき、1億円で買った物件が5000万円でも買い手がつかないと嘆いていたが、それが今では徐々に戻りつつある。

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今回感じたことを買いておこう。

【家・土地を購入時の注意点】

1)自分の住みたい街、通勤に便利な土地を探すこと。

2)その土地の安全性を確認すること。(海抜・造成有無・海との距離)

下に書いてあるアドレスは国土地理院が出している海抜地図。


買いたい土地を検索して見ると、その海抜が分かる。そして、海との距離をチェック。少なくとも10キロは離れた土地を選ぶべし。

3)隣地との高低差、雨水の通り道を確認する。(雨の日に見に行ければ最高)

4)用途地域の確認、日照時間の確認(冬至を基準に日照時間を計算)。

5)ハザードマップで土砂警戒地域などを選ばない。


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家づくりは一回では成功しない(第223回-3)-GL(グランドレベル) [我が家]

2023.10.7

こんにちは。

日に3回も更新することなんかはあり得ないことなんだけど、結論まで書かないと気が済まないので、その続編。

【日照のこと】

日当たりが良いほうがいいか、悪いほうがいいか。それは人それぞれかもしれない。

色素が薄ければ太陽の光は、どちらかというと苦手だろうし、色素の濃い方は、さほど感じないかもしれない。外国人の澄んだ瞳には、夏の強烈な太陽光はまぶし過ぎるのだろう。それを証拠に外国人がサングラスをかける比率は、日本人のそれよりも高いことは、今、町中を見てみてもよく分かることだ。それに私たちがサングラスをかけたとしたら、暗過ぎて階段を踏み外しかねない。

そんなことはさておき、我が家の日照だ。隣家を取り壊してもらうわけにもいかないし、ここはぐっと我慢するのが世の中の常識っていうもんだろう・・・・と家人は言う。

今、隣家の進捗状況は、基礎が終わり、床の配線、配管をやっているところだ。

今月中には上棟まで行くだろう。そうすると大方の形が表れ、じきに太陽が隠れ始める11月になる。来年になれば、日照時間の実際が分かり、我々の身の処し方もはっきりしてくる。

我々が太陽光にこだわるのは、家が明るく、昼間でも電気をつけないことは言うに及ばず、太陽光が当たるのと当たらないのとでは光熱費がかなり違うということ。日がまともに当たっていれば、真冬であろうとも全く暖房は要らない。昨今のエネルギー高騰を思うにつけ、その効果は絶大だという言葉に、ご理解はいただけるに違いない。


 


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家づくりは一回では成功しない(第223回-2)-GL(グランドレベル) [我が家]

2023.10.7

こんにちは。

このブログが2万字制限があることは知らなかった。だから二分割かそれ以上になってしまいそう。

それにネット回線が切れてしまったりして、ちょっと右往左往。

【続き】

我が家の南側は以前、二階建ての数寄屋造り。数寄屋造りという言い方が正確には正しくはないかもしれないが、箱型ではなく、一階よりも二階のほうは建坪は少なく、一回り小さく上に乗っている感じ。その建物があったときは、冬至(12月22日ごろ)の一月前ぐらいから2月中旬ぐらいまでが完全に屋根の稜線から太陽は姿を消していた。つまり、3か月間は日中の一番太陽が高い時間帯に太陽を拝むことはないということ。つまり、洗濯物の乾きが悪かった。

今度、ここに二棟建つこととなった。もちろん二階家。当然、その建築物は南側を開け、北寄り(我が家寄り)に建つ。しかも箱型。数寄屋とは違うから日当たりは以前にも増して悪くなることは予想される。しかも我が家と隣地は高低差がある。

DSC_0353.JPG


横ブロック2つ分、隣地が高い。これは以前から隣地のほうが高く土を盛っていて、今に始まったものではない。

我々の致命的なミスは、私が所帯を持ち始めたころ、同じ土地で、ほぼ同じ位置に住んでいたことだ。

その家は私が18歳のときに建てたもの。平屋で今よりコンパクトなものだ。その後、隣地に家が建てられたのだが、我が家そのものがコンパクトだったため、その高低差も日当たりも全く気にならず、縁側で日向ぼっこが楽しめていた。

そんな実体験があったものだから、全く日当たりは気にせず、今回の家を建てた。しかも、以前より家の一部は南寄り(隣地近く)に建ててしまった。


DSC_0356.JPG










黒いフェンス(真ん中の黒い棒)から左側が我が家。


ほぼ2段(正確には2段半)。明らかにブロックの高さが違う。








DSC_0352.JPGDSC_0355.JPG









これを見ると愕然とするんで、あんまりお見せしたくはないが、これが隣地の高さと比較しなかった結果だ。








この段差の高低差が雨水を我が家に招き入れることになってしまったことは、以前、ブログにも書いたので、ここは省略するが、雨水升を4つ、雨水排水用U字溝を3本(合計15m)、これは施工会社の責任でつくってもらった。これにより、雨水排水処理はうまくいき、水に関する問題は今のところはないが、問題は日照の問題だ。

用途地域別北側斜線

これは斜線規制なるものを説明した図。(メガソフトさんのホームページより拝借させてもらいました)(https://www.megasoft.co.jp/3d/setback_regulation/height_north.php


隣地と書いてある所は我が家。土地(敷地)と書いてある所は南側隣地(建設予定地)。我が家の用途地域は第二種中高層住居専用地域。つまり、左図が該当。


「えっ!10m?」と思った私は、建設している不動産屋に立面図を請求。西側立面図を見ると建物の高さが6.2mと書いてあった。つまり、6.2m垂直に立ち上がり、30度の角度を付けて屋根が駆け上がっている建物になるらしい。








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家づくりは一回では成功しない(第223回-1)-GL(グランドレベル) [我が家]

2023.10.7

こんにちは。

DSC_0354.JPG


空はどこまでも青く、そして潔し。


これは昨日のランニング中に撮った写真。


今日もこれと同様に真っ青な青空だ。


世界の人々は

この青い空どんな気持ちで見ているのか。

喜び、憎しみ、憎悪、絶望、期待、隠忍、俯瞰、殺戮、飢餓・・・。

後に行くほど、日本には感覚的には遠い話・・・・今のところは。

ジジイになると、まとも(正面)に見れなくなる。

「まとも」漢字で書くと「正面」。確かに斜に構えた自分が見てとれる。




今日は久々「家づくりは一回では~~」の第223回目。よく書いたもんだと自分を褒めておこう。

正直な気持ちを言うと、書いていくうちに我が家の現状が、この題名どおりに成功しない部類に入っていくのが日々分かり、頗る足が遠のく。しかしながら、今回は現実味を帯びている失敗例を思い切って書くことにした。




 

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家づくりは一回では成功しない。(第222回)-室外機 [我が家]

2023.9.3

こんにちは。

久々に「家づくり」について書いておこう。

今年の夏は暑かった・・・・・と言うともう過去の話になってしまうけど、まだまだ残暑は厳しそう。今日もクーラーをつけながらの仕事となった。

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クーラーを使っていても、その室外機に思いをはせる人は少ない。そういう私も、さほど室外機のことを考えてはいない。しかし、この室外機がないとクーラーから涼しい空気は出てこない。当然ではあるけれど、割と室外機に対し我々は淡白だ。

昨今、外気ばどんどん上がっていく。今年は40度に届かんとしているところも多い。まだまだ一瞬ではあるけれど「40度です」とニュースになる。

人間は忘却する動物だ。昔は30度を超すだけでニュースになった。「えっ、30度?」とびっくりしたこともあったけれど、今は30度と聞いても「ふぅ~ん」と聞き流すだけだろう。逆に30度は結構過ごし易いと思ってしまうかもしれない。だから今年は36度と聞いても「ふぅ~ん」状態になりつつある。

その外気温、何度までクーラーは効くのだろうか?検索すると43度と書いてある。


この43度は一瞬43度になった状態ではなく、平均して43度になったらと解釈したほうがいいだろう。

そして、その対処法も書いてあった。我々が冷たく扱っている室外機は冷やせばいいと書いてある。直射日光を避けるため覆いをかけるとか、氷を乗せるとか・・・とにかく冷やす。しかし、それは覆いをかけたところで限界はありそうだし、氷を乗せるなんてことは現実的ではない。

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現在、ほとんどの住宅の室外機は堂々と南側に置いてあるところが多い。南側の部屋の室外機はほぼ100%南側だろう。今、新しく家を建てようと思っている方々は、部屋が南にあろうが、北側にあろうが、皆皆北側に置くことがベストチョイスだということだ。当然、ホースが伸びしてしまう部屋もあり、その分コストはかかるが、設置費用はその時だけで毎月の固定費になるわけではないから、そこはケチるべきではない。

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我が家のクーラーを見比べてみた。1つは南側、1つは北側、もう一つ東側(しかし、直射日光の当たる時間は3時間程度。しかも日光に対し横置きではなく、縦置きだ)。

我が家のクーラーは「今日の電気代は・・・」とアナウンスがあるので、それを聞き比べると、北側と東側の成績(電気代が少ない)が頗るいい。南側に置いてある室外機の半分以下の日が多いのはびっくり。

やはり、室外機にも気を配ってあげなくてはならなくなりそうだ。

 

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家づくりは一回では成功しない(221回)-隣家 [我が家]

2023.7.2

こんにちは。7月に入ってしまいました。学生時代なら、「あと何日で夏休み~~」などとうかれていただけだったけど、この年になるとそんな感情は木っ端みじんにくだかれ跡形もない。若いとは・・・・後先を考えないから幸せ・・・・・・なのかもしれない。それはそれで幸せなこと。若さゆえの特権かもね。

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明日、南側の家が取り壊される。予想はされていたけど、いざその時を迎えると、我が家にとっては全くの受け身だということを痛烈に感じる。前の家に住んでいたときもそうだった。その時は東側に建つことになったんだけど、普通なら、南を広くとり、西側にある我が家に沿ってぴったりと建てるのが通り相場なんだけど、この時は我が家がある西側をたっぷりと開けたもんだから、我が家としては非常にラッキー。風通しもいいし、朝日は拝めるし、お互いに生活音も気にならなかった。

今回、80坪ぐらいの土地に2軒の建売りを建てるとのこと(以前は1軒)。旗竿ではないので、2軒とも40坪ずつ確保でき、広さとしては最低限の広さは確保できる。

当然、北側ギリギリに建て、南側は庭兼駐車場にする。北側に位置する我が家は、今よりも日の当たり具合が悪くなる。今、隣家の屋根を超えて太陽が当たるのは3月の上旬だった。その間、11月から3月上旬までは日中の太陽がなかなか拝めない日々が続く。それが今後はますますその期間が長くなる。洗濯物はやはり太陽の恵みがあってこそ。太陽が当たらなくなる期間は楽天的に考えて前後2~3週間は増えるかもしれないけど、最悪、前後1か月ずつ伸びるかもしれない。それが最大の憂鬱だ。

不動産屋も強きで買い主未定での販売となる。

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ここで再び蒸し返されるのが、土地の高さの問題。隣家はブロック3つ近く高い。そのため、北側斜線規制もあっても我が家は劣勢に立たされ、日当たりは益々悪くなる。

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ここでグダグダ繰り言を言っても仕方がないので、これをどう打開するか。平屋から二階家変更は物理的に難しいらしく、どこの建物関係者に聞いても色好い返事は返ってこない。それなら、軒を少し超すぐらいのサンルームをつくる(雨樋を超すと太陽はよく当たる)のはどうかとか、いろいろとない頭で考えても結論は出るはずもなく、この年になって「引っ越そう」なんていうワードはおくびにも出せるはずもなし。


こんなのは、かなりステキだ。

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家づくりは一回では成功しない(220回)-家も身体も早めのお手入れ [我が家]

2023.6.11

こんばんは。

今日もあっという間に過ぎていく。明日、客人が来るので部屋の片づけをしていた。客人と言っても営業の人間。別に外で済ませても構わないのだが、わざわざ見積りを持ってくるというので、仕方なく会うこととなった。「メールでいいよ」と言ったのだが、そこはそれ営業人としても、少しのチャンスにも食らいつこうとしているのがよく分かる。

そこの企業は、かなりしっかりと仕事をする。我が家を建てた三流の企業ではないから、アフターサービスもかなりしっかりとしている。絶対に手抜きと思われることをしない。もちろん、現場でやるのは協力工場と言われる下請けさんたちで、そこはどこの会社であろうが、下請けさんに仕事を卸すわけでルート的、システム的には何ら変わらないのだが、頭の部分、トップがしっかりとお客に向いているかどうかが、消費者の私たちには大切になってくるわけで、ちっぽけなクレームであっても、三流どころはいつになっても来ないのは多く見られるのに対して、一流どころの対処は早い。今思い出したんだけど、私のところなんか去年の12月に来たときに雨だったので再度伺いますと言ったきり、その下請けさんはうんともすんとも音沙汰なしなのが現実だ。こちらは建てた直後からクレームを散々言い続けきたもんだから、「またか!」と舌打ちの連続、最後にはその企業の社長に手紙を書いて、どうなっているだとクレームする始末。だから、この最後の件は呆れて、放っておくことにした。

ちなみに一流はセキスイ。三流は・・・これは実名を上げるのは品格を疑われるからイニシャルだけ「F」としておこう。

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家は経年劣化という大敵がつきまとう。今回の見積りの件も、屋根と外壁のパテの交換を10年ほど前にやったが、今回、無料で家の点検をやりますと案内が来た。これは3~4年に1度、無料という名目でセキスイは家を点検してくれる。前回の3年前にもやった点検だ。このときは、まだまだ大丈夫ということで、そのままスルーしたが、今回は外壁に少しヒビが入っていた。外壁はレンガタイルを貼り付けたものだが、今回、朝日の当たる部分にヒビが入っていた。それと屋根も塗り替えたほうがいいとのこと。しかし、塗り替えるとすぐに剥がれるので、その上に別の屋根財を張る方法もあると言っていた。やるかやらないかは、私の財布の状況になるので、話だけは聞くことにしている。セキスイはいい仕事をしてくれる分、かなり高い。今回も、そこは覚悟しておかなければいけないが、家も車や身体と同じで、早め早めのお手当が大切なことは痛感しているので、結構悩むところかもしれない。


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家づくりは一回では成功しない(219回)-水栓 [我が家]

2023.4.24

こんにちは。

久々に家の話です。最近、年を重ねてきたせいで徐々に徐々にできていたことができなくなってきてしまった。これは避けられない事柄であり、若者には全くと言っていいほど関係はないし、同じ年齢でも、それぞれ痛むところは違うわけで、それぞれがそれぞれの価値観でできる生活をできる範囲で営むことになる。

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我が家でできなくなってきたことのトピックは、水栓のダイヤル切り替えだ。浄水と原水の切り替えができなくなってきてしまった。これは家人の親指に痛みが出て、強く握れなくなったからだ。彼女の痛みの最大値はペンを握れない。ペンが握れないから字が書けないというものだ。彼女の仕事はペンを握りっぱなし、書きっぱなしに使うので、そこは非常に難渋しているようだが、本人はいたって平常心というか、落ち込むこともなく、日々生活を送っている。

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TOTO キッチン水栓 TKS05308JA シルバー

TOTO キッチン水栓 TKS05308JA シルバー

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左斜めに伸びた先、丸い突端部分がその切り替えだ。そのダイヤル、正面から見て、「左」が原水シャワー、「真ん中」が原水ストレート、「右」が浄水に切り替わる。見た目はスタイリッシュ。使い勝手もよい。しかし、この先端部分は滑り止め的なザラザラもない、レバーもついていないもんだから、力があっても濡れた手だったり、石けん水が付いた手でダイヤルを握ると結構すべることは事実。それにもう一つの弱点がある。それはカートリッジ。3か月に1度交換とメーカーは書いてある。
これがそのカートリッジ。なんと3本で6,000円。これが高いか安いかは、その家庭家庭のご事情によることになるが、メーカーどおりに交換していれば8,000円/年でかかる計算となる。もっと細かく言えば22円/日かかる計算だ。当然、もっと安いカートリッジはあるが、この水栓には、このカートリッジという制約があるのも事実。水栓などメーカー指定をする方は多くはないはず。この辺も十分に研究すべき個所であることは間違いない。
もう一つ、大事なことがある。それは浄水にダイヤルをセットし、水を出すときに制約があることだ。「何?それ」と誰もが思う。入居したとき、私はそんなことは知らないわけで、普通に浄水の水を出したり、原水で食器を洗ったりしていた。1か月も経たないある時、「浄水」で水を出していたら、日々段々とその出方が弱くなってきたではないか。「あれっ? どうした?」と蛇口を覗き込むも水は、か細くなるばかり。水道代は払っている? 手続きするのを忘れていた?とか、いろいろと考えてみたが、やっぱり原因は浄水時だけ。
早速カートリッジメーカー電話。
私「水がよく出ないんですけど・・・」
K「そのカートリッジの場合、細くゆっくり出さないとグラスファイバが曲がってしまった、段々出方が悪くなるんです。ですから、ゆっくり水を出してください。申し訳ないですが1本無料で送ります」
・・・・と言われてしまった。なんのこっちゃ!まあ、理想を追求した結果が、かなり繊細になってしまって、我々が普通に台所で使う使い方をすると出が悪くなる。つまり、故障してしまうということらしい。
私は鈍感の極みなので、浄水であろうが、原水であろうが余り気にしないというか、分からないので、カートリッジなんか付けなくてもいいほうなんだけど、繊細な方々というか、我が家の奥様もしかり、その手のことに敏感な人たちにとっては、浄水の区別が付くものは無視できないんであろう。しかし、「浄水時、ゆっくり出せ」はないもんだと思うし、これは企業として企画変更、アップデートすべきことであろうと思う。
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で、今やっているのが、ここに幅広のゴム輪を巻き付けて滑り止めにした。しかし、きつく縛ってもゴム輪は大人しくしてくれず、家人が使うと直ぐにとれてしまうので、これも常態化は難しいところ。
そこで今考えているのが、この商品。レバーが大きすぎるので半分にカットしたとして、水栓先端部分が入れば、何とかなるんではないかと思っているけど、そんなことやったことある人はいるんだろうか。
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・・・ということで、新築時、こんなドアノブを付けたいなんて思う人はいるはずもなく、キッチン、流し台を考えるとき、水栓のレバー/カートリッジの仕様は、世の奥様方にとっては、かなり重要なポイントかもしれない。
 

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使用劣化と経年劣化 [我が家]

2023.2.19

こんにちは。

昨日とは打って変わって今日は曇り時々雨、そして強風が結構吹いている。気温は室内より屋外のほうが高く「春一番」が吹きましたと気象予報士が言いそうな季節になってきた。

DSC_0204.JPG




長かった冬もそろそろ終わり、確かに春は直ぐそこだ。

我が家の庭にも、蕗の薹が出ていた。

早速天ぷらにして食べた。



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誰もそんなことは言わないが、住宅産業ほど廃棄物を出す産業はないかもしれない。人間は都合よく考える動物?言い換えると前向きな姿勢?ポジティブ?・・・いずれも的確ではない言葉が続くけれど、家がなければ野宿するしかないから、そうもいかず家は人間が生きていく上での必須のアイテムとなっているわけで、それを否定するつもりはサラサラないけど、現実は現実として受け止めてしまう。特に日本の家は長くて30年も経過すれば、ほぼ潰して廃棄するわけで、高温多湿な国、なおかつ木造建築が多いから、ヨーロッパのように何百年と経過した家の寿命はないというのも理解はできる。

地震国であることも、今回のトルコの惨状を見るにつけ、逆に木造建築のほうが少しだけ安全かもしれないという気にもなってしまう。

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今回、使用劣化と経年劣化という言葉を頭にこびりついて仕方がない。経年劣化はご承知のとおり、年数とともにどうしもなく劣化していくもの。

例えば壁紙の黄ばみ、木製枠(縁、窓枠、床)の酸化による赤味は、それの代表格だろう。これは住んでいても、いなくても黄ばみは出てしまうわけで、故意に黄ばみを付けたわけではない。まさしく年を経るとともに劣化していく様だ。


それに対して使用劣化。これは使用することで劣化していくもの。都度清掃(拭き取り等)をしていれば、5年、10年経過しても劣化しにくいものだ。

例えば水栓(蛇口)、トイレ便器。洗面台、台所のシンク、浴室の鏡。これは都度拭き取りをすれば経年劣化しにくいものだ。

家をきれいに保つということは、定期的に掃除をすればいいのだけれど、現役諸氏は忙しいから、そんなことにかまけてはいられない。そういう私も現役のころはそうであったので偉そうなことは言えないのだけれど、最近、借家に住んでいる知人の家に行ったときのことをご紹介したい。

彼らは借家ということもあってか掃除をしない。当然の結果として、今言った使用劣化の項目はすべてひどい状態であった。水栓は水垢がこれでもかというぐらいこびりついているし、風呂場の鏡も水垢だらけ、トイレの手洗い器と水栓も相当なもの。一番驚いたのは風呂場ドアの縁(広場と脱衣場の間)。どうやったらこんなものがこびりつくのかと思うほどの汚れ。やはりこれも水垢なんだろうけど、浴室は毎日使うものだから仕方がないというセリフが聞こえてきそうだけど、何ということはない、ひと拭きすれば済む話。奇跡的にトイレの黒いワッカの汚れはなかったけれど、便器も輪ジミが出てくると、それを落とすのは大変な作業となる。

借家は、賃借人が変わったときに、それらの汚れはどうするんだろうと思うけど、最悪の場合は買い換えることにするんだろう。最近は、技術がないから電化製品が故障すると直ぐに交換となる。一昔前なら技術力のある方が、コツコツとそれを修理して直してくれた。それと同じように、今は簡単に手間なく、すべて交換となりそうなことは容易に想像がつく。

果たして、それはいいことなんだろうか?使用劣化によって廃棄物となるものは、水栓、洗面台、風呂場のサッシドア、便器となるわけで、どれも皆燃えるゴミではないし、破砕、選別、溶融という段階を経なければいけないものになる。そして、それはルールに則ったやり方で、残念ながら不法投棄されてしまう場合も十分あり得る。

私はごみ処理の専門家ではないから、それ以上のことは分からないけれど、これは決して地球によくないことぐらいは察しがつく。しかも、その原因はひと拭きするか、しないかの結果によるわけだから、やはり人間は罪作りな動物だと思ってしまう。

経年劣化は許されるけど、使用劣化、これは毎朝三百六十五日、顔を、髪を整えるように、さっきひと拭きすることで、どれだけ自分が、地球が助かるかと思う同胞がいることを心から願っている。

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家づくりは一回では成功しない(218回)-家づくりでも力関係はある [我が家]

2022.12.10

こんにちは。

もう夕方になってしまった。昨日はパーゴラの塗り替えでご迷惑をかけたお隣に、少しばかりのお菓子を持参し、その足でランニングをやってきた。2週間ぶりとなってしまった。寒いとついつい億劫になるね。

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今回はパーゴラのペンキ塗りということもあり、まかり間違っても被害を被ることは少ないというか、住み方における被害を被ることはないので、ホームページを頼りに発注をかけた。

1)連絡:メールで問い合わせ。相手の対応の速度をここで計測。ここで返信の遅い会社はまずダメと踏んでいい。

2)概要:ホームページの様子は仕事の善し悪しに直結することはないが、余りに陳腐なホームページの会社は、やはり誰でも踏み出すのに躊躇することは間違いない。

3)メンバー:スタッフが何人いるか?従業員の様子を載せているホームページも結構あるので、従業員がいるか、いないかも判断材料になるかもしれない。

4)所在地:その会社が自宅から遠いか近いかというのも大きな要素になる。特に何がしかをつくってもらう場合は、不都合が出てときに、相手の会社が北九州であっては、スムーズに連絡を取り合えなかったりしてストレスが溜まる。(北九州の方は関東に・・・ということになる)

そんなことを考えながら業者を決めるわけだが、今回、びっくりしたのは、ホームページは立派。かなりページ数もあり、何層も深くなっているホームページでありながら、その方はワンマン(とは言っても女性だったが)であった。つまり、一人で受注し、それをグループというか、連携をとっている業者さんにお願いするという段取りであった。


今回、1度決めた日があいにくの雨で中止となった。先方は日祭日を指定してきたが、こちらは平日でないと駐車場の関係で無理だといって平日を指定した。そして10日以上経ってやっと日にちが決まった。詳細は分からないが、予想をしてみると、業者は平日、自分たちの仕事をやり、その合間というか、手が空いたときにパーゴラのペンキ塗りをやったという感じであった。つまり、私が頼んだホームページが立派な会社の方は一人であり、組織上上位であっても立場上は弱く、お願いしている協力業者の方々は、スケジュールが空いたときに、彼女の会社の仕事を入れるという感じであった。

つまり、家づくりのとき、この力関係がかなり物をいう。

依頼会社が力関係において優位というか、多くの仕事を協力会社さんにお願いしている関係ならば、協力会社さんは自ずと、その依頼会社に従わざるを得ない。たくさん仕事をいただけるわけだから、取りこぼしなく一生懸命やるという構図はご理解をいただけると思う。

依頼会社の仕事数が多い会社はどこか?それは当然、大手さんということになる。ここではあえて名前は上げないが、皆さんご存じの会社が、それに該当する。

以前に、かなり大がかりなリフォーム(既存住宅の6割)をやったとき、大手のリフォーム会社に頼んだが、こちらを待たせるような段取りは一切なく、すべて順当に早く物事は進んでいったし、こちらの無理難題も一生懸命考えてくれ、こちらが待つというスタンスはなかった。

もちろん、この力関係がすべてだとは言わないが、欠陥工事とか、不都合があった場合、責任の追及は必須であり、そこに住まう住人が不都合なく住まうことができることが当然の帰結であって、それをやり得る業者は、ホームページの立派でも、メール返信の早さでも、従業員数でもなく、大手か、中小かが、その別れ道であることは間違いない。

では、大手に欠点はないかというと、それは設計力だ。これはどこもどういうわけか同じような気がする。私は設計士ではないので、もっともらしいことを書くとミスリードになってしまうので、詳細は書かないが、CAD図面を使う方法が一般的というか、安直に設計できるが、それは我々の意を酌んでくれるかというと、それは遠く及ばない場合が多いのではなかろうか。

我々は今日、知らない道ではナビを使うのが一般的になった。これは徒歩であっても、車であっても同様に、ナビという便利なものを使えば使うほど、その道を覚えなくなったと同じことが設計士にも言えるのではないか。つまり、自分で考えて、悩み抜いて道を(この場合は図面を)導き出していくわけであって、それを機械が、アプリが出してしまうと、そこには私たち消費者が望む間取りが描き出されてはこないという最大の欠陥が生まれてしまったことも事実のような気がする。

・・・・ともっともらしいことを書いてしまうと、設計士諸氏の反発をいたたくことになるが、事実は事実として、そこは書いておきたい。今回、私の家でも、その創造力、施主の意向を汲み取れないことが、複数の食い違いとなって建物に現れてしまった。できてしまった物体は、ゴム消しで消すわけにはいかないわけで、「どうしてくれるんだ」と息巻いても後の祭りであることを忘れてはいけない。ここは慎重にも慎重に意見交換をし、自分たちの価値観を相手に刷り込ませ(十分に理解させ)、何度も何度もしつこいぐらいに確認をし続けなければ、家づくりは成功しないと言っておきたい。

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家づくりは一回では成功しない(217回)-窓のお話 [我が家]

2022.10.29

こんばんは。

今日は快晴。昨日の洗濯物を家人は干し切った。今日は天気予報どおり、快晴に次ぐ快晴で文句なし。

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天気がよかったので、今日も庭仕事を中心にやった。

ふと洗濯物に目をやると、潰すとすごく臭い虫・・・・カメムシ・・・・グッグッグ ッ! 今の今まで「カ・メ・ム・シ」と頭に浮かんでいた言葉なのに、ふとその「か・め・む・し」という言葉を忘れた。これが老人の老人たる所以なのか。はたまた認知の始まりか・・・・・というわけでタオルにつかまっているのを発見。カメムシは結構逃げ足が早い。髪切り虫とは雲泥の差があって、グズグズしていると逃げられてしまう。潰すと臭いので、そっと近寄り、軽く握りながら捕らえ、たたき潰した。ちょっと残酷だけど致し方なし。昔は東北によく見かけたと家人が言っていたが、近頃は、この千葉界隈にも多く発生しているようだ。

続くときは続くもんで、隣の父方宅の窓にもカメムシが張りついていた。これは殺虫剤を蒔いて即殺処分した。

DSC_0043.JPG

 





これがその窓。

逆光で見にくいこと、この上なし状態だけど、

押し開きの窓だ。押し開きということは、当然ながら網戸は窓の手前にある。

つまり、網戸を手前に引きながら開けた後、サッシ窓のレバーをつかんで押し開け、そして網戸を閉じる。













DSC_0044.JPG







こんな感じで押し開ける窓。

今回、カメムシは、この曇りガラスにへばりついていた。ちょうど窓を閉めようと思っていたところで、網戸を引開け、ガラス窓のレバーを持とうとしたときにカメムシに気がつき、急ぎ網戸を閉めた。

つまり、網戸とガラス窓の間に虫が入った場合、結構難渋する。虫に気がつかなければ、虫を部屋に入れることも十分に考え方られる。母が存命のとき、彼女がこの窓を閉めようとしたとき、ちょうど私もその場にいたのだが、網戸とガラス窓の間にスズメバチが入り込んだことがあった。母は、それを気づかなかったが、運良く私が気づいていたので大事には至らなかったが、もし彼女だけだったならと思うとぞっとする一幕であった。


こういう形式の窓は、今回の虫の件もそうだし、掃除もなかなかうまくできないことから、あまりお勧めではない。最近はレバーをクルクル回しガラス窓を開けるスライド窓が出回っていて、網戸は手前にあって写真と同じなのだが、網戸が窓枠に埋め込む方式なので、虫の侵入することはなくなった。網戸というより、これは網というかネットというか、かなり簡易なものだが、着脱が簡単で掃除がしやすいというメリットはある。

しかし、窓を開け閉めするときに、このレバーをクルクル回すわけだが、その回す方向が縦スライドと横スライドでは全く逆で、それは結構イラツクところだ。我が家ではあまり、この手の窓は開け閉めしないのでストレスにはならないが、頻繁に開け閉めする家庭ではイライラすることになりそうだ。

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家づくりは一回では成功しない(第216回)外見と内側 [我が家]

2022.8.24

こんにちは。

昨日は久々暑かった・・・というよりは蒸し暑かったと言ったほうが正確かもしれない。

贅沢にも冷房を入れっ放しで寝てしまった。それでも夜中に何回か目が覚めた。それほど暑かったということだ。千葉でこのぐらいなら、都心では大変な暑さだったんだろうと優に想像できる。そして今日も蒸し暑さは続く。大阪では明日から学校が始まるそうだ。まだまだ暑い中、ちびっこも大変だ。

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家の外観の話を少し。家を建てるとき、周りとのバランスも考えなければならない気がしてきている。つまり、洋服にもコーディネートがあるように、家にもコーディネートがある。それはその家の中だけのコーディネートではなく、周りの家とのコーディネートということだ。「そんなの考える余裕なんかあるわけないだろうが・・・」と言われそうだが、そう邪険にするものでもない。つまり、向こう三軒両隣が煉瓦づくりの立派な家々だとすると、その中に波板スレートの外壁(極論だけど)の家はあんまり似つかわしくはないし、ちょっと気が引ける。逆に、波板スレートの外壁ばかりの住宅街に煉瓦づくりの立派なお大臣仕様の家は建てにくい。つまり、周りの仕様に合わせるというか、飛び抜けても、飛び凹んでもいけない。街並みに合わせるという気持ちがないと、既に住んでいる人にらお付き合いする前から敬遠されることは間違いない。

「そんな馬鹿な」と言われる方もおありだろうが、例えば、鎌倉あたりの旧造成地に家を建てようとした場合、高さ規制はもちろんのこと、アパート建築はダメだとかいろいろな規制がある。ヨーロッパみたいに屋根の色を指定するようなところはまだないが、立派な家並みのところにたまたま土地を所有してしまった場合は、それ相応に見合った家を建て、街並みを崩さない建て方は必要で、それが最終的には街並みのクレードを高め、自分の家の資産価値を十分に上げ得る手助けをしていることは間違いない。

よく「家は一生に一度の買い物」と言われて久しいが、私は余りそうは思っておらず、家はその家庭の時々のライフステージに合わせて変化させていくべきものであって、2人家族が3人・・4人と増え、そして4人から3人・・・2人と減っていく場合もあるだろうし、逆に4人が6人、7人と増える家庭もあるわけで、時々に合わせて家を変更する。新築⇒減築⇒増築と変化させていくべきものだと思っている。それが既存住宅に手を加える場合もあるだろうし、思い切って新築に挑むことも必要かもしれない。

それは手間隙とお金がかかって大変なことだけど、それに見合うだけの張りを人生に加えるものであることは間違いない。

おいしいものを食べる。見知らぬ街に旅行に出る。楽しい映画を見る。それぞれも大切なものだけれど、残念ながらそれらは皆一過性だ。食べれば終わり、見れば終わり、出かければ終わりだ。しかし、家はその家がある限り続く楽しみがある。自分で家をつくるということは、そこに楽しみが生まれ、新しい工夫が生まれる。自分で家を建てるということは、そういう楽しみと工夫と創造が伴う・・・・・と私は思う。

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家づくりは一回では成功しない(第215回)-室外機(2) [我が家]

2022.8.19

こんばんは。

室外機の話の続きです。

その室外機、スイッチを切った後のコメントの内容が、南側にあるものより、「東」、「北」にあるもののほうが断然に安いことに気がついたというお話。

冷房をかけている電気代は、小まめに入り切りをしたほうが、同じ時間をずっと入れっ放しの場合のときよりも断然にかかるということは世間相場になりつつある。つまり、冷房を入れている時に20分ほどの外出をする。果たしてその冷房のスイッチは切るべきか、切らざるべきか・・・・あなたならどうする??・・・・・・・・・・・というお話です。

これは入れっ放しのほうが電気代はかからないのは確か。

・・・・というわけで、我が家では入れっ放しにしている場合が多い。その判断は結構難しいけれど、以前はそんなこと考えもしなかったら、部屋を出る度に、部屋の電気よろしくクーラーも切っていた。

今回、「今日の電気代は30円です」と言ってくれるおかげで、部屋ごとの使用料の違いが明確化できることになった。南側の室外機、百葉箱のような囲いをつくり覆っているが、ほかの「北」、「東」の室外機は裸のままだ。そんな覆いをかけていても夏の太陽は容赦なく室外機に当たる。それが原因と断定していいと思うけど、「北」、「東」と「南」とでは「今日の電気代」が大分違う。同じ時間付けていても、倍ぐらい電気代が違うときもあり、南側に室外機を置くことは間違いだと気がついた。確かにクーラーのホースが長くなり、その分延長料金なるものをとられるので、ここは思案のしどころだけど、室外機はより直射日光の当たらないところに設置すべきで、南側の駐車場の照り返しのきついところに設置するなど、もってのほかという結論に我が家ではなりつつある。

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家づくりは一回では成功しない(第215回)-室外機 [我が家]

2022.8.19

こんにちは。太陽が一日顔を出しているものの湿度がない分すっきりと気持ちがいい。


今日は、どういうわけか私の誕生日。この年になるとどうでもいいのだが、周りから言われると「おぅ、そうなんだ」という感じで気がつく感じは去年までのこと。ひどい年には、誕生日を2~3日過ぎて初めて「そういえば・・・」と気がついた年が5年前にあった。その年は私の誕生日も家人の誕生日も全く忘れていたという体たらく。人生そんなもんです。

ところが、今年は少し違う。ちょうど一区切りの年齢でもあるし、あと何年QOLを落とすことなく生活できるのだろうか。それまでにやるべきこと終わらせられるか。時間との勝負という気持ちも自分の中にはあって、いつもとは違う気持ちが入ってきて8月19日を忘れるわけはいかなくなったという事情もある。

若者にとっては全くの戯言にしか過ぎないが、いずれ、その若者たちも同じ道を通るわけで、「時」と「命」は全く平等というのが人生最大の「やすらぎ」かもしれない。

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いやいや、そんな話はどうでもいいのです。今日は家の話。

冷・暖房に大活躍の室外機。これが動かないとただの箱に成り下がるわけだけど、その室外機の置き場所は、どうも間違っているんじゃないかというお話です。

我が家では、東に1台、南に1台、北に1台の計3台の室外機がある。メーカーは3台とも同じメーカー。
これです。このいい点は「今日の電気代は○●円です」という点かな。もちろん、それは概算であって、目安だと思うけど、これを聞く度に「30円です」などと言われると心の中で「よし、よし」と叫んでいる自分がいる。あと、もう一点。停止後、熱交換機内の清掃。1時間~2時間かけて、少し暖かい空気を流して湿気を取り去る。若干、「部屋の温度は上がります」とコメント付き。気になるほど室温が上がるわけではないが、この清掃により、カビの発生はかなり抑えられると確信。もちろん、「30円です」の中に、その電気代が入っているのかどうかは分からないけど、カビ臭い空気を吸い込むよりかはマシカナと思う次第。
室外機の場所によって、そのコメント(料金が違う)というお話はまた次回。

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家づくりは一回では成功しない(第214回)-お風呂場のカスタマイズ [我が家]

2022.8.2

こんにちは。

日中は全く外に出ての仕事はできなくなった。コロナで行動制限を余儀なくされ、今度は暑さで日中の行動制限がされるようになった。人間の活動領域は、日に日に隅に追いやられていく。これもすべて人間のおごりだと言われてしまうと否定できないものがある。

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さて、今回は間違いなく風呂場の話。

大方の人は風呂場にあまり関心は持たない。大きな敷地に大邸宅でも建てた方なら、それはそれなりに風呂場もこだわりが入るだろうが、私たち庶民は、とりあえずユニットであれば、そこに何が付こうが付くまいがあんまりこだわる方は少ない・・・・・と思う。

しかし、少ない予算で、キッチキチのローンを組むわけだから減らせるものなら減らしたいと思うのが人情。東京オリンピック・パラリンピックのように初めの予算の4倍の3兆円を超えても平気な顔をしているだけの器は私にはない。

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・・・・とドロドロに変色してしまったオリンピック。それでも懲りずに札幌開催を目論む

政治家の破天荒さには唖然とするばかり。そんな厭味の3つぐらいを書いておいて、風呂場の話に入ります。

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ユニットバスで使用される部材はどのくらいあるんだろう。正確に数えたことはないけれど、当然、いろんな部材がそこには使われている。

例えば、バスタブ、シャワー、把手、鏡、照明、物干し棒、三角コーナー、棚、床材などなど。これだけじゃんと言われるかもしれないが、そこはもっと細かく別れていろいろなグレード(ランク)がそれに加わる。

実際に某メーカーのホームページを見てみると・・・・。


このページの右「カラーシュミレーション」をクリックすると・・・。

色を選べとある。

まず1)正面のボード 2)周辺のボード 3)浴槽・浴槽エプロン 4)カウンター

5)床 6)照明 7)ドア 8)ミラー・・・・・・全部で12か所の色を決めなければならない。

ほかにはバスタブのタイプ、シャワーヘットの種類、三角コーナーの棚の数、照明のスタイル、タオル掛けを付けるか否か、今は床暖房を付けるタイプもある。

正直、もう勝手にしてと言いたくなる場所なのだが、ここでお任せをしてしまうと、平気で50万、100万の凸凹になるので、十分にご注意したほうがいい。

我が家ではカビを頗る嫌うので、風呂場内では極力余分なものをカットした。例えば、棚がない。三角コーナーも1つ、風呂の蓋もない。鏡も最低価格のもの・・・というように、これは値段に直結するので、十分に吟味したい。

確かに、棚も付け、鏡も大きめのもの、照明も明るく、シャワーヘッドは頭皮マッサージ付きなど、付ければ体裁は整う。しかし、棚などを付けた場合、カビの温床にもなりやすいし、きっちり清掃好きなあなたには不向きなものだろう。もちろん、棚を付けなければ、当然、値段はその分下がる。「えっ?みっともない」という御仁も多くいるが、裸になって入る風呂、何も隠さずにいられる場所なので、何がない、かにがないなど全然問題にもならない。シャンプーと石鹸があれば事足りる。それが風呂場だ。

我が家の実家だが、これにより、風呂場の値段は営業マンの示したものと100万近いコストカットができた実績がある。これもかなり時間がかかる作業。今はネットでシュミレーションができるので、ああでもない、こうでもないと大いに議論を闘わしておくに越したことはない。

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