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さて、どうなるか? [マネー]

2024.1.22

こんばんは。

今日の日経平均は500円以上、上がった。たしか580円以上。

確かにニーサの仕組みが変わって、株式市場に多くのお金が流れ込んだことは確かだ。それに円安が追い打ちをかけ、トヨタを初め輸出産業は、追い風参考記録よろしく、労せずして、いい業績になり、それが好感され、株価に反映された結果が今日ということになる。

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現実に家を買おうと思っても、以前(大体5年か10年ぐらい前)なら手が出そうなところでも、今は平気で「億」という金額になっている。辺鄙この上ないわが町も、そこそこ値段は上がっていて、坪当たり20万が30万、大体1.5倍ぐらいは上がっている。

具体的数字を書くと、随分お安いんだと思われてしまいそうだけど、都心ではないところでも、いい値段になりつつある。不動産屋の見立てが当たっているとは思わないが、我が家周辺も3000万後半の新築が右往左往している。中には、1年以上売れない新築物件もあったりして、彼らの判断はよく分からないが、強きそのもので不動産屋は動いていることは確かだ。

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これだけ株価が高くなってしまっては、到底手が出せなくなると思うのが普通だが、「そうか、株は上がっているんだ。その流れに乗ろう」と思い、手を出す素人がいることも事実だ。

確かにニーサはずっと続くわけだから、下がるわけはない、安定していると思うのは当然かもしれないが、このままずっと株価が上がるとは、とても思えない。上がるものは下がるし、下がったものはいつかまた上がる。これは投資のセオリーであり、このセオリーは、未来永劫、人類が続く限り不変なことだ。

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しかし、ニーサを買うのも少しリスクがありそうだ。今はどれも購入価格の基準値は高いはず、高値で買ったものは、安くなるわけで、安くなったものは、どう逆立ちしてもプラスになれない。「だから長期で持つものなんですよ」と金融マンは口を揃えて言う。

大体高値で買ったものが利益を生むまでの時間は大体10年以上かかる。昔、私は10本のファンドを買ったことがあったが、底値と思った基準価格は見事に高値であり、それが利益を生むまでに回復したのは12年後であった。「だから長期で持つものなんですよ」という言葉は身に沁みる言葉だ。確かに利益を生むのには時間がかかる。

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20代の若い方々が見る見るうちに、投資した額が半分になってしまったら、顔の血の気はあっという間に引いてしまうことだろう。

そんな思いをしないために、投資の鉄則は「安く買って、高く売る」。当然の言葉だけど、リーマンショックなどの大恐慌に近い状態のときに「今だ」と買い増しができるよう、いつも市場を見続ける鍛練は必要且つ絶対条件となると思う。ふいに思いつきのように投資に手を出すことは、かなりリスキーだと思ったほうが賢明かもしれないし、宝くじ同様、ないものと思ったほうが無難だと思う。

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