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装う公平さが不公平の始まり [マネー]

2021.11.20

こんばんは。

自分の今の悩みはやることが多くて困っている。どうひいき目に見ても人生の最終コーナーを半分ぐらいは回っている我が身にとって、やることが多いのは虻蜂取らずになり兼ねない危険性がある。現役時代より体に染みついている時間の使い方は、どう見ても「お上手ですね」とは言えない。ここに来て本業の仕事は9割方減っているわけで、時間は十二分にある。現役の方から見れば、まさにそれは垂涎の的のはず。私の現役時代、あと1日休みがあれば、あと少し時間があればと思ったことは幾度もあり、その的の中にまんまとはまっている贅沢な私であることは十分「承知のすけ」なわけです。

あるとき、テレビで英国大学出の才女の方が、時間を細かく分けて、やることを分けて考えていくと物事はかなり進む的な話をされていて、なるほどと思った次第。今日は、その線で考えながら事を進めてみた。私のことだから、何ということはない下らぬことばかりと笑われそうだから細かいことは省くとして、やるべきことの9割は完遂できたことで至極満足。

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今回のコロナ禍、政府のいろいろな施策が掛け声とともに発動されようとしているが、公平さを装うあまりに、結果として不公平格差が明確化されしまうような気がする。社会はもともとみんな同じ環境の元、同じ豊かさ、貧しさで生活をしているわけではない。そんなこと分かり切っているじゃんと言われてしまうけど、マツリゴトを担う人たちは「公平さ」「スピード感」そして「手間」という行政手続上の問題から一律に考えるところが落とし所となるけど、残念ながら結果はそうはならない。

行政上の手間隙ばかりにウェートを置くとロクな結果にはならない。政策を決定するときは、反証、ディベートをし、問題があるかないかを考え続けないといけないのはマツリゴトの常套手段で、町内会の行事を決めるような単純なものではない。見るべきものの先は、国民という名の民であることをお忘れになってはならない。

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