少しだけマネーの話 [マネー]
2020.12.28
こんにちは。昨日、仕事を出した関係で昨日の新聞を読みあさり、溜まってしまったDVDを鑑賞したら午前中が終わってしまった。世の中は仕事納め。普段だったら気分はルンルンなんだろうけど、そうもいくまい。世知辛い世の中だ。
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久々マネーの話を少し。金融緩和のせいで世の中、いや世界中で株価は順調。特にアメリカの影響大は相変わらずで日経も2万6千円台後半で+155円。コロナ禍であっても好景気の株価。違和感は大ありと誰もが思う。ニュースでも言っていたが、10年周期の株価の激変。その日は近いとわかっている方は多いと思いたいが、当時、投資にかかわっていない十代が今は二十代。その怖さは本人に気をつけろと言ってもわからないだろう。当時、その経験した人間も、その怖さはわからないというか、忘れてしまっている。今、株価が+155円も上がっていれば、この波に乗り遅れてはいけないと思うのは人情。でも、確実にどこかでその流れは逆転する。上がるものは必ず下がる。それは株(経済)の本質。だけど、それがいつ来るかがわからない厄介者だ。当時、最後に買いに出た者がババ抜きに例えられ、ババを引いたと揶揄された。それを取り返すのに、10年、15年かかった人たちは多い。それもアベノミクスの登場で何とかペイした人は多いのではないか。アベノミクスがなければ、ペイする時間はもっとかかっていたことは否めない。
株価急落は音もなくやってくる。その時は年明け早々だった。投資家は何の手立てもできず、ただ、チャートを見るしか術はなかった。特に個人投資家は決済できるチャンス(勇気と決断)がなかったと言ってもいいだろう。いつかは上がる、いつかは上がって元に戻ると淡い期待を抱いてしまう。
このコロナ禍、リストラ、派遣斬り,都心の駅前で閉店が相次ぐ中、株価2万6700円はあり得ない話だ。
やっと気がついた(2) [マネー]
2020.11.12
こんばんは。
天気予報は完全に外れてしまった。午前の遅くとも11時ごろから快晴となるはずであった。NHKの防災アプリもそうなると書いてあったし、朝方の天気予報はもっと早い段階で快晴と解説していた。日差しをあてにして水仕事をと思ったが今日は断念。これも致し方なし。
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昨日の続き・・・たしかスワップのことを書こうかと思っていたはず。
何となく安そうだと思って入った携帯会社。月々の請求額はそれなりに高い。私は老人だから固定電話全盛のころの話になって恐縮だけど、固定電話は2~3千円。使っていくとそれに使用料金が加算されていく。使ったなと思っても5~6千円だったような。思春期の子どもがいて長電話が得意な世代が多い家庭は「えっ、電話代が1万円に近い~~!」と騒いだご家庭もあったかと思う。つまり、家族全員の通信費が使っても1万円。しかし、今や一人1万円を下らない人も多いはず。家族4人なら4万円近い通信費を払っていることになり、年間にしたらご立派な額となる。12万円/年だった通信費、便利というアイテムを手に入れたばかりに48万円/年という金額になった。このコロナ禍の時代にあってはかなりの重荷。
いやいや携帯の話ではない。FXそしてスワップの話。
そんな感じでよかろうと思って選んだ「上田ハロー」、以前まで使い勝手は抜群によかった。ワンクリック1銭-1万円を繰り返し、1時間に2~30回の売り買いが可能だった。しかし、システムが変更され、瞬時にそれはできなくなった。できなくなったというよりやりにくくなったといったほうが当たっているかも。
当時、私はスワップなるものは額にしても微々たるものだし、ワンクリックで利益を出していたものだから全く考えてはいなかった。しかし、東日本大震災時の大波チャート、素人の極みであれよあれよという間にすべてを失った。チャートのガクンガクンと滑り落ちる様に対して為す術はない。突然の大きな揺れ、テレビで情報をキャッチしたもののテレビに釘付け、チャートに対しても何もできずに釘付け。この地震は上がるのか、下がるのか、あんな思いは二度としたくないけど、本当にいい経験をしたと今となっては素直に思う。
そんな経験から他社のシステムも調べることにした。
他社のどれを使うにしろ、かなりの読み込み、解読が必要なのがFXのシステムだ。自分が凡人だからだろうが、そのシステムを読み込む時間は2~3カ月はかかる。「あっ、こんなやり方があるんだ」という発見は、早々簡単には見つけられない。FXの悪いところは、自分のエントリー(買いつけ)決済(売却)の跡が残らないことだ。「履歴があるじゃないか。そんなことも知らないの?」と言われそうだが、そうではなくて、瞬間にその画面が消えてしまうということだ。つまり、今行った作業(決済)で、何がどう動いて、幾ら損失(利益)が出せたのか。それによって残金の総額は幾らで、そのうち買いつけ資金のバックが幾らだったのかということが瞬時には分からないことだ。こう書いていても、それが自分が言いたいことなのかはなかなか分からないから、これを読んでくれている人もよく分からないかもしれないね。
簡単に言い直すと、自分のポジションがどこにどれだけあって、これを決済するとどう自分の持ち金が動くのかが、予定額も結末もクリックする前には何も示されないということが素人にはネックになる。だから、一瞬に現われて、一瞬にして消えてしまうのがFXの取引画面だ。そんな恐怖を味わったことがある御仁は多いのではないかと思うよ。
もう少し具体的に言おう。
ヒロセ通商、ここは安さで結構目立つ会社。私は今はここで少しやっている。
ここと上田ハローの違いは、スワップで得た利益を自分の元本に入れるか入れないかの違いがあるということ。「入れる入れない」と書いたが、それぞれの会社のシステムが絶対で、お客さんの利益に入れていないところと勝手に日々のスワップ値を入れていく会社があるということだ。「入れてしまうなら、いいんじゃない? 元金が増えていくわけでしょう」と思われる方もいるかと思うけど、それは当たってはいるけど、後で少し面倒なことになる。
前回も書いたが、利益に対しては絶えず「あれ」が待っているということ。そう、それは税金です。つまり、あなたがポジションをとって、それが損失の状態であってもスワップは日々積み重なっていく。最近は、こんな経済状況だからスワップの値は小さくなっている。米ドルは1万通貨当たり4円/日。以前は12円とか、20円とか、24円とかしていたはず。
米ドルを10万通貨持っていれば40円/日。100万通貨持っていれば400円/日。1年365日持っていると14万6,000円となっていく。自分の元金にそれが入るということは、既に利益を得ていると解釈され、ポジションでマイナス10万円を出し未決済であっても、14万6,000円に対して課税が発生する。つまり、あなたは確定申告でプラス14万6,000円に対して税金を払わなければいけないことになる。実際、この額では申告する必要はないが、もっと高額になった場合はスワップ額も大きくなるわけで、あなたが使っているFX会社がスワップ値を元本に組み入れている場合は、しかるべきときに確定申告をしないと後刻偉い目に遭うことになるというお話でありました。
やっと気がついた [マネー]
2020.11.11
こんばんは。
・・・・で久々お金の話です。
正直なところFXは安直です。何も知らない・・・知らないとはシステムを知らない人にとっては円高であろうが、円安であろうが、余り関係はない。関係はないと言っては真面目にやっている人に失礼だから断定してはいけないね。多分、経済に精通している人、例えば、FXの会社に勤めて解説なんかをやっている何とかエコノミストという人でさえ、百発百中なんてことはないわけで、理屈付けはプロであってもFXで利益を上げ続けている人は少ない。FXはストーリーがあるかのように思えるけど、それは未来に向けたストーリーはなく、未来と過去を合わせてストーリーを描いているだけであって、投資家はそれを未来に求め続けている。そこで完全に齟齬が生まれてくるというか、「じゃ、どうすればいいの?」という問に対しては「これは投資勧誘を目的とするものではなく、投資の際にはご自分の責任でもって・・・」という言葉がどの会社にもそろって並べ書かれているところを見ると、そうなんだよね~~~と声が裏返ってしまうけど、どんなに親切な勧誘・うたい文句があったとしても、最後は「・・・ご自身の判断でお取引ください」と書いてある。つまり、投資のステージはつくるよ、これを使って投資してね。手数料はしっかりいただくけど、損しても得をしても、最終的な責任者はあなたですと言っている。だから今、これを損切りしたらどうなりますか? ロスカットになりますか? 幾らぐらい残りますかと聞いたところで明確なお答えはいただけない。切羽詰まったその段になっても、決して彼らは手を差し出してはくれない。これは自分が直接体験したことだから間違いはあるまい。もし自分がその立場(FXの会社側)になったとしたら、自分の持っている知識をその顧客に全部ぶつけたくなると思う。しかし、そこまでで、それ以上、つまり最終判断は個人の方が決めるものであると私も言うだろう。
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【スワップポイントについて】
お金を儲けるということは税金を払うという行為が付いて回る。そんなのとぼけちゃえと思っている人がいれば、そんな理屈が通用する相手ではない。これは善人であろうと悪人であろうと払うものはと払えと税務署は言ってくる。負ける喧嘩は最初からしないほうが無難だとよく言われるけど、税務署に喧嘩を仕掛けてもほとんどが負ける。だから、しないほうがいい。「しない」とは正しく納税をすること。
つまり、言葉を裏返せば、どうやって合法的に税金を払わないで済ませるかをひねり出すかということになる。
それにはFXの会社をしっかり調べることだ。
私は上田ハローをベース投資活動をしている。大方の方がそうだと思うが、携帯電話の会社を代えることが億劫なように、FXの会社を変更することも億劫なことだ。だから、幾つかはデモとか、少額の実践で学ぶ必要が出てくる。
ちょっと長くなりそうなので、今日はここまで。明日、この続きを。
とてつもない恐怖 [マネー]
2020.11.9
こんばんは。
今日やっと室外機のカバーが完成した。とは言っても素人のつくるものだから出来ばえは知れていると謙遜しつつも、家が新しいわけだし、そこそこそれに見合ったものでないと自分自身は承知できない気持ちが大きい。道路沿いにある室外機だからご近所さんは否が応にも目に触れるわけで、何となく緊張しているというか・・・・・何とも自意識過剰というか、相変わらず馬鹿な話を書いている私だ。
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10万円の給付は申請し、振り込まれた。持続化給付金・・私ども夫婦は個人事業主であったため申請する資格はあったが、何となく躊躇していた。
家人「申請はしてくれた?」
私「いやしていないよ。多分、対象ではないような・・・」
家人「まあ、月々そんなに働いてもいないから収入も微々たるもんだけど、去年と今年を比べると、それなりの金額にはなると思うけど」
確かに、確定申告はしていたので、彼女の収入の大枠は知ってはいたけど、持続化給付金の詳細は調べてもいなかったので調べてみた。世間では持続化給付金の不正申請者が返金したいと申し出たとか出ないとかと騒いでいたころ、やっと私は重い腰を上げ、中小企業庁のホームページを開いてみた。この給付金制度のスタート時はどうだったのかは残念ながらわからないが、私が開いたホームページは、それなりに審査はされ、そこには手書きで申請すれば済むようなものにはなっていなかった。当然ながら確定申告をしていない方は申請はできない?よう---ここはどうなんだろう。私は確定申告ありきでやっていたので、「していない場合」のページは全く開かなかったのでわからなかったが、もし申請していない方もオッケイ的なやり方だったら、それはもうし放題ということになるかも。
・・・ということで10月9日に申請をし、裁定が下ったのが11月に入った4日ごろだった。ほぼ1カ月かかったことになる。
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Gotoイートにしろ、Gotoトラベルにしろ、巷間多くの方が利用しているのだろう。我々高齢者は幾らお金を積まれてもコロナには罹りたくないという気持ちのほうが強く、どうしても積極的に取りにいく体制にはなれないのが正直な気持ち。これが若い時であれば、政府承認の無限 無料ループに乗っかって、これに乗っからない手はないと毎日外食を繰り返していたかもしれない。
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高齢者だからという以外に、Gotoに乗り切れないもう一つの理由がある。それはハイパーインフレへの恐怖だ。別に「武士は食わねど爪楊枝・・・・イヤイヤ高楊枝」ではないし、聖人ぶるつもりもない。マネーは日本以外の外国でもどんどん発行され続けている。今までは財政規律を効かせて、日本以外は皆平均をとっていたと聞く。しかし、今回のコロナ禍で多くの国々は、その規律を外した。仕方なく外した。これでコロナが収まればいいが、アメリカやヨーロッパを見ても収まりつつあると言っているのはトランプさんぐらいだ。
これで来年、お約束のオリンピックが未開催となったら、オリンピックへの投資の回収はできない。つまり、日本の財政はもっと厳しくなり、外国の日本に対する与信低下、そしてハイパーインフレ・・・・・・と考えるのは、まさに老婆心だよ、と言い切れる方々はおられるのだろうか?
男は度胸!FXも度胸! [マネー]
2020.6.1
こんばんは。
少しずつお金の話。この不況下にお金の話。気持ちは暗いので一攫千金を狙いたいだろうが、それはやめておいたほうがいい。身上(しんしょう)を潰す。これはセオリー、投資のマニュアルとでも言おうか。間違いはない。
このブログを立ち上げたときはFXをまっしぐらにやって利益を大幅に出し、3.11があってすべてを失い、ショックから少し立ち直った2015年の話。あれから5年になんなんとす。
当時は、その経験を少しだけ吐露すればいいのかと思って書いてみたが、実際、言うのとやるのとでは雲泥の差がある。これはやっている方々にとっては十分に理解できるはず。その怖さを理解できない方は、デモトレードと実際に自分のお金で入場するのとでは違うことに想いを馳せることでしか現実味を帯び、感じることはできないかもしれない。
特にFXはマウスをプチで売り買いができる。簡単だからこそ緊張感が増す。丁か半の世界だから勝率は50%。FXを知らない人にとっては「50%もある」とお思いであろうが、経験者は「50%もない」と思うところがおもしろいところだ。
ドル円はわからない。今が底値とは決して言えない。
豪ドルはどうか?中国の第二波はないのか?経済は再稼働して久しいが、隠蔽していないのか?本当に経済は回り始めたのか?中国経済が動いていれば豪ドルは買いだ・・・・という判断は間違ってはいないだろうか?WHOのことで中国が嫌がらせをしているが、そんなことでは経済は怯まないだろうか?
トルコリラはどうか? コロナ前の17円台に戻るのか?スワップ(政策金利)は少しは戻ってきた(ヒロセ・・100円/万通貨/日)が、それもコロナ次第。
南アはどうか?現在6円台。コロナ禍のとき下がりに下がって5.6円台を下がることはなかった。スワップもここ2~3カ月は全くなかったが、やっとのこと付いて(ヒロセ・・・15円/万通貨/日)きた。私の古巣の上田ハローは全く付けていない。南アがやっとのこと1円/万通貨/日だ。
投資の鉄則は分散投資。かの有名なアメリカの投資家ウォーレン・バフェットも今回のコロナでは大損をしたと記事が載っていた。やはり、投資は魔物だ。だから絶対分散。わかっていても、素人には、そのタイミングがわからない。分散することで投資額は平均値化するのはわかるが、それを今の数値で買っていいのかどうか。分散投資がわかっていても、最終的に判断するのは自分ただ一人。そこには度胸がつきものとなる。単純に機械がやったほうが無難かもしれないが、「そうだ、そうだ」と諸手を挙げてロックオンというわけにもいかないのが切ないところだ。
最終的には、度胸がものを言う。その度胸が自分に、あなたにあるかどうか。それしかない。
スワップ狙い [マネー]
2020.5.21
こんばんは。
今日も寒い。台風は幸運なことに低気圧となって去っていった。千葉も結構雨は降ったけど何事もなく、まずはよかった。でも、沖縄、四国は結構降った。5月での大雨は先が思いやられる。
黒川さんが賭麻雀で辞任というニュースが朝一で飛び込んできた。そのときふと思ったのは、
「そうか、安倍さん、保身のために賭麻雀でもしたことにして辞めろと言ったか?」と思ってしまったが、そうではなかったね。文春砲だった。これも同業者のリークだったようで、検察局より報道関係者のほうがまだコンプライアンスが効いているんだと思った次第。
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たまにマネーお話。不謹慎ながらFXのスワップ狙いのお話。
このコロナ騒動が豪ドルも、南アもかなりの下落。ご退場なさった方もいたかもしれない。それにスワップを狙っていた方も冷や汗もんだったかもしれない。
1日、15円、40円と付いていたものが、あれよあれよ0円になってしまった。つまり、幾ら持っていても金利は付かない状態が結構続いている。しかし、世界的にそろそろ収まっていくという情報もあり、一山超えたということで少しずつ金利がつき始めた。とはいってもまだ6円、10円ぐらいで半分以下。南アに関しては底値を打ったようで、5.6の底値から今は6円を超え始めた。南アは値幅が小さいからコロナ騒動でも5円は切らなかった。しかし、世界経済の下落はこれから、レナウン倒産にあるように大企業といえども、今は戦々恐々だ。ソフトバンク、あれだけよかった業績も、すべて掃き出しそうな雰囲気。社員の夏のボーナスはそう多くは望めないだろう。
スワップ値 [マネー]
2020.4.18
こんにちは。
千葉は大雨でありましたが、今は太陽が出てきたんです。やはり、太陽の日差しは気持ちがいい。しかし、大雨と雷と風雨、何となく去年の夏の嫌な感じを思い出す。旧家はまだ去年の爪痕を直し切れないでいる。
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FXをやっている人、スワップを稼ごうと思っていた人にとってはまたまた試練の時代に突入した。トルコリラにしても、豪ドルにしても、米ドルにしても、南アにしても、皆皆金利が下がってしまった。政策金利は都度変更はあるが、今回のコロナの影響でどこも市中金利を下げ、不況になるのを防ごうと懸命だ。だから、高金利でスワップ値の大きいところも軒並み1円/日ぐらいしかつかないというとんでもない事態となってしまった。この先訪れるであろう不況風はそう易々と金利上昇には向かいそうもない。それこそV字回復を狙って習・トランプとも必死になっているが、残念ながら、そうはいかないのが経済の難しさだ。
かといってFX、そうむやみに買い増すわけにもいかない。庶民が大金をつかむのは難儀な時代だ。
久々にFXのお話(3) [マネー]
2020.4.6
こんばんは。
よくスワップ狙いだと1年間に4万円とか、3万8000円とか、1万5000円とか・・・・嘘ではない。確かにその通貨を購入していれば、そして1年間置いておけば、その金額に行く。
これは二国間の金利差で高い金利の通貨を購入すれば実現可能な数字だ。
しかし、買った時点での金額よりも上がった場合は、上がった分の利益+金利だから、全くもって問題はなく利益は日本の銀行に置いておくよりも断然にいい。
逆に下がった場合、現在コロナウィルス問題で各国の通貨はおおむね下がっている。その最たるものが豪ドルであろう。今年1月75円台ものが、今日現在(22時)66円30銭。ほぼ10円前後下がった計算になる。豪ドルは中国と密接な関係もあり、中国経済が順風であったこともあり、75~80円台を行ったり来たりしていて、ほぼ定位置状態。それがあっという間に一瞬60円近くまで下がった。
実際、計算をして見ると・・・・。
豪ドルを10万通貨(80円買)で持っている場合、幾らお金を入れてあればストップロスにならないか・・・・・・・・・・それは何と200万という金額になる・・・この場合、200万でも瞬間的にアウトだったかもしれない。その「瞬間」というのは3月19日に60円を切っているから。
つまり、10万通貨買うということは、1銭下がったら、10銭下がったら、1円下がったら10円下がったら・・・幾らの損失になるかを絶えず考えていなければいけないということ。米ドルを10万通貨買いたいけど100万円しかないから、1万通貨に留めておこう。そうすれば、10円下がっても何とかキープできる。でも、毎日チェックしておかないといけないな・・・という判断になる。この十二、三年の米ドルは77円~120円の範囲でとてつもなく揺れ幅は広い。つまり、1万通貨を持ち続けるには43万円以上を保証金として入れておかないとロスカットに遭うということだ。
タラレバの話だが、もし77円のときに米ドルを1万通貨購入し、それを持ち続けられていた人がいたならば、現在109円だから、その方の利益は109円-77円=32円。32×1万通貨=32万円の利益+スワップ値(50円/日の金利として×日数)になる。
そう、これはタラレバの話。
久々にFXのお話(2) [マネー]
2020.4.3
・・・・・ということで、次にFXを運用するとして考えなければいけないことは、幾ら上がれば、幾ら下がればどうなるかを知ること。
これは素人さんでもそこそこFXをやっていればおわかりになることだが、愚鈍な私は大きなしっぺ返しを食らってから、やっとこそれに気がついた。まさに遅きに失した感満載。いやいや正直に申し上げると、それから2~3年経ってからと言ったほうが正確だろう。私のような向上心の欠片もない人間は、失敗すると直ぐにそれに蓋をする。見たくもないということで蓋をする。だから、しばらくは平常心を装うべく全くFXの取引画面から遠ざかった。
幾らFXで取った泡銭とは言え、朝起きたとき、取引画面にはその姿が一つもなく、急いで携帯受信を見ると何とまあたくさんの成約通知。あの恐怖は二度と味わいたくはない。これは嫌な経験だけど、ある意味いい経験だったと思っている。そのとき消えたお金は1,700万ぐらいか。ちょっと悔しいけど、まあ、いい経験をしたと思っている----やせ我慢でしょう?とお思いかもしれないが、あのまま突っ走っていたら天狗になってしまって、もっと大きな痛手を被っていたと思うから、ここは謙虚にね、経験は力なりと思っている。
久々にFXのお話。 [マネー]
2020.4.3
こんにちは。
今、事細かにFX の話を打っていて、間違ってほかのページをプチとしてしまったら、あっという間にすべてが消えた。こんな経験、皆さんもお持ちだろうが、FXも同様なことが多い。こちらはスピードが速いから、思い通りの結果になったのかどうかが、瞬時にわかるとはなかなか言えないのが現実だ。世界の経済は動いているのだから、素人の我々が手を出すことには非常にリスクが高い。
そんなリスクが高いFXに手を出し、「おれってFXにむいているかも」なんて思い上がっていたら年収の3年分ぐらいを稼いだところで大震災。利益すべて失い、それを取り戻せずに今は塩漬け状態になっている。いやいや、これ以上、事細かに書くことは非常に恥ずかしい限りなので、私のことはこの辺にするが、長年取引画面を見ていると、どんなに愚鈍な私ですらいろいろなことがわかってくる。石の上にも何とかだ。
FXには2つのスタンスがある。
1)短期でやる売買。
2)長期でやる売買。
の2つだ。これを混同しながらやると大変なことになる。
大切なのは自分のスタンスを決めることだ。素人は長期が少しだけ無難だけど、長期といっても放っておいたらとんでもないことになる。100%大丈夫とは言えないのがFXの怖さだ。
この続きはまた後日。
オレオレより怖い生命保険 [マネー]
2020.4.1
こんばんは。
昨日、1つの生命保険を解約した。義理親の生命保険だ。月々二千幾らかの払い込み。生涯払い続けるもので、死亡返戻金は35万円台。計算してみると、10年少しでほぼ同額になる保険だ。自分が悪いと言えば自分が悪いのだが、立派な上場企業だから、そんなあこぎなことをするわけはないというスタンスに立っている愚鈍な私なものだから、今回はまんまとその罠にかかってしまった。
払っていた期間は15年を過ぎていた。つまり、5年分、二千幾らか×12カ月×5年=約15万ぐらいオーバーしていた。「あれっ」と思い、証書を引っ張りだし、コールセンターに問い合わせをした。
私「証券番号を2Iの345187903です」
オ「お電話口はご本人様ですか」
私「はい。」
オ「ご住所をお願いします」
私「千葉県・・・・・です」
オ「お電話番号をお願いします」
私「043の123の4567です」
オ「確認がとれました。今日はどのような・・・・」
私「今までで51万ぐらい払っているんだけど、返戻金は35万です。これは返戻金は年を追うごとに増えていくんでしょう?」
オ「いえ、これは増えないもので、その分お得になっている・・・・・・・・・・・」
私「解約します。手続きをお願いします」(「どこが得になっているんだ、このペテンシ」という言葉は飲み込んで)
オ「では、書類をお送りしますので、証券を入れていただいて・・・」
私「書類を書いて、証券を送ればいいのね」
オ「はい。それは4月9日までに完了しないとお手続きは無効に・・・」
私「じゃ、いつ出してくれるの?」
オ「今日出します」
私「無効になったらどうなるの?」
オ「もう一度やり直して・・」
私「じゃ、速達で今日出してね」
オ「わかりました。速達で出します」
確定申告をしていて、ふと気がついたからよかったものの、あれはたしか10年が完納すると思い込み・・・だけど、保険の支払証明書には支払継続中と書いてあった。この5年間に2回ほど脳裏をかすめたんだけど、ついつい通り過ぎてしまっていた。
その生命保険は幸いなことにまだ使われていない。しかし、この先10年使われなかったとしたら、あと30万をその保険会社に無償提供することになる。しかし、問題は保険会社がそのことをお客に提示をしない点だ。つまり、掛けていてもミスミス損をしますよと言うべきであり、それこそ保険会社得意の「こちらの保険に乗り換えたほうがお得ですよ」と言うべきで、客に気づきを与えないことに強い憤りを覚えてしまった。それに加えて、私が保険請求人なのだけれど、もし私が先に逝ってしまった場合は、その存在に気がつくことには幾らかの時間がかかるはずで、保険の存在自体気がつかないことだってあり得るわけで、保険会社は二重の儲けを計上することなる。考えようによってはオレオレより質が悪いかもしれない。
かてて加えて、その保険証書がなかったりした場合--保険請求人のご本人がお亡くなりになったりして、子どもがその後を引き継いだ場合、大体、証書がどこにあるかわからなくなることが多い--やれ、住民票だ、マイナンバーだ、印鑑証明だと収集に時間を費やし、毎月の掛け金引落日が来て、また無駄に払い続けなければならないことは常態化している。保険会社のスタンスは、書類が会社に着いた時点で初めて解約の手続きをするというもので、決して電話で申請しても、その時点ではまだ解約とは認められないのが常だ。
各々がた、お気をつけ召されよ。
ドルに換金 [マネー]
2020.3.23
こんにちは。
今日は曇り。ウェザーニューズと気象庁の天気予報が結構違っているとある天気お姉さんが言っていた。ウェザーニューズでは晴れ。気象庁は曇りから雨。今日は気象庁の勝ちだ。
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為替の話を少し。ドル円、有事の時の円買いがぴたっと止まり、円売りドル買いにシフトして1週間が経った。今は有事ではないのか。もう有事は折り込み済みなのかと素人の私はその程度しか読めないが、世界のプロは一斉にドルの資金を手元におきたいということでドルを買い続けていたらしい。そのためドル円はあっという間に111円台になった。しかしこれは先週までの話。金相場も高騰に次ぐ高騰だったらしいが、時を同じく下がり始めていたとのこと。本当に素人にはわからない。後からその理由を聞くと「なるほど」と思うけど、全く予想がつかない。今週はその動きはまだ続くのかどうか。情報下流の我々にとってはリスクが大き過ぎる。
商取引が低迷すれば、当然売り上げは下がる。
売り上げが低迷すれば、当然採用数も下がる。
採用数が減り続ければ、当然就職浪人が出る。
しかし、今まで我々が経験してきたのは四半期であったり、半年であったり、長くても1年スパンだ。それも業種別の個々の企業の話だ。
今回はどう見ても違う。経済全部丸ごとひっくるめての低迷だ。
今年の就活はギリギリセーフかもしれないが、来年はどうなるんだろう。再来年はどうなるんだろう。これだけ動きが止まってしまった経済状況の経験は全くない。V字回復はあるんだろうか。来年の就職活動はかなり厳しい。大学生1~3年生は先を見据えて方向を決めなければ大変なことになる。
退場するかしないか、それが問題だ。 [マネー]
2020.3.18
こんにちは。
コロナのこともあり、愚息からのヘルプ呼び出しの回数が多い。たしかに3人も子どもがいては、この時期、学校には行かないこと、乳飲み子もいること、これはもうお手上げになることは当然の結末と言えば言えなくもない。まあ、人生最後のご奉公ということで目をつぶっている。しかし、ヘルプをすると知らず知らずのうちに自分の体が悲鳴を上げてくる。世の中のジジババは皆そうなんだと思ってはいるが、こんなことで自分の体が壊れてほしくないという思いも大いにある。
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投資をしている人たちにとっては大変な1~3月期となった。日本もアメリカも2万円(ドル)を超え、まだまだ「何とかショック」にはほど遠いと皆思っていたと思うときに、思いがけずにウィルスショックが現われた。これは誰もが予想だにしない事態に違いなく、今回のコロナショックは投資の歴史においては初めてのことだと思う。過去においては、スペイン風邪もあり、サーズ、マーズ、ジカ熱等々歴史に残るウィルスの歴史はあったが、今回、経済を直撃したことに特化すれば、人類初となった。
今回も多くの方が財産をすり減らしたと思う。為替で言えば、110円台だったものがあっという間に101円になったわけだから、エントリーしてノホホンとしていてはまさに一晩ですべてを失った方も多いはず。失敗は誰もが言いたくはない。だから表にはあらわれない。何百万も何千万も儲かったという話は誰でもしたがる。しかし、損失に前向きな方は世界広しといえども、そうはいるまい。
株と為替(FX)での絶対的な違いは、株はその会社がなくならない限り残り続けるということだ。500円/株で買ったものが一晩にして100円に下がってしまっても会社がある限り残る。1万株を500万出資して買ったとしても100万円になるだけで、それは残る。現物で買えば追徴もない。そして、いつしかまた元に戻る可能性は大いにある。
しかし、FXはそうはいかない。1万通貨を100円で買った場合、それが99円まで下がっても自分が保証金として入れているお金があれば、それは持ちこたえられる。しかし、入金してある保証金よりも大きく下がってしまった場合はペナルティが発生する。ロスカットという言葉でそれは言われるが、入金してある金額内で収まればいいのだが、それ以上に瞬間的に下がると、入金額以上の金額(損失)になる場合があり、請求がFX会社から来る。大体、それは一瞬に起こる。他国の投資家のプロが、ドルを強烈に買うか、売るかして無理やり価格を操作する。それに素人は対応する術がない。もちろん、その素人の方が大富豪で何十億も保証金を入れてあれば屁の河童かもしれないが、そういう方は少数であろうし、大体そういう富豪の方々は仕手側に回っているであろう。
運良くか運悪くか残ってしまった方にとっては、それをどういう処分をするかが問題となる。このまま苦い思いを胸にしまったまま退場するのか、「絶対に負けられない戦いがそこにある」とばかりにもう一戦交えるのか、ここは考えのしどころだ。
為替の話 [マネー]
2020.3.8
こんばんは。
フクシマ50のドキュメントは見れず、録画しておいたので後日見ることにした。
9年前のあの日、「有事の時の円買い」の意味もわからず、その1年ぐらい前?いや、もっと近くの半年ぐらいだったか。全く記憶にはないのだが、不謹慎にもFXを始めていた私は、あの東日本大震災ですべてをなくした。
当時、自分の投資スタイルは独特のものであった。FX投資の話をしたのは私の友人で、別に勧められたわけでもないが、何とはなしの会話の中で「へぇーそんな投資があるんだ。下がっているのに儲けが出せるんだ。変な投資だね」ぐらいの調子で、自分もそんなに真剣に聞いていたわけでもなかったが、ネットで検索するうちに、これは自分でもできると踏んだ私は、FX投資をスタートした。根っから性悪説でいく私にとっては、投資信託をしたことにかなり後悔をしていたこともあり、人を介しないでできる投資に魅力を感じたのも事実であった。
対象の通貨は米ドル。理由は値動きが細かく動くこと。短時間で結果を出せることであった。私の言う短時間とは5秒、10秒の単位であった。つまり、買いポジションをとって、2~3日そのまま様子を見て、プラスになるまで待つというスタイルではなかった。ドルは細かく動くことを利用し、100.00で買ったら100.01になったら直ぐに売る。そして、また100.01の売りポジションをとり、1銭の下落で決済するというやり方であった。結果、1時間で四、五十回の売り買いが続くことになり、確実に利益は上げられた。もちろん、1銭で決済しても、それ以上上がることもあり、もっと持っていればいいときもあったが、そんな思いを入れることがFXの相場には無意味であると思い、一切の雑念を切り、単純に売りと買いを繰り返していった。値幅が1銭決済なので、当然、10PIPS単位、つまり、1000円の利益の繰り返しを続けた。もちろん、すべてがうまくいくわけではなく、急激に順番とは逆の方向に走る相場展開もあった。つまり、雇用統計とか、それぞれの市場が開くときなどは絶対に参加せず、相場的には中だるみの昼日中が多かったように思う。思惑を入れずに売り/買い-売り/買い-売り/買いを繰り返す。ちょうど曲芸師が綱渡りをするように、右足/左足、右足/左足・・・・と交互に行き交わしていくように、売り買いを繰り返していく、そんな感じであった。
このブログは、「それで私はFXで買って大金持ちになりました。通帳はほらご覧のとおり!その術を買いませんか」と言うつもりくサラサラない。逆に、そんなFX投資によって大損をし続けていますよと言っておきたい。事実、FX投資によって、簡単に儲けそうになった方、儲けてしまった方、いろいろといると思うけど、最終的には、大多数の方々が損をしてしまっているという現実を見なければいけない。
最近の相場展開は急激な円高が進んでいる。ついこの前までは110円台であったものが、あれようあれよという間に105円台になってしまっている。素人の多くの方は、コロナ騒動によって売りポジションに乗っている方々は、大いに気持ちを大きく膨らませているのだと思うが、その波を逆にとってしまった方、つまり、日本はウイルスの大発生で混乱をしているので、日本売りだと常識の常道を考えた方々は、当然、円売りのポジションをとったわけで、その方々は損切りの憂き目に遭うか、ロスカットに遭うかで多大な損を被っているはず。世の中、得をしている方もいれば、必ずその反対もいるわけで、すべてがウィンウィンは投資の世界ではない。
いずれにせよ、コロナが終息か、落ち着くまではドル売り-円買いが続くことは間違いはない。ただ、その流れが変わるときが必ずあるわけで、その変化は素人である我々はなかなかわからない。世に言う「潮目が変わる」ということだ。情報はいっぱいあると思っている方もいるとは思うが、素人が手にする情報は糞にもならない下流情報で、その情報を手にしたときは、相場はとっくにほかの情報に反応をしているわけで、情報難民の素人は非常に危険だということを肝に銘じなければいけないのだと思っている。
少しだけマネービルの話 [マネー]
2020.3.4
今、経済は減速懸念。アメリカも利下げをし、日本も株式市場にお金を蒔いた。
今のドル高はその結果としての値だろう。今は107円46銭。少し前は110円だった。ドル円はやはり動きが粗いね。絶対にエントリーしたままで残してはいけない通貨。
南アとメキシコは狙い目の時期かもしれない。特に南アは6円台を入ったり出たり。スワップ金利が高いところで1万通貨15円/日。メキシコはやったことがないからわからないけど、5円台で底辺値を漂ったまま。南アは6円台が10年間の履歴でも最安値。これ以上は下がらないとは言えないが、逆を言うと6円以上は下がらないとも言える。その辺がヒントになる。
FXのあの赤青赤青の色に興奮してはいけない。冷静にどういうスタンスで投資をするか。その中心軸を、あの赤青のチカチカでぶらされてはいけない。
遅行特性 [マネー]
2020.2.21
こんばんは。
東日本のときと同様に、人の波が止まりつつある。当然、経済は停滞する。買い物も控えるが、職場には行かないと仕事にならない。テレワークとかマスコミではよく言うが、そんな企業はまだまだ少数だ。下町の工場、一次産業、サービス業はテレワークをしたら仕事にならないというか、仕事の体をなさないことになる。やはり、懐具合がいいIT関連企業や一部上場の大手さんがテレワークの対象だ。テレワークに文句を言っても仕方がないが、人の動きはだんだん重くなってきた。東京マラソンも一般人は中止になったし、皇居への一般参賀が中止となった。当然、参加しようとした人たちは、車に乗ったり、電車に乗ったりして皇居やマラソンの出発地点まで来る。帰り道喫茶店に寄るだろうし、食事をとることもある、デパートで買い物もするかもしれないし、映画を観るかもしれない。自分の父親が、自分の母親が、そのデパートに、喫茶店に、レストランに、映画館に勤めているなら、お客様が来ないわけだから、当然、その分売り上げが減る。その波が長く、大きくなればなるほど経済はゆっくりゆっくり落ち込んで、凹んでいき、親の給料も少しずつ減っていく。よく考えてみると当たり前だが、お金は回っているんだなとつくづく思う。
しかし、今は何も感じないよと誰もが言う。経済学者が盛んにそんなことを言うけど、今はまだまだ忙しい。残業したって仕切れないほど仕事を残してきたという人々はかなり多いはず。リーマンショックのとき、バブルが弾けた、弾けたと言われていたけど、その同時期、私たちは仕事に追いまくられ、残業残業の日々であり、そんなことはつゆほども感じることはなかったと言っていい。つまり、経済は遅効性があるということ。遅効か遅行がちょっとわからないが、意味合いは、実感として我々下々の者が、それを肌身に感じるのは少し遅れるということだ。しかし、この遅効性があるがゆえに、我々はついつい油断してしまうことがある。わかっているはずなのに、高い買い物をしたり、贅沢をしたりする。まだまだ株価は下がらないが、いずれその時期は遠からず来る。それは忘れたころにやってくる。それが経済の遅効性だ。
デモトレード(2) [マネー]
2020.2.3
こんばんは。
今週は少し寒くなると言っているので少しだけ期待している。今季は寒くなる寒くなると言っている割りには寒くはなっていない。明らかに暖冬。あの夏の猛威を忘れている方がほとんどで、為す術を知らなかったことを忘れてはいけない。もっとすごいのが来たら、飛ばされるのをじっと待つしかない。そんな馬鹿なと思う方は昔よりは少なくなったが、それでも、そんなことは自分の周りには起こらない。「まさか」とみんな思っているからたちが悪い。これから家をつくる方は地下防空壕(竜巻避け)をつくったほうが懸命かもしれない。「それはアメリカ合衆国の話で日本では起こらないよ」とうそぶいていたのは過去の話になりつつある。
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そうそうFXの話だった。
FXはドルを買って、それが上がれば売ることで利益が出る。下がれば損失となる。まあ、当たり前といえば、当たり前なんだけど、それが結構難しい。
1ドル→110円が120円になると10円の儲け。
ドルと円は世界中の人たち(金融界、企業、個人、投資家)などが売ったり、買ったりして人気投票をする。
ドルが欲しいという人が多ければ、ドルを買う。ドルを買うために円を売る。その結果、ドルの価値は上がり、円の価値は下がる。
よりわかりやすく具体例で言うと、マグロが食べたいからマグロを買う。マグロを買うためにサバを売る。その結果、マグロの価値は上がり、サバの価値は下がることになる。
ここからがちょっと難しい。
1ドル=110円だったとき、ドルを買いたい人が110円で売ってと言っても誰も売ってくれない。仕方ないから111円で売ってと言ったら、誰もが売ってくれる。1ドル=110円ときと111円。どっちがどれだけ価値があるかというと、1ドルを110円で買えたものが111円出さないと買えなくなったということ。つまり、1円だけ多く出さなければ買えなくなった。それだけ円の価値が下がったということ。1円だけドルの価値が上がったということになる。これはFXの初歩だから、そんなことわかっているよという方もいると思うが、その方はパスしていい。
問題はここから。
自分がポジションをとったとき、その立ち位置が直ぐにわからないと非常に心配になる。つまり、自分がポジションをとった(ドルを買った)と思ったが、それはどこに現われているのか。誰もが買ったらば、儲けをとって直ぐに売りたいわけで、それが時間的に余裕があればいいのだけれど、FXの場合は結構時間的余裕がない。つまり、銀行の定期預金の手続きをしたら、普通時間的には1年とか、3年とか、5年経過しないと満期にはならないわけで、解約することはない。しかし、FXは1分後には利益が出ているが、10分後、1時間後、3日後、3カ月後、1年後に、その利益が保たれている保証は全くない。つまり、上がるものは下がるし、下がるものは上がるという、なんとも心細い限りなのだ。
だから、預けたら、そうちょこちょこ動かすものではない主義の人はFXには全く向いていないから、おやめになったほうが懸命だと思う。
この手の話はあっちこっちに飛んでしまいそうなので、あんまり得意ではないが、そんな心細い状態なわけなので、自分のポジションが明確にわからない業者はよくないことになる。つまり、ドルを1単位(psp)買ったら、直ぐにその状態が大画面に出て、そして、直ぐにいくらプラスなのか、いくらマイナスなのかがわからなければいけない。そして、それを売らなければいけない(決済)わけだが、いくらの儲けをとって売るのかが、あなた自身に直ぐにわかるような画面設定になっていなければいけないと思う。
じゃ、どこなのと言われそうだが、それはご自分でデモトレードをとことんやり続けて、どこの会社のシステムがやりやすいかを研究し続ける必要があると思う(よく言うカスタマイズだ)。その助走路は1年ぐらいは必要だと思う。大体、2~3回やってみて、オッケイ、まずはやってみようと思うことが多いが、それはダメ。まず失敗する。しつこいくらい何回も何回もやってみる。複数社と比べてみる。これが唯一損失を少なくする方法だと思う。
今日はここまで。
デモトレード [マネー]
2020.2.2
こんばんは。
今日は日曜日なので「麒麟が来る」を見ていた。明智光秀は歴史上全くのちょい役の憂き目に遭っているので、これは彼をよく知る上でいい機会だと思って見ている。前回の「いだてん」は全くの不評だったようだけど、宮藤官九郎の脚本だったためか、辛口の評価しかしない我が家の審査員の評判は上々でおもしろく見させてもらった。今回はどうか?まだわからないけど、いま一つ役者の経験不足が見えてしまっているという評価は我が家の審査員共通のコメントだ。
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話題は投資の話です。
さて、総じてFXのシステムで使いやすい会社は少ない。そのシステムがよく理解できていない人間にとっては、ちょこっとクリックするだけで、自分がお金が米ドルを買うことになったり,南アドル・豪ドルに変わっていくスピードにただただびっくりするばかり。それであっという間に損失を出すことになったり、莫大な利益を出したりする。素人にとってはまさに博打に近い。そんな危ない世界でも、確かに利益を出している人もいることは間違いない。その仲間に自分が入りたいという気持ちになることも理解できるし、その可能性が全くないわけでもない。
では、どうしたらいいのか?
使い勝手がいい、悪いというのは、あそこのラーメン屋がうまいと君が言っても、私にはうまいと感じないかもしれないし、私のお勧めのラーメン屋が、君の心を少しも動かさないかもしれないと同じように、それは好みの問題だということだ。だから、私がいいなと思うのは、散々いろいろな会社を使ってみたけれど、巡りめぐって、やはり上田ハローになった。いや、なりつつあると言っておこう。しかし、君にとっては一番使いにくい会社になるかもしれない。
FXの使い勝手の基本は、1)通信の安定、2)反応の速さ、3)確認の速度になる。いずれも、個々のパソコンの問題だと思われる方もいるかもしれないが、通信の安定は、今はほとんどが常時接続であり、安定と速度は問題ではないような気がする。特にWindows10に変更(まだ変更されていない方が多いけど・・)になってからは、速度の問題は皆無に近いと思う。それよりも、各社各社の表自体の反応スピードが遅かったり、細か過ぎて自分に必要な項目が瞬時に目に入ってこないことが問題だと思う。
4)欲しいものがない--これは大体ある。Q&Aなどに書いてあるし、説明も丁寧にある。しかし、そこまで行くのが大変。確かに注文するのにも12種類ぐらいあるらしい。「らしい」と書いたのは、私にはよくわからないからだ。成行、指値はわかる。逆指値もわかる。OCO、トレール、ストリーミングになってくると怪しくなってくる。
これは確認したわけではないので、「多分」としておくが、多分皆さんは儲かればいいわけで、損をしないように蓄財をしたいと思って投資をやるのだと思う。儲かるのであれば定期預金に積んで蓄財を銀行でお励みになる方々だと思う。しかし、銀行はご存じのように低金利。じゃ、ということで儲かりそうなFX、金利も高いということで仕方なく泥船に乗ってしまう。
自分が欲しい情報とは・・・・ということで、今日はここまで。
明日以降、欲しい情報のとり方、自分が居心地のいい投資スタイル、それの説明をしようと思う。
たまにはマネーの話。 [マネー]
2020.1.30
こんばんは。
今日も快晴はよかったが、暖か過ぎたね。もう春です。でも、まだ1月末日ですよ。信じられない。これじゃ、野菜は育ち過ぎるし、生育にずれがなくなって、一斉出荷、一斉品切れというとんでもないことになりかねない。すべては自分たちが悪いんですが・・・。本当に今夏は怖く、用心すべし。
国のコロナウィルスに対する対策が後手後手だ。島国だから仕方がないといえば仕方がないが、素人の私ですら、中国の春節が始まるころ、これは来ないようにする手立てはないかと思ったぐらいだから、政府としても、何かしらの対策を考えていなければならないはずだと思うが、どうもそうではないようだ。あと出しジャンケンのようなことは言いたくはないが、政府はもう少し対策を早め早めにとってもいい時代(グローバル化)が来たんだと思う。前回「MERS」と「SARS」が流行し、日本は島国だということ、地勢学的に離れていたことなどからラッキーが続いている。しかし、今回はお隣であり、地勢学的にも不利だし、実際、訳のわからない対応をせざるを得ないことになってしまっている。一次感染、二次感染、三次感染、どれであろうと感染していることは間違いないわけであり、バスの関係者の感染が二次だ、三次だと言っているが、もう既に四次、五次ということもあり得る。相手は見えないわけで、専門家ですら絵空事を言っている可能性は高い。政府は今回の経験も踏まえ、隔離病棟はもっと大きいもの、専門性のあるものに特化していくべきであろう。でも、島国根性で、喉元過ぎれば・・・的な発想しかできないお役人仕事になるのか、ならないのか。そのこともしっかりと覚えておかなければいけない。それを注視することが国民の仕事(義務)であり、次回の選挙のときの大切な判断基準にしなければいけない事象の一つだ。
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ということで、今回はこのことにも絡んでマネーをお話したい。
このままコロナウィルスが猛威を奮ってしまったらどうなるかということで、ある専門家がこう言っている。
「日本だけ武漢からの帰国者への隔離などをしていないことで、日本は他国よりも感染が拡大したらどうなるのでしょうか?
まずは日経平均が暴落すると思われます。ホンダやトヨタなどの工場が武漢をはじめとした中国の工場停止をしていますが、同様のことが日本でも起こる可能性があります。また上海ディズニーランドが休園しているように、国内の大規模施設が休園するかもしれません。そして最悪な結果に至ればオリンピック並びにパラリンピックも東京開催が断念される可能性もあります。日本の経済は停滞することになるでしょう。
そのようになった場合は、為替は非常に難しい動きになりそうです。感染の拡大はリスクオフを呼び込み、円買いになります。(108円→107円→106円・・・)
しかし、日本だけ感染が拡大した場合は、武漢脱出のように海外勢の日本脱出がおこり、外国人投資家も日本株を売り、リパトリエーション(外貨買い・円売り)が起きる可能性もあります。また日銀は景気停滞を危惧し、更に金融緩和政策を行うかもしれません。これも円売り要因です。
上記のように今までリスクオフは円買いになっていましたが、今後は円売りもあり得るかもしれないことを警戒しておきたいです。」
まずは日経平均が暴落すると思われます。ホンダやトヨタなどの工場が武漢をはじめとした中国の工場停止をしていますが、同様のことが日本でも起こる可能性があります。また上海ディズニーランドが休園しているように、国内の大規模施設が休園するかもしれません。そして最悪な結果に至ればオリンピック並びにパラリンピックも東京開催が断念される可能性もあります。日本の経済は停滞することになるでしょう。
そのようになった場合は、為替は非常に難しい動きになりそうです。感染の拡大はリスクオフを呼び込み、円買いになります。(108円→107円→106円・・・)
しかし、日本だけ感染が拡大した場合は、武漢脱出のように海外勢の日本脱出がおこり、外国人投資家も日本株を売り、リパトリエーション(外貨買い・円売り)が起きる可能性もあります。また日銀は景気停滞を危惧し、更に金融緩和政策を行うかもしれません。これも円売り要因です。
上記のように今までリスクオフは円買いになっていましたが、今後は円売りもあり得るかもしれないことを警戒しておきたいです。」
FX業者のホームページから探して見つけた記事。これだけコロナウィルスが蔓延しつつある状況でも、あまり積極的なコメントがないFX業者は客を少し馬鹿にしているような気がする。わが社だけ儲かればいい的なニュアンスとして私は捉えてしまう。しかし、実態は経済は萎縮していくだろうし、オリンピック開催だって危ぶまれてしまう可能性だってある。このまま、いつものこととして明日にでも鎮静化すればまさに御の字だが、人生も経済も一瞬先は闇だ。ほんの少し前は、ニューヨークダウは3万円カウントダウンと言っていたはず。たしか今月の21日ごろだと思う。たった、1週間で状況は激変。皆さんがかかわっているFX業者・株関係を見てほしい。積極的にコロナウィルスのために警戒しろ、取引は注意しろ、エントリーは少し待ったほうがいいなんて言う業者は皆無に近い。危ないときは「危ないよ、今はやめておきな」という業者はお客のことを本当に考えている業者だと思う。キャンペーンに「5000円バック」なんていう広告に踊らされてはいけない。その10倍、20倍のお金を吸い上げられる。それが株・FXの怖さだ。
「あのとき底値で買っていれば」とよく言われるが、タラレバの世界は、まさしくギャンブルの世界そのものだ。資金はあくまでもナイお金(必要ではないお金)を使うべし。
FX業者の決め方 [マネー]
2019.10.8
こんばんは。
巷では消費税が上がって、〇×Payが得だ、×〇Payが得だと言っている。確かにA社のカードのほうがB社のカードよりポイント還元が多く付くらしい・・・・・・・そんなことは老人でも十二分にわかってはいるが、そんなに熱中できないのには困った。まあ、それが老人としての老人たる理由であろう。
などと訳のわからないことを言っても仕方ない。しかし、いつも買い物に行っているスーパーがキャッシュバック還元店舗であるかどうかがわからない。パソコンでは反応しないようだし、店舗情報も店舗サイドからは出ていないようだ。これもスマフォアプリで見られるということがわかったが、調べるのは明日にしよう。
大体、そんなもんだろう。自分としてはクレジットで支払い、通常のポイント還元を利用。ほかに今回の消費税に対するポイント還元が自動で受けられれば、それで良しにしようと思っている。多分、大分間違っていると言われそうだけど、まあ、そんなに買い物もしないしね。やはり、若いときのようにガッツリとは食いつかない自分がいる。
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かなり久々にFXの話を少し。私は上田ハローに口座を持っている。現在も「死に体」的なものが眠っている。運良くというか、20年も放っておけばプラスになる仕掛けに偶然なっていた。それを短期的に積極的な大勝負をしようとするとリスクがかなりかかるのでやらない。恥ずかしながら以前にかなり損失を被ったものだから、もう余り冒険はできないのが正直なところだ。真剣にやればやるほどFXは怖さを感じる。損失を出し始めたら、怖くて動けなくなる。銀行のディーラーのように、他人の金を潤沢に運用できれば、買い増し、損切り何でもござれだろうが、素人のポケットマネーではそうもいくまい。
「いや、そんなことない。必ず儲かる」と息巻いている御仁は、今が運良くそうなっているに過ぎないと言い放っておきたい。それは今だけだ。私もやったときは1~2か月で1000万円、半年ぐらいで3000万円はプラスになった。しかし、決済をしなかったものだから、あの東日本大震災で一夜にして吹き飛んだ。その恐怖は例えようがない恐怖だ。
そんな恥ずかしい話はどうでもいいのだが、色々業者を見ていると、やはりヒロセ通商が一番有利かもしれない。まず、スプレッドの違いが少ないこと。次にスワップポイントが高いということだ。
ヒロセの取引画面の扱いやすさ・・・・・・・正確には個人個人で理解のしやすい画面・・・・・が一番だとは言えないが、どこもそれは似たりよったり。上田ハローは以前の画面が非常にやりやすかったし、瞬時の決算もお手の物であったが、画面は新しく交換され、やりにくいものになってしまったので魅力半減。
FXの取引スタンスは十人十色。ポジションを取って、じっと待って指値を置くタイプ。もう一つのタイプは1銭の単位で利益をとり、売り買いをするタイプ。前者は1時間1回成約をする場合もあれば、全く成約しない場合もある。後者は1銭の動きだから、それなりに成約回数は多い。1時間に30回なんてザラだ。私はどちらかというと、後者のタイプ。最高1時間で60回を超えたこともあった。ドル円はその条件にぴったりの通貨。動きが早い上に、上がれば下がる、下がれば上がる。これの繰り返しだから、その波に乗れば、買って-売って-買って-売ってを繰り返す。たった1銭だから、凪ぎ場(チャートは平坦な時)であれば、利益は生まれる。当然、1銭勝負だから1万通貨だと、たった100円プラスの繰り返しなので疲れるだけだ。したがって、私の場合は、100万通貨を売り買いしていた。つまり、1回1銭の売り買いで1万円の利益が出、60回利益が出ていると、当然60万円の利益となる。そんな取引スタンスだったもので、2~3時間机に座って何十万ずつ稼ぎ続けたわけだ。
しかし、それは非常に難しいことだ。特に今のFX業者の画面では、瞬時に1銭勝負を売り買いを連続することはまず不可能に近い。自分でそのシステムをつくらないと無理だろう。それに目を酷使する。疲れる。私はそのせいもあって飛蚊症になったし、蜂の巣模様が目に張りつくこともあったりして、人力では無理で、お勧めではない。
私、ヒロセは実際に取引はしておらず、まだデモの段階なので、問い合わせ等にどれだけ迅速に対応していただけるかは不明。最終的に自己責任の世界だから、何をしてくれるかはたかが知れていいる。
最後に銀行の投信関係の話をしておきたいが、先ほど、他人の金で売り買いをし、潤沢にお金がと書いたが、投信などは、投資に失敗すると配当は減ったり、なくなったりを平気でするからびっくりだ。それは今も同じだと思う。もっと平たく言うと、FXなどでプロのディーラーが損をすると、「お客さん、今月の配当は1000円です」とか、「ありません」という通知が来る。マイナスだって平気で来るからびっくりだ。本当に金融機関はいい商売をしていると思うときがある。
久々にFXのお話 [マネー]
2019.8.6
こんにちは。
自分がランニングしていても世界経済は動いている。当たり前だけど、ここ最近はちょっと動きが大きい。ドル円も1週間前110円台だったにもかかわらず、今日は106円台、4日の朝方は揺さぶりもあってか105円台に突入した。政府緊急閣議を開いたそうだが、手を出すはずもなく、それ以降少しずつ戻ってきている。理由はもちろん、アメリカと中国。トランプさんが残りの品目に関税かけると期日付きで言ったからだ。
確かにFXは簡単に儲かる・・・・・・・・・・・・・・・・・・しかし、簡単に損をする。マイナスに凹むこともある。
株とか、信託はマイナス時に決済をしなければ、そういうことはない(凹むということはない)。じっと上がるの待てばいいだけの話だ。
FXは間違えると確実に凹む。
私たちは情報の下流にいるわけだが、ついつい調子付いて利益を上げ続けていると下流投資家であることを忘れる。
FXの場合、ドルであれ、豪ドルであれ、トルコであれ、ユーロであれ、何であっても
1万通貨を買うリスクは・・・・・1銭下がると100円。
10万通貨を買うリスクは・・・・・1銭下がると1,000円
100万通貨を買うリスクは・・・・ 1銭下がると10,000円
となる。これは、どの通貨を買おうがレバレッジが幾つであろうが変わらない。もちろん、FXの業者がどこであろうと変わらないのは当然の常識。
具体例で言うと、今回ドル円が4円下がったとして(実際は瞬間5円下)
1万通貨を持っている人・・・・ 4万円の損。
10万通貨を持っている人・・・・40万円の損。
100万通貨を持っている人・・・400万円の損。
となったわけで、保証金として400万円以上自分の口座に入れていないと、瞬間的にロスカットとなって400万円前後のお金は消えていってしまうことになる。そのとき瞬間的に5円以上下落し、保証金は口座に400万円あったとしても、追加で100万円を入れなければいけない。
FX業者は自己責任でお願いしますとか、レバレッジが変わる場合があるとか、いろいろ書いてあるが、顧客が何度も何度も繰り返し売買をしてもらえれば会社としては儲かるわけで、こちらが手が出せなくなっても何の助言もしていただけない。したとしても、それは追加保証金を入れれば取引は続けられるとしか言わないだろう。
つまり、もしあなたが預けて放っておけばオールオッケイ的な投資スタイルならば、FXは最も向かない投資だということになる。
往々にしてあることは「5万円キャッシュバック」「24時間・問い合わせ可能」とかの言葉に踊らされる方が多いが、そんなに甘い世界ではないと言っておきたい。
景気がいいのに利下げをするワガママ [マネー]
2019.8.2
こんばんは。
為政者の資質問題が論じられることが多いが、その資質異常が度々繰り返されると、それが常態化し、被為政者としてはマヒさせられてしまう。我が国でもよくあることだが、米国も負けず劣らず、それに準ずることを多くしている。
それは今回の利下げ問題だ。アメリカ経済はどう割り引いても不景気ではない。普通の常識として景気が悪ければ金利を下げ、お金を借りやすくし、市場にお金を多く留める方法をする。一方、景気が良ければ金利を上げて、市場に出回っているお金を回収し、市場のお金を少なくし、景気を少し押し下げる方法をとるのが通例だ。
しかし、今回はその逆をやっている。それはトランプ流アメリカンファーストだからだ。
FRB議長もトランプ氏のような上司が脇腹をドンドン叩いてくるわけだから、よほど根性の座った人でないと太刀打ちはできないだろう。
安倍⇔黒田/トランプ⇔パウエル。これは同じ構図だ。世界はドルが主軸通貨であることからして、少しだけ安倍さんは責任は軽いかもしれない。しかし、主軸通貨としてのアメリカ・トランプ大統領のこの施策は、どう見ても稚拙過ぎるだろう。自国だけがよく、彼のグループ企業と国民受けする政策=トランプ政権を続けさせるという図式は余りにもコンプライアンスというかモラルハザードが低過ぎる。世界を俯瞰して行う高邁な政治家と、にわか政治家トランプ氏が同価値で同結果が出てくるはずもなく、早いところ、米国民はそのことに気がついてほしい。
金利を下げたが、その値幅の大小で市場はさまざまを反応をしているが、今までよりもお金はたぶついていくことは間違いなく、ダウ平均も今よりも上がっていくことは間違いないだろう。しかしながら、中国との摩擦は依然として残っているわけで、彼の思いどおにはなかなか行かないだろうし、インフレ下の景気停滞(スタグフレーション)になったとき、パウエル氏は彼にこうツイートするかもしれない。
「大恐慌と共に地獄に落ちろ」
ネット証券の手数料引き下げに思う [マネー]
2019.7.15
おはようございます。
今日は新盆供養があるので、東京のお寺まで行かなければいけない。
凡人で不信心な私は、余り気が乗らないのだが、「新盆供養」には逆らえない。
毎日線香とご飯とお茶を供えているから十分ではないかと思うのは、やはり愚息の愚息たる所以か。
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ここからは欲が詰まり詰まったお話。
ネット証券の手数料が下がっている。しかし、米国株。
軒並み下げてお客を呼び込もうとする算段らしい。証券会社は儲ければいいだけだからね。
こっちを助けるなんていう気持ち微塵もない。
具体的な金額は皆さんお調べいただくとして、こんな気になる記事が日経に出ていた。
「景気後退の前兆とされる長短金利の逆転(逆イールド)下での株高が米国で続いている。過去60年間のデータから・・・・・・・いびつな利回り曲線は、今回も歴史は繰り返すと示しているのか」
ここがポイント。
「2年債と10年債で逆イールドが発生してから景気後退に陥るまでの期間は平均して1年9カ月。この間、市場は金利低下によるカネ余りで楽観ムードに陥りやすくなる。」
この2年債と10年債はまだ逆イールドにはなっていない。しかし、このままだと確実にそれは訪れるということ。
米国ニューヨークダウは2万7000台。こんな数字は見たことがない。だからネット証券も米国株の取引を我々にさせようとしている。しかし、逆イールドが近い。それは当然のこと。景気がいいのに金利を上げないで下げようとしている。これは不自然そのもの。
もし米国株に触手を伸ばすなら、その金利差に十分ご注意あれ。
FRB議長も自分がかわいいからね。トランプさんの意向をシブシブ100%受け入れようとしている-----信じられない。
そういえば平成のバブルのとき、弾けた弾けたと言われてから我々の目の前に現れたのは、ずっと後だったことを思い出した。このタイムラグは今から思えば自然そのもの。
ドル円の変化 [マネー]
2019.6.25
こんばんは。
しかし、日が高いから、こんにちは?かな。微妙な時間帯だ。
昨日は旧我が家に行けなかったので、今行ってきた。カミキリムシ1匹瞬殺。やはり小さめ。
一つの疑問。サナギで木の中で木を食べて生活し、羽化(脱皮)するとき、当然、木の中から出てくるわけだけけど、そのときはどんな姿なのか。あの黒く斑点のある形ではないはず。あの形は完全に成虫化しているわけで、その前段階のときに、ぜひお目にかかりたいと思っているのだが、一度もお目にかかってはいない。どうせカミキリムシと付き合うなら、とことんその生態に付き合わないといけないような気になってきた。毎回詰まらない話だね。
---・----・----
ドル円がここ1週間前ぐらいから108円を切り、107円台となっている。ドルを買っている方にとっては気がきでない状況が続いている。ホルムズ海峡を使っている国は自分で守れと言い始めたトランプさん。世界の警察官はとうの昔に下りてしまったが、本気で世界を見るおつもりはないのだろうか?世界の警察官を下りることの延線上では言っていることは合ってはいるのだが・・・・・。
中国への嫌がらせだと思いたいが、日本にとってもいい影響はない。
こんな感じでずっと円高傾向は続くに違いない。短期売買で売りポジションをとり、スワップ益を捨てるのだから、短期売買を繰り返すしかない。しかし、素人として残ってしまったリスクを考えると、最終的には買いポジションをとるのが安心なのだろうと思ってしまうあたり、素人の素人による・・・・ということか。
108円を切りそう。 [マネー]
2019.6.4
こんにちは。
びっくりした数字が入ってきた。
ドル円が108円を切りそうだ。もう切っているかもしれない。
やはり米中の貿易戦争は当分収まる気配はない。中国株も大いに安値が付いているらしい。(これは列車内の電光掲示板で昨日見た)
為替にエントリーしている方は注意が必要だ。エントリーしていなかった方はラッキーと言うべきかもしれない。
投資は誰かが損をすれば、誰かが儲かる。
孫さんも失敗した。 [マネー]
2019.4.25
こんばんは。
今日も一日忙しく駆け回った。司法書士さんに登記費用の振り込み。結構、いい金額だ。
今、ATMでは10万円以上は振り込めないから窓口に並ぶことになる。同行・他支店でも540円かかった。その間、20分までは無料の駐車場(他銀行)に止めておいたが、20分をオーバーしたらしく400円をとられた。結局、940円の出費となった。これなら初めからネットバンキングでの振り込みにしておけば324円と破格であった。いつもは3回までは手数料0円なので、ついつい欲をかいてしまったということです。せこい話だ。小市民はしょうがないね。
連休前のためだろう、銀行はだんだん混んできていた。自分が銀行を後にするころATMには20人を超す人が並び始めていた。明日はもっとすごいことになる。
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新聞(朝日)にページ真ん中あたり、12分の1ページぐらいのスペースを割いて孫さんがビットコインで損失と書いてあった。ざっとしか見なかったけど、億単位の個人資産だそうだ。上がるのを見て、もっと上がると踏んだようだが、その後、下落-損失決済をしたと書いてあった。孫さんもそんな危ない橋をわたるのか。じゃ、俺たちが損失をしたってしょうがない------という話には絶対にならないね。 もし、我々が何億もの損失を出したら、お金はもちろん、家も、仕事も、地位も、家族も、何もかも失う。彼にとっては太股を蚊に刺されたようなもんだろうけど。
ただ、教訓として、あの孫さんも人の子、我々とそう変わりはないということ。欲は人を変える。彼の失敗は自分への教訓として、投資をされる方は十分にご注意、ご注意。
MMTという経済論理 [マネー]
2019.4.5
こんばんは。今日の夕刊でその記事を見た。
投資は好きなくせに金融問題はよくわからない。素人だから仕方がない言えば仕方がないが
今日の記事には少し驚かされた。
Modern Monetary Theoryというんだそうで
Modern----現代の、近代の
Monetary---通貨の、貨幣の
Theory----仮説、空論、理論
という意味らしい。
簡単に言うと(簡単にしか言えないけどネ)、
政府は貨幣の独占的な供給者だから、任意の貨幣単位で貨幣の発行を行うことができる。政府は将来の支払いに対して非制限的に支払い能力があり、資金を提供する能力を持っている。そのため、政府の債務超過による破綻は起こり得ない。言い換えれば、政府は常に支払い続けられる。つまり、日本のような債務超過国であっても、破綻はあり得ないとする考え方らしい。
これは自国内で通貨を回している場合で、他国の債務引き受けがある場合は、この論理から外れる。つまり、日本がこのMMTという訳のわからない理論?仮説?空論?の絶好の対象ということらしい。
確かにこの論理からいくと、今もって日本が破綻をしていないのは、どうしてなのか。イタリアだったら、イギリスだったら、ドイツだったら、日本のような債務超過になった場合、とっくに破綻していると、MMTの論陣を張る経済学者は言っている(思っている)ようだ。
頭の悪い私にとっては、これ以上のことは言えないけれど、もう少し分かりやすく教えていただける方はいないものだろうか。
「そんな馬鹿な」、「政府の犬かおまえは」と言われそうで甚だ片腹痛いが、間違っていないのなら、それはそれで安心して生活できるわけで、そのどちらかを納得させてほしいと思う次第。
ちなみに、安倍さんはえらく気に入ったらしく。まんざらでもなさそうだというコメントが載っていた。
110円を切りそう。 [マネー]
2019.3.25
こんばんは。
風雲急を告げていますね。ドル円が110円を切りそう。
他の通貨はあまり変動はないようだけど、ドル円にはどうしても目がいってしまい、
その動向には敏感にならざるを得ない。
大規模緩和をして久しいが、今も80兆円の国債を買い続けているのかという疑問がある。
そうしたら、こんな記事が目に止まった。
-------「すでに買い入れ額はその半分にも達していない。(密かに量的緩和を縮小する)ステルステーパリングが始まっていることは誰でも知っている。逆に無理して少額を購入し続け、イールドカーブにフラット化圧力をかけ続ける意味は無いのではないか」-------というコメント。これは外国のその手の専門家の言葉らしい。それも複数というニュアンスで書いてあった。
つまり、日銀は既に余り国債を買い入れてはいない。むろん、80兆円などという巨額な金額緩和はしていないということ。
そう言えば、毎月毎月日銀からは「今月は80兆円の国債を買って、円をばらまいたよ」「今月は50兆しか買えなかった。スマン」なんていうご報告は一切ない。
だから、あなたも・・・、あなたも・・、私も・・・、誰にもわからない。
すべてを覆い隠す。家人の失態も、友人への利益供与も、大規模金融緩和のその後も、統計数値も・・・・・。そして、誰一人として、その失態を認めず、「セクハラという罪はない」とまで言わしめてしまう。
我々が引こうとした残りくじを見たら、偶然安倍晋三だっただけであって、「国民に信任された」(と彼は言うが)わけでは決してない。
為政者の質の低下は、経済も巻き込み、最後は国民の我々一人一人がその代償払うことになる。
黒田さんの顔色は一向に優れない。遠目に見てもわかるくらいだから、本人も経済もかなり重症になりつつあることは明白だろう。
そう言っている間も110円ギリギリの攻防は続いている。
下がっていますね。 [マネー]
2019.3.25
こんにちは。
昨日、「二つの祖国」を見た。ああそうなんだ。こういうことも考えなきゃいけないんだと思ったことがある。当然と言えば、当然で、「またまた何を言っているんですか、このオヤジ」と言われてしまいそうだけど、でも、人間、どんな人種であっても生きることにかなりポジティブなわけで、これは国家も民族も宗教も問わず、皆々この世に生を受けると同時に、自然発生的に「生きる」ことに対して貪欲極まりなくなる。これは別に悪いことじゃないし、それが生の起源ということかもしれないね。
元気に生きるということは、簡単に言うと病気持ちじゃないこと? 精神的に病んでいないということ? 浅学な私にはうまく書けないけど、病気発症以前に心の中にある活力、精神力がなくなったときに、その人間の生はなくなるんだと昨日のドラマを見たときに思った次第。
自分としては、病気じゃなければ、いい。80歳まで病気じゃなければいいと雲を見るがごとく「ボッー」と思っていたけど、現実はそうじゃなかった。当たり前だけど、心が伴ってこないとダメなんだと気がついた次第。「精神力」、「やる気」、「根気」という言葉で片づけられたくはないんだけど、それが伴っていないと前には進めないのか・・・・・・・・・・と思ったわけ。
歳をとると大括りに物事を考えるからね。大雑把な感覚しか思いつかない。困ったもんです。
でも、小栗君も多部さんもムロさんも好演だったね。あと、その奥さん役の仲里さん、彼女の演技も全体を盛り上げていた。
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日経が大きく割り込んでいる。
やはりアメリカが風邪を引くと日本は偉い事になる構図はそのまま。今回は「10年物国債の利回りが3カ月物を下回り、長短金利が逆転する「逆イールド」」になったとある。
これが起こると大体は不景気になるという傾向にあるらしい。一歩先行く情報、今回は当たるのか当たらないのか・・・・・・。
尻込みする大方横目に、しっかり買い続ける人が正真正銘のプロ・・・・なんだろうね。
週末に大きな動き [マネー]
2019.3.23
こんにちは。
今外溝の目隠し工事が終了した。目隠し塀の雰囲気は後日掲載したい。
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久々にお金の話。
なにはともあれ少し動きが出ている為替と株。週明けの東京市場は大きく下げることは間違いなさそう。指値で打っても、多分、成約はしないだろう。成約したら、それはラッキーとか言いようがない。
「22日のニューヨーク株式市場は、ドイツの経済指標が2012年以来の低水準だったことや、FRB=連邦準備制度理事会が先日、年内の利上げを見送る見通しを示したことから世界経済の先行きへの不透明感が意識され、売り注文が相次ぎました。決算が不調だった大手スポーツメーカーのナイキなどが大きく値を下げ、ダウ平均株価の終値は前の日よりも460ドル19セント安い、2万5502ドル32セントと、今年1月3日以来の下げ幅を記録しました。」とあり、ドル円も110円を切っている。
南アも7円はなかなか切らないが7.6円あたり。7円を切ったところで指値することは必定。
下げ相場だからといって「売りポジ」をとることは一瞬、直ぐに成約させるべし。どうしても売りポジを入れたいのなら、損切り値を手堅く入れておくべし。
為替も株も下がっては買い。下がっては買いの繰り返しが安全パイ。
繰り返しができるだけの余裕資金とすべし。
損をしている私が言っているのだから「当たらずといえども遠からず」だ。