デフレーションの真実(11) [デフレ]
2021.10.31
こんばんは。
選挙の開票が刻々と告げられていく。今回は古株の皆さんにご退場願う結果が多くありそう。千葉の県民としては、S氏が落選されたことは少し安堵した。人間的に悪い人ではないかもしれないが、土建屋のおっちゃん気質だけでは議員は務まらない。ある程度の素養と気質がないとただの学級委員選びと同じことになってしまう。国政選挙は遊びではないからね。惰性でやってもらっては困るんです。
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・・・・ということでデフレの真実は9割方何が原因かはおぼろげながらお分かりいただけたのではないかと思う。「10万円の給付金を使えば世の中が潤う」とか、「皆さんにお金を使ってもらって社会に循環させる」というご発言を耳にして久しいが、自分の金を他人にとやかく言われたくないねと、私は心深く思っている。政治家がこの手のお話をすると、より違和感を覚えてしまう。そうじゃないだろう。あれが欲しい、これが欲しいと思う気持ちにさせるのが政治家の仕事であって、お金を使おうと思わない、思えない政策を続けるから消費が伸びず、企業内の内部留保が増えていく。心から景気がよくなって、10年後の我が社は2倍の売上を目指せそうだとかいう気持ちが心の底から沸いてきて、初めて雇用が促進され、ベースアップがなされ、景気はよくなるわけであって、それを国民の気持ちがそうならないから、そうさせようと口角泡を飛ばして政治家が言うのは、政策能力のなさをさらけ出すだけで、「馬鹿丸出し」という言葉しか見つからない。
岸田さんにその気概があるかというと、残念ながら安倍さんに気をつかっているようだから、傀儡政権とまでは言わないが、似たりよったりとしか言いようがない。赤木さんの奥さんが訴訟を起こし、岸田さんにも直接直筆で手紙を書いているが、そのことに対してはまるっきり頬被りをとおすおつもりか。それならば、せめて人口減少に比例した議員定員削減をやるべきだと思うが、定数削減をしたところで赤字国債には焼け石に水とばかりに、これも頬被りをするおつもりか?
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