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デフレーションの真実(5) [デフレ]

2021.10.25

こんばんは。

金曜日の夜から日曜日まで愚息の子ども2人を連れてきた。本当はもう一人いるんだけど、チャイルドシートに乗せ、シートベルトを締め、ドアを閉めようとした時に彼女がつぶやく「オリル~~~」、その3歳児の孫はかなりのしっかり者、なんでもかんでも手を出すので、上の二人は正直なところ辟易している。今回も行く気満々なその孫を見て、上の二人は若干意気消沈。しかし、そんなことになったため、皆少しだけほっとして出発。そんなことで昨日まではフル回転。我ら老ートルはかなりバテ気味。

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さて、デフレーションの真実の5回目。

今回は電車の話。昨日だったか、一昨日だったか山手線の工事が大々的に行われたようだ。幸い、ご老人の我々には関係のない話ではあるけれど、渋谷駅の拡張工事に伴い線路を移動しなければならないが、人力のため大変だと今朝のテレビで放映されていた。少子化であっても都会はまだまだ動いているんだなと実感。この工事に遭遇した人は大変な思いをしただろうが、地方住民の我々にとっては何だかとっても羨ましい話にも聞こえ、そんなに何本も線路が走っているんかい!と突っ込みを入れたくなってきた。

わが街にも駅前駐輪場がある。昔、我々が現役だったころには、抽選で便利な場所取りをしなければならず、大体、希望の駐輪場は外れて、再抽選に挑んだり、余った駐車券を探して売ってもらったりしたことを思い出す。コロナ前、その駐輪場を車の窓越しに見ただけなので正確ではないが、平日なのに駐輪場がガラ空きだったことにびっくりした。今は無抽選でも希望の駐輪場にとめられるようになったのかもしれない。それほど人は減ったのか?

JRはいつも時刻表どおりに走ってくれる。7時半の快速に乗れば、間違いなく東京駅には8時10分には着き、そこから歩いて会社に向かい、8時半の始業には間に合う。そんな時間どおりに走ってくれる乗り物は、JR(私鉄も含めて)ぐらいしかないだろう。その当たり前のものが乗る人が減ってくれば、500円だったものが520円となり、580円となり、610円とどんどん上がってくる。マイナス分を料金値上げで対応せざる得なくなってくることは明らか。タクシーの値段が上がっても、乗らなければ済む話だが、JRはそうはいかない。JRも何も考えずに料金ばかりを上げられないとなると、本数を減らすことも考えなければならず、ラッシュ時10本走っていたものが7本になる可能性もないとは言えない。我が街のJR、ラッシュ時でも10分に1本ぐらい。昼間だったら20分に1本ぐらいだから、もっと減らされるわけで、かなりのストレスがたまりそうだ。

水と同様、当たり前にそこにあるものがなくなることほど生活に困ることはない。「水」「鉄道」の人口減による痛手は、受益者の我々国民にとっては計り知れない影響が出る。

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