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デフレーションの真実(9) [デフレ]

2021.10.28

こんばんは。

今日はよい天気でありました。風邪の残像が私の周りに絡みついているようで、少しダルイ。確実に微熱。喉も何となく熱い。病院からいただいた薬を飲んで2回目。反応の悪い体に効果が現れないのはいつものこと。通常のパターンだと1週間は膠着状態。現役のころなどは2週間は平気で直らなかった。バッファリンを1箱近くを飲み続けて何とかクリアしたこともあった。よくも体がもったもんです。

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デフレの話の続きです。

ラーメン屋の話から社会保障のことまで考えてみると、人口が増えれば、その一つ一つのことは大方解決されるのではないかと単純な私は考えてしまう。

人口増⇒ラーメン屋来店数増加。

人口増⇒コンビニ客数増。

人口増⇒子ども増⇒学校児童数増。

人口増⇒世帯数増⇒水道代維持。

人口増⇒鉄道料金現状維持。

人口増⇒増築・新築数増⇒不動産物件数増⇒不動産市場活況⇒不動産関連業界活況。

人口が増え、それに伴って新たなというか、前にあったことで問題が大きくなる可能性はなんだろうと考えると、「いじめ問題」、「貧困(失業)問題」、「離婚問題」、「自殺問題」ぐらいしか鈍な私には思い浮かばない。しかし、「いじめ問題」が増やしたくないからという理由で国の衰退を黙認すべきだと考える国民は多分いない。貧困しかり、離婚しかり、自殺問題もしかりだ。

もっと卑近な例を上げれば、電車が混むとか、空き家が少なくなるとか、家賃が上がるとかあるだろうけど、それは皆さんの給料も上がるだろうからイーブンの話。ただ、一つ気になるのが、新世代が始まったとき、そのスタートに立った最初の2~3年に雇用は広い分野で沸き上がるのだろうかという疑問がある。新生活をスタートし、子どもを授かったニューファミリーたちの生活がうまく軌道に乗るだろうかという心配。そんな簡単にすべての歯車が回り始めるなんてことはないと思うか。そんな詰まらぬことは考えなくても大丈夫と鷹揚に構えるのか。

そんな絵にもかかない話を延々としても話にならないので、この辺にしておくが、もう一つ気になることがある。

それは防衛と治安だ。

防衛は外国との間の問題。喫緊の話では、尖閣であり、竹島であり、北方領土が頭に浮かぶ。尖閣に至っては、報道の責任もあると思うが、常に報道していないと平和惚けをしている我々日本国民は、その緊急性を忘れてしまう。今では、沖縄の漁民は尖閣での漁はできなくなりつつあるという。以前は普通に漁業ができたところ。333日/年も接続水域まで中国の海警局が来て、漁船に向かってチャチャをいれるようでは、安心して漁ができるわけはない。これもいずれは「人手不足」という4文字で片づけられてしまうのではないかと危惧するばかり。中国が尖閣に強行上陸したとき、竹島のような二の舞をしたくはないと思う国民は多いはず。

治安も同様。今はそういうことは少ないのかもしれないが、以前より巡回の回数が減ったとか、110番をしても現場に来る時間が長くなったとか、いろんな弊害が徐々に私たちの目には分からない状態で忍び寄ってくる可能性は大きい。これは消防もそうだろうし、自衛隊だって同じことだ。こんな現場にAIが入る余地は今のところ全くない。

衆議院議員選挙が近い。私たちは今日不在者投票をしてきた。私は、マツリゴトに足るべき人を探したかったが、残念ながら、そういう人も団体もそこにはなかった。でも、少しだけそれに近い人たちに投票してきた。

公約を見ると、目先の人気取りだけをしているように見え、そこには党利・党略ばかりで、国利・国略が全くないことに唖然とするしかないが、一歩一歩この国をよくしていこうという願いで投票行動をしてきた。

人は国なり。

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