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メラミン?メラニン? [未来予想]

2024.6.30

こんにちは。

早朝、一っ走り。

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朝はご覧のように曇天。約8キロを1時間半かけてウォーク&ラン。


 

今日は心拍が高かったんで、ちょっとセーブ。8割方を歩いた。


 

「あなた心拍数高いね。私の倍?」と家人は言う。確かに彼女は6~70台であっても、私は8~90台。


坂道を駆け上ると140台。これって正常なのか?

はたまた異常なのか?


素人考えでは、心拍の数はともかく、常に一定数を定期的に打っていれば問題はない!・・・と勝手に解釈は老人の得意技。


「きっとあなたはウォーキングの時に倒れるよ。」とうそぶく。



確かに年齢とともに心臓当たりに違和感を感じるような、感じないような・・・・。

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話はガラリと確変します。

メラミンとメラニンの違いも分からない素人だから、その信義は検索すべし。


こんな話を家人が朝から言い出した。

家人「メラミンスポンジあるでしょ。あれってアメリカでは使用禁止になったみたいよ」

私「へぇ~~。確かにあれって使い切りだから、あの後、どうなっちゃうんだろうね」

家人「フライパンのフッ素加工みたいなことで、いろいろ問題があるみたいよ」

ということでちょっと検索。

下の3つのホームページは企業サイドの言い分です。







しかしながら、学者さんサイドのホームページを見ると・・・。




 

これをどう読み解くかは、個人個人の考え方次第で、「大丈夫、大丈夫、日本じゃ健康被害は起こっていないし、いまさらね。」という考え方もあるだろうし、「うちは子どもが小さいし、ちょっと心配。プラスチック関係はレンジに入れないとか、使わない方向にしないと。」というご意見もありそう。


総じて企業側の意見は、消費者の安全なんか完全に無視し、自企業の利益のみを考えているよ、というスタンス。SDGSのバッジが泣くね。怖い~怖い!


我々高齢者は後が短いわけだから、前者でも理屈が通るけど、若い世代は十分に気をつけることで、長い人生、十分にお釣りは来ようというもの。

 

石油由来のプラスチック製品は、我々に多くの利便性を与え続けているけれども、それを上回る危険性を将来、どこかで請求してくるんだろうということは容易に想像できる気がする。


若者に幸あれ!


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久々に怒りを思い出した。 [新聞記事]

2024.6.28

こんばんは。

昨日、久々に本業の仕事に行ってきた。もう何十年とお世話になっている仕事の現場だけあって、多くの方がいなくなり、多くの新しい方々の顔を見るにつけ、時の流れを感じざるを得ない。こんなことはついさっきまでなかった感情だ。

「ついさっき?」、「何言ってるの?」と思われるだろうけど、人生の時間は、部屋の真ん中に鎮座する時計とはまた違った尺度で動くもんだと、最近とみに分かってきた。もう遅いけどね。

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ついつい朝日新聞かと思ってしまったけど、毎日新聞だった。

その記事を見て、またまたあの日の怒りを思い出した。皆さんも「ああ、そんなこと、あったね」と思い出すに違いない。

多くのことを人間は忘れていく。特に新聞に載るような事件は、走馬灯のように、日々日替わりで登場するから無理もない。

その事件は、あるトップが自分のマツリゴトをやりやすくするために、その人物の定年を延長したという、信じられないようなことを平気でやっていたというお話。

時は2020年1月。もう4年が経ってしまった。

東京高検検事長だった黒川某の定年を延長した件だ。






時の党首はいろいろなことで政権の私物化を指摘されたことは事実。

組織の中にいる者は、それに刃向かうと、どういう目に遇っているのかを目で、耳で感じさせられ続け、じゃ従順でいるほうが、自分にとっては得だと思わせる土壌をつくっていった内閣人事局制度。

どんなすばらしい制度であっても、時のトップが間違った考えを持てば、それはたちどころに凶器となるというよい例だ。

森友学園、加計学園と言えば、いわずと知れた安倍政権の話だ。

そんな政治の陳腐化が、知らず知らずのうちに我々の皮膚の間から身体深くにしみ込み続け、我々をノンポリ、無力化していったことは事実。事件は過ぎてしまったことで過去の話だと片づけることはたやすいことだが、それ以上に今の我々に身体深くに浸透していった政治に対する無気力感の払拭はまだまだできていない。この責任は、一体どなたがお払いになるのか?

この時も政治資金規正法の影がつきまとっていたことは、我々国民は忘れずに政治を見守り続けなければいけない。

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高齢者講習 [生活]

2024.6.24

こんばんは。

久々に下界に下りたような気分になった。いつも家で仕事をしたり、庭いじりをしたりで一日があっという間に過ぎていく身分として、外食する時間の余裕も、はたまたお金を自由にする時間の余裕もないせいか、車に乗り一番近い自動車教習所に行くことも新鮮な気分を味わうこととなった。

今となっては、気温も高く説得力は大幅にダウンしてしまうが、私が教習所に行ったのは6月5日。気温はまだまだ低く、Tシャツ1枚ではちょっと肌寒く、その上にシャツなり、薄手のジャンバー、カーディガンを羽織ってちょうどの体感。当然、室内の空調は送風か停止だと思っていたが、教習所はどの部屋も冷房がガンガン入っていて、長袖でなければちょっと寒い感じであった。

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教習所と言えば、私は半世紀前に行っていたところ。当時は若者でごった返していて、乗車予約を取るのが大変だったことを思い出す。この教習所も少子化の影響も受けてか、また午後ということもあり、若者はチラホラといる程度、教習所内のコースもバイクに跨がった若者が四、五人いるくらいだった。

高齢者教習はなんということはなく終了、その授業料は3時間ぐらいで8000円。これを受けたからといって事故を起こさないとは言えないし、起こすとも言えないわけで、心の気休めというか、免許書替えに対するハードルを設けているようで、この講習に不参加だと免許更新はできないというストーリーらしい。

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しかし、これだけ地球温暖化が騒がれていても、それに対する意識は空気のように薄く、空調の温度管理が今できる最低限のことだと思うけれど、それに気を使っている人は残念ながら皆無であった。その後、ショッピングモールに寄ったが、そこも空調はバッチリ。何もそこまでと言いたくなるけれど、そこの意識は一体、どこに追いやってしまうんだろうと思った。

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こんなきれいな木漏れ日を見られなくなった国々も多くあることを思うと、心穏やかにゆったりとしていては申し訳ない気分になってきてしまう。

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早起きは三文の得? [ランニング]

2024.6.22

こんにちは。

自分は大いに甘党だ。下戸だから余計そうだ。サイコロ飴とか、おはぎとか、マシュマロとか、みたらし団子とか、特に小豆には目がなく、5~6個は食べた。本当はもっと食べたかったけど、人数割当のことも考えてぐっと我慢したもんだ。20年ぐらい前だろうか、平気で二、三十個入った袋をペロリと平らげていた-------と言っていたのは過去の話。そんなことを続けていたら、とうの昔に糖尿病になっていたに違いない。

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寄る年波と家人のおかげもあり、徐々に砂糖と塩と油を控えつつ食生活を節制したためか、今のところ大病はない。大病は無いと言った人で大病に罹らない人はいないので、余り大手を振っては言えないけれど、「今、この時」と限定バージョンで言っておく。

そんな甘党だった私の今日の食生活は、甘いものがかなり苦手になってしまった。昨日、頂き物で「治一郎」というバームクーヘンを食べた。久々に甘いものなんだけど、スライスは1㎝ほど。しかし、それだけでもう受け付けない。胸が焼けるわけではないが、後味が余りよろしくない。昔の私だったら、しっかり10㎝ぐらいは頂き、お変わりを要求するんだろうけど、そんな量を食べたら夕御飯の食欲が失せようというもの。別に甘いものを食べたから高脂血症になるとか、コレステロールが高くなるとか、老化が進むとか、いろいろな説が飛び交うが、そんなことも余り気にしなくて済むほど甘いものに興味がなくなったことは、老人としては、かなり心地よい生活リズムになっている。

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ガラリと変わって早朝ランニングの話。

日中は確かに暑い。30℃になんなんとしているが、千葉の朝はまだ涼しい。今日も短パンはやめ、長ズボンと半袖になった。室温23℃。外気は20℃をちょっと下回る感じ。

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最近の朝は大体雨上がりなものだから、こういう陰影がきれいに写る。


















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これなんかもきれいなもんです。



そうそうやっとこ携帯も買い換えたもんで、より色合いはいいかもしれない。



でも、ちょっと色合いがきれい過ぎて、私はあんまり好きじゃないけど・・・・。








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前にアップした同じような画面。



でも、この朝露も太陽がもっと高く登ると、いつの間にか消えてしまう。

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これなんかは絵画の世界みたいで、パソコンのデスクトップに出てくるような色合いが、私はあんまり好きじゃない。







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朝日を撮ってもちゃんと撮れているのはスゴイ。






前の携帯なら完全に逆光できれいには写らなかった。















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ついつい何枚も何枚も。









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ストレージを気にせず写せる快感は何ともいえず贅沢な話です。




いつだか分からないけど、次回は携帯ショップでのお話を少し。

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ちょっと希望が持てるいい話--ペロブスカイト [未来予想]

2024.6.20

こんばんは。

未来思考がなかなかできない老人でも、このニュースには、「はっ」という驚きとともに目が止まった。

以下はすべて日経記事からの拝借です。さすがに日経はいいことを取り上げます。現役のころはよく読んでいた新聞です。ちょっと高いけど、今は電子配信もしています。


「軽くて曲がる次世代太陽電池として注目される「ペロブスカイト太陽電池」の普及が近づいています。従来のシリコン太陽電池が設置できなかった壁や湾曲した屋根にも取り付けられ、再生可能エネルギーの利用拡大につながると期待されます。」

「ペロブスカイト太陽電池は桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授が開発した太陽電池で、ペロブスカイトという結晶を発電に使います。結晶は日本で多く採れるヨウ素や鉛などからできています。発電に必要な電極や水分や酸素などから結晶を守る封止フィルムを貼っても、厚さは1ミリメートルにも満たず、曲げることができます。」

「軽くて曲げられるため、これまで設置が難しかったビルの壁面や湾曲した屋根などに設置できます。車の屋根に取り付けて電気自動車(EV)の航続距離を伸ばしたり、人工衛星に付けて電力を確保したりする利用法も検討されています。部屋の照明の光でも発電できるため、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」端末の電源としての利用もできます。」

「企業もペロブスカイト太陽電池の実用化を目指し、実証実験を進めています。積水化学工業は自社ビルの外壁にペロブスカイト太陽電池を取り付ける実験を4月に始めました。25年の事業化を目指しています。東京電力ホールディングス(HD)は積水化学から調達するペロブスカイト太陽電池を28年度に都内に完成する地上46階建ての再開発ビルの外壁に設置する方針を示しています。」

「パナソニックホールディングスはガラス建材と一体化したペロブスカイト太陽電池を開発し、実証実験を始めました。28年の事業化を目指しています。また、京都大学発スタートアップのエネコート・テクノロジーズ(京都府久御山町)は、ペロブスカイト型太陽電池を電源に使ったセンサーの出荷を始めています。同社は車載向けの太陽電池をトヨタと共同で研究しています。」

「ペロブスカイト太陽電池はフィルムに印刷してつくれます。薄く曲げられます。光を電気に変える効率が高く、曇りや雨、室内の照明の明るさでも発電します。」

「ペロブスカイト型は薄いフィルム状で、重さが従来のシリコン型に比べ10分の1程度。軽くて曲げられ、建物の壁や湾曲した屋根などにも設置できる。」

「雨天など弱い光でも発電できるほか、製造・設置コストも低いとされ、次世代の太陽電池と期待されている。開発者の宮坂氏は「太陽光発電では中国に大きく水をあけられていたが、日本が覇権を握る大きなチャンス」としている。」


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・・・・・・・とのこと。すごい! 太陽光パネルは前時代的なものになろうとしている。こういうニュースはとかく眉唾物で、センセーショナルなものが多いが、各々の企業がそれなりに実用化を目指していることを併せ読むと、これはかなり期待できる。あと10年もしないうちに、家の外壁すべてに太陽光パネルが張られ、そして発電する。自動車も同様に車全体をそのパネルで覆えば、いつでも発電し続けられるから、給電なんていう手間も要らなくなる。夏でも遠慮なくクーラーが使える。もちろん、暖房もオッケイ。その結果、原子力発電所の新設も不要となるだろうし、60年寿命をむりくり延長している現状を見れば、そんなこともする必要はなくなるかもしれない。

どうひいき目に見たとしても、震度7クラスの地震があって、それでも原発が絶対大丈夫だなんて言えるはずはないわけで、そんな御用学者も不要になる。

原料であるヨウ素は、日本でもよく採取できるようで、レアアースを独占している国から高く買い取らなければならないという不都合もなくなる。

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いいものをつくれば、必ず負の面もある。これは必定なことだけど、今回、不都合があったとしても、今の太陽光パネル、地面に屋根に多くの資材を乗っけて発電しているのに比べ、コストも重量も、それを永続的に使っていく結果による廃材等々を見ると、どう見ても、今回のほうに分がありそうなことは素人の私にも分かることだ。

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少しだけ、ほんの少しだけ・・・・・希望の光が見えたような気がした。




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暗たんたる未来? [未来予想]

2024.6.12

こんばんは。

自分はお金に興味があっても、お金の質は考えられない人間だということがよく分かる。

今年から青色会計処理をしなければいけない身分なんだけれども、ちっとも先に進まない。いろいろとソフトの質問コーナーに質問をするけれど、質問をすればするほど仕事がはかどらない。結局のところセンスがないということなんだろう。

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コロナは終わったわけではないけれど、一応のピークは超え、重篤な後遺症もあるにせよ、行動制限をかけなければいけないような、ひどいものではなくなりつつあることは少しだけ喜ばしいことだ。

最近、テレビでも新聞でも劇症溶連菌感染症(人食いバクテリア)の話とか、PFAS(ピーファス)汚染のことをやっている。あっちもこっちも知識が全くないことだらけで、じゃどうする???と叫んでしまいたくなるような事柄ばかりだ。

昔はPCB(ポリ塩化ビフェニル)なんていう有害物質があったhttps://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/kankyokeiei/pcb/R5_setsumeikai.html

電柱の上にトランス(変圧器)なるものが乗っかっていて、電圧を高くしたり、低くしたりする機械らしい。それがあるおかげで、私たちは豊かな生活が送れたことは確かだ。だけど、それを廃棄する段になり、不法投棄が数多く見られ、多くの河川、土壌が汚染されていった。これは適正な処理をすれば無害化できるとは言っているが、コストはかなりかかるだろうから、中小零細がそれに対応できるはずもなく、仕方なく?目をつぶって?不法投棄が横行するという図式は明らかだった。

姿形は違えども、汚染されゆく構図は全く同じで、規制は後手後手、はっきりとした「エビデンス」と、お偉いさんたちは言うのはいつもどおり、きっとこれも多くの犠牲を伴った後、やっとのこと規制がかけられる腹立たしい結果になるのだろう。

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これはNHKが出しているもので、あなたのお住まいのところにカーソルを当てれば、直ぐにそこの地下水の汚染状況が分かるという代物。使いやすい。

早い話、これも不法投棄の汚染物質の染み出しにほかならない。もっと身近な話で言えば、テフロンのフライパン。これも有害物質の有機フッ素化合物が含まれていることに由来するらしい。日本はまだ規制はされていない。理由は先ほど言ったようにエビデンスがない。その点、外国は「疑わしきは罰する」式にどんどん規制をかけていき、少しでも被害拡大防止に力を注ぐ。この違いは大きい。

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最後に人食いバクテリア。劇症溶連菌感染症。

以前は溶連菌?・・・子どもだけ罹る?・・・プール熱?程度の知識しかなかったけれど、今回は大人をむしばむようだ。


3~4年大人しくしていた私の水虫が、昨日眠りから覚めた。時も時だから、ちょっとびっくり。急ぎ薬を塗り、じっと様子を見るしかない。発症から亡くなるまでの時間があまりにも短いのが、この病気の特徴。

1か月以上、ブログ更新がされなくなったら発症の可能性は高い。

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コツコツと毎日を [ランニング]

2024.6.10

こんばんは。

最近は営業の方と直接あるいはメールでやり取りをすることが多い。死期が近づいているからではないだろうが、その時会った印象、直感が当たっていることが最近とみに多くなってきた。非常に失礼千万な言い方ではあるけれど、その時、「あっ、このひとはダメだ」と思ったら、なるべつふんわりとお断りし、代わりの方になるように、言い回しに気をつけながらお話しすることにしている。

誰もが分かるその症状は、メールの返信のスピードだろう。「向こうはその道のプロである」と素人の私は見るわけだけれど、その当事者である私の知識と見方は、検索力の力を大いに得ながら、その道のプロと同じか、超えていることを実感する度に、未熟なプロを相手にしなければならない場合は、早々に交代願うことに間違いはない。

そんな意味から言えば、このネット社会は高齢者の私にとって、どれだけ力を与え続けてくれるのか、感謝しかない。


チラリとページを検索したが、私はまだまだというか、全く分からない代物。ネットの進化は続いていると実感。

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最近はからだと時間が許す限り早朝のランニングをしている。日中は暑くなってきたので、かなり難しくなってきた。

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早朝は誰もいない。

我がスマホは10年ぐらい前のもので、画素数も皆さんのものとは遠く及ばないが、空気がきれいなせいか、こんなにもきれいに撮れた。

















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この日は朝靄が立ち込めていて、木々の間から朝靄を突き破って太陽の光が降りそそいでいる様子がきれいに捉えられた。





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この日は雨上がりの為か、一瞬ではあったけれど、全く人影が見られなかった。











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公園を抜けると、空は正しくピーカン。


雲一つなく、いい天気。

































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ある空き家の庭には、今年もザクロの花が咲き始めた。



ここのざくろはいつもたわわに成っていて、一つ二つご相伴に預かりたいと思ってしまうけど、そうもいかない。

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家づくりは一回では成功しない(第290回)-雑草が嫌い [我が家]

2024.6.6

こんばんは。

私は日記を付けて、かれこれ15年が過ぎた。別に自慢ではないが、一日を振り返る時間がその間少しとれるので続けている。第一巻、15年前には何の迷いもなくそれを買ったが、第二巻目となると、少しの間、手が伸びるのが止まった。あと10年か・・・・生きているかなってね。

5㎝ぐらいの正方形のスペースが1日分の領域となる。書く量としては、ちょうどいい。このブログのように幾らでも書き続けられるわけではない。だから、簡潔に分かりやすく。

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2週間ぐらい前、去年の日記が目に止まった。「朝から猛暑」という書き出しだ。それで思い出した、去年はかなり暑かったので、早朝でも「超」早朝に走っていたことを思い出した。しかし、今年の早朝はそう暑くはない。長ズボンと半袖だけれど、半袖だとちょっと涼しい。走ってちょうどいいが、スタートしたばかりでは涼しいというよりちょっと寒い。

これが平年並だということは、去年はかなり暑かったということだ。

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道すがら、新築の家が建っていた。日当りもよさそうで、住みやすそうだ。公園の傍に建てられた家で、ロケーションも絶好だ。DSC_0002.JPG




庭もそこそこあって、庭仕事にも絶好な広さだと思う。









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しかしながら、2棟とも庭はしっかりとコンクリートで覆われていた。


当然、現役世代がその買い手対象者になるわけなので、

「庭仕事?

とんでもない。そんな時間なんかないよ」と言われるのがオチなので、コンクリートで覆い、雑草取りなど余分な仕事はせずに済まそうという思惑は十分に理解できる。

しかし、日当りのよい庭のコンクリートの照り返しはきついものがある。真夏は目玉焼きが十分にできる。庭でプール遊びをしようと思っても、地べたは十分に水をかけて冷ましてからでないと、子どもの素足は大火傷を負うことになる。

家の周りが土であることと、コンクリートであることの違いは、コンクリートに当たる太陽の輻射熱の量が全く違うので、そこは十分な配慮が必要だ。それじゃ、冬は絶好?かというと、その分太陽は傾いてしまっているので、輻射熱的な恩恵は受けられそうもない。

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一軒家とマンションを比べると、その違いがよく分かる。マンションを覆っているコンクリートが太陽の熱を十分に吸収するので、部屋の中の温度は一軒家のそれに比べると、かなり違いがある。

マンションから一軒家に引っ越された方々は経験済かもしれないが、秋の夕刻などは、上着を1枚引っかけないと風邪を引いたり、体調を壊す場合が多々ある。

私も一軒家に引っ越したばかりのころは、その1枚を羽織る習慣が全くなかったので、何度も体調を崩したことがあったことを思い出す。

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あともう一つ大切なことがある。それは雨だ。今までの雨量だったら問題発生には至らない。災害の時に最近とみに言われるフレーズ。それは「五十年に一度」「百年に一度」という言葉。異常気象=異常雨量。コンクリートでどこもかしこも塞いでいる現代のまちづくりは、滝のように降る異常雨量には全く対応できない。

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雨は地上に降りそそぎ、地上の生き物に多くの恵みを与え、姿を変え、水蒸気となって空へ舞い戻る。そして水蒸気はより大きな粒となり、雲になり、雨となって再び地上に舞い降りる。単純な繰り返しだけれど、そこには微塵も力みがない。全くの自然体だ。

その自然に不自然体の人間が挑もうとしている。勝つのはどちらだろうか?もう既に勝敗は決しているような気がするけど・・・・。


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仕事が忙しいから雑草取りをする暇はないという人間のエゴ。そんなちっぽけなエゴの積み重ねが、今の温暖化に拍車をかけている・・・・・・・かもしれない。

2020年代内に、平均気温が1度以上上がったら、もう後には戻れないだろうし、今よりより厳しい環境に追い落とされるのは確実で、その可能性は高い。

こんな記事も出てきた。


6年後、私の10年日記は第三巻に突入しているだろうか?

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今どきの人の今どきのイヤホン [生活]

2024.6.1

こんにちは。

一昨日・昨日の雨となり、庭土はしっかりと湿っている。雑草を抜くには、泥がしつこく付きまとう。いつもより庭仕事は難渋した。

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携帯のストレージは100%。最近の日課で「設定」から「アプリ」を開き、「キャッシュ」なるものを削除。削除したところで1%減るかどうかの微細減の作業ながら、サーバーに溜まったまま受信できなかったメールは受信できるようになる。SNSも最後の最後には受信できなくなるので、最近はキャッシュ削除は日常化してしまった。

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「じゃ、早くSIMを交換すれば」と言われるに決まっている。SIMを早く買いたいのだが、それを阻むもう一つの理由がある。

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私は確定申告をパソコンでやっている。マイナンバーカードの認証は携帯使用が都合いいので、携帯でQRコードをかざし、マイページに入る。しかし、運悪く私の携帯ではe-taxができず、家人の携帯を拝借して早3年目。購入があと1か月ほど後なら対象機種内だったという不運もあって読込みができない。SIMを代えてもe-taxができないとなると、やはり機種替えしかないことになる。お金もより多くかかるし、機種を代えるとやり方が少しずつ違っているので、それに慣れ親しむまでに多くのストレスを感じ、時間もとられる。

現役を退いた今は、そんな携帯でも家族間の連絡に使えればいいので、不便だけど、不便ではないので、ついつい携帯ショップに行くのが億劫になってくる。

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「今どきの若者」と書くと、今どきの若者に総スカンを食らうので、その人がたまたま若かった人間だということで、お聞きいただきたい。

先日、それも夜。家人がナイトウォークにご近所さんと行った時のこと。彼女はいつもより20分ほど遅く帰宅。すると・・・・。

家人「ねえねえ、鉄の棒はない?」

私「えっ?」

家人「バールよ」

私「どうして、何があったの?」(私は、喧嘩でも起したのかと思った)

家人「イヤホン、落としちゃったらしいの」

私「誰が?」

家人「知らない。いいからバールよ。早く」

私は言われるままに、物置からバールを持ってきた。

私「はいよ。気をつけろよ」

・・・・とは言ったものの、このまま家にいるのもはばかられるので、私も追っかけ、その場所に行ってみた。

そこには、大の大人が6人いた。夜目遠目ながら家人のウォーキング仲間4人は分かったが、あとの男性2人が分からない。若いお兄ちゃんだ。

彼ら二人がどういう関係かも分からず、どうしたのかと訊ねた。

ウォ・女「イヤホン落としちゃったらしいの」

私「どこに?」

ウォ・女「この側溝」

側溝には重たいコンクリートがはめられ、両脇はかすかに手が入るか入らないかのスペースしかない。厚さは10㎝はありそう。

この辺は年に二度ほど、町内会のみんなで側溝の掃除をしていたが、最近は高齢化も手伝って3~4年はやっていない。その時の経験から、この手の側溝の蓋は機械で持ち上げないと上がらないことは分かっていた。

しかし、どうすると言ったって、こんな夜更け、しかも暗い道で大人6人がいても仕方がない。私は誰が当事者であるかも分からなかったが、まずはバールでこじ開けるしかないと思い。バールを家人から奪い、その微かなすき間に差し込み、テコの原理で持ち上げようと試みた。

「ぐにゃ~~~」と声が聞こえたかと思うほど、あの太いバールはものの見事に曲がってしまった。

私「わぁ、こんなに簡単に曲がっちゃった。これじゃだめだ」

私「いくらしたの?」

若者A「3万円」

私「いつ買ったの」

若者A「半年ぐらい」

・・・この会話で、この若者Aがイヤホンの持ち主なのが分かったが、若者Aは決して積極的に動くことはなかった。

もう一人若者Bがいた。彼は、そのすき間に手を入れたり、積極的に動いていた。私は、こちらの若者BはAの友人だろうと想像した。

私「危ないよ。手をはさまないように」

若者B「重いですね。手も入らないし」

そうこうしていると目の前の家の方が出てきた。

隣人「どうしたの?」

若者B「イヤホン落としちゃった。でも取れないんだ」

隣人「こりゃ無理だよ。どうやったって」

彼は、この町内の顔役で役員をやっている方で、側溝蓋の重さも重々している様子でそう答えた。

私はやり方を変えて、バールを道側のすき間を削りながらテコで押し上げようとしたら尻餅を2度ほどついた。だけど、尻餅をついただけで何も変わりはしなかった。

私「明日、明るくなったら、またやってみよう」

若者Aは携帯で写真とって、大体のどのあたりにあるかを確認していた。

若者A「この石の下あたりありそう・・・・・」と消え入りそうな声で言った。

「じゃ、電話番号聞いておいて。あったら電話するよ」

家人「何番?言って・・・」

若者A「△△××○○・・・」

私たちも人が良過ぎるなとは思ったものの、バールを持ってきた手前、やるべきことはやらなきゃと、仕方なしにそう言った。

「それじゃ」と解散になった。ふと見ると、当事者の若者Aは、一人皆と反対方向に歩き始めた。

あれ?若者Bは友達じゃないの?じゃ、誰?

若者Bは後から来た隣人の息子さんだと、その時初めて分かった。

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その後、いろいろと話を整理すると、若者Aが歩いている時、イヤホンを落とした。運悪く側溝の溝から落ちてしまった。それを探して道路脇を這いつくばっている時、家人とウォーキング仲間が通り掛かかり「どうしたの?」と聞いたことが事の発端だということが分かった。

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ウォ・女「明日は何時ごろやるの?」

私「早いほうがいいですね。8時ごろかな」

と簡単に言った。(内心は、雨でも降ればいいけど、絶対無理だしな・・・・)

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そしてその翌日。

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8時早々、彼女らの出で立ちです。


私は気持ち的には、自分一人で見てみればいいと思い、簡単な道具(棒と針金と網をくっつけたもの)をつくっていたのだけれど、彼女らの勢いに押され、8時早々に出立。彼女らもいろいろと作戦を考えているようで、結果は昨夜のままだったけれど、彼女の人の良さというか、大昔の下町感覚--「ちょっと、醤油貸して?」、「はいよ、持っていき」が残っているような人たちの紹介でした。


それに引換え、イヤホンを失くした若者Aは「ありがとうございました」の「あ」もなかったのに私は憤慨したけれど、彼女たちは「彼が誰かに、昨日の親切を誰かに分けてあげたら、それでいいじゃないの」と言ったのには二度びっくり。



私には絶対できない芸当だ。

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