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デフレーションの真実 [デフレ]

2021.10.14

こんばんは。

今日は晴れた。昨日、多少雨が降ったおかげで思いっきり窓を開け放つことができた。晴れが続くと窓を開けっ放しにしていると窓辺が砂埃でざらつく。根本的に掃除は好きではないので、定例の掃除以外はなるべくしないで済む方向を目指し、昨日までは窓を閉め続けていた。

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衆議院が解散した。そして総選挙。政治家も選挙をする以上、投票に耐え得るだけの人物を揃えていただきたいと常々思う。腹が減ってレストランに駆け込んでも、賞味期限が切れた食品だったり、腐ったスープを飲めと言われ、何も食べずに店を出ようとしたら、ちゃっかり高額請求をされるようで、レストランに行く気にもならない。そんな気持ちは生まれてこの方、ずっと続いているような記憶しかない。一度でいいから投票所にワクワクしながら行きたいものだと思うばかりだ。

経済を活性化させ、国民の所得を増やし、国内の総生産を上げる算段をしようとアベノミクスを始めたのは、ご存じ安倍晋三議員。確かに国債を発行し、大量にお金を市中にばらまいたし、株取引においても日銀が大量に株を買って今に至っている。まさに、日銀と政府がタイアップして、市中に大量に紙幣を循環させようと必死になった。2013年6月のこと。今は2021年10月。丸8年が経過した。コロナ不況を2年間差し引いたとしても、その期間は延々と延び続け、6年も経過したことになる。目標達成期限を定めたのは、たしか2年間。再延長、再々延長とその流れは続く。

合計特殊出生率という言葉がある。女性が一生涯産む子どもの数のことだ。日本の昨年度の出生率は1.34。2.0で人口増減はイーブン。シーソーで言えば、全く水平のまま、右にも左にも倒れない状態のこと。それを日本は0.66も下回っている。愚鈍な私はそれが実数でどのぐらい減っていくのかはわかるはずもないが、4分の1減っているということだから、このまま何年か過ぎれば、日本の人口は4分の1は確実に減るということ????で合っているんだろうか。合っていないとしても、確実に日本の人口は減り続けているということは確かだ。

ちなみに、アメリカの人口(特殊出生率)はどうなっているんだろうか?---調べてみました。1.82という数字だそうで、アメリカも実質的には減っているということらしい。だけど、人口動態調査では増え続けている。年間10%ぐらいずつ。移民が多いアメリカは、複雑で、白人、黒人、ヒスパニック/非ヒスパニック、ラテン系、アジア系などは細かく別れて統計がとられているようだ。

人口が増えれば、経済も増える。言われてみれば、当然だろうがと言われてしまいそうだが、確かに、そんな関係性が見えてきたような気がする。つまり、アベノミクスのようにお金を増やせば経済は上向くかと言われれば、それは一部分ではあるけれど、日本国民全部が豊かになるわけではない。

「国家は金なり」ではなく、やはり「国家は人なり」ということだと何となく私は理解したような気がした。

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