SSブログ

家づくりは一回では成功しない(第177回)-土地購入の条件 [我が家]

2022.1.10

こんにちは。

今日の朝は比較的室温は高かった。そのためか庭の雪はほぼ消えた。あんなにいっぱい残ったままで、少々困ったなと思っていたのだが、気温が高かったため、あっと言う間に消えてしまった。

----・----・----

家づくりの話。

土地を決めるときに注意しなければいけないことは、方位、日当たり、地盤の高さ、隣地との高低差、前面道路の幅。公道か私道か。セットバックの有無。ライフラインと呼ばれる水道、ガス、電気。

【ライフライン】水道はほとんどが公営水道だと思うが、井戸水は生活用水としては余りお勧めはできない。電気に関しては問題はないが、ガスに関しては公営ガスが来ていなければ、当然、プロパンガスとなり日常の生活に大きな影響が出てくる。第一にプロパンはガス代が高いこと。扱う器具(ガス台)が違うので、これまた出費がかさむ。それにガス漏れ等のリスクもある。

【立地条件】自然災害の多いこのご時世に崖地を含む土地をご購入の方は少ないと思うが、値段が安いので、ついつい目が行ってしまう。300㎡のうち100㎡が崖地なんていうところも平気で売りに出されているので注意したほうがいい。

【水回り】水はけの問題。雨水は高いところから低いところに流れる。当然の話ではあるけど、これは天気のいい日では分からないことだ。大体、土地を不動産屋と見に行くときはピクニック気分で天気のいい日を選びがちだが、絶対に雨の日がお勧めだ。雨は嘘をつかない。どんなにセールスマンがいい土地ですと声を張り上げたとしても、雨は足元に落ちて流れていく。その道路は水が溜まりやすいのか、周りの家々の片隅に土嚢が積んである家はないだろうか?庭の片隅に土嚢が積んである家は、間違いなく雨の日、水が押し寄せている証拠だからだ。U字溝はちゃんと道の両側にあるのか。そして泥は溜まっていないか?

【日照】これは日当たりのいい家を好まない方もいるようで一慨に言えないのだが、大方の方は日当たりのよい家を好むはず。南を広くとって、家に日差しを呼び込むのが普通だ。日差しが一番傾く(家に日差しが当たりにくくなる時期)冬至前後を基準に日照を考えたほうがいい。「水はけ」と「日照」相反する条件下で、その土地を見なければいけないということになる。

【環境】隣近所に問題はないか。学校、スーパー、銀行は近いか。防犯上の問題点もリサーチする必要はありそうだ。いずれにしろ、生活基盤をしっかり調べることは重要なこと。自治会、町内会の実態等々十分に調べる尽くすことはやって損はない。自治会、町内会等は不動産屋に聞けば教えてくれる。

土地購入時、大切なことは急いではいけないということだ。急ぎたいのは不動産屋のほうだけであって、建主になるあなたはど~~んと構えて図面なり、土地の状況を調べてから判断を下せばいい。「ほかの方からも声がかかっています」などの誘い文句にグラついてはいけない。

特に南側の隣地との土地の高低差がある場合には注意が必要だ。

恥ずかしながら、我が家と隣地とはブロック4枚の差がある。向こうが4枚高い。これを施工会社は全く考えていなかったわけだが、当然、冬場の日照が悪くなるわけで、図面だけを見て判断する設計士だと、とんでもないことになる。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(第176回)-坪単価 [我が家]

2022.1.8

こんにちは。

千葉の空は快晴。

今年はいつもの年より年賀状が少ない。自分が年を重ねるということは、相手も年齢を重ねるわけで、当然といえば当然なことなんだろうけど・・・。賀状の中には、これで賀状納めにしたいと書いてあるものもあったし、確かに面倒くさいといえば面倒な作業だ。私はどちらかというとメール派。メールはたくさん書けるから、クドクド説明好きな私としては、たった2~3行しか書くことができない年賀状は思いの丈が全く伝わらないので好きではない。

学校を卒業以来、校内でのみの友達だった人間が二人いて、卒業以降は全く会ってはいないにもかかわらず、律儀に毎年年賀状をいただいていたが、どういうわけか、二人とも今年は来なくなった。来ないとなると妙に気になるもの。元気でなくなったのか? コロナにでも罹って大変な生活を送っているのか? 病気患いをしているのか?などなど不吉なことばかりを考えてしまう。せめてアドレスを知っていれば、もう少し気楽に連絡できたのにと悔やむばかり。

でも、ぐうたらには「賀状じまい」はちょっと魅力的な響きではある。

----・----・----

家づくりの話で、今回は坪単価について。

坪単価はあくまでも平均値の話。床の間の「和室」と「玄関」では、自ずと単価に違いは出てくるのは素人でも何となく分かる。畳は8畳なら8畳で完結する。1畳1万円なら、8畳で8万円ですと言われれば、それはすっきり飲み込める。しかし、和室に使われている柱、床板は、そこだけで使われているわけではない。和室が2階なら、柱は当然1階からつながっているわけで、坪単価計算で柱1本3万円÷2=1.5万円と計算はされていない。

それに配送単位というものがある。6本1組とか、10枚1組とか。例えば、床板が15㎡必要だとしても、配送単位(出荷単位)が10枚1組(16㎡)であれば1㎡は無駄になり、廃棄されるわけだが、単価としては計上される。つまり、そうそう諸々のものすべてを含めて坪単価は計算される。もちろん、設計料、大工さんの人件費も含めての話。

しかし、私たちが知りたいのは、往々にしてこんなときだ。

1畳の玄関を3畳に広げたいとか、リビング南側に廊下を加えたいとか、図面が最終的に決まりそうなときに限って、結構いろいろなことが出てくもの。それに対して坪単価で言われてしまうのは、ちょっと腑に落ちないことも多い。坪単価100万になるとして、玄関を1坪増やすだけで100万プラスされるの???という疑問。

ここは一工夫し、施工会社には嫌がられるけど、より具体的に話を分解してご説明をいただいたほうがいい。向こうは専門家だから、そういう細かいグドイ話はできないわけはないはず。

自分のお気に入りの家をつくるためには、ねばりと時間と根性が必要かもしれない。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(第175回)-建築確認申請 [我が家]

2021.12.27

こんにちは。

千葉も僣越ながら極寒です。北国は大雪。冬らしいと言えば冬らしい。でも、極端な気象状況が続いているようで確実に地球は病んでいるんだろう。「day after tomorrow」を見ようと思ったらAmazonでは反応しなかった。u-nextじゃないと見られない??

----・----・----

家を建てる手順で、我々建主側がやることではないのだけど建築確認申請というのがある。これは建築施工会社が役所に申請する書類。図面を確定した後、建築基準法に合っているかどうかなど調べ、許可してもらうもので約3週間かかる。

我々には直接書類に対峙するわけではないとは言え、問題は、それをどう施工会社が捉えるかにある。つまり、図面を決めなければ事は進まないわけで、施工業者としては、なるべく早く確認申請を通したいという思いがある。つまり、図面がなかなか決まらないとか、変更が度々あったりとかは、施工業者としてはえらく迷惑な話になるわけだ。しかし、一生に一度の買い物ということもあり、建主としては、いろいろなところにこだわるのは当然の道理であり、一度決めたことに対し「ここを変更したいんだけど」ということは随所に出てくる可能性は十分にはらんでいる。

例えば、図面が決定され、何日か経過し、しばらくして、「いや、ここに一部屋加えてください」と言ったとする。そのとき、施工側が建築確認申請を出してしまったなら、当然、それの変更をしなければならない事情が出てくることを理解しておいたほうがよさそうだ。役所に申請するわけだから、それは手間と時間とコストがかかるわけで、強気の施工業者は、それはダメだと言うかもしれないし、だめとは言わないにしても、確認申請を出し直しすることになると暗に言ってくる業者もいるかもしれない。言ってこないにしても、それにかかって手間賃をしっかり建築経費として上乗せしてくるかもしれない。

したがって、確認申請の手数の事情を十分考え、十分助走路をとって、確認申請の変更にならないよう、建物の図面をよくにらめっこしたほうがいいということだ。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(第174回)-あなたが主役(2) [我が家]

2021.12.26

こんばんは。

今日は年末孫たちが来ることを考えて、ゲーム用のテレビのセット、寝室のセット、我等デスクPCの整理整頓をした。孫たちは容赦なく、仕事場である我々のPCで動画鑑賞となるわけで、大事なものはちゃんと片づけておかないと後で大変なことになるのは毎年のこと。出しておくのが悪いと言われればごもっともなことではあるけど、整理箪笥的な引出しものは1つしかない我が家ではしまう場所もないに等しい。ということで机周りも1年ぶりに整理した。要らないものも結構あり、なにげなくとっておいたものは大体不要になるものが多い。

----・----・----

前回、書き忘れたことで大切なことを一つ。

家を建てるという考えに至ったなら、直ぐにやることは建築(設計・施工)会社を探すことではなく、まず、我が家をどんな材質で建てるかを決めることだ。二階建て(平屋・三階建て)、2LDK、3LDK、台所、風呂場、外壁、屋根(外)、床、屋根(室内・天窓)、窓形状(吐き出し・腰高)、内壁などなど。これらはすべてレイアウトと材質の話だ。

例えば、台所の話で言うと、キッチンはコの字か、L字か、直線か。

調理台は対面か、背向けか。

キッチンの天板は天然石か、人工大理石か、木質か。

コンロはIHか、ガスか。

調理台の長さは60㎝か、90㎝か、120㎝か。

キッチンシンクはステンレスか、人工大理石か。そして、その色は。

調理台の高さも主婦(夫)との身長が関係してくるし、吊り戸棚の高さも幾つにするかなどなど、毎日使うわけなので、いい加減に決めてしまうと、かなり後悔することになる。

キッチン一つとってみても、これだけ項目が多い。最低限、ネット検索などでご家族で決められるものは決めておくと、相手も油断せずに聞き耳を立ててくれるだろうし、前もって書面を用意しておけば、相手が聞き漏らすことも、かなりなくなるはず。

こんな調子で、この先決めなければいけないことが数限りなく続くわけで、建てる側は本業の片手間に建築事務所に赴くわけだから、助走路は確実にとっておいたほうが懸命だというお話。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(第173回)-あなたが主役 [我が家]

2021.12.23

こんばんは。

そろそろ大イベントの風がヒタヒタと街中にも現れ始めてきたようで、何となくザワザワしてきた。千葉銀はATMの横にある両替機で新札に交換できるので、ちゃっかり、しっかり今のうちに新札と交換しておいた。今日、明日あたりまでは空いているが、来週からは結構混むんだろうと大方の予想はつく。

----・----・----

建て売りの場合はそうでもないが、注文建築の場合は、すべてを自分で決めなければならない。まず、その量の多さにびっくりし、懸命になり、最後は根負けし、時間という壁に阻まれながら惰性で決めてしまうパターンが多い。

まず、サッシひとつにしても、その色、二重か一重か、ガラスは透明かくもりか、その開き方は押し開きか、引き開きか、FIXか(はめ殺し)、そしてサイズ、把手を付けるか付けないかなどなど、決めなければいけないことが6個ぐらいある。施工会社のほうも、お客様の決定をもとに決めていくわけで、勝手に決めるわけにもいかず、ただひたすら、これはどれを選ぶ? あれはどうする? とすべてを聞いてくるから覚悟はしておかないと大変なことになる。

土地が決まり、図面(設計図)を書くことになる。ここでかなりの時間を費やすのが一般的だ。奥さんの希望もあるだろうし、旦那さんの希望もある。リビングは大きく取りたいとか、明かりは十分に取りたいとか、風呂は二階か一階かなど、それぞれいろんな考え方で、いろんな意見を交わすことになる。大体、ここで夫婦お互いの考え方の違いが出てくる。それは当然ではあり、どちらかが折れ、予算との兼ね合いで妥協していくことになる。確かに無尽蔵にお金はあるわけではないから、ここはよ~~く考えて有効に悔いのないように資金配分をしなければいけない。

ちなみに平屋と二階家とでは、同じ床面積なら平屋のほうがお金がかかる。つまり、一階が15坪、二階が15坪の合計30坪の家と一階30坪の家とでは、一階30坪のほうが値段は高くなる。素人考えだと、逆のような気がしていたが、一階のほうが高い。多分、家の土台づくりは結構お金がかかるからで、確かに家の基礎(土台)はコンクリートが固めてつくるが、それが広いか狭いかではかなり、時間とお金を要するようだ。

我が家の場合、平屋にしたわけだが、もし、同じ床面積で二階家だったらば、多分1~2割は安かったかもしれない。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(第172回)--土地を選ぶ [我が家]

2021.12.20

こんばんは。

「秋の日はくるべ落とし」の諺どおり、もう既に日は暮れようとしている。たしかそろそろ冬至。昼間の時間が一番短い日。ここを境に段々と日は長くなり、夏至までまっしぐらに長くなっていく。季節は全く裏切らない。

物干し場が日陰になってしまう我が家は、この時期、日の当たる場所に洗濯物を移動しなければならない。だから、余計に冬至が気になる。相変わらず、我が家は風情の「ふ」の字もない。お恥ずかしい限り。

----・----・----

植木屋ではないから、土地の質は気にしなくていいけど、その土地が周りの地勢から見て、どういう位置関係にあるのかは調べなくてはいけない。時節柄というか、こう毎年毎年災害が頻発していてはちょっと間違ったことで大変な後悔を生むことになる。借りた家は直ぐに引っ越せばいいけれど、買ってしまった家はおいそれとは手放すことはできない。だから慎重の上にも慎重を期しても、し過ぎることはない。

海抜、海岸線、谷戸、この辺がキーワードになる。

海抜--これはよくご存じの海からどのぐらい高いかを示す数値。万が一地震が来て、津波が来る時のことを考えて、海抜では最低でも10m?20m?

国土地理院のGPSmapというのがある。地名に「+」を合わせると、左下に海抜何mと表示される。下のアドレスがそれ・・・・。


これを見ると、江東区枝川2丁目などは海抜0~2m。移転した築地市場市場もせいぜい5mぐらい。豊洲のマンションなどは人気があるようだが、地震と津波が来たらひとたまりもない。住んでいる方には余計なお世話だけど、地震・津波対策は毎日頭に入れておかないと大変なことになる。 

海岸線--これは直線距離で何十メートル、何キロ離れていればいいかという判断基準。

谷戸--谷戸とは「丘陵大地の雨水や湧水等の浸食による開析谷を指し、三方(両側、後背)に丘陵台地部、樹林地を抱え、湿地、湧水、水路、水田等の農耕地、ため池などを構成要素に形成される地形」とある。簡単に言えば広範囲に窪んだ地形だ。私たちの近視眼的な目でもって見ても、それは分からないかもしれない。大きな谷戸だと、何百世帯、何千世帯も居住する谷戸もあるからして、そこをこだわるなら古地図とか、地名などを参考に調べる手もある。

ほかに気をつけなければいけないワードは、傾斜地、水位上昇が上げられる。傾斜地は伊豆山での大惨事があったけど、裏山、造成、盛り土も気をつけるべきことだ。水位上昇に関しては、いろいろなシュミレーションがある。3m上昇すると豊洲界隈、江戸川、江東は少しずつ水没し始めるらしい。

「そんな先のこと」と馬鹿にしていいのは、直ぐにでも死ぬ我々ロートルだけ。若い皆さんにとっては結構近未来かもしれない。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(第171回)--二階家か平屋か [我が家]

2021.12.19

こんばんは。

洗面所にデロンギを出した。朝の洗面所は11℃。今期最寒。

庭は初めての霜柱。シャキシャキと音を立てて歩くのも悪くはない。久々の感触。庭のバケツも氷が張っていた。

----・----・----

家づくり、今回は建物の高さについて。高さというのは、2階にするか、平屋にするか。

多くの方は現役バリバリのときに家を建てるわけで、ギリギリの予算、ギリギリの敷地面積、ギリギリのローン・・・・ということで、大体が二階家になるわけだけど、私のようなロートルは足腰の関係で段々と二階に上がるのが辛くなる(らしい)。「らしい」と書いたのは、今のところ、私たちには、そんな兆候は余りない。足腰が衰えるのは、それぞれ個人差があるから、五十代で難儀だと感じる人もいれば、六十代で感じる人もいるし、七十を過ぎてから初めて老いを感じる人もいる。

私が初めてローンたるものを組んで、家を建て、入居したのは平成7年7月7日。バブルは既に弾けていたんだけど、正直なところ、鈍感な私は余りそれを感じてはいなかった。確かに周りでは拓殖銀行が潰れたり、株価が大暴落したとかがあったけど、庶民にはまだ、それほど影響は出てきていなかったということだったのかもしれない。当時は円高に振れていたせいもあり、狂乱物価と言われるような物価高にはならなかったし、物不足にも陥らなかったことが幸いしていたのかもしれない。

それにも増して我が家のバブル崩壊に匹敵するのは、私が失職したことかもしれない。ローンを組んで、その半年後ぐらいに新居に入居、ほぼ1年後に今まで勤めていた会社を退職。

理由はいろいろあったんですが、簡単に言っておくと「リストラ」というやつです。1年ほど自分の机がなくなり、北に2か月、南に2週間、西に1か月、東に1週間と飛ばされ続けておりまして、理由なきリストラ、強いて言えば上司(部長クラス)との相性の悪さ。彼の感に触ったと私は勝手思っておりますが、その期間は延々1年に及びました。愚鈍な私ではありましたが、流石に「これは、いかん。ローン組んじゃったし・・・早く言ってよ~~」と思い始め、とりあえず必死に食らいついておりました。理由がありませんから、その上司も、それ以上は手は出せなかったわけで、そのうち周りの人間(上司間でも私の処遇は噂になるわけで)も気がついてきたわけです。そして、そのリストラも終了し、職に復帰、机のある状態にはなったものの、「貧すれば鈍する」という諺どおり、気持ち的にはかなり落ち込んでしまっておりました。

・・・・・・で「辞めるよ」と、そのときの上司(とは言っても私と同位同職)に伝えました。私と同位同職ですから、何の前触れもなく、遠慮もなく言いました。相手は、予想もしていなかったんでしょう。「鳩が豆鉄砲」状態でしたが、組織内にいる小心な私としては、それが精一杯の抵抗でした。

・・・・・ということで、現役?バリバリでしたので、ギリギリの予算で、ギリギリのローン。生命保険と貯金を解約し、一生懸命繰上返済。無駄な金利は極力減らし、固定化しているローン費の減額。家は当然ながら建て売りの二階家。間取りはこちらの希望をある程度かなえられるようなシステム。

----・----・----

時は流れ、時代は移ります。

三十代だった方も六十代となり、会社を退職、段々と足腰も弱くなってくると二階に上がることが億劫になる。子どもたちも巣立ち、二階の子供部屋も空いたまま。二階に上がるのは洗濯物を干すときだけ・・・・・・というご家庭も多いはず。

そこで中高年が家を建てるときに考えるのが平屋・・・と私も考えた。しかし、まだ元気。二階に上がることは特段嫌ではない。以前の家でもバラを庭に植えていて、それを二階から見ると地上で見るよりも結構きれいなことに気がついていたはず。しかし、足腰が弱くなることを優先してしまった。確かににいずれ弱くはなるが、まだまだ大丈夫。ちょっと早過ぎた。これが私たちの失敗。バラも上から見えないし、洗濯物を一階で干すわけだから、薬が服にかかると家人から言われ、薬もオチオチ蒔けない。浅慮浅慮。反省するばかり。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(第170回)-旗竿地について [我が家]

2021.12.13

こんにちは。

今日は快晴ながら強風が吹きまっくている千葉。

外仕事は不向き。年寄りは寒いのは嫌いだし・・・と億劫がってもいられない年の瀬。秋にサッシの汚れ、壁面の汚れなどはきれいにしたのだけど、窓ガラスやサッシの桟はもう一回やる必要はありそう。車、家、身体、皆早め早めにお手当をしないとお金もかかるし、取り返しのつかない「ステージ4」なんていう宣告をされたりするからご注意!ご注意!

----・----・----

巷はボーナス支給の時期らしい。ボーナスをもらわなくなってから早26年を経過していた。しかしながら、ボーナスをもらわない自営業者となったからといって、ボーナスを切望することもなく、口では「いいな」的なことはなんぼでも言った記憶があるものの、本心はそんなに気にもならなかった。その分、やるだけやれば稼げるというへんちょこりんな自負もあったりしてネ。サラリーマンという組織の中にいるときは、その中で人よりもいいアイディアを出すとか、業績(数字)を上げ、上司に認められることを良しとして生きなければならないわけだけど、これはほとんど他力本願で事が進むわけで、絶対評価なんていうものはあるような、ないような。日大の理事長のように、強権的なトップににらまれたなら最期、奈落の底に落とされてしまいそうな社会は、まだまだ現役諸公の皆さんの周りにもあるはずと推察。「サラリーマンは気楽な家業ときたもんだ」は植木等さんぐらいかもしれない。

----・----・----

さてと、今日は旗竿地だったら購入すべきか否かの問題を少し。

旗竿地の説明イラスト

こんな土地が旗竿地。(これはスーモさんのをお借りした)

確かに黄色の部分は旗の竿のように見える。多くの土地分譲の場合、道路に面していなければ生活は成り立たないわけで、毎日、お隣さんの庭を通っていくわけには行かず、道路に面する土地とするために「旗竿」という形態になる。

真四角な土地を購入するか、旗竿にするかは好みの問題だが、真四角で竿のない土地のほうが有効利用できる場合が多いので、多くの方々は四角い土地をお買いになるはず。

しかしながら、「竿」の部分は入り口に入るアプローチのみで全くの無駄かというと、そうとも限らない。

【竿の部分を駐車場】

「竿」の部分の幅が2m未満だと車庫利用することも難しくなってくるし、2mに満たない間口で道路に接する敷地となるので建築確認はおりないということもあるので要注意。軽車両1.48m、ヴィッツ1.695mだから、ドアの開け閉めを考えると最低でも2mは必要ということになるけど、かなりスリムじゃないと出入りは難しい。私なんぞ、車の横はガリガリ君状態の傷だらけにしてしまうだろう。

次に長さだ。共働きの家庭が多い現在、2台所有のご家庭も多い。つまり、2台分の長さが必要になってくるわけで、カローラクラスで4.5mの長さがあるので、それの2台分(9m以上)を考えなければいけないことになる。

毎日の出入りは必須なため、また、両サイドのお宅は隅きりをとる義務がないため、道路に出る場合の車両通行量の多さも頭に入れておかないとカーブミラー設置を前の家にお願いしなければいけないとか、いろいろな問題が出てくる可能性は多いにある。

あと、最近、4~5軒が共同で使うような真ん中を開け、それぞれの駐車場スペースをつくっているケースがあるけど、あれはなかなか問題が多そう。お隣さんとの関係は必ずうまくいくとは限らないし、うまくいかないほうが多いわけで、その点、問題は山積となる可能性大。

【結論】

4mの接道道路に対する旗竿地の場合。必ず2m以上の幅は必要。それと接道道路の交通量も多いに考慮すべし。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(第169回)--BMとGL [我が家]

2021.12.9

こんにちは。

昨日はしっかりと雨。空に雲があるから放射冷却はなく寒くはならない。そのおかげで家の中ではふんわりとした空気感。思いの外、暖かい朝でした。

早朝から軽くピアノの練習・・・・・とはいえ、練習の「レ」の字にも追いつかない上達度合い。ユーチューブを見ながらフムフムと思いながら弾いているけど、両手を別々に動かすことがこんなにも難しいこととは知らなかった。でも、ぼけた頭にはいい刺激。この寒い朝(室温は16℃位)なのに、弾いていると体も頭もポカポカしてくるから不思議。ロートレにはいいかもしれない。まずは左手でルートを押え、右手でコードを押える。コードもギターとはまた違うので少し戸惑う。覚えることはたくさんありそう。

----・----・----

では、家づくりの話。

【地盤】

今回は建てる前の土地の地盤がどうあるべきかを考えたい。

家をつくるには当然土地の上に建てるわけで、その土地が「道路及び隣地」からどのぐらいの高低差があるかは頭にたたき込んでおかなければいけない。家をつくる場合、往々にして家の「間取り」に頭が行きがちだが、昨今の異常気象を鑑みると第一優先に考慮すべき項目の一つ。せっかくの新築が水浸しになっては間取りもヘッタクレもないことはご理解いただけると思う。これは設計時の問題だから、施工業者の管轄と思いがちだし、それは半分以上当たっている。

つまり、更地の段階で、BM(マンホールの蓋)があそこで、そこから30センチ土を入れると、家は基礎を含めて60センチになり、30×500×500立法㎝の土を入れる予定です、なんていう説明をしてくれるところはほとんどない。しかし、家を建ててから低かった、高かったと騒いでも、もうどうすることもできないことは誰の目に明らか。甘んじて泣きを見るのは、顧客である我々だということを忘れてはいけない。大金を叩いて建てる貴重な経験。慎重の上にも慎重に期して間違いはない。

それを防ぐには、やはり、土地の高さ(地盤面の善し悪し)を十分に把握しておかなければいけない。

でも、図面を見ても何も分からないぜ、と思う方は多いけど、よくよく見ていると、いろいろなことが書いてあることが分かってくる。これは建て売りであろうと、オーダーでの家であろうと変わりはない。建て売りの場合は、その家の平面図を不動産屋に見せてもらえばいいわけで、その図面のコピーをいただき、しっかり家で解析することをお勧めしたい。もちろん、現地での実査も必要なことは言うまでもない。

【BMとは】

現状の敷地に対して基準となる高さ。このBMを基準(BM±0)に周囲の高低差を表し、高いところは「+」、低いところは「-」で表す。

家の設計図--特に敷地全体を現しているものの周りには、数字がいろいろ書いてある。よくよく見るとGLとかBMという表示があるはず。

これは拙宅の図面。

赤枠で囲ってあるが、BL=GL-260とあったり、その下には「-110」とか「-100」とある。

BMとGLInked001(加筆全体図) - コピー (2).jpg

 

 

通常、BMは絶対に動かないものを基準にしており、例えば道路のマンホールの蓋とか、境界杭など。そして、BMを基準として設計GLを設定していく。

 

【設計GL】とは。

GLとはグランドラインと言い、その敷地に対して建物を建て完成した際の地盤面の庭の高さを指す。実際にある敷地の(家を建てる前の地盤面)は「現況地盤」と言い、
BMから「現況地盤」がマイナスの値であれば、現況地盤は低いレベルにある。

 設計GL=BM+200。

この地盤で、設計GLをBMより高い位置に設定すると「現況地盤」と設計GLの間は盛土をして造成する、ということ。

この「高さ設定」を間違えると道路や隣地の雨水が敷地内に入ってくることになり、当然、建物完成後の外構工事にも大いに影響が出てきてしまう。玄関のアプローチ計画やスロープの計画など、この段階になって初めて分かる場合もある。(施工会社はプロですから、その前段階で気がついているはず。)

しかし、間違えましたとお客様には言えないから絶対に言わない。注文建築のときは、外溝も当然注文だから、別業者が大体施工をすることになるが、そのときアプローチの角度がとれないとか、玄関の階段が2段あるところが、1段、庭の高さと同じになるため、1段は丸々土の中に隠れるなんていう失態が明らかになる。


お恥ずかしい話ではあるが、図面の左下を見るとき「+130」とある。上の説明でいくと拙宅のGLは左下の道路端と比べると13㎝低いということになる。つまり、「+130」のところと玄関をまっ平らに結び、テニスボールを転がすと、間違いなく玄関までまっしぐらに転がるということになる。

上のBMとGLの説明はプロの方が書いたものを要約したものなので、さほど間違ってはいないと思う。私自身、この説明を何度か見直し、「ああ、そうか」と今になって思うところが多々あったことは、なんとも不甲斐ない限り。

あと一つ。拙宅には以前、大きな木が多く生い茂っており、それを抜根をしたため、より多くの土を入れなければならないということがあった。設計士は、その目算を誤ったというところが大きな原因の一つであろうと想像される。

それから、私が気づくのが遅れた原因としては、工事期間中、拙宅の庭から玄関まで、ずっと敷物(プラスチック製のボード)が一面に敷かれていたため、凹みが覆い隠されていたためだと思う。

DSC_1694.JPG




これが当時の写真。運良く残っていた。

お恥ずかしい限り。




プラスチックのボードを剥がしたら、下はぬかるみ状態。












DSC_1692.JPG





ここが玄関。階段が2段あるけど、1段は完全に土とイーブンとなった。
















DSC_1690.JPG







玄関から道路を見たところ。車の左前方が「+130」の隣地との境界。

水は高いところから低いところに流れる。

「水はウソ、つかな~~い」と冗談を言っておこう。

当然と言えば、当然の原理。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(第168回)--日照のこと [我が家]

2021.12.4

こんにちは・・・とはいうものの16時近くになって西日も大きく傾く。

先日からブログで「あっ、これ書いておかなくちゃ」と思ったのが何度かあって、それをいざ書こうと思うとすっ~と忘れてしまう最悪のパターンが何度もあった。しかもそれは1つの題材についてなんだけど、いつもすぐに消えていく。つまり、そう大したことではないんだろうけど、思い出したときはすっごく「こりゃ、いい」と思っちゃったもんだから、今回も消えてしまって「逃がした魚は大きい」状態になっている。

何だったんだか・・・今も思い出そうとしているんだけど、なかなか出てこない。

都度、携帯なんかに思いついたものを書いてはいるんだけど、この件に関しては瞬時に出て、瞬時に消えるもんだから、携帯でモゾモゾやっていたのでは間に合わない。

仕方ないので、別件だけど、忘れてしまわないうちに日照のことについて書いておく。

今回も自分の不甲斐なさをさらすようで非常に恥ずかしい限りなんだけど、家つくったものの洗濯干し場に日が当たらない(正確には時々刻々と日が当たる場所が変化する)ことに気がついた。不運なことに40年ぐらい前、現在の場所に3~4年住んでいたが、その時の記憶では、日が当たらず洗濯干しに困った経験は全くなかった。これは家人も同様の感想を抱いていたので、私の独りよがりではないと思う。

今回、家を建てたわけだが、冬場の12月から春分の間、太陽が一番高い時間帯に真南のベランダに日が当たらないことになってしまった。これは隣家の屋根が邪魔をしているからにほかならないが、隣家は40年以上は経過しており、つい最近建てられたという話ではない。明らかにこちらのミステイクであり、これを避ける術は幾らでもあった。

参考までに日照のことについて書いておく。

日本の夏至と冬至及び春分と秋分の南側の太陽高度は以下の算定式で計算できるそうです。

春分の太陽高度=90-X(計測点の緯度)±0

夏至の太陽高度=90-X(計測点の緯度)+23.4←←これは太陽の傾き。

秋分の太陽高度=90-X(計測点の緯度)±0

冬至の太陽高度=90-X(計測点の緯度)-23.4

「X」は自分の住んでいる地点の緯度を打ち込めばいい。

つまり、緯度が35度なら・・・。

春分・・・・90-35±0=55.0度

夏至・・・・90-35+23.4=78.4度

秋分・・・・90-35±0=55.0度

冬至・・・・90-35-23.4=31.6度

春分の太陽光の角度は55度、夏至の太陽光の角度は78.4度、秋分の太陽光の角度は55度、冬至の太陽光の角度は31.6度ということになる。

ちなみに日本の緯度は24度から45度まで。

(今はネットで調べると自分の土地が何度何分何秒まで分かるので、正確な数値を求めることが可能。大雑把にやるととんでもないことになる)

これでいくと、家を建てる場所の緯度が35度だったとしたら、地べたに分度器をつけ、隣家の屋根の延長線に31.6度線を引き、それの以北は日が当たり、それの以南は日が当たらないことになる。

家を建てる前に分かっていれば、こんな未熟な失敗はしなかったんですが、思いここに至らずです。

設計士の方は当然分かっているはずなので、そこはよ~くご説明をいただかなければならないけど、こんなことも即答できない方はイエローカードでも足りませんね。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

家づくりは一回では成功しない(第167回)-経年対応 [我が家]

2021.11.27

こんばんは。

今振り返って見たら9月5日以来の更新の「我が家」編。

「家づくりは一回では成功しない」と書いた手前、じゃ、2回目は成功したんでしょうと思われがち。自分でも200%そのつもりだったけど、愚鈍は私は3回目の今回も結局は失敗したわけで、反省点は数知れず。

こちらから設計士への伝え方。施工会社の担当者の技量。双方が相まって初めて成功するわけで、それを怠ると間違いなく失敗する。その点、中古を買う、建て売りを買うという考え方は、家づくりの80%以上の労力を省略できるので、初回の家づくりに関してはベストな選択と言える。これはお勧めの方法かもしれない。

今も昔も、家づくりは人生の中で高い買い物であることには違いないわけではあるけれど、人生のステージは年(年代)とともに経年変化を続けるわけで、それをたった一回で満たそうとすると、それは多くの無理を生ずることになる。

例えば、新婚時代は二人だけの生活だから、家を建てたとしても間取りは1LDKもあれば十分かもしれない。しかし、子どもが1人産まれ、2人産まれ、4人家族になれば、早晩、2人一緒の子ども部屋⇒2人別々の子供部屋へと変化しなければならなくなる。時が経ち、その子どもたちも巣立ってしまえば、また元の二人だけか、どちらかのご両親と同居介護ということもあり得るわけで、でき得ることなら各々のステージごとに家を変化させられれば、これに超したことはないと誰もが思う。お金と体力があるならば、家づくりは4回ぐらいは必要かもしれない。

----・----・----

DSC_0164.JPG今日の我が家の夕御飯。

鮭のレモンと大葉添え

卯の花和え、キャベツとワカメの酢の物、ニンジンのぬか漬け、蓮のキンピラ、もずくと納豆、味噌汁(ニンジン、じゃがいも、ネギ)

ご飯はノーサンキュー。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(第166回) [我が家]

2021.9.5

こんばんは。

今日は午後から晴れ。我が愚息2ファミリーは長野の現地集合で今流行りのキャンプに行った。この夏2回目のそのキャンプ場は彼らのお気に入りらしい。あの煩わしい片づけを考えるととんと興味を示せない私たち。普段行ないの悪い彼らはドンピシャの雨。多分、昨夜は大雨だったはず。コロナ禍であってこそというか、コロナ禍でその価値を見直されたレジャーがキャンプだ。

----・----・----

この家に住んで今年の秋で3年目。スタートダッシュでつまずいたものだから、依然、そのところで止まってしまうことが多い。今日は道路から一番奥に位置する庭の雑草取りをしたのだが、傾斜が余りない分、そこの傾斜をどうとるかが問題となって残っている。最終的には施工業者にお直しを願うにしても、基本設計は自分で考えなければならない。

その奥の庭は細長く、真ん中が少し窪んでいるため雨水がどうしても滞留してしまっていた。ここからは以前にも書いたことだが、雨水升を4か所つくってもらったのだが、傾斜が思うようにとれていない。ここのところの大雨では、以前より滞留する時間は少なくなっているし、升に関しては概ね合格点なのだが、如何せんフラットなため、庭仕事をしていても土の勾配を絶えず気にしなければならないことにストレスを感じる。私としては、隣地(亡くなった両親の家)の地盤面と我が家との地盤面をフラットにすることで、若干全体が嵩上げされ、升への傾斜がとりやすくなり、雨水の滞留がより少なくなり、排水が早まるのではないかと考えている。嵩上げは最大でも5センチぐらいだろうか?

それに伴い、多少升の長さも長くしてもらわなければならなくなる。

3年も経っても盛り土不足で家が道路とイーブンということもあり、庭づくりは当初の計画より大きく後退・妥協の産物となってしまっている。ここで目くじらを立てても、それが直るわけでもなく、ただただ設計段階でより詰めをきつくしておけばよかったと後悔しているというのが正直なところだ。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

的を絞る [我が家]

2021.8.19

こんばんは。

せっかくのバースディではあったけれど、どこかに店に入る潔さもなく、結局のところ、閉店間際(ここのそば屋は夕方5時で閉店)の4時に入店、いつもの「せいろ」を注文するところを間違って「ざる」を頼んでしまった。この「せいろ」と「ざる」は天地をひっくり返るほど私はびっくりしたんだけど、それはまた後刻書くとして、今回は「的を絞る」ということを書きたい。

----・----・----

先天的に浮気性な私は、書くこともあっちが少し、こっちが少しとしょっちゅう動かしていないと題材を浮かばないこともあり、このブログに関しては同様の体たらくの書き方になっている。大体、ネットサーフィンの方は検索窓に自分の調べたいキーワードを入力するわけで、その方にとっては、そのときには、かなり調べたい重要なことであり、どうでもいいという代物ではないことが多い。少なくても、私の場合は、結構「これ、調べなくちゃ」的なことて検索窓にキーワードを忘れないよう必死で入れることが多い。

だから、そのページに入ってみて、調べたいことが事細かく、丁寧に、分かりやすく書いてあることが信頼を得る必須条件になることは当然の帰結だと思っている。

私のページを見てみると、あっちを少し、こっちを少しと検索している側から見ると少しも深堀が足りないページが多々あることに気がつく。自分としては、「家づくりは一回では成功しない」というテーマに沿って書いていくつもりだったが、掲載写真が時とともに削除されたりしたもんだから、急に意欲が萎んでしまった。本当なら、かなり多くの項目、例えば家の土台の高低差から始まって、玄関の扉の種類の優劣、サッシの優劣、床暖房の優劣、床の木質の優劣、屋根(本瓦、軽量瓦の優劣)一階屋と二階屋の優劣などなど、結構気がついたことを書くつもりであったが、そんな事情で今中断してしまっている。今は少しずつ、気持ちも戻りつつあり、そろそろ書こうかと思いつつある。

私のことなどどうでもいいのだが、やはり、1項目に絞って深堀したほうがいい。政治の話は御法度かもしれないが、やはり、こちらも一つに絞っておやりになったほうが、いい結果が短期間に現れる可能性は極めて高いことは皆さんご理解のとおり・・・・・・・やはり、今日も政治の話で終わってしまった。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

家づくりは一回では成功しない(165) [我が家]

2021.7.1

こんにちは。ついに7月になってしまいました。

千葉はこれから大雨になりそうな気配。昨日の天気予報は当たっていた。

運良く雨雲レーダーの赤い部分は辛うじて外れて行きそうだけど、少しだけ大雨になることを待ち望んでいる自分がいる。我が家は雨水がどう動くのかまだよく分からない部分があるので、今回の大雨は十分に注意して見ておきたいのだ。幸いなことに昼間にそのピークは来そうなので、少しだけ期待をしている。今までは大体夜だったので、どうしても見逃すし、よく見えないので、建築会社に物申すにも迫力が足りないことになってしまう。だから、少しだけ楽しみで雨を待っている。

----・----・----

久々に家づくりのことを触れたい。164回もこのシリーズを書いていたと思うと「相変わらず、ジジイは暇だね」と言われそうで少し躊躇してしまうが、今までは序説で、本題はこれから。最後に書いたのは3月。3か月も空いてしまったのには写真が没になってしまうから。家のことはワードだけで済む話ではなく、どうしても実際の感じを写真で載せなければイメージは膨らまないのが普通の感覚だ。

写真が没になってしまって、流石にそれをまた掲載する時間的・精神的な余裕はなく、今後どうすんべいと考えあぐねているというのが今の正直な気持ちだ。

でも、書きたい----ということでまた少しずつ書いていく。写真が消えてしまっても、それはそれで致し方なしということであきらめる。年をとったらあきらめも肝心だ。

----・----・----

あれから2年半が経過。住んでいくと、いろいろな不具合も、思いの外やりやすかったこともと明確になってくる。これらは施工会社側の責任で直してもらうものもあるし、自分たちの責任で直さなければいけないところも出てくる。いずれもお金がかかるので、慎重に検討をしなければいけない。

大方の方は若いときに家をつくる。当然、施主も若いから段差があっても、3階建てでも一向に不都合はない。しかし、時間とともに、その家族構成は変化をし続けていく。家も家族も永遠に同じものであるはずはない。かといって、そう易々とファストファッションのようにヒッカエトッカエするわけもいかないのが現実だ。だからこだわる。いつもは結構ずぼらで大雑把な方も、家に関しては結構こだわる。それは決して悪いことではない。時間をかけてゆっくりと焦ることなく考えればいい。

例えば、玄関ドアを外引き戸にするか、内押し戸にするか、横スライドにするかで全然違ってくるし、玄関を東側につくるか、北側につくるか、南側につくるか、はたまた西側につくるかで生活のパターンが違ってくることもある。

何を偉そうにと・・・・おっしゃられる方もいると思うけど、結構違ってくることは確かだ。玄関はほぼ毎日使うところ。トイレと同じで、ここも結構大切な場所なのです。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(164) [我が家]

2021.3.4

こんばんは。

コロナ禍、本業の仕事も途絶えがち。昨日久々に仕事が入ってきた。公的な仕事ではないので予算消化ではないが、やはり年度末はそれ相応に忙しくなることは間違いない。

----・----・----

2年前の現場です。

DSC_1429S.JPG






ここは寝室兼仕事部屋。

右隅に写っている壁はまだ下地のまま。まだまだ仕事は残っている。







DSC_1430S.JPG


仕事部屋の壁紙は色が違う。





天井は皆同じ色。縦壁の色を部屋ごとに変えている。









DSC_1431S.JPGの写真と同じところ。明るさが違ったので、大分違って見える。















DSC_1432S.JPG


左の蛇腹は物入れの折れ戸。


この建具は皆ウッドワン製。

ウッドワンは悪いわけではないが、扉の開け閉めは今一つ気に入らない。

家のほとんどは引きドアを採用。

ウッドワンはクローザーを使用している。クローザーは静かに開け閉めができるものだが、その作動音は余り静かではない。寝室には2か所ドアを付けたが、音が少しうるさい。相方が寝ているとき、そのドアを開け閉めすると、その音が気になるので、1か所クローザーを取り外すことにした。病院の診察室に入るときに開けるドア。あれもクローザーが付いているが、あのように消音なものだったらよかったと思っている。できるかどうかはわからないが、ドアを付けるときは、病院の引き戸のクローザーにすべきだと思う。

DSC_1433.JPG





その物入れの中の様子。

なんだかんだ言っても建物の完成は近い。









nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(163回) [我が家]

2021.3.1

こんばんは。3月になってしまいました。

政治は相も変わらず劣化をし続けていて、明らかに不正、不具合、法を侵しているのを、まさに「木で鼻をくくる」がごとき言い訳を平然と他人事のように言い放ち、国民に言い訳、不正の覆い方は「こうするんですよ」と指南するがごとく振る舞うことが、我々国民に対し計り知れない影響を及ぼすのを全く考えない輩は、やはり、お天道様の当たるところにいさせるべきではない・・・・と誰もが思っているわけで、農水省の吉川元大臣の汚職にしても、今回の山田報道官の7万円接待にしても、口裏を合わせるように病気だと称して入院をする。こんなことを繰り返し見せられ続けると体調の悪くなるのはこちらのほうで、本当に入院をしたいものだと思うばかり。これでコロナになって入院できないで自宅待機にさせられたら、笑い話にもならない。結果的に納税者たる我々を排除しているわけで、平民の怒りはどこへぶつけたらいいものか。この怒りの受け皿に、なぜ野党はなろうとしないのか。この10年間下野し続けたわけで、もう十分にその受け皿になるだけの力を蓄えたと思いたい。

解析不能、意味不明。不祥事に対する追求はしてもらってもいいが、その次がない。じゃ、我々はこうしますよ、ああしますよというメッセージがないのは何でだろう。これでは、尖閣での事が起きれば守り切ることなんか絶対できないんだろうと思う。そんな矜持のある政治家は誰一人としていない。

いっそのこと、老人党でもつくろうかと本気で考えてしまうね。利益誘導団体ではなく、ボランティアでの議員のみで運営し、議員経費も圧縮し、当然、議員定数も今の半分以下する。議員に対する優遇制度をすべてなくして、本当の政治家の政治家たる仕事のみをする。それでは、優秀な人材は集まらないとお偉いさんは言うけど、今、優秀な人材が集まっているの?・・・・・・・そうじゃないでしょう。2400万円ももらっていても、平気で汚職をし、国会にも登院せず、公判中であっても、その報酬をもらい続けられるという不思議。コロナ禍で国民が困っていても、彼らはほっかむりをするのみ。そして、それを許す国権の仕組みの不甲斐なさ・・・・・・と老人は思うんですよ。

----・----・----

そんなくだらないことを書き続けても仕方がないので、2年前の現場写真です。

DSC_1416S.JPG









今回も壁紙士?・・です。



息が詰まりそうな現場です。










DSC_1417S.JPG



私はただただ圧倒されるのみ。

話しかけるなんてもってのほか。


















DSC_1418S.JPG







しっかりときっちりと作業は続きます。















DSC_1419S.JPG




仕事部屋の物入りです。ここは壁紙貼り終了。



















DSC_1420S.JPG



ここは色違いです。





壁紙は寝室を除いて明るい色がいい。

白は汚れが目立つけれど、暗い部屋は気分的にもテンションは下がるからね。



ちなみにここは、上写真の物入れの中です。








DSC_1421S.JPG




角もすっきりを貼られています。

















DSC_1422S.JPG





明かり取り窓です。中は白、周りは寝室ということもあり、グレーです。















DSC_1423S.JPG



それをアップしたもの。上のほうにかすかに空が見える?


















DSC_1424.JPG






ここは寝室内。

床にはまだまだ残存物があります。作業はまだまだ続きそう。















DSC_1425マデ.JPG




部屋の真ん中にあるものはすべて壁紙です。この間は、大工さんは作業中断し、お茶タイムだったと思います。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

庭に煉瓦を埋める [我が家]

2021.2.26

こんにちは。

今日は天気が悪い。千葉は一面曇り空。散髪に行ったせいもあり、ゾクゾクするばかり。


DSC_0680.JPG





先日、レンガ(100個)を買ってきて庭に埋めたんだけど、






DSC_0686.JPG家人曰く「かわいらしいのは似合わない」と言われ、直線的に置き換えることになった。


この曲線は魅力的だと思うんだけど・・・。
















DSC_0690.JPG





曲線と直線、気にも止めなかったけど、素人には曲線よりも直線的にレンガを置くことのほうが難しいことを悟った。心が大きく曲がってしまった老人にはどだい、素直にまっすぐは無理難題。










 


DSC_0689.JPG











財政逼迫の折、一番リーズナブルなものばかり。1個99円。レンガは5種類。









DSC_0685.JPG

これをどう置くか。






これの置き方は以前の家でやった置き方。

4枚でワンセット。5色、色があるのでランダムに配列できる。6色あったほうがもっといいんだけどね。











DSC_0683.JPG






何度も同じフレーズが出てしまうけど、財政逼迫の折、こう置いたほうが個数は少なくて済む。




DSC_0684.JPG







つまり、こういうこと。

同じ40㎝幅を2個で済ますか4個で済ますか。













DSC_0681.JPG

これはバラバラと置いた最初の写真。

まだまだ完成にはほど遠い。

レンガはあと100個ぐらいは必要かな。











nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

プチリフォーム(11) [我が家]

2021.2.23

こんにちは。

今、ブログの見直していたら「プチリフォーム」が途中で途切れてしまっていた。写真もナンバーリングだけだったりして、もう少し精度を上げないといけない。反省あるのみ。

・・・ということで、前回まだ載せていなかった部分を少し。もう最終段階のところ。

DSC_0493.JPG


ここは以前クローゼットだったところ。

この棚の向こう側は風呂場になっている。

以前の風呂場はユニットバスにあらず、広さは3畳ほどで結構大きかった。それを今回はユニットに変更したものだから、その分小さくなった。つまり、この棚の奥行きがすべてが以前は風呂場になっていたということなる。それをそのままにして空間にしておくのはモッタイナイということで棚をつくっていただいた。これも補償範囲内でやっていただけることになった。さすが太っ腹のセキスイさん?いや、お金はセキスイから出ているわけではないけどね。普通だったら風呂場を壊します、壁を元に戻します。空いた空間はそのままです。ご希望があればつくりますが、その場合は有償になります。というのが世間相場だと思ったんだけど、セキスイさんのご担当は誠意があったということなのか?それが通り相場なのか?は不明です。

DSC_0494.JPG





これは上の写真の右側。以前は二段の棚があったが、ここも取り壊して棚をつくってもらった。







DSC_0495.JPG







その棚の全体はこんな感じです。



よ~~く見てほしいんですが、正面の大きな棚(最初の写真)も、この棚も、棚板が奥に深いのと浅いのと二通りがあるのが見えるでしょうか。これは少し工夫をして、物の出し入れが見やすいのと出しやすいようにするために注文を付けた点です。最初の大きな棚は奥行きが1メートル以上あったので、全部深い棚板にしてしまうと、出し入れが非常に困るんじゃないかと思った次第。

DSC_0526.JPG


これは左が風呂場。写っている棚は洗面所内。

この棚は以前はなかったもの。風呂場は縦も横も少しずつ詰まっているので、棚のスペースができたということ。特段言っていなかったが、あればあったで便利な棚となった。







今回の教訓。

1)シロアリの定期駆除は必ず行ってもらうこと。

2)施工業者は信頼のあるところで。大手のハウジングメーカーさんなら安心。

3)補償の金額もはっきりと記憶にとどめておくために確認しておくこと。

4)いつも羽蟻の発生に敏感でいること。これを逃すとせっかくのシロアリ駆除補償も履行されずに終わってしまう。これも私たち消費者の申請主義に頼るところが大。

(羽蟻が発生したか否かは、家の中に羽蟻が飛んでいた・・・羽の残骸が窓際に残っていた等々の事象が必ずある)

 

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(162) [我が家]

2021.2.17

こんばんは。

今日は強風につき開店休業状態。太陽はサンサンだけど、風が強くて外仕事は難しい。

昨日は愚息宅へのヘルプとなり、2週間ぶりで孫の成長を垣間見てきた。私たちにとっては何よりの薬となった。

----・----・----

2年前の現場です。

DSC_1406.JPG

前回同様、壁紙士の様子だけ。







かなり長い時間シャッターを押し続けたけど、彼は一言も発せず黙々と作業は続いた。













DSC_1407.JPG











この壁紙と壁紙の合わさるところが大変な様子が素人の私ですらわかる。










DSC_1408.JPG




水色のテープらしきものが見えるけど、養生テープではなかったような・・・。

















DSC_1409.JPG






この重なった部分を削り取って、最後に合わせる。















DSC_1410.JPG






ここ全部の貼り込みだからね。息を詰まりそうだ。










DSC_1411.JPG



やっと切り終えたのでローラーで押し貼りをしていく。













DSC_1412.JPG





空気が入らないように慎重に慎重に・・・・。











DSC_1413.JPG









ここの押し込みが弱いと剥がれ落ちる。







DSC_1414.JPG


壁際まで行けば、ここはひとまず終了。




職人さんの頭しか写っていなくて申し訳なかったけど、結構汗びっしょりで大変な作業だと敬服あるのみ。





nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(161) [我が家]

2021.2.15

こんばんは。

寄る年波ではあるけれど、昨日、一昨日と両日とも、目まいから頭痛が続いた。いつもとは違う痛み。後頭部がしびれると言うのともちょっと違う、うなづいたり、横を向いたり、下を向いたり、上を向いたり、つまり、頭を動かすと何か違和感がある。雲がかかったようなというのもと違って、説明のつかない状態が一日続いた。だから何もやる気にならない。歩き方もやはりキビキビとは歩けない。情けない限り。爆笑問題の田中さんの気持ちがよく分かるような気持ちになってきた。とにかく、怖い、痛みに阻まれる、痛みで気力を削がれるというか、普通に動いたら頭が壊れるんじゃないか、そんな気持ち。だからお笑いの突っ込んだり、突っ込まれたり、叩かれたり、激しく頭を動かすことなんか怖くてできたもんじゃない。彼は正真正銘の脳梗塞だから、当分の間、安静にしないとね。私はまだましだ。

それでも今日は大分よくなって、キーボードを打つ気にもなってきた。今はfire TV stickなるものをアマゾンから買って、テレビに接続をした。これも一昨日届いたものだったが、全然やる気が出ず今日やっとやり終えた。しかし、接続しようとすると、やはりスムーズにはできず、アマゾンに問い合わせようとしたが、いつものごとく、問い合わせの番号がなかなか見つからない。返品処理のページからやっとのこと問い合わせのクリック欄を見つけた。アマゾンのいいところは、クリックすると向こうから電話がかかってくるということだ。日本の場合だと電話をすると何番を選べ、何番を選べと延々と続いた挙げ句、最終的にはオペレーターが電話の 向こうに出てくるまで何分も待つことになるわけで、若干のイライラを伴うことになるが、アマゾンはその点は評価できる点だ。待ち時間1分とあったが、トイレから返ってきたら直ぐに電話が向こうから入ってきた。

しかし、案の定、中国の方のようで片言の日本語。それもよくわからない。HDMIも向こうの言い方が流暢なのか、こちらの聞き取りが悪いのか、HDMIと言っているのがわかるまで、かなりの時間がかかることとなった。セットアップ時、説明書にペアリングの仕方が書いていなかったため、そこでつまずいたとわかったが、そこの説明をお互いに理解し合うのにかなり難渋をすることとなった。その点はもう少し改めてもらいたいもんだ。きっとAmazon Japanの社長さんは、そんなことはわかっちゃいないんだろう。経費が安くなれば、それでいい。そして、システムに乗っかっているだけだからね。

ダウンロード、アップロード中に時間があったので、そのオペレーターさんと少々世間話を試みた。

私「この電話タイムラグがあるけど、どこからかけているの?」

オペ「はい、これは中国から・です」

私「そうなんだ。中国からか。でも、よく聞こえる」

オペ「そうですか。それは・・どうも・・ありがと・ございます」

私「中国のどの辺からかけているの?」

オペ「それはちょっと・・・」

私「教えてはくれないんだ。(秘密主義?と独り言)コロナはどんな状態なの?」

オペ「マスクをしている人・・いるし、していない人・・いる(いないと言いたいんだろう)」

私「(そりゃ、当たり前だ)そうなんだ。大分落ち着いているんだ」

オペ「はい。そうです。みんな落ち着いて・・・ます」

私「ワクチンは打ったの?(お姉さんのことを聞きたかったけど)」

オペ「打っている人・・打っているけど、打っていない人・・打ってない」

私「そうか・・・(またまた当たり前の話)」

オペ「日本は・・・打ち始めました・・・か?」

私「まだこれから。医療従事者の方から打つらしい」

オペ「そ・・ですか」・・・・・と余り要領の得ない会話。余計なことは言わないように言われているのかのかわからないけど、細かい話はまず無理。

そうこうしているうちに無事開通。彼女に電話したおかげで開通したんだから、ありがたく思わなければね・・・。

----・----・----

2年前の現場です。


DSC_1397S.JPG


ここは明かり取りの穴。ここは最後に貼るんだと思う。




















DSC_1398S.JPG




その前に周りをきれいに仕上げる。

















DSC_1399S.JPG





真直角に交わるところが腕の見せ所でもありそう。

縦の面は色違い。















DSC_1400S.JPG













ここの隙間は結構丁寧さが必要そう。








DSC_1401S.JPG




全体を張ったらかわいい小さいローラーでクルクルと押しながら貼っていた。

















DSC_1402S.JPG



何回も何回も手早く。


















DSC_1404.JPG










そして、金べらでヘリを押える。












DSC_1403S.JPG









ここも空気が入らないように、大変な作業。














DSC_1405マデ.JPG




合わせ目を丁寧にカット。そして押える。

見ているこっちも息が詰まりそう。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

家づくりは一回では成功しない(160回) [我が家]

2021.2.5

こんばんは。

久々に更新。家を最期まで書き終えるまではと我田引水?自画自賛?・・この場合は何と言うのか。自分勝手に思い込んで書いているだけだけど、ほんとにあとちょっとなので書かないとね。人生の中でやり終えることがついぞなかったもんで、こんな些細なことぐらいで頑張ってみるぞ思っている馬鹿な一庶民です。

----・----・----

2年前の現場です。

DSC_1388.JPGむむむ・・・これは何かと言うとインターホンとスイッチ各種。

これは何も打ち合わせがなくて、既に勝手に付けられていた代物。穴を開けて付けられてしまったから、今更また文句を言ってもと思っている節がないではない。これは個人差があると思うけど、自分としては「またか!」という気持ちは強いことは確かだけど、このときはそんなに感じなかったこともあり、そのまま付けて現在に至っている。よくよく見ればおかしいというか、後で困ったことになる可能性は大。









DSC_1389.JPGなんということはない写真。



スイッチとキッチンパネルが張られたので、養生テープで付けられているところ。

















DSC_1390.JPGスイッチの話もしたいところ。

スイッチは後で付けることは絶対にできない代物。むき出しならできるが、それはみっともないし、引っかかったりして結構不便。よ~~く熟慮しなければいけない。
















DSC_1391.JPGここからは壁紙士の妙技。

まさに「士」技です。




















DSC_1392.JPG四角く見えるのは明かり取り。




壁紙は当然上を見続ける作業が多いから、ただですら上を見続けるのは大変なのに、正確に壁紙を貼りながら上を見続けるのは大変な作業だ。















DSC_1393.JPGすん分違わず貼り続けていく。無駄も極力しないのが鉄則なんだろう。




















DSC_1394.JPG素人の私は襖の張替えすらあたふたしてしまうのに、空気も入れず、斜めにもならず、ただただ感心するばかり。



















DSC_1396.JPG声をかけようもんなら、ぶっ飛ばされそうな、そんな殺気ある現場。

大変ですねと一声かけたが、「見た目以上に大変。今年いっぱいでやめたいんだよね」という思いがけない一言が返ってきた。














nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(159) [我が家]

2021.1.15

こんにちは。
2年前の現場の写真を掲載したい。

DSC_1378.JPG



前回同様、梁の写真。



材木は空気に触れ続けるとだんだんと赤味というか、木の油が出てきて色が変わってくる。写真は随分と赤味がかって写っているが、実際はもう少し白っぽい。しかし、2年経った今はこの写真の色と同等に見える。












DSC_1379.JPG




これで天井も決まったので、この後壁紙が貼られることになる。

















DSC_1380.JPG



ということで、これは天井の壁紙が貼られたところ。


















DSC_1383.JPG


こちらは物入れの天井の壁紙。





















DSC_1384.JPG




横壁はまだ貼っていない。

すべての天井を貼ってから横壁に行くみたいだ。

















DSC_1387.JPG

右が流し台。左はレンジとか、オーブン、炊飯器なんかを置こうと思っている。




正面、上は吊り戸棚。下はキッチン道具(鍋、釜、食品等々を置こうと思っている。

ここは展示場にあったもの。結構見栄えよく見えたので、それをいただいた。


キッチンに関しては広過ぎるということはない。独身で食に興味のない方は余り関係はないかもしれないが、家族持ち、料理に関心がある人にとっては、レディメイドキッチンでは狭いと感ずることが多い。

詳細に詰めるとしたら、持っている鍋釜、その他調理道具、食器、常備食材(乾物)を取り出し、どこにどういうふうにしまうかと検討しないとかなり後悔することになる。大体このぐらいとか、冷蔵庫の上に全部乗っているんだから、そのぐらいのスペースでと考えがちだが、それは大きな間違いとなる。

 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(158) [我が家]

2021.1.13

こんばんは。

今日は久々に暖かかったので外仕事をした。家には姿見はあるけれど、廊下とか、入り口近辺には鏡がない。私のように老人になると姿見は見たくもなくなるけれど、若いころは競って自分の姿が移るところはないかと探したものだ。今の若い方もスマホで自分の姿を見ている人がいるが、それはそれで若いから許されるものなのかもしれない。若い当時はおれたちはみんなナルシストかと心配したこともあったことをふと思い出した。

若いって、いいね!

----・----・----

2年前の建築現場。

今日は梁ばかりの写真です。

DSC_1368.JPG



これは化粧梁ではありません。

これも梁を出してとお願いしていたのを忘れたため、急遽出してもらいました。










DSC_1369.JPG


これは上の写真を縦から写したもの。




















DSC_1370.JPG


左の梁は上の写真です。



そして右側にも一本出してもらいました。










DSC_1372.JPG



右側の梁を写しました。



奥はキッチンです。











DSC_1373.JPG



それを右に振りました。



梁の隣に段差が見えます。

その奥も梁を出そうと思えば出せました。

たしかあと3本梁は走っていたと思います。


つまり、業者側は梁を出すつもりはなかったので、天井板の中にこれらの梁は隠れてしまうはずであったものです。


DSC_1374.JPG



それを少し右に振りました。





真ん中中央、段ボールに覆われていのがキッチンユニット。







DSC_1375.JPG


ぐるりと回って、また元の梁です。



下は3つの縦スライドの窓。真ん中は「はめ殺し」で開きません。

左右は2つともスライドで開閉できます。







DSC_1376.JPG



この段差をつけるのは大工さんは結構な手間で申し訳なかったと思っています。


建築士のキャリアの問題だと思いますが、何十回も打合せをしましたが6カ所以上、打合せと違うところがあったのは少々閉口気味でした。





DSC_1377.JPG



これでぐるりと360度回ったことになります。


業者さんは恐縮して「化粧梁」を取り寄せますとか言っていましたが、そんな梁は必要なく、この梁で私たちは十分でありました。


この2本の梁はリビング。ダイニングは天井板で隠れてしまいましたが、やはり2本の梁があります。

あとはキッチンに1本か2本の梁が走っています。

私が全部出そうか出すまいか迷っていたとき、現場監督が「全部出すとうるさくなりますよ」と言われた言葉に押し切られてしまい出さなかったんですが、今はやはり出すべきだったと後悔しています。

個々人の感覚、趣味、感性は違いますので、やはり、どんな場合でも自分の感性を一番に考えたほうが後悔はしないと思います。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(157) [我が家]

2021.1.11

こんにちは。千葉は頗る寒い。今夜半から雪が舞うとの情報も当たりそうな天気になってきた。明日出かける予定があったので、雪が降ることは本当は好都合なんだけど、思惑どおりにいくかどうかは神のみぞ知るっていうところだ。

----・----・----

さぼっているわけではないのだが、2年前の建築現場の写真掲載がまだ終わらない。

無駄にいっぱい撮っているからだと言われれば二の句もないが、せっかくの我が家だったし、どうしてもいっぱい撮ってしまったというのが正直な気持ち。デジタルとスマホは素人の我々にとっては好都合な環境だ。

DSC_1359.JPG今日は天井の壁紙を撮ったものを掲載している。







ここは台所。青のビニールテープで貼ってある段ボールの向こう側は吊り戸棚。左のドアは勝手口。






DSC_1361.JPG


上の写真を右に振った。

下に写っている青テープの向こう側は吊り戸棚。














DSC_1363.JPG


キッチンから南側にあるダイニングとリビングを写した。














DSC_1364.JPG



そして上の写真を左に振った。







左の扉は折り戸の物入れ。







DSC_1365.JPG




ここも同じ部屋。取り方が違うので別の部屋のように見えるが、同じダイニングからリビングを見たところ。

















DSC_1367.JPG



これでぐるりと回ったところ。

再びキッチンの吊り戸棚。

吊り戸棚はL字に付けてある。左の欠けて写っている段ボールも一番最初に撮った吊り戸棚。




【ダウンライト】

LEDのダウンライトは、コンビニなどでお馴染みのもの。

光源を見ると眩しすぎて目にはよくないが、ダウンライトは思いの外、明るく写す範囲は広い。

一昔前の白熱灯やクリプトン灯などとは比べ物にならないほど明るい。机の上に付けることなど考えられなかったので、この家の机の上は前と同様、蛍光灯を付けてしまったが、直管の蛍光灯より、ダウンライトのほうが明るいことを知った。次回(あるかどうかわからないけど)は絶対にLEDのダウンライトにしたい。

【吊り戸棚】

キッチンでお馴染みの吊り戸棚。開けたときの扉は、家主の頭より少し上に付けるのが常識。身長150㎝の人の吊り戸棚の高さは床から152~153㎝ぐらいがいいだろうし、180㎝の人の吊り戸棚は床から183㎝ぐらいがいいことになる。当然、天井はそれに伴って高さは変わってくるということになる。先に天井ありきではない。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(156) [我が家]

2021.1.8

こんにちは。続いて我が家の話。コロナは収まらないね。これはもう政治の責任問題でしょう。絶対に罹らないようにしないとね。やはり、彼らが率先垂範して罹患していただくしかない。

----・----・----

3年前の現場です。

今日は壁紙ばかり。

DSC_1350.JPG



ここはトイレの天井。

きれいに貼られている。


















DSC_1351.JPG



上の写真をズームアップしたもの。








 











DSC_1352.JPG



これもトイレの中です。

右側にドアのレールが見えるところをみると、ここはトイレ内にある物入れの天井を写した。

半間の物入れ。
















DSC_1353.JPG


ここはトイレ対面の物入れ。

中は二つに別れている。

写真下に横板が見えるが、これは棚。

その棚の下はコート掛になる。

















DSC_1354.JPG四角い枠は天井に入る入り口。

いつの間にか、この枠も貼ってあった。





















DSC_1355.JPG




上の写真を少し前のほうに移動した。


















DSC_1356.JPG


またまた前方に移動。


前方にはまだ足場が残してあった。家の外は既にすべて足場は撤去されていて、何でだろう?と思っていたが、これですべて了解。
















DSC_1357.JPG




ここは入り口。天井はフラットではなく、屋根の形状に沿った天井となっていたので、壁紙士としては足場が必要だった。
















DSC_1358.JPG



入り口は明るくと思っていた。

四角く見えるのは明かり取り口。





住宅メーカーは天窓を嫌う傾向があると前にも書いた。表立ってはダメだとは言わないが、進んで「ここは明かり取りがいいですよ」なんて口が裂けても言わない。

言うとすると、1つ作ると10万円ぐらいコストアップしますよとネガティブ発言をし、施主があきらめることを暗に勧める雰囲気がある。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(155)  [我が家]

2021.1.6

こんばんは。

千葉も結構な冷え込み。今、仕事部屋に戻ってきたらシンシンと寒い部屋。あれっ?どこからかすきま風と思ってよく見たらサッシ窓が少し開けてあった。朝から開けておいたものがそのままの状態で今に至っていた。こんなことが我が家ではよくあること。特にコロナが流行り始めてからは換気に注意と思ったはいいんだけど、開けたことをついつい忘れてしまうことがよくある。まあ、どこにも行かない二人だから換気なんかはあまり関係はないと思うけどね。結局、今のところ専門家であっても、これだという決定打のないウイルス。今年も後退に次ぐ後退を強いられるんだろうか?

----・----・----

一昨年の前の現場です。

果たして一昨年のその前は何と言うんだろう?

DSC_1340S.JPG





壁紙貼りの続きです。


これは天井。当然、白いところは貼り終えたところ。














DSC_1341S.JPG






ここも天井の部分を貼っているところ。

やはり、結構難しそうに思えた。














DSC_1342S.JPG










ここは別の場所。洗面所の天井。












DSC_1343S.JPG








さて、これは?














DSC_1344S.JPG



天井に穴を開けて、そこに機械を入れてある。



















DSC_1345S.JPG








結構細長い。














DSC_1346S.JPG

















長い筒状のもの。





DSC_1347S.JPG






















DSC_1348S.JPG




こちらは洗面所の物入れになるところ。

ここだけ白色の扉だ。
















DSC_1349マデ.JPG


こんな感じ。半間の扉です。



ここでもちょっとしたミスがあった。これは使ってみないと全く気がつかなかったが、よくよく考えてみると、それは確かにそうであるべきで、使い勝手はもっとよくなる代物であった。施主がそう言わなかったのは確かだけれど、それは設計士のほうで配慮すべきこと。ほかの住宅メーカーの写真で、これと同じものを探して見ると、我が家のように取り付けてはいなかった。つまり、個々の建築士さんのキャリアに係る部分が大きいわけだが、それを外見から見分けることは、かなりの至難の技となり、不可能に近い。そのキャリアにも勝る力は「気配り」であって、いかに自分の家として、その建築士が想い入れるかにかかってくると思った。

 

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

家づくりは一回では成功しない(154) [我が家]

2020.12.30

こんにちは。

朝7時にテレビをつけた。年末だから当然?なんだろうけど、ニュースは5分ほど。いつも出ていたニュース項目もなく、今、我々が最も知りたいと思っているコロナの感染情報とコロナ感染者数はなかった。

こうやって年末年始、コロナの事件は葬り去られるんだろう。同じワードの「葬り去られる」に自分が入らないようにしなければ、お互い死んだ甲斐がないというものだ。

----・----・----

一昨年の工事現場。

DSC_1331S.JPG





やっと壁紙に到達。










壁紙士?の妙技をご覧あれ。







DSC_1332S.JPG


壁紙と壁紙の合わさる部分。




















DSC_1333S.JPG



これを見切り板?とカッターで切っていく。



















DSC_1334S.JPG






私は早々にブレしてしまったが、壁紙士は上を向き続けているので、なかなか重労働。

しかし、決してぶれなかった。














DSC_1335S.JPG






着実に着実にしっかりと切っていく。
















DSC_1336S.JPG







余分な紙を切った後、ローラーでしっかりと押さえていく。









DSC_1336S.JPG

 




結構力を入れてローラーをしている。











DSC_1337S.JPG



距離も長い分、息も上がる。













 

DSC_1338.JPG



ここはローラー前の状態。












 

DSC_1339マデ.JPG




ローラーをかけ終えると


ご覧のとおり壁紙の重なり部分が全くわからなくなった。

すごい技だとただただ感心あるのみ。


壁紙士曰く「今年中でこの仕事もリタイアするつもり」だと言っていた。やはり、この仕事も思いのほか大変な仕事のよう。私のような素人でも、その出来不出来がチェックできるので、手は抜けないね。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(153) [我が家]

2020.12.23

こんにちは。

昨日、出先で思いもかけずに2件の電話が入っていた。一つは家の件。一つはそろそろ卒業したいと思っている本業の得意先からの電話。

こんな時期に仕事を断っては世間様に顔向けができまいと思い直ぐに電話。担当者が不在のため要領を得ず。返ってきてメールを見ると何と仕事の依頼。この年末に・・・と思うところだが、長年お世話になったこと、先方は私が承諾することが当然のルーティンと思っている節もあり、大事な資料もメールを送信済み。いつものことだが、その信頼には応えなければ人間の風上にも置けないことになるので、ここは快く承諾したが、今年中納品という急ぎだ。

ということで、今日は久々の本業の仕事をしている。

あともう一件は家の業者。11月に依頼をし、一度訪問を受け、再訪問することになっていたが一向に来る気配なし。施工業者にメールでどうなっているかと問いただししたことへの返信ショートメール。相変わらずF林業はF林業なりの仕事をしている。だから二流に甘んぜざるを得ないのだろう。これはその会社の体質だから仕方がないと、私にしては珍しく諦めているというか、F林業の教育係でもないしね。

----・----・----

ということでメチャクチャ今日はネガティブ状態のまま一昨年の現場の紹介をする。

DSC_1322S.JPG







これはリビングからダイニングに向けてカメラを撮っている。左が飾りの木枠。正面のドアは仏壇が入る。




ミーレ(食洗器)が見える。今回、これが壊れた。








DSC_1323S.JPG



アップした仏壇間。

私が採寸したが、ちょっと狭過ぎた。

仏壇の上は1m以上空いてしまったので、ここには棚を付ける予定。(扉は閉めてあるので見えないけど)















DSC_1324S.JPG





ここは台所。

正面は勝手口。右手は物入れ。

その手前上は吊り棚。

その下、横スライド窓をはさみ、床に向かって棚兼電子レンジ等を置く台が見える。












DSC_1325S.JPG







この物入れの横幅は半間(90㎝)。

台所は収納物が多いので、これでも足りない。














DSC_1326S.JPG





この百葉箱のようなスライド扉は、空気の流れがあっていいと思ったが、どうだろう?

食品を入れる場合は、このほうがいいかもしれない。多少ゴミ(綿埃)は溜まりやすい点はあり。






DSC_1329S.JPG




ここはダイニングの物入れ。

開けた状態。折れ戸になる。

真ん中に棒が見えるが、これは接着補助のためつっかえ棒をしている。完成時にはなくなる。








今回、運よくというか、悪くというか、2社のアフターケアに同時に出くわした。

・1社は築24年経過の家だったが、シロアリ駆除に伴う風呂場交換、洗面所の着脱、クロス張替え、風呂場に隣接する壁の位置変更とかなり大がかりの工事となったが、着実に素早く対応、その後のクロスの不具合に対しても早々に担当さんが来て補修してくれた。

・もう1社は今月やっと2年を迎えた家。ドア(乾太くん)の開閉場所が図面と違っていたこと、食洗器の故障、雨樋の不具合、外壁の不具合とあったが、依然修理は完了していない。

建設業はトップの企業がいて、協力工場という名前の下請けさんがいて成り立っているのは、どこも同じこと。違いは、そのボトムアップというか、フォローアップがされているか否かにかかってくる。後者の企業は、完全に下請けさんに丸投げ状態で、横の連絡もとれておらず、来訪いただいた下請けさんにいちいち説明をこちらでしないといけない状態にはあきれるばかり。

他方1社目は、下請けさんが不具合修理を行っていったことに対しても、我が家を訪問し、状況を確認し、「また何かありましたら対処しますと」と言って帰っていった。この違いは大きい。ましてや築24年目だ。普通だったら知らぬ存ぜぬで押し通されるところを、シロアリの定期駆除と保険に入っていたおかげで困ったことにならずに済んだのには安堵している。

企業のお客に対する気配りは、やはり一流企業は一流だけのことはあると身をもって教えられた気がする。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(152) [我が家]

2020.12.17

こんばんは。寒いです。30年前の寒さには劣るけど、寒いね。薄い頭にはニット帽が欠かせなくなった。私の若いころ、冬は水道管が凍るので夜寝る前に少し水道を出すことが日課だ。余り出すと水道代に跳ね返るので、ほんの少し1滴、1滴雫を落とすように水道管を開く。しかしある朝目が覚めてトイレに起きた。トイレは台所を通ったその先にある。トイレを済ませ、また台所を通ったとき目を疑った。一瞬何が起こったのか直ぐには理解できなかった。寝起きということもあるかもしれない。

その光景はこうだ。ステンレスの流し台からツララが蛇口に向かって突き出していた。いや、・・・ように見えたと言ったほうが正解だろう。よ~~く見ると、そのツララは流し台からずっと立て上がって水道の蛇口にまで到達していた。

ガテン!昨日、自分が水道から水を少しずつ出したのを思い出した。それが少しずつ少しずつ、一晩かかって蛇口まで到達し凍りついた。こんなこと東京じゃ絶対に味わえないことだ。そんな貴重な体験を寒い時期には思い出す。

----・----・----

一昨年の現場です。

DSC_1314.JPG


ここは洗面所が正面に見える。

その右側は物入れ。



















 


DSC_1315S.JPGその反対側はトイレ。

右側に扉が見えるが、その奥は洗面所。



















 


DSC_1316S.JPG洗面所の扉。

その向こう側は洗面所と風呂場になる。



















 



DSC_1317S.JPGここは上の写真の反対側。

つまり、洗面所の中から撮った。


















 




DSC_1318S.JPGここは洗面所の中の物入れ。

ここだけ白色の物入れ。

















 



DSC_1319S.JPGその右側の小さい机。

イメージとしては、ここで洗濯物を畳む。

この棚の左側には洗面台が付く。


















 



DSC_1320.JPGここはリビングの物入れ。



















 



DSC_1321マデ.JPGこれは仏壇の扉。

ちょっと狭かった。


今回、物入れの扉はウッドワン製。

2~4枚の折り戸です。

折り戸のいいところは正しく扉が折れることだ。だから横広の物入れでも扉の幅を余り考えなくてもいいという利点はある。それに扉の正面は斜めにカットされているので、百葉箱のように風の通りがいい。

デメリットとしては、扉の蝶番が弱いことだ。うかうかすると外れる。もともと外れるようにつくってあるのだが、螺子が緩むと外れてしまうというデメリットがある。






 

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

家づくりは一回では成功しない(151) [我が家]

2020.12.16

こんばんは。

今日も感染はしていない。よかった!

こんな会話が日常になろうとしているから怖い。

天気は快晴。しかし、寒い。ついつい外に行くのには覚悟が必要となってきた。

家づくりは一つ一つの積み重ねで最終形となる。それがレディーメイドの建売であろうとオーダーメイドの新築であろうと最終的にはそんなに差はなくなる。問題は、その家に住まう人たちの心根次第ということだ。

どんな職場であっても、師走を迎え、仕事納めの日が近くなるわけだけど、最終日は大体 大掃除をする。しかし、それは自分自身の清掃意識、美意識の大小によって大いに違ってくることは間違いない。いやいや職場は「我が社」であっても自分の私物ではないが、家は自分のものだから話は違う・・・・と思っている方も多くいるに違いない。しかし、それはちょっと違う。「心根」という厄介な事を私は言っている。自分のものであろうと人のものであろうと、きれいに気持ちよく住みたい、過ごしたい気持ちが生きていく上では大切なところだ。

別に自慢話をするつもりはないが、私たちが借家住まいだったころ、他人の家ではあるけれど、いつもきれいにしつこく掃除をしていた。特にその家を去るに当たっては、トコトンピカピカにして、クリーニング業者が入る必要がないくらい(と自分では思っているけど)きれいにして退去することにしていた。当然ながら、それが自分の家であるならば尚更だ。隅々まできれいにして過ごさないはずはない。

それを繰り返すことで何かいいことがあるかというと何もない。何も損得はないけれど、別な意味でいいことがある。家にも愛着が湧いてくるし、いろいろな工夫が生まれてくる。それがまた、自分の職場なり、周りの環境に頗る影響してくる。まかり間違ってもゴミ屋敷というフレーズは私たちの辞書には存在しない。

----・----・----

そんな家への愛着が今回この家に湧いてくるのかと思うほどトラブルは多い。

それはおいおい書いていくとして、一昨年の現場です。

DSC_1304.JPG


寝室の扉が入った。

この格子模様が気に入ったので付けてもらうことにした。展示場にあったものと同じものが欲しかったのだが、それは廃盤ということで、それとは少しだけ色身が薄いものになった。見てくれで言うと少し軽い。もう少し重みのあるイメージだったが、ちょっと残念。














DSC_1305.JPG



それのアップ。暗く撮れたのでよく見えるが、上の写真のように、これより薄く、明るい色だ。











DSC_1306.JPG


縦スリットの横は開いているので、格子のドアは飾りでしかない。扉本来の意味はない。












DSC_1307.JPG


その格子から仕事場の机横にある物入れを撮った。














DSC_1308.JPG


物入れの折り戸を開けるとこんな感じになる。













DSC_1309.JPG


格子ドアを反対側から見た。

吊り戸だから軽い。

クローザー付き。


















DSC_1310.JPG





上の写真を左に振ったところ。


ドアの向こうは廊下。左側に玄関がある。















DSC_1311.JPG

それを左に振ると物入れが見え、机が見える。





















DSC_1313.JPG




上の写真を反対側(ドア)から見たところ。

右奥、低いテーブルは仕事机。



家をつくるとき、誰もが夢を描き、希望に胸を膨らませる。

しかし、自分自身がノコギリを持ち、図面を書き、柱を立てるわけではない。自分のイメージを人(設計者)に正確に伝え切れるかどうかが最大の仕事となる。しかし、それは非常に難しいところだ。こちらの言っていることをそのまま飲み込み、咀嚼し、それをうまく施主に表現して返すことが設計士の努めなのだが、それをうまく表現できる設計士があるか否かはスタートしてしばらくしてからでないと分からないことが非常に事を難しくする場合があることに、施主はそのとき気がつかないことが多い。










nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅