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家づくりは一回では成功しない(第168回)--日照のこと [我が家]

2021.12.4

こんにちは・・・とはいうものの16時近くになって西日も大きく傾く。

先日からブログで「あっ、これ書いておかなくちゃ」と思ったのが何度かあって、それをいざ書こうと思うとすっ~と忘れてしまう最悪のパターンが何度もあった。しかもそれは1つの題材についてなんだけど、いつもすぐに消えていく。つまり、そう大したことではないんだろうけど、思い出したときはすっごく「こりゃ、いい」と思っちゃったもんだから、今回も消えてしまって「逃がした魚は大きい」状態になっている。

何だったんだか・・・今も思い出そうとしているんだけど、なかなか出てこない。

都度、携帯なんかに思いついたものを書いてはいるんだけど、この件に関しては瞬時に出て、瞬時に消えるもんだから、携帯でモゾモゾやっていたのでは間に合わない。

仕方ないので、別件だけど、忘れてしまわないうちに日照のことについて書いておく。

今回も自分の不甲斐なさをさらすようで非常に恥ずかしい限りなんだけど、家つくったものの洗濯干し場に日が当たらない(正確には時々刻々と日が当たる場所が変化する)ことに気がついた。不運なことに40年ぐらい前、現在の場所に3~4年住んでいたが、その時の記憶では、日が当たらず洗濯干しに困った経験は全くなかった。これは家人も同様の感想を抱いていたので、私の独りよがりではないと思う。

今回、家を建てたわけだが、冬場の12月から春分の間、太陽が一番高い時間帯に真南のベランダに日が当たらないことになってしまった。これは隣家の屋根が邪魔をしているからにほかならないが、隣家は40年以上は経過しており、つい最近建てられたという話ではない。明らかにこちらのミステイクであり、これを避ける術は幾らでもあった。

参考までに日照のことについて書いておく。

日本の夏至と冬至及び春分と秋分の南側の太陽高度は以下の算定式で計算できるそうです。

春分の太陽高度=90-X(計測点の緯度)±0

夏至の太陽高度=90-X(計測点の緯度)+23.4←←これは太陽の傾き。

秋分の太陽高度=90-X(計測点の緯度)±0

冬至の太陽高度=90-X(計測点の緯度)-23.4

「X」は自分の住んでいる地点の緯度を打ち込めばいい。

つまり、緯度が35度なら・・・。

春分・・・・90-35±0=55.0度

夏至・・・・90-35+23.4=78.4度

秋分・・・・90-35±0=55.0度

冬至・・・・90-35-23.4=31.6度

春分の太陽光の角度は55度、夏至の太陽光の角度は78.4度、秋分の太陽光の角度は55度、冬至の太陽光の角度は31.6度ということになる。

ちなみに日本の緯度は24度から45度まで。

(今はネットで調べると自分の土地が何度何分何秒まで分かるので、正確な数値を求めることが可能。大雑把にやるととんでもないことになる)

これでいくと、家を建てる場所の緯度が35度だったとしたら、地べたに分度器をつけ、隣家の屋根の延長線に31.6度線を引き、それの以北は日が当たり、それの以南は日が当たらないことになる。

家を建てる前に分かっていれば、こんな未熟な失敗はしなかったんですが、思いここに至らずです。

設計士の方は当然分かっているはずなので、そこはよ~くご説明をいただかなければならないけど、こんなことも即答できない方はイエローカードでも足りませんね。



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