冬バラの移植(9) [バラ]
2020.3.29
こんばんは。
雪が降った。一瞬だったけど、嫌なことをちょっとだけ忘れられた。
今日もいいニュースは全くない。今世紀最大のウイルス感染になりつつあることは間違いない。きっとオリンピックも中止か再延長。
「人類は」・・・このフレーズが似合ってきた。ちょっと前に、そんなことを言ったら「何を言っているの、この人??」と白い目で見られただろうに、今はドンピシャリにはまってきた。これから、このウイルスに対し、どう生き延びるかにかかってきそうだ。
春には花を愛で、菜の花を食し、夏にはスイカを頬張り、木陰でうたた寝をし、秋には落ち葉を踏み、落ち葉炊きをし、冬は囲炉裏で暖をとり、雪見障子の向こうの白い世界を見る。人間は謙虚に自然と向き合い、ひっそりと生きる。それが一番地球にやさしく、幸多きことかもしれない。
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あれからほぼ毎日水やりをしている。枝の周りをしっかりと土で覆い、水をやる。今まではいい按配に推移してきていると前に書いたが、ちょっと気になる状態が現われてきた。
今までは順調で、枝も早々に出ていたが、
これだ。(正面奥の壁にくっついた感じの葉っぱ)ほかにも枝は結構伸びて、いい感じだったのだが、葉っぱの勢いがだんだんなくなってきた。
よ~く見ると葉っぱは出ているが下がっている状態。これは普通よく見る状態なんだけど、移植直後、このように頭を下げ続けるのは好ましい状態ではない。
じゃ、どうなっていればいいのかというと・・・・・・。
こんな感じです。
この薄赤の葉っぱを見ると、みんなピ~~ンと横にスライドしている。つまり、葉っぱが立っている状態だ。これは完全に水が行き渡り、そして根っこも元気だということ・・・・・・と素人ながら思っている。
上のバラ、まだほかにもいっぱい若葉は出ているのだが、成長もピタッと止まってしまっているし、葉っぱも勢いが弱い。多分、徐々に徐々に枯れていくのだと思う。
しかし、このスパニッシュビューティーは今回移植したバラ5本のうち、最も鬚根を残せたバラで、一番安心していたのだが、ちょっと心配。いや、大分心配。またその花つきがよかったので、結構気に入ったバラだった。だから、なんとしても再興してほしい。
このときはまだ咲き始めだったのだが、去年、満開になるとこの10倍ぐらいは咲き乱れてくれた。
頼む~~~~~!復活してくれ~~~!
冬バラの移植(8) [バラ]
2020.3.18
こんばんは。
コロナウイルス=活動制限=経済活動の停滞=生産量の減少=CO2の減少=地球浄化=異常気象の低減=温暖化速度減少=地球再生。
となることを私は望んでしまう。人間はとにかく経済がよければ、時の政治家が多少悪いことをしたとしても、それを見逃す。見逃すのはもちろん当事者である国民。ほかにやる人がいないから。ほかよりは頼りになる。あっちよりこっちのほうがいい。まさしく消去法だ。国民多くの本音は経済低迷を引き起こしてほしくないというのが正直な気持ちだと思う。
しかし、それではいけないよと今回の騒動は教えているのではないか。少し休もうよ。地球はもう大分痛んできているから、ウイルスワクチンの開発が行われるまで、少し休もう、そう言っているような気がしている。
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以前、移植をしたバラ。その後どうなったかというと、こんな感じになっている。
動かしてほぼ1カ月ぐらいだろうか。
朝と夕になるべく水をやることにしている。
前回のときは蕾か、それ以下だったが、今回はかなり蕾も膨らみ、そして葉っぱが開いてきた。
前回のときよりも、葉っぱの育ちがいい。
どうしてなのか。私はまだ半信半疑だ。去年も同じように、この時期に移植したものの、ゴールデンウィーク前には、蕾も葉っぱもそろって勢いを失い、みずみずしさも失い初め、大方は剪定・枝の伐採の憂き目に遭ってしまっている。だから、これは施水による水分を吸収しているために葉っぱの動向があっただけで、まだ根が新しく根付き、育ってはいないと見る見方も大いにあり得るわけで、根付き終了という終了宣言は出すわけにはいかない。もう少し動向をみたい。
冬バラの移植(7) [バラ]
2020.3.8
こんにちは。
暗くなってきた。しかし、だんだんと日も長くなってきて夏好きな私としてはうれしい限りだ。今日は雨模様なので流石バラの水やりはしなかったが、この寒い時期でも晴れ間のときは水やりは必須事項だ。去年はついつい枝先にだまされてしまって、水やりをしなかったものだから春~初夏まで水やりを欠かさずにやらなければいけなくなった。ほんとに要注意だ。
バラが恥ずかしがってピンぼけしてしまったが、
移植して3週間目、蕾はそのときとほぼ同程度状態を保っていて、穂先もしっとりしていて枯れている様子はない。
これも上と同じバラ(ボンボラネッラ)。
去年はこういう蕾を見て、冬は根付きが早いと勘違い。
1カ月ほど放っておいたら、4月になって次々に枯れ目となっていき、枝も半分以上落とすことと相成った。
全部移植後、根付いたのは奇跡だったけど、バラの水やりだけで水道代がボンと跳ね返ったのを覚えている。
今年は、それを何とか避けたいので、北風が吹く中、朝の気温は10度前後でも、日に2回の施水は怠らないようにしたい。そして4月末以降どうなるか、じっくりと観察したい。
冬バラの移植(6) [バラ]
2020.2.17
こんばんは。
まさかの「サカ」は目の前に迫ってきそうだ。家人は明日北品川への通院をキャンセルした。
私も6日と16日に用事があったのをキャンセル。極力、人ごみには行かないようにしないと高齢者は致命傷になりかねない。命は別におしくはないが、肺炎にはなりたくない。「肺炎」と簡単に言葉では言うけれど、罹患すると結構きつい病気だ。死ななければ罹患してもいいと私は思わない。しかし、毎日テレビ出演している岡田さん、洋服が毎日違っている。衣装代も大変だろうけど、自分もちなんだろうか。ゲスやろうは、ついついそんなことに目が行ってしまう。
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スパニッシュビューティは最終的にこんな感じで収まった。
穴はこんな感じで、少し大きめがいい。
まえもって水を入れておいて、それにゆっくりと静め込める。
全体像はこんな感じ。
土はたっぷり入れて、
周りを少しだけ盛り上げ
水をたっぷり入れる。
こんな感じです。
冬のこの時期であっても、
2~3日ごとには水をやったほうがいい。
葉っぱは1週間経っても、2週間経っても青々としているが、これは根が付いたというわけではない。
あくまでも今までのバラの残存生命力というか、
残り香で付いているだけ。水をやらず、暖かくなると途端に枯れ始めるので要注意。
冬バラの移植(5) [バラ]
2020.2.14
こんばんは。
だんだんと花粉症シーズンになってきた。今年は完全に雪不足で終わりそうだ。雪でつくるムロというものがあるが、雪不足だとどうなるんだろう。自然の冷蔵庫なるものだけど、農家にとっては大切なものだ。自然の営みには、それぞれ隠れた存在理由があって、自然の摂理の中では絶対的なものだ。しかし、それらはものは言わない。だから黙って現われ、黙って消えていく。そのわけをわからないまま人間様は生きていく。自然を破壊し、自然を消し去り、自分の欲得だけで生きていく。物言わぬ彼らは、その過ちをどのようにして我々に示そうとしているのか。多分、それは近いうちにわかるはずだ。
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相変わらず、訳のわからないことを書いているが、バラの移植の話へ。
これだけ掘ってもまだ3~4本土の中にしっかりと根付いている。
右上の根は完全に壁際から奥へ奥へと張っている。
仕方なく、右の根っこは、それを切り落とした。
この写真でもわかるとおり、2本ほど(もっとあるけど)ぷっつりと根を切って土から掘り起こし終えたところ。
これでもまだ根っこはいっぱい付いているほう。最後の1本だったので、十分に根っこ周りの土を掘ることができた。
冬バラの移植(4) [バラ]
2020.2.12
こんにちは。
今日も晴天。コロナは収まっいていない。4人は重症らしく、人工呼吸やICUに入っている人もいるらしい。ノーテンキな日本人も多いが、国内での大流行となる可能性も高く、最悪のシナリオに近づいているとうそぶいていたことが現実になってしまうのか、かなり気になってくる。
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バラの話。昨日移植をした。
バラの名前はスパニッシュビューティ。
植えて2~3年は芳しくなかったが、
一昨年あたりから樹勢がよくなって
きて、枝もすごく伸び始めてきた。
樹齢はうちに来てからほぼ10年。
根元もそんなに日当たりはよくなかったので、
最初はダメかなと思っていたバラ。
最初はこの半分も咲かなかったんだけど・・・・
去年はこんな感じでたんまり。
ちょっと写すのが遅かったので、
汚いけど、これでも結構きれいなバラなんです。
こんな感じで咲き始めてくれたときは、
手間隙かけた甲斐があったと思いました。
美人でしょ(と思っているのは俺だけだ)。
そのバラを
根っこの外周から注意深く掘っていくと
先っぽに鬚根が見えてくる。
こんな感じ
この鬚根が大事。
少しずつ、注意深く、スコップとシャベルと手掻きで土を出していく。
這いつくばって、まるで遺跡調査みたいにね。
根っこの張り具合の全容がわかるにつれ、
結構はびこっているのがわかった。
本当にもったいないね。
これで今年は多分咲かない・・・・か・・・枯れてしまうんです。鬚根が勝敗の分かれ目となるのは確実。
どうでしょう??肥料は入れるつもりはないんですが、入れたほうがいいのか、どうなのか。思案橋ブルースです。
冬バラの移植(3) [バラ]
2020.2.5
こんばんは。
新型コロナウィルスはとどまるところを知らないね。
地球上で人間が誕生してからの時間は人類時間では大きいけれど、地球時間では一瞬なんだということを痛感させられる。コロナウィルスだって考えようによっては生き物だしね。生き物と生き物の戦いなんだとも言えなくもない。一瞬一瞬で生きて隆盛を極めている者にとっては、その都度奢りが高ぶり、一線を逸脱して衰退の道をたどっていく。その繰り返しに人類がいるだけの事かもしれない。
そんな詰まらんことを考えながら、昨日は我等の次を担うべき子どもたち(孫)の世話をしてきた。彼らにどんな試練が待っているかはわからないが、生類の変わり目にいないことだけは願いたい。多分、我々の世代は、その寸前に息絶えるんだと勝手に解釈しているけど、我々世代は戦争にも、悲惨な目にも遭遇していないから、ひょっとしたら我々がその変わり目に立っているのか・・・・・・とも思ってしまう。
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一昨日、3本目のバラの移植をやった。
背丈は2mを超え、パーゴラを優に超えて育った。
けど、今回の移植でバッサリと切った。
1mもない。
これも同じバラの株。名前はボンボラネッラ。
薄ピンクで生まれたての子どもの手のよう。
パッとは開かず、ボンボリのようなバラ。
一生懸命咲いてくれたから悪口は言いたくはないが
余り好きではない。だから、写真も撮っていない有り様だ。
真ん中の太い根っこ。しっかりと地中深く伸びていたが
残念ながらカットせざるを得なかった。
これです。かなり太い。このバラの大動脈だったはず。
だめかな。
この3つの根、実は一株。根っこを掘っていくうちに三分割
してしまった。これもカミキリムシに散々食いちぎられて
ボロボロになって崩れたんだけど、薬剤散布し続け、それに応えてくれたバラ。
「あんまり好きではない」はやはり訂正しなきゃね。
復活を祈るのみ。
我が家の庭土は造成直後なので造成地でよく見られる粘土土。決していい土ではないので心配。今回のボンボラネッラを植えた場所は、もともとのいい土が直下にあったので、10センチも掘れば黒土と腐葉土たっぷりの土で移植の環境にはいい場所。前の2本(新雪とゴールドバニー)は掘っても掘ってもいい土は出てこない場所。したがって、今どきであっても間断なく水やりを続け、腐葉土は折りを見つけて粘土土と混ぜ込みをやらなければ、4月~5月~6月は乗り切れずに枯れた状態になってしまう可能性は大。最終的に夏を越さなければ合否の結果はでないので、戦々恐々。
冬バラの移植(3) [バラ]
2020.2.2
こんばんは。あっという間に暗くなってしまった。
そういえば、3日前だったろうか・・・・と思って警戒速報を見返したら、昨日だった。でも、昨日???だったことに違和感があったが、けたたましく携帯が深夜の2時に鳴り響いた。私たちはちょうど床について1時間ほど経ったころ、その寝る直前にも地震があったので少しびっくり。あの音「ビュン~、ビュン~、びゅん~」は心臓に悪いね。
今日は目眩がしたので全くの休業状態。
昨日、バラを移植した。慎重を期して昨日も1本のみ。
ゴールドバニー中ぐらいの大きさで黄色い花を付ける。
直ぐに黒点病を発症するので、葉っぱをきれいに育てたいと思うバラ。
周りはコンクリートに囲まれていて、思うように掘り起こせない。
昨年春は、こんな感じ。
春はもちろんのこと、秋から晩秋まで結構長く咲き続けてくれる。
この一瞬の喜びだけのためにバラ職人はせっせと準備をする。
根っこを掘り起こしたが、パーゴラの基礎、花壇のレンガ等々で周りを囲まれていたため、根っこは切断を余儀なくされた。
鬚根も2~3本あったが、ちょっと絶望的かな。
植物の場合、移植時のポイントとしては鬚根を生かせ!ということで、後ろのほうに本当に2~3本あるだけだ。
あの美しい黄色には二度と会えないかもね。
ほんとにないね、鬚根。
掘り起こしてから、車で即運んで30分以内に移植完了。
バニーちゃん、頑張れよ。
バラの移植(2) [バラ]
2020.1.31
続きです。
根っこはこんなものです。
あまり大きくは育っていなかった。
少し先っぽは欠けてしまいましたので、
その分、定植するまで時間はかかりそう。
根を入れ、土をかけ、水をやり、
ここには写っていませんが、腐葉土も間に入れてやりました。肥料はあげてはいけません。肥料をあげると枯れる可能性が大。
土をたっぷりかけ、踏み固め、水が土の中を通り過ぎないように注意して、これからかなりの期間水やりを続けなければいけません。以前の経験だと2~3カ月は必要です。状況を見ながら枝はもっと詰める必要もあるかもしれません。
バラの移植 [バラ]
2020.1.31
こんばんは。
今日で1月も終わりです。昨日とは打って変わってというほどではないですが、風が強くなってきたから寒く感じられてきた。でも、まだまだ暖かい。しつこいですが、太平洋の海水温度は全く下がっていません。
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昨日、腰の状況を確かめたいのと日溜まりが暖かそうだったので、残りのバラ4本のうちの1本を移植した。
この穴はバラを移植しようと思っているところを前もって掘っておいたもの。空気に当て、雑菌を殺したいという想いもあり。
全部で4箇所、根っこの張り方を想像し、掘っております。
そうだ。前回は掘っただけで水やりは前もってしていなかったということに気づき、今回は前もって水やりをしております。
これは新雪です。
以前住んでいた家のバラを掘ってきました。
咲くとこんな感じ(これは去年春もの)でツルバラで何十個と花を付けましたが、カミキリムシの初代感染木になってしまいました。
二代目のこれはちょうど背丈ぐらい。今年で4年目ぐらいでしょうか。今まで植えておいた土とは相性がいま一つ。伸びたり、枯れたりで枝は出たり入ったり出たり入ったり、順調な場合だと2~3本の枝だけでドンドン伸びて太くなっていって大輪を咲かせる。それは土と相性がいいことになる。けれど、これは相性がよくなかったため、枝はやっと親指ぐらい。今主力の枝は2本。葉っぱはいい色が付いている。
冬の前の下準備 [バラ]
2019.11.02
こんばんは。
今日は快晴だったので、冬の前のバラの下準備をした。
今春、移植したバラはほぼ根づいてくれたので、ほっとしているものの、まだ4本この冬に移植しなければならない。かなり気の重い仕事ではあるが、ボンボラネッラ、イエローバニー、新雪、あともう一つ思い出せないのが1本あり、皆結構大きいからまた根つくまで1か月以上の水やりをやらなければいけないので、かなり難渋しそう。
で、今日は施肥をした。早春の移植⇒水やり⇒根付き⇒少し開花。彼らにとっては新天地で今年最初の夏と秋を迎えた。秋バラは私の腕が悪いのであまり咲かない。バラもお疲れ気味なので、早々に切りつつ、根に負担をかけないことに決めた。
突然ですが、これは唐がらし。
盛夏のお安いときに100円で買っておいたもの。
十分に乾燥させておいた。
さて、何のお話か。
ご存じニンニク。
バラには申し訳ないが、
これは中国産。
口にしないので、ついつい安いものをかってしまった。
しかし、これは結構高かった。たしか無農薬と書いてあったのだが、性悪説側に立つ私としては、当然の成り行きで口には入れないことにした。
中国では、最近マナーとか、生産の中身を良くするよう政府が働き方をしているらしく、前よりは大分よくなったと聞くが、完全クリアーするまではもう少しかかると思う。
鷹の爪とニンニク??
これもご存じのお酢。
安いものでいい。
鷹の爪とニンニクと酢???
それをどうするか。
バラに蒔く薬剤をつくろうと思っている。
5年前ごろからつくり始めているが、
少し熟成させないと使えないので、
来夏に使う予定のものを今から準備。
容器に入っているものは去年の残り。
バラに散布すると結構甘く、おいしそうな匂いが漂う。
鷹の爪のおかげ?で顔にかかるとピリピリするが、これは虫もピリピリするはず。
鷹の爪はちぎって入れ、ニンニクも小分けにして皮はむかずに入れる。(もちろん、むいても構わない)そして、お酢を投入し、2~3か月保管する。
これは施肥の材料。
鶏糞(牛糞)、油粕、米ぬか、腐葉土。
これをよく混ぜる。
米ぬかはコイン精米所に行くと糠を無料でとれるところ(今はあまり多くはない)があるので、そこからただでもらってくる。
これは太陽光でよく見えないが、バラの木の周りを掘って施肥をするところ。
ポジションを変えたらこんなによく撮れた。
これならよく見える。根元近くではなく、枝先から真下に下ろしたあたりに穴を掘って肥料を入れる。一握りずつでいい。
こんな感じ。
我が家は今回イレギュラー(夏場はまだ根付きが完全でなかったので、開花後の施肥はやっていない)な事情があったので、一握りではなく二握りぐらい、少し多目にあげている。
バラ-カミキリムシとの格闘 [バラ]
2019.8.8
こんにちは。
日中は全くと言っていいほど仕事にならない。クーラー嫌いな私も流石にスイッチオン。
しかし、温度は29度。これに扇風機でちょうどよし。ジジイ感は日に日に増していく。
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引越してからカミキリムシは1匹発見。つまり、この木に越冬幼虫が住んでいたことになる。
前に掲載したが、この写真の根元より少し上部にしっかりと丸い穴。ここから成虫になって飛び立った。
その後、成虫になってからバラの葉裏で後食をしたところを、私に見つかり瞬殺となった。
呼び名はコマダラカミキリムシといいます。
一度に産卵する数は200ぐらいらしいが、今のところ見つけたのは1匹、ほか見つかる前に飛んでいったのがいたとしても、何十匹もいるわけではないだろう。もし、そんな数多くいたら、もっと見つかっていたはず。ということは、成虫になる確率はかなり低いということ。(そう思いたいけどね)
あとは、まだ成長が遅く、これから成虫になって出てくるカミギリムシもいるっていうことか??
そうなっては困るということで一つできる対策がある。
それは・・・・・
木に栄養を付けよう。
人間の体と同じで抵抗力を付ければ・・・
免疫力を付ければ・・・
ちょっとぐらいかみちぎられたとしても大丈夫・・・
と素人は考えた次第。
この黒いボックスの中には腐葉土(2)、堆肥(1)、
油粕(1)、米ぬか(1)の割合で混ぜたもの。
今回の場合、2月末~3月上旬にバラを移植。土そのものは建設土でバラにとってはかなり劣悪な環境。(今でも根回り以外はよいとは言えない)
そんな環境を考慮し、移植前に土をコネ回し、施肥をし、空気を入れ待機。
それから移植、そして施水--この施水は2か月以上。朝と夕と気がついたときに施水した。したがって水道料は通常月の5000円/月プラスとなってしまった。
途中、枝が枯れ始めたものが13本中4本。心折れそうになったが、施水をあきらめず(枝切り詰めはした)復活、着根した。
その後、通常の方法で施肥をした。
左図のように枝先の真下に一掴みを施肥。ぐるりと木を取り囲んで45度に1つずつぐらい施肥をした。
今回はそういう特殊事情で根元は水が溜まるように少し窪ませて植えてある。バラが咲き終わり落ち着いたころを見計らって、ご覧のように黒く見える部分は先ほどの割合で混ぜ込んだものを施肥し、平らに埋め戻した。
こんなふうにまっ平らになった。
以前は10㎝ぐらい根元周りは窪ませて水が留まるようにしておいた。
今は着根したので、もうその必要はない。施肥をすることで木をにも十分な栄養が行き、根元も平らで安定感も増してきた。
今回は本当に特殊事情だ。春前と終わりに2回。しかも2回目は土埋めの施肥ではなく、表に置いただけの施肥。これは土が悪いことも考慮してだが、いい方向に向かってほしいと願うのみ。
バラ-カミキリムシとの格闘 [バラ]
2019.7.17
こんばんは。
今日は珍しく晴れ間があったが、バラにとっては長雨は大敵で黒点病が勢いを増す。
バラの葉に水は大敵だと京成バラ園の方が言っていたから確かであろう。
だから、夕方に水やりなんどもってのほかだそうだ。また、水やりをするときは極力葉っぱには水をかけないようにするらしい。そんなことを知らなかったときは、水やりは夕方あげるのをよく見ていたものだし、盛夏の場合は日中水やりをするのは意味がないと言われた記憶があったものだから大いに驚いた。それ以降、水やりは朝方か日中やるようにしている。
我が家のカミキリムシ殿のその後はどうなったかというと、大いに勢力を増しつつある。IS(イスラミックステーツ)ではないけれど、油断も隙もあったものではない。
こんな感じ・・・・・。
これは「うらら」。旧我が家に残してきたバラ。
今まで一度も被害を受けず、昨夏もきれいに咲いてくれたバラが、ものの見事にやられてしまった。
そのアップ写真。
参ったな。しっかりえぐり取られてしまっている。
この2~3回前に、バラ全体像をアップしているので見ておいてほしいが、むごい!
の一言。
上の写真のその上側を撮ったもの。
カミキリはすべて幹から出た後。
経過としては、カミキリが成虫した後、枝から出撃後、
しばらくして、枝の皮が剥がれ落ち、手を押し込んだらボロボロと崩れていった。
何で気がつかないの?と言われても困るが、それがなかなか気がつかないんです。
前載の枝の別角度で撮ったもの。
ひどいね、向こうが見えているもんね。
枝の太さは親指ぐらい。直径2㎝もないもの。目の高さあたりをやられたけど、全然気がつかない恐ろしさ。
やはり幼虫は下から上に進んでいくようだ。
この枝の先には何本も枝分かれしているけど、今のところ芽も出ているし、葉っぱも勢いはいい。
この木の動脈を食いちぎってはいないのかもしれない。
この木から都合5~6匹のカミキリムシは殺したことになる。
果たして、残りの卵が幹の中に残っているかどうかで、この夏乗り切れるかがわかる。
急速に枯れた場合はカミキリムシの勝利ということだ。
オルトランを水に溶き、スポイトで幹の皮の隙間という隙間に注入した。
そういえば「love注入!」とか言っていた芸人さんは闇営業をしたんだろうか。
ガンバレ、うらら!
バラ-カミキリムシとの格闘 [バラ]
2019.7.8
こんばんは。
こんな題名で昔5~6題ブログを書いたが、写真がうまく載らなかったこともあって削除をしてしまった。それとともに月日も流れ、パソコンも代替わりして、その画像もどこかに行ってしまった。
カミキリ君に開けられた穴も立派だが、見事というほかはないバラの枯れぐらいにはびっくりするばかりだ。
今日も晴れてきてしまったので、仕事は片隅に置いておいて、いそいそと旧我が家に行ってきた。
バラの名は「うらら」
これです。
後ろの赤いバラで、3年ぐらいでアーチになった。
結構育てやすいバラ。
しかし、過日アップもしたがカミキリムシに執拗にやられている。
今日も1匹を瞬殺。
都合4匹、ここから発見。
何本も枝が出ているが、その1本にしっかりとその痕跡があった。
その枝の先は枯れている。
今日は雑草を取り、枝を払い、薬を蒔いてきたが、果たしてうまく育つだろうか。
きっとず~~~と気は抜けないのだ。
またバラの話です。 [バラ]
2019.6.26
こんにちは。
ウダルような暑さ。これから仕事の現場がある。今日は夜の仕事で終了は21時ぐらいになりそう。
明日からはまた雨そして台風、相変わらず自然は容赦ない。
外野から何と言っても世の中は変わらないというのは重々わかってはいるけれど、
そのことに対しての怒り、驚き、意見、批判は往々に自分に対する導火線になるわけで、
決して「犬の遠吠え」の類ではないことは間違いない。その怒りは自分の生きる力になれば
それは儲け物だと思うし、何にでも満足していては、自分に対する進歩は多分見えない。
自分の前に現れる不安、不満、驚きは、すべて自分の力になると信じ、絶えず、不満を抱えているほうが自分にはプラスに成長していく糧になると思っている。
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ということでバラの話。
これはカミキリムシが出てきたと思われる穴。
しっかり、はっきり開いている。
これは半年前に移植したものだが、
当初、こんな穴はなかった。
これを発見する前に例のカミキリムシが葉っぱの裏につかまって
糞をたくさんしていた。
それがコイツです。
少し下がって見てみると、やはり根元から出てくるパターンです。
この木はまだ枯れてはいないものの、
春先の時期としては新芽とか、シュートの出る割合が少なかった。
花はしっかりと咲いたけどね。
これは別のバラ。
咲きがら摘みの後
5枚葉の上を切ったら
しっかりその上から新芽が出てきた。これがまた新しい花を咲かせることになる。
バラ園から教わったとおりに
しっかりと進んでいく。
上の写真をズームアップしたもの。
今年は、5枚葉の上から教科書どおりにみんな新芽を出している。
あとは施肥と薬の散布を繰り返し、
来年の開花の為にひたすら準備を続ける。
子どもの成長と同じで、手を抜くと直ぐに
グレル。バラも子どもも皆同じだ。
恐縮で御座る。 [バラ]
2019.6.22
こんばんは。
伊藤蘭がコンサートをやったとニュースに載っていた。私は多分、大学生だったか、高校生だったか。中学生ではなかったような・・・・。3人のうちの一人の実家が、たしか小松川橋の直ぐ傍で釣り具屋をやっていると聞いたことがあるのを思い出す。その真偽はわからないが、噂だけかもしれない。そんなに気に入っていたグループでもなかったところを見ると、もうそのとき私は卒業していたのかもしれない。
しかし、昔はカンバックすることは皆無であった。あったとしても、それは一発花火で終わったものだ。しかし、今は違う。皆若々しい人も多く、外見は見るに耐える方が多いからなのか、歌唱力があるということなのか。人の寿命も伸びていくけれど、歌手の寿命もそれに伴って伸びるのは、当然と言えば当然かもしれない。
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毎回毎回バラの話で恐縮だが、またカミキリムシの話です。
今日は旧我家に行って残っている5本のバラの木をチェックしてきたお話。
3匹のカミキリムシの話は昨日書いたとおり。
今日は寝不足もたたり2時間ほど午睡をしてしまったが、ふと我に返り、「いかん、今日もあっち(旧我家)に行かなければ」と思い出し、夕方5時に急いで行ってきた。
その釣果?はご覧のとおり。
雨上がり、枝を思いっきり揺すっていたらコガネムシとこのカミキリムシが落下してきた。
まだ、小さい。
越冬し、卵から孵化し、サナギから羽化してカミキリムシとなり、バラの枝の中ら出てきたものだと思えるくらい小さかった。
こんなサイズです。昨日の3匹よりも小さく、
今までで最小のものであった。
しかし、落下したと思われるバラの木は、どれで、どこから落下してきたのか、とんとわからないまま。
しかし、今回羽化したカミキリムシのうち、2本のバラの幹は、それらしきものが残っている。
ほぼ毎日見ているつもりだが、やはり、こんな大きな穴に気がつかなかったというのが実感だ。してやられたという感じ。今度はぜひサナギから成虫に脱皮?している瞬間に出会いたいと願ってしまう。
今回もバラをやっている人以外は全く詰まらない話で恐縮至極。でも、私は1匹でも見つけ出すとほっと胸をなで下ろす。「ヨッシャッ!」という感じです。
Gショック [バラ]
2019.6.22
おはようございます。
この昆虫とはバラをやっている限りお付き合いをし続けなければいけないらしい。
昨日、以前住んでいた家に残してきたバラを見に行った。それはなぜか、当然カミキリムシが
いないことを願ってだ。
しかし、しかしだ。
しっかりいました。
それもご丁寧に3匹も。
「うらら」というバラは無残にもかなり枝を食いちぎられていて、後で写真を掲載するがひどいもんです。でも、まだ枯れてはいない。
何とか動脈は通じている様子。
この3匹は木の中から出てきた(羽化)ものなのだろう。それとも飛んできたものなのだろうか。
いずれにしても、緊張は続く。まさにGショックならぬダブルショックだ。
ショック! [バラ]
2019.6.21
こんにちは。
今日は点検に来る日。時間どおりに来てくれて、今、外壁、水回り、地下と天井の点検をしてもらっている。まあ異常があっては困るな。まだ、半年だからね。
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それよりも何よりも私にとっては大問題が起こっている。
点検業者が来たので入り口に出た。
バラの木の下に黒い点、短い糸状のものが多数散乱していたのは、昨日から気がついていたが
害虫の糞??とはなかなかわからないような形状。葉っぱが枯れて落ちたのだとばかり思っていた。
葉っぱの裏を覗き込んだら、葉っぱにはしっかりと糞が絡まっていた。
でも、あんまり見ない形。
葉っぱが枯れて丸まって落ちたのかな。
葉っぱにはこんな感じで糞らしきものが付いていた。
もっと奥を覗き込む。
まさか?????ウソダロウ。
それは・・・・・・・
これだ。
カミキリムシだ。
2~3年前に前に住んでいた家のバラ6本に進入。食いちぎって1本を枯らしたバラにとっての天敵。
彼(彼女)は体が重いので、枝から思わず落ちてきた。
私は思わず積年の恨みとばかり思いっきり踏みつぶしたので、斜めにかしいだような格好になってしまったけど、とりあえず、圧死させた。
彼(彼女)には何の責任もないのだが、バラを大事にする我が輩としては、やはり踏みつぶす選択しかない。
卵を木に産み落とさないこと(木の幹に穴を開け卵を産むんです)を願うばかり。多分、枝にたどり着いてから手前勝手に都合よく考えると2~3日しかいないと思いたい。
けど・・・・・・・・・ムムムムム・・・・・。やはり卵を産み落としたかな。十分に注意観察しないとね。
(卵が孵化し、幼虫がバラの幹内を食い荒らすのは今年の夏。だから夏には産み落としたかどうかがわかります。)
根気が要る作業 [バラ]
2019.5.31
こんにちは。今日が5月の最終日。あと2件やることがある。
そういえば、今日午前着で宅急便が来ると連絡があったが、まだ来ない。ヤマトのメールを見ると「時間指定なし」とあり、得意先は「午前便で送った」とあった。得意先は大体シビアに見ていないから、またまた時間指定をしていないんだと思う。午前便が来れば、少しは仕事ができたのに困ったもんだ。時間指定がないと、大体、19時ぐらいに持ってくるのが通例だ。
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淡雪がきれいに咲いた。今年はあきらめていたのだが結構咲いてくれた。
移植前はもっと花は付いていて、その6割ぐらいの花つきだが、二重丸としたい。
だけど、この咲きがら摘みが大変。
一つ一つの花が終わるとそれを摘みとらなければいけないのだが、一つ一つが小さいので、えらく手間隙がかかる。
これは咲き終わったところ。この茶色の部分を一つずつハサミを入れて切っていく。
この写真の部分だけでも100は下らない。全部で1,000以上はある。その手間隙がご老人にはたまらぬ魅力なんです。
鉢植えを地植えにする(5) [バラ]
2018.5.28
(続きます)
そして地植え。
手入れを小まめにしていなかったせいで黒点病が今の時期としては多い。
そして水やりはたっぷりと。
これは北側に植えたもので、ちょっと心配。
サマースノー?名前は忘れてしまった。ホワイトスノー?
しっかりと回りに壁をつくり水を溜めます。
建設土の悪いところは水はけがよくないけど、こういうときは具合がいい。
画像が大きかったのか、1つにまとめておいたらフリーズしてとんでもないことになってしまった。
鉢植えを地植えにする(3) [バラ]
2019.5.28
(続きます)
ぐるぐる回し続けると簡単に土は崩れてくる。
こんな具合でほとんど力は要らない。私のようなひ弱な人間でも大丈夫。女性でも軽々できると思う。ラッキーなことに、これはプラスチックの鉢だったが、陶器などの鉢だと重いから、ますます嫌になるが、横に転がしさえすれば非力でも楽勝。
こんな感じですっぽりと抜ける。
鉢植えから地植えにする(2) [バラ]
2019.5.28
まず穴をたっぷりと大きめに開ける。
ピョコンと出ている根は雑草の根っこ。ご覧のように建設土だらけの土で全くバラには不適格。土づくりはこれからだ。そこに若干黒い土が見えるが、もっと深く掘れば黒いいい土が見えてくるが、そこまで掘るほど大きいバラではない。
とは言うものの深さ30㎝はある鉢に入れておいたので、そこそこ根っこは伸びているはず。
まず、バラを鉢から抜くわけだが、スコップを入れるのは根を痛めるのでペケ。
引っこ抜くわけにもいかない。
だから鉢を横にしてグルグル回しながら鉢の横っ腹をゆっくりと押し続ける。2年も経過しているので土は結構固い。私は鉢嫌いだから、ほとんど手入れをしていなかったので尚更固い。
鉢植えから地植えにする(1) [バラ]
2019.5.28
こんにちは。
今日は少し過ごし安そう。でも、風が強い。大きめのバラの移植後の添え木は結構難しい。
何本も添え木を入れないと風になぎ倒される。木製の添え木は腐りやすい。耐久性を考えると、やはりプラスチック性に限るかもしれない。夏場は熱をもちやすいから遠慮したほうがいいという考え方もあるが、樹勢を見ながら対処すればいいと思う。以前、木製のほうがいいという意見に従ったが、腐って引っこ抜かなければいけなくなって大変を思いをした。それにシロアリの住処になる可能性も否定はできない。庭にバラを植え愛でる場合がほとんどであろうから、家がすぐ傍にあるので、余り木製木柱等は置かないほうがいいだろう。
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今回は鉢植えのバラを地植えに移動した。これも挿し水で根付いたものばかり。2年ほど放っておいたが、今回の引越で地植えにした。 私のような「ずぼら人間」は地植えでないと水やりを忘れて、即、枯らしてしまうので、あまり鉢植えは好まない。それに鉢植えの場合は、肥料を上げるのにも狭い鉢内でコネクリ回さなければいけないので結構大変。それに鉢を大きいものに移したり、結構手間隙がかかる。夏場二泊三日などはもってのほかだ。
これは挿し水で根付いたもの。2種類あるのだが、春霞ともう一つは失念した。白い花が付いている。
完全勝利宣言をしてもよいよ・・・ [バラ]
2019.5.20
こんばんは。やはり今日も眠い。いかん、いかん。もう1つ書いておきたい。
本当はこんな通り一遍の話で終わらせたくはない。もっと有益な情報を書いておきたいと思っているが、なかなか時間的にも精神的にも余力がない。前よりも余裕がなくなってきたことも原因としてあるかもしれないが、読み手がわかりやすい情報であること、知りたい情報であること、正確な情報であること。そんなところを主眼に置いて書いていきたい。
バラを移植して早3か月。やっとこさ根付いてきた。一部ダメになりそうな木もあったが、大幅なカットも施したりし、無事難局面を乗り越えてくれた。
では、今日はどんな状態かというと・・・・・・。
これは4月21日に撮影したもの。移植して2か月が経っていた。少し芽が出てきたようでちょっと安堵していたが、2月30日に移植し、既に2か月経過。ほかに大木バラは5本あり、3本は瀕死の重傷状態。動きが全く見られなかったので、枝の半分は切り落とした。
これは5月8日。葉っぱが多数出てきた。しかし、ほかの木は、この状態で安心して水をやらない日をつくったら、あっという間に新芽はカリカリになり、枯れていってしまったので、要注意。ここまでほぼ毎日朝夕に最低でも1回ずつ施水している。
後ろの金網の高さは2m。つまり、高さは2.5m以上はあったことになる。
これは5月16日。新葉は枯れることもなく成長、蕾も膨らんできた。まだたった1粒の蕾だけど、一安心かもしれない。
そろそろ完全勝利宣言をしたい。これまでの間、約3か月。水やりはほぼ毎日。移植後、直ぐに葉っぱの様子等に変化は見られないので、安心してしまいがちで水やりをやめてしまう場合が多いが、大体、後日樹勢は後退する。挿し木、花瓶に生けたりするとよくわかると思うが、早々変化はなく、現状維持のまま数十日が過ぎる。その場合、大方根付いているわけではなく、今までの命の余力で葉っぱ等が維持されていると思わなければいけない。今回の移植時、挿し木状態で枝を1本土に差しておいたが、根っこが付いていないのにもかかわらず、依然としてきれいな緑色の葉っぱを付けたまま、しっかりと枝を張っているのを見ると油断してはいけない。しっかりと養生を続けることが必要だということがわかる。
咲きがら摘み [バラ]
2019.5.20
こんばんは。5月というのに既に大荒れ模様。明朝は大雨になると天気予報は言っていた。
今日も一日中間断なく雨は落ち、間断なく晴れ間があり、目まぐるしく変わる天気。既に真夏・・・という思わせるような天気が続く。もはや「50年に一度」とか、「100年に一度」などという表現は当たらないだろう。これが「常態」という認識に変更したほうがいい。私は早々に変更することにした。
そういう思いがあるから、どうしても家の土台の低さが引っかかる。新居はまずまず快適だが、大雨の雨水の状態が気になる。地域的に安定はしているところだが、今までの常識では当てはまらないことは全国的に実証済みだ。施工業者の「ここら辺は今まで水の被害はないし・・・」とか、「実害があったのか?」的な物言いをされると頭にカチンと来てしまう。外見とは似ても似つかず私は短気だからね。GL(グラウンドライン)を低くとったのをいいことにして、その言い方はないぜ・・・と思ってしまう。相変わらず、この件を書くと憤りを覚えてしまうね。
明日からの強風と大雨を警戒したわけではないが、タイミングはピッタリ。旧家のバラの咲きがら摘みをしてきた。これで4回目だが、今日も大変な勢いで咲いていた。
これはカットして地面に落ちたバラたちだ。これでも結構きれいに見える。「腐っても鯛」ではないが、「腐ってもバラ」という感じだ。
自分の汚いシューズが写ってしまったが、思いのほかきれいな感じでバラは撮れた。
また、当分の間、来れないこともあるし、まだまだきれない状態のものもあったので、二抱えぐらいのバラは拙宅に持ってくることにした。
移植してよかったこと [バラ]
2019.5.14
こんばんは。
東京は雨模様、ヒョウが降ったとニュースで言っていた。千葉はお湿り程度の雨。しかし、今は青空になり、雲は全くない。そろそろ西のほうは梅雨入りだと言っていたけど・・・。
今日は旧家のバラの世話をしてきた。「咲きがら摘み」作業だ。これをやらないと花が咲き続けないことになる。確かに1つの先枝から2~3個の蕾がある。多くの場合、1つだけ先行して咲き始める。それが枯れ落ちるのを待っているとほかの2つの日当たりも悪くなり、きれいに咲かないことが多い。咲いたとしてもえらく窮屈そう。だから、咲ききった直前で咲きがら摘みをすることになる。
今期3回目の咲きがら摘み作業になる。5月1日ごろから咲き始め、今日は15日だが、3回目の咲きがら摘みをやった。にも関わらず、まだまだ咲き続けており、今年は樹勢が頗るいい。カミキリムシに襲われた様子も今のところないようだ。でも、油断はできない。薬も2回ほど散布。黒点病は薬を蒔いても蒔いても発症する仕方がない病かもしれないが、薬剤散布をしないともっとひどい状態となるので、私もしつこく散布を続ける。
昨冬よりバラはすべて引越するつもりだったので、いつもよりも枝の切り詰め作業は思い切ってやっていた。そのせいもあるのだろうか。新芽が多く出、かなりの数の蕾が付いた。3回目の咲きがら摘み終了時においても、まだまだ咲き続けている。
こんな感じです。
咲きがら摘み後のスパニッシュビューティ
咲きがら摘み前のゴールドバニー
2つの写真とも脚立に登り、パーゴラにしがみついて写真撮りをしたので、いいアングルではないけど、蕾が多いのが見てとれるだろうか。
今回、2週間を経過しても、このような感じなので、あと少なく見積もっても1週間は咲き続け、うまくいけば1か月ほど咲き続けそうな気にもさせてくれる。
今日も咲きがら摘みをしている傍からご近所の方が声をかけていただくものだから、ついついおすそ分けをしながらの作業となった。5軒の方にバラをお配りしたが、まだまだおすそ分けはできそうだ。引越挨拶は済んではいるが、「気は心」ということもあり、あと3軒ほど渡したい家があるので、また明日おすそ分けをしたい。「ほめれば猿も木に登る」ではないけれど、こちらも気分がよくなるし、咲きっぱなしで枯れてしまうのももったいないので、でき得る限り差し上げたい。
この家でバラを配れるのも今年で最期だ。
冬に枝を切り詰める作業は、バラをやっている者にとっては当然の行為。私も毎年やってはいたが、その切り方は、せいぜい3~40㎝程度。全体の木の5分の1ぐらいだったと思う。しかし、今回はマニュアルどおり、半分以上切ったものが多かった。気持ち的には、半分を切ってしまったのだから来年はあきらめるしかなさそうという気持ちが正直な気持ちであった。しかし、それが正解であった。半分以上切ることがバラをたくさん咲かせる術らしい。私は素人なので、やはり思いっきり切ることができなかったのだ。毎年咲くことは咲いたが、今年の咲き方に比べると半分以下だったと思う。
今回、引越で初めて知ったことだが、冬季はやはり、マニュアルどおり、しっかりと枝詰めをすべきで、極論すると木全体の半分はカットすべきだと学んだ。
移植は大変な作業だったが、新しい発見も数多くできた貴重な作業であった。
移植バラの状況報告(5月9日) [バラ]
2019.5.9
こんばんは。
今日も天気がよく快適な一日だった。暑くならないうちに事を進めなければいけない。
こう思えるのも、体はほぼ全快。家人は愚息宅へ定例のヘルプ。体がだるかった私は
流石に遠慮しろと言われ、自分も自信がないものだから自宅待機となった。
・・・とは言っても微熱・倦怠感・少々の咳なので、以前住んでいた家のバラ状況を見てきた。
今回移植をあきらめ1年後に繰り延べた4本は、どれも大きく育っている。スパニッシュビューティ、ボンボラネッラ、イエローバニー、新雪だ。
2本はカミキリムシにやられたが、必死の治療で復活。4本とも今年は威勢がいい。
これはイエローバニー。
ちょっと画面が明るすぎた。
これはスパニッシュビューティ。
「うらら」孫の名前に合わせて購入。
かなり強く。これで3年ものだから立派。
これは置いてゆくバラ。
イエローバニーを単体で写すと結構見られる。
残念ながら「新雪」は蕾が5つほどでほかの木に押され気味。ついつい写真に撮るのを忘れてしまった。
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こちらは移植後のバラ。
これはかなり枝を切り込んだ「ピース」という黄色いきれいなバラ。
私が一番最初に買ったもの。今年は多分咲かないと思う。
これは「ピーエル・ド・ロンサーン」。名前のつづりは不確か。
現在、2mはある。移植時、かなり切り込んでの残2m。根元はしっかり土盛りをし、水を蓄えやすくしている。その左側の2鉢は「淡雪」の挿し木(一昨年ぐらいに)
これは「淡雪」。2日ほど前からあきらめていた蕾があちこちに付き始めた。これはうまく咲きそうだ。
これは「春霞」。移植後、発芽したものの不調となり、枝の半分をカットしたら復活し始めた。
もちろん、水やりは2か月以上を経過。
移植バラの難しさ [バラ]
2019.5.8
こんにちは。
依然だるさと咳が続く。本当は引越前の家に行って残ったバラの世話をすべきところなんだけど、体が思わしくないので仕方なく家にいる。
今回はバラお宅の話。
生き物の移植にはリスクを伴うことはもちろんだが、バラに関しても同様だ。私という生き物も、今回その例に漏れず、今日は移動せずじっとしている。
その植物の大きさにもよるけれど、今回初めてその難しさを経験した・・・・・いや、経験している。
木が大きいと根をどこかであきらめなければいけないことになる。なぜなら、木が大きい分根っこは奥深く伸びているからだ。根っこをすべて切断することなく持ってこれるに越したことはないが、それができる木の大きさはせいぜい2m以下の木だ。
【木の高さに根の長さ比例する】
高さが低い木は当然、根も短い。枝葉の先を真下に落としたところあたりに根があると思っていい。
こんな感じ。
例えば、木高1.2mの自立のバラを移植しようとした場合、枝葉の外側から真っ直ぐに下ろしたところ、直径1mぐらいの円を木の回りに描いて掘っていけば、100%根を切らずに移植ができる。
桜は年と共に大木となり、木周りは膨れる。バラは10年経ったから、20年経ったからといって大木にはならない。その分、バラは内部に水をためない性質があるのかもしれない。つまり、年輪はかなり密であり、固い。一見すると細いので簡単に考えがちだが、人の腕より太くなっていたら、その根はかなり深いと考えたほうがいい。
【木高2m以上、太さ二の腕以上の場合】
根っこは木にとっては命の源であり、根元ではゴボウほどの太さの根も、その先は段々と細くなりモヤシ状態となり、その先はヒゲ根となる。そのヒゲの先を動かし、土の水養分を吸い続け、幹に送り込んでいく。自然の摂理というか、当然の結末でもあるが、根は固い地層より、より柔らかい地層に向かってその触手を伸ばしていく。つまり、北側にブロック塀があり、他の三方向が土だった場合、北側には伸びていない可能性が高い。根っことしては、他の三方向のうち、より柔らかい土に根を伸ばしていく。
つたない絵をかくとこんな感じだ。
予想以上につたない絵だ。
この絵のように横に伸びているわけだが、その伸びしろに予想を覆らされることが多い。
北(絵の上方向)に行けない分、枝の真下分(その前の絵)×2倍以上の伸びしろを考えておいたほうが無難。もし左右南の土が柔らかい畑のようなフカフカの土であったらば、3~4m以上は伸びていてもおかしくはない。
【長く・深く掘り起こせない根】
これがある場合とない場合、対応は大いに異なってくる。
1)掘り起こせる場合
これは何の問題もない--とは言っても、これを埋める段になったとき、3~4mもある根っこをどうやって埋めるかは、それぞれの事情で何とも言えないが、でき得る限り切断はしない方向で考えるべきだと思う。
2)掘り起こせない場合
これは切断するしか方法はない。できる限り、先の先を切るしかない。そこは運を天に任せて切る。
これのみ。
【挿し木は長くかかる覚悟が必要】
ヒゲ根を温存できず切断した場合、ゴボウ状態の根っこに土をかぶせ水をやるわけだが、果たしてそれがうまくいくだろうか。
バラは挿し木と接ぎ木ができる。接ぎ木のほうは、バラ苗を買うと根元にテープが巻いてあることがあるが、あれは野ばらに接ぎ木をしたもの。とは言う私は接ぎ木の経験はないので、これ以上のコメントはできないが、今度ぜひ試してみたいと思う。
そこで挿し木のほうだが、これはかなりの時間と根気か必要な作業となる。
接ぎ木のやり方は、次回に持ち越すことにするが、移植後、当然葉っぱの状態、新芽が出てくるかを今か今かと待ち望むわけだが、1か月ほどで大体オッケイと思う方々が多くいると思う。30日間毎日朝に夕に水をやり続ければ、大体根付くと誰もが思う。実際に新芽は出るし、新芽の勢いもある。しかし、それは不正解だ。
試しに、葉っぱの付いたバラの枝を5センチほどの長さで土に差して水をやり続けて見てほしい。1か月過ぎても、その枝は枯れない。葉っぱも全く勢いを落とすことはない。そっと抜いて見てほしい。恐らく、ヒゲ根は出てはこない。生け花のごとく水を吸い上げているだけなのだ。
【切断根のバラ木は2~3か月かかる】
今回、3メートル7年ものを4本移植したが、依然として安定はしていない。
途中、再切詰をしたりしたものもあり、悪戦苦闘だが、蕾も持ち始めたので、多分だが・・・切断ゴボウ根の先に新しくヒゲ根が出始めたのではないかと思っている。
この粘りが次に生きると信じて・・・ [バラ]
2019.4.9
夜が来ました。
バラはまだ小康状態。
土の周りに壁をつくり、水をやり続けている。12本に水をやり続けることはちょっと難儀。
でも、冷静に考えると、まだまだ土の中は寒い。明日も今期最後の寒波だとか。
多分、零下にはならないけど、一桁の外気温。土の中は少しは暖かいにしてもやはり一桁気温のはず。
移植してひげ根は少しあっても、小指、親指ぐらいの根っこは土の中深くに張り付いていて、その根っこは切り落とし、スーパーで売っているゴボウのようにばっさりと切り取ったわけで、それをそのまま土に埋めて1か月と10日ぐらいしか経っていない。今までの気温からして、その切り口から新しいひげ根が出てくるわけもなく、まだまだ自力で土の中をさまよい続けるわけもなく、水分を自ら補給できるわけはない。つまり、花瓶に水を入れ、バラを生けているのと同じで、まだまだ土に馴染んでいるとは思えない。
ということはもう少し水はやり続けなければいけないという想いに至った次第。
バラに命を吹き込むことは、自分の心に命を吹き込むことと同意義になっている私としては、ここはじっくりとバラには養生してもらいたと思わずにはいられない。
家人は、あなたのバラだからお好きにしなさい的なスタンスで、批評と論評はするが、それ以上でも以下でもないわけで、まあ、それが一番私はしては都合がいい。旗振りは一人のほうが好都合。
これを読んでいる方々も何を言っているこのジジイと思っている違いないが、そんなことはどうでもいい心境であるからにしてご容赦あれ。ただただ、バラが根付き、春の輝かしい空にきれいな花を咲かせてほしいという、その一心あるのみ。
こんな感じと・・・・。
こんな感じと・・・
こんな感じで・・何とか再生してほしい。