家づくりは一回では成功しない(第175回)-建築確認申請 [我が家]
2021.12.27
こんにちは。
千葉も僣越ながら極寒です。北国は大雪。冬らしいと言えば冬らしい。でも、極端な気象状況が続いているようで確実に地球は病んでいるんだろう。「day after tomorrow」を見ようと思ったらAmazonでは反応しなかった。u-nextじゃないと見られない??
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家を建てる手順で、我々建主側がやることではないのだけど建築確認申請というのがある。これは建築施工会社が役所に申請する書類。図面を確定した後、建築基準法に合っているかどうかなど調べ、許可してもらうもので約3週間かかる。
我々には直接書類に対峙するわけではないとは言え、問題は、それをどう施工会社が捉えるかにある。つまり、図面を決めなければ事は進まないわけで、施工業者としては、なるべく早く確認申請を通したいという思いがある。つまり、図面がなかなか決まらないとか、変更が度々あったりとかは、施工業者としてはえらく迷惑な話になるわけだ。しかし、一生に一度の買い物ということもあり、建主としては、いろいろなところにこだわるのは当然の道理であり、一度決めたことに対し「ここを変更したいんだけど」ということは随所に出てくる可能性は十分にはらんでいる。
例えば、図面が決定され、何日か経過し、しばらくして、「いや、ここに一部屋加えてください」と言ったとする。そのとき、施工側が建築確認申請を出してしまったなら、当然、それの変更をしなければならない事情が出てくることを理解しておいたほうがよさそうだ。役所に申請するわけだから、それは手間と時間とコストがかかるわけで、強気の施工業者は、それはダメだと言うかもしれないし、だめとは言わないにしても、確認申請を出し直しすることになると暗に言ってくる業者もいるかもしれない。言ってこないにしても、それにかかって手間賃をしっかり建築経費として上乗せしてくるかもしれない。
したがって、確認申請の手数の事情を十分考え、十分助走路をとって、確認申請の変更にならないよう、建物の図面をよくにらめっこしたほうがいいということだ。