家づくりは一回では成功しない(第170回)-旗竿地について [我が家]
2021.12.13
こんにちは。
今日は快晴ながら強風が吹きまっくている千葉。
外仕事は不向き。年寄りは寒いのは嫌いだし・・・と億劫がってもいられない年の瀬。秋にサッシの汚れ、壁面の汚れなどはきれいにしたのだけど、窓ガラスやサッシの桟はもう一回やる必要はありそう。車、家、身体、皆早め早めにお手当をしないとお金もかかるし、取り返しのつかない「ステージ4」なんていう宣告をされたりするからご注意!ご注意!
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巷はボーナス支給の時期らしい。ボーナスをもらわなくなってから早26年を経過していた。しかしながら、ボーナスをもらわない自営業者となったからといって、ボーナスを切望することもなく、口では「いいな」的なことはなんぼでも言った記憶があるものの、本心はそんなに気にもならなかった。その分、やるだけやれば稼げるというへんちょこりんな自負もあったりしてネ。サラリーマンという組織の中にいるときは、その中で人よりもいいアイディアを出すとか、業績(数字)を上げ、上司に認められることを良しとして生きなければならないわけだけど、これはほとんど他力本願で事が進むわけで、絶対評価なんていうものはあるような、ないような。日大の理事長のように、強権的なトップににらまれたなら最期、奈落の底に落とされてしまいそうな社会は、まだまだ現役諸公の皆さんの周りにもあるはずと推察。「サラリーマンは気楽な家業ときたもんだ」は植木等さんぐらいかもしれない。
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さてと、今日は旗竿地だったら購入すべきか否かの問題を少し。
こんな土地が旗竿地。(これはスーモさんのをお借りした)
確かに黄色の部分は旗の竿のように見える。多くの土地分譲の場合、道路に面していなければ生活は成り立たないわけで、毎日、お隣さんの庭を通っていくわけには行かず、道路に面する土地とするために「旗竿」という形態になる。
真四角な土地を購入するか、旗竿にするかは好みの問題だが、真四角で竿のない土地のほうが有効利用できる場合が多いので、多くの方々は四角い土地をお買いになるはず。
しかしながら、「竿」の部分は入り口に入るアプローチのみで全くの無駄かというと、そうとも限らない。
【竿の部分を駐車場】
「竿」の部分の幅が2m未満だと車庫利用することも難しくなってくるし、2mに満たない間口で道路に接する敷地となるので建築確認はおりないということもあるので要注意。軽車両1.48m、ヴィッツ1.695mだから、ドアの開け閉めを考えると最低でも2mは必要ということになるけど、かなりスリムじゃないと出入りは難しい。私なんぞ、車の横はガリガリ君状態の傷だらけにしてしまうだろう。
次に長さだ。共働きの家庭が多い現在、2台所有のご家庭も多い。つまり、2台分の長さが必要になってくるわけで、カローラクラスで4.5mの長さがあるので、それの2台分(9m以上)を考えなければいけないことになる。
毎日の出入りは必須なため、また、両サイドのお宅は隅きりをとる義務がないため、道路に出る場合の車両通行量の多さも頭に入れておかないとカーブミラー設置を前の家にお願いしなければいけないとか、いろいろな問題が出てくる可能性は多いにある。
あと、最近、4~5軒が共同で使うような真ん中を開け、それぞれの駐車場スペースをつくっているケースがあるけど、あれはなかなか問題が多そう。お隣さんとの関係は必ずうまくいくとは限らないし、うまくいかないほうが多いわけで、その点、問題は山積となる可能性大。
【結論】
4mの接道道路に対する旗竿地の場合。必ず2m以上の幅は必要。それと接道道路の交通量も多いに考慮すべし。