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地球未来予想図(2") -潮流異変 [未来予想]

2022.8.6

こんばんは。

昨日から2愚息家族合計9名の来襲を予定していたが、一挙にその計画は萎んだ。あっという間だった。「間髪を入れず」とはこのことを言うんだと思い知った。金曜の夜出発ギリギリで発熱。皆皆楽しみにしていた再開が一挙に延期となった。正直、私は頭を打った身なので、余り孫とは交わらないほうが懸命と思っていたので、ちょっとだけ安堵したのは事実としても、私以外、それぞれがそれぞれの再開を切望していたわけで、がっかりしたことには間違いない。シオノギ新薬の承認をこの秋には是非していただきたいと思うばかり。

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昨日の続きです。潮の流れは右から左ばかりではなく、上から下に、十時方向から四時方向、下から上にといろいろな流れが複雑に入り乱れていることは分かった。これが地球の自転も関わっていることは想像もしなかったが、よくよく考えてみると、それはあり得ることと合点した。

人間は息をしていることを意識することなどほとんどない。意識するとしたら、今時のコロナに罹ったときとか、水中にいるときとか、誤嚥したときとか、器官の病気になったときだろう。つまり、ほとんどの人は意識などしていない。それは当然と言えば当然で、当然は必然ではあるけれど、必然は当然ではない----などは訳の分かったようなことを言って煙にまくつもりはないけれど、それよりも遠い話の海流とか、魚の生態の話なんかは、人間生活にとっては「息をしている」以上の外側の話であって、ほとんどの方にとっては門外漢だろう。そういう私もその一人だけど、その遠い話が思いの外、身近な問題になりつつあることに気がつかなければならないようだ。

大昔の話で恐縮だけど、貧乏な家庭だったものだから、マグロはいつもブツしか買わない家庭であった。よく母と一緒に駅前の魚屋に行って「ブツ買ってよ」とせがんだものだった。子ども心にも、当時のブツの値段は一皿50円とか100円ぐらいで安かった。当時のお給料は3万とか、5万円ぐらいが平均的なサラリーマンのお給料だったとすると大体10倍として、今は500円とか1000円するマグロのブツの値段を考えると妥当な金額かもしれない。

しかし、その量が違った。今はブツ一皿といっても5~10粒ぐらい。昔は一皿20粒以上はあった。ちなみに、そこの魚屋は経木を笹舟状態に加工して容器として使っていたので、結構な量であった。イカもタコも同様で、子どもの二の腕ぐらいの大きさのタコ足なんぞは200円ぐらいで売っていたけど、今なんか親指2本ぐらいで400円とか、500円しているし、イカも最近は1パイの形で売られることも少なくなっている。今のご家庭はイカですらさばけないから切り売りしていることもありそうだけど、その切り身の値段から判断しても、漁獲量が絶対的に減っているということが、その主因であることは間違いなさそうだ。サンマもしかり、ちょっと前は大量だからといって1匹10円と捨て値で売られていたけれど、ここ2~3年は1匹1,000円とか2,000円だ。「目黒のサンマ」もなかなかできなくなってきた。

その原因はどこにあるのか? 他国の乱獲? 密猟? 漁業協定違反? 小さなプールでルール違反をしているのなら、それもあり得る。しかし、海は広い。生物は生きることに貪欲だ。それ以上の力が彼ら、彼女らにのしかかっていると見たほうが懸命に思える。

我々の生活が彼らを苦しめ、そして私たちの食生活を脅かす。これは直接的な攻撃でないだけに、鈍な人間の日常にはトピックスであり続けることはない。そこが大きな問題なような気もする。

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