ゴルビーが死んだ。 [新聞記事]
2022.8.31
こんにちは。
今日で8月も終わり。暑さはぶり返し、ランニングをし終わったら500グラム体重は減少していた。「も」なのか「しか」なのかは分からないが、真夏以外の季節は300グラムも減らないので、さすがに夏だなと思う。
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ソ連の元大統領が死んだ。彼の愛称はゴルビー。額にどこかの島のようなアザというか、シミがある方で、それを悪びれる風情もなく、とてもかわいい人だなと思ったことを思い出した。彼の平和路線、もちろん、ソ連国内では不人気なこともあっただろうが、冷戦時代を終結させ、これからみんなで平和に突き進めるんだと素人ながら思ったことを思い出す。彼の手順を踏襲する政治家がいなかったことは残念だが、相手国を信頼しない今のようなやり方では平和は絶対に訪れにわけもない。戦々恐々、虎視眈々、どちらもプーチン氏の心模様を表すに足りる言葉だ。
タラレバの話ではあるけれど、ゴルビー思想がソ連に定着していれば、今の温暖化にしても、中国の子ども染みた外交姿勢についても大きく影響を与え続け、地球にとってはいい方向に変革していけたであろうと思うと残念でならない。
ソ連であっても中国であっても、そのトップの有り様で幾らでも外交姿勢は変わるということを教えてくれたのは彼であって、プーチン氏亡き後、習氏亡き後の変革を願ってしまうけれど、「そんなこと、太陽が西から上がってもあり得ない」と多くの方々が思うように、ここも絶望視するしかないのかと思ってしまうニュースであった。
彼こそ国葬にすべき人物だと誰かが言っていたが、全くそのとおりで、今のプーチンにその度量があるわけもなく、時とともに忘れられていくのであろう。
あともう一人、京セラの稲盛さんが亡くなった。たしかウルメでご飯をよく食べる方で、多くの贅沢を望まない。そんな方だとお聞きした。彼の辣腕もまたピカイチで、今後もいろいろ新聞、テレビでも報道されるのではないかと思う。「利他の心」、我々凡人が忘れがちな心。これは私も心底に刻みたい。