(続)お金のお話 [マネー]
2022.9.28
こんにちは。
夕陽が眩しい。秋らしくすっきりさわやかで風は心地よい。あの蒸し風呂のような夏は、もう終わりつつある。南では台風が次々に発生しているが、幸いなことに勢力は皆小さい。これからも同じ動き(発生しても小さい台風で)であってほしい。
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父が亡くなって丸16年が経過した。早いと言えば確かに早く過ぎ去った。自宅介護をしていたので、最期も自宅で看取った。訪問医の助言もあって最期も慌てることなく、まさに粛々と最期を見守った。菩提寺住職と打合せ、霊園へ連絡、戒名の確認、葬祭場へ連絡、葬儀日程、親戚への連絡、役所への届出、父が生前世話になった職場への連絡、年金・保険会社への連絡、納骨、初七日、1周忌、3、7回忌・13、17、23、27回忌と続く。
コロナということもあって、3年ぶりぐらいに姉が墓参りに来た。あれやこれやしゃべっていると、伝えたと思っていたことが結構伝えていなかったりして、やはりごの3年のブランクは大きい。
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姉との会話で今この時代、自分たちはどう生きていくんだろうと話題となった。確かに右肩上がりと言われた時代に生きていた我々にとっては、今の時代を生きることに思いを馳せることはなかなか難しい。特に私は半分サラリーマン、半分自営業であったのだが、年金暮らしに半分以上体を預けている身分としては、年金額の低さに愕然とすることがしばしば。働いている全期間がサラリーマンであったなら、今より大分楽であったろうと思うことが多い。
今の時代、サラリーマンといえども給料はなかなか上がらないだろうし、自営業にとっても決して安穏としてやっていられるわけもない。お金だけが人生ではないなどとは口が裂けても言えなくなった昨今、どうしても利殖に目が向いてしまう。
何をどのように運用するか。世の中の方々は、切迫した自分の立場を考え運用の芽がどこにあるのか、まさに血眼になっていると言っても決して大袈裟ではない。特にこの物価高。プーチンが失脚しない限り、現状は変わらないだろうという嫌な予測は間違いはない。
利殖方法としては・・・・。
株、信託、FX、ビットコイン・・・・といろいろあるが、素人は極力リスクをとるべきではないと私は思っている。「極力」と言ったのは、利殖は少なからずリスクを負うわけで、それが全財産をリスクにさらしてしまうのか、10分の1をリスクにさらすのかで、その後の人生の生き方は全く違うものになる。もし、あなたがお一人で誰に迷惑もかけないと思うのなら、丁半博打同様に100%のリスクはとってもかまわないかもしれないが、それを実行に移したところで、うまくいけば儲け物だが、失敗すれば、精神衛生上、いいわけがあろうはずはなく、やはり、ここも粛々と地道に、着実に事を進めるに越したことはない。「君子危うきに近寄らず」の諺の如く、危ない橋を渡たらないのは素人の鉄則だろう。
ここでちょっと中断。
後刻、また。