家づくりは一回では成功しない(145) [我が家]
2020.11.19
こんばんは。
昨日は長袖のジャンパーを羽織って走ったものだから暑くて大変だったので、今日は半袖、下着なし。短パンはちょっと抵抗(流石に11月。小学生でもあるまい)があり長ズボンで行ってきた。天気予報で言っていたけど、本当に春みたいな気温。街の臭いは春にはならず、やはり秋だった。
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一昨年の現場です。
正面は物入れ。左に立て掛けてあるのは秘密兵器。
この後ろが仕事部屋になる。窓側は南。天井に穴。それに秘密兵器が入る。
このときはデッキがなかったが、ここにウッド(風)デッキがつく。
←明かりが見えるところが天窓。
全くイメージとは違っていた。
設計士とのコミニケーション不足がもろに出たところ。サンルームという言葉を使ったが、私たちのイメージを理解してもらえなかったことは残念。
上の写真を右に振った。ここが仕事部屋。
机前の左の窓は防犯上、はめ殺しにしてしまったが空気のとおりが何となく悪い。
その右側には横スライドの窓は開くものの、ちょっと後悔。
日中電気をつけることを良しとしない我々にはふさわしくない明るさになってしまった。
以前住んでいた家は採光が最高だったが、だんだん夏の暑さも異常になりつつあることも加味して、今度は少しセーブしようと思ったが、それはやはり誤りであった。
仕事部屋、リビングに限らず、できるだけ光は取り入れたほうがいい。精神的に頗るいい。
作り付けの長机を一つ共有して使っている。長さは2メートル60センチぐらい。
この机部分は家人が使うところ。この壁の向こう側は玄関になる。
ここに窓を付けると気が散るなんて思ったが、やはり付けたほうが人の出入りがわかっていいに決まっている。ここも失敗。
そして、その右側には物入れ。
机の右側の穴はネット、電話、テレビ、コンセント。
がらりと変わって、ここはトイレ。
まだ便座は入っていない。
棚だけが作られている。
手前の白い板は棚用。
トイレの中にも物入れをつくった。
明かりの好き嫌いはあるだろうが、大方、部屋の机(テーブル)では、物を書いたり、新聞や本を読んだり、パソコンをいじったり、食事もしたりするわけで、暗いほうが好きなら問題はないが、大方の方々は明かりが必要と思う方が多い。
家の奥深くまで明かりを行き届けるためには,南北に長い家ではなく、東西に長い家をつくったほうがいいことになる。それが敷地の事情でできない場合には、サッシ高を高くするか、天窓を付けるかの二者択一しかない。
その前のもっと根本の問題として、その土地の冬至の時、太陽がどれだけ入り込むのか、よく観察し、サッシ高、天窓の決定をすることが必要になってくる。
フルオーダーの家をつくる場合、太陽の動き、土地の形状からいろいろな住宅設備の形状を決めていくわけで、何となくとりかかってしまうととんでもないことになっていく。