目標は大風呂敷でいいけれど・・・。 [新聞記事]
2020.11.3
こんにちは。
今日の天気はたしか晴れ??だけど、残念ながら曇りと小雨模様の千葉。奥方に「今日晴れると言ったよね。だから追加して洗濯をしてしまったんだけど・・」と責められた。そんなこともあると言いたいけど、私は気象予報士でもないし、言っていたのはたしか森田さん??
そこんとこよろしく!
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菅さんの迷走問答が続いている。皆さんよくご存じの学術会議メンバー選定の件だ。菅さんとしては一刻も早く「剪定」してしまいたいんだろうけど、そうもいくまい。
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「2050年カーボンニュートラルはCO2やメタンなどの温暖化ガス排出量を、森林吸収や排出量取引などで吸収される量を差し引いて全体としてゼロにすることだ」と菅さんは所信表明をした。あと30年。私人の私としては、もう生きてはいないと言って憚らないけど、一国の総理の菅さんは、まさかそう思ってはいないだろう・・・・と思いたい。
素人目に見ても、今のやり方ではなかなか難しいと思えてしまう。じゃ、どうする菅さん。
補佐官「なかなかインパクトのある表明だったと思います。世界中からも賛意の声が届いています」
菅「そうだね。あと30年あるし、何とかなる」
補佐官「そうです。自然エネルギーの開発も進むし、火力発電も少なくしていけば・・・。でも、ゼロにはなかなかならない」
菅「そこなんだよ。どうしたらいいと思うね」
補佐官「はやり、原発の再稼働でしょう」
菅「そうだよね。私もそう思っていたんだ。CO2の排出はないしね。大義名分ができると思うんだ」
補佐官「どういう大義名分ですか」
菅「キレ者の君には容易に想像がつくと思うけど・・・」
補佐官「原発再稼働、国民はやはり抵抗はあると思いますけど」
菅「そんなことはない。この自然災害の悲惨さ・多さを見れば、原発の再稼働も必要と誰もが思うはず」
補佐官「確かにCO2は劇的に削減され、温室効果ガスはかなり削減されていくと思います」
菅「だろう~。今年は台風の到来は少なかったけど、来年以降、また大災害が各地で起こると思う。そのとき、それを防ぐには原発が一番と言えば、国民は承諾すると思う。それに東日本大震災の3.11から10年以上経過しているわけで、国民の記憶もだんだん薄らいでいく」
補佐官「そうですね。それでは、そういう方向でいきましょう」
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と言ったか言わないかはわからないけど、原発再稼働は核のゴミ(汚染水も含め)の未解決を棚に上げたまま絶対に進んではいけない方向だ。
30年後にのゼロ目標は大風呂敷でいいけれど、その大風呂敷を広げるための原発再稼働であってはならない。