デフレーションの真実(12)-それはどこかでつながっている [デフレ]
2021.11.1
こんばんは。
ついに11月に突入。早いもんです。あと2か月で今年も終わりになる。今年も何も成せずに終わってしまいそうで心が乱れる。
先週から風邪気味。喉がイガイガ、薬で熱は微熱を継続。薬もあと1日分ぐらいで終わる。咳がひどくなってきた。明日また病院通いになりそう。
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調布で列車の事件があった。遭遇していたら焦る。ジジイはあの窓から抜け出せるわけがない。映像では若い人ばかりのように見えたけど高齢者がいたら悲惨だ。非常用コックを開けたのに開かなかった?のか、乗客が開けても車掌が開けないと作動しないのか? そんなわけはないだろうと思うけど、誰もがドアを押し開けなかったところを見ると開かなかったのは明々白々。
短絡的なあの緑の若者、仕事がうまくいかなかったと言っていたらしいが、それまでは全うに働いていたんだろうか?
全うに働いていたとして・・・・・。
何が原因だったんだろうか? 人間関係? 失敗して上司から怒られた? たかだかと言っては申し訳ないが、たしか二十代? 二十代の若者の苦労は、ご本人は大変だが、他人から見ればそう大したことではない。こんなこと言ったらぶっ飛ばされるかもわからないが、世の中がギスギスし過ぎているのか。たかだか2~3回の失敗で挫折してしまう本人の弱さなのか。仕事組織の不調が彼の業務に追い打ちをかけてきたのか? クエスチョンマークは続くばかりだけど、仕事が、会社がうまくいっていないところは、社員に対しての風当たりは自然と強くなる。社長が業績の悪さを是正しろと部長に言う、部長はもっと売上を上げろと課長に言う、課長は係長に何とかしろと言う、係長は部下に具体策を言う。それがどういう形であれ、結構な理不尽なことだったり、無理難題なことを社員に命令する。命令された社員は、その組織にいる以上、その目標を是が非でも達成しようと悪戦苦闘する。
「今日、成果出していないよな」と上司に6時間の残業を無下に却下されるのは当たり前。コロナ禍の時節柄、商売がスムーズにいっているところはトコトンうまく回っているが、回っていないところはトコトンうまくいっていない。
おいおいデフレとは関係ないんじゃないの?と言われそう。だけど、まんざら全くつながっていないとも言い切れない。今の現役世代は結構崖っぷちのところで働いている人も多い。コロナ禍、人口減少によるデフレで企業業績の悪化が彼の足元にも及んでいないとも言い切れない。政治家がくしゃみをすると、経済も、世の中の片隅の若者にも、老人も、路上生活者だって肺炎になってしまう。経済というものは生き物であると同時に巡りめぐって動いているということを政治家諸氏は想像すべきだう。小田急の事件も考えると、少し頻度が高過ぎる。
小選挙区で落選したあの議員も比例で見事に復活したというニュースがあった。税金の無駄遣いはまだまだ続くばかり。