忘れていた [ランニング]
今日も気持ちよく走れた [ランニング]
雨の合間にランニングをした [ランニング]
運動をする時間帯も大切のようだ [ランニング]
ランニングも命がけだ。 [ランニング]
2011.11.7
昨夕のランニング中での出来事。
いつも大型スーパーの周りをぐるりと2周半回って、家に帰るコースをとっている。昨日は母の家に寄り、夕食の世話をした後、走ったので距離も優に8キロは超えていた。
大型スーパーの周りをランニングに選ぶのは、ほとんど車と交差することがないからだ。しかし、皆無ではなく、3か所どうしても道路を横断せねばならないところがある。昨日もその一つを横断していた。ふと右手・前方を見ると車のヘッドライトがこっちに向かってきた。
普段の右手・前方は車のストップランプが見える。つまり、私は道路の左側歩道を走っていて、横断歩道で車を左から右にやり過ごし、車は中央分離帯を右に見、左折しながら、私の右手前方に走り去っていくのが常であった。
しかし、その車は走り去らずにこっちに向かってきた。つまり、逆走をしてきたのだ。
幸い薄暮状態だったので、運転手は私の存在がわかっていたと思うが、分離帯もしっかりとあり、考えられない走りであった。
少し頭に血が登ったので、ナンバーを覚えつつランニングを続けたが、若干の怒りが尾を引いていた。ほぼスーパーの周りを半周回ってきたとき、犬の散歩の方に呼び止められた。珍しいな俺を知っている人だ。
でも、顔を見てもわからない。誰だ?????
その人曰く、「さっきの走り方はないですよね。逆走じゃないですか。警察に訴えたほうがいいですよ。・・・足をとめてすみません。」と言い残し去っていった。
ちょうど、私と車のやり取りを反対側から見ていた人がいた。そして、お互い周りを回ってきたものだから、再び私を見つけ、声をかけてくれたというわけ。
いやいや、なんかとっても、ありがたい、暖かな気持ちが、した。
その方お勧めだったので交番にも報告したけど、もちろん、警察が動くわけはない。これはこれで問題だな。
暖かいうちに行ってしまおう。 [ランニング]
2016.1.6
先月、携帯の画面を割れたまま、1年を使っていたが、さすがにみすぼらしいと言われ、買い換えた。
今の携帯はうっかり課金に気をつけなければいけないが、進んでいる機能も多い。
その中の一つが「からだメイト」なるものだ。今までは万歩計などを持参しつつ走っていたが、カシャンカシャンと言わないまでも、ポケットの中で右左と忙しかった。
そこでこの機能、スマホを持ちながら、音楽を聞いている我が身にとっては、同時に何歩歩いたのかがわかるのは非常に便利この上ない。
いつも走ってくると1万歩前後になる。ちょっどいい距離だ。
今日もこれから日のあるうちに、ランニング-母の夕食-自分の夕食、そして映画鑑賞と時間を過ごすことにしよう。
穏やかで平凡な日々は、凡人過ぎて嫌だと思っていたが、これも一つの幸せの形かもしれない。
ナイトランも気持ちがいい。 [ランニング]
2016.10.3
ここ1週間のランニングはいい香りがそこここからしてくる。キンモクセイの香りだ。
トイレの臭い消しに使われる代表的な臭いなので、嫌いになってしまった人が多いかれしれないけど、どこからともなく香り、そして消えていく香りの道には、思わず鼻先だけがその後を追い続けて、足の運びまで早くなってしまう気がする。人工の香りとはまた別物だ。
しかし、昨日、今日の雨と風で、そのほとんどは落ちてしまった。香りも何処かに飛んでいってしまったに違いない。今日の夜は大雨予想だし、明日、明後日、明々後日と台風が通過するとのこと。ランニングはお預けになりそうだ。
たった二、三日のための1年だ。花も人も引き際が大切、ということか。
走っているといろいろことに遭遇するね [ランニング]
2016.8.14
先日、ランニングコースの帰り道、学校の塀の角に座り込んでいた人を見かけた。お盆前の早朝で通勤の人たちもパラパラと通っていた。皆何事もないように通っていたので、一休みしているのかと思い、私もそのまま通り過ぎようと思った。
彼の外見はボサボサ頭、歳の頃70代、身なりは決して良いとは言えず、この暑い日に長袖の立て襟のフリース?地ジャンバーを着ていた。手は水虫のようにぼろぼろと皮がむけていて、決して清潔そうではなかった。しかし、路上生活者ではなさそうでセカンドバックを持っていた。顔つきは目がギロリとしていて、ちょっとおっかなそうな、外人ぽい顔をしていた人だった。これでは、通勤途中の人が声をかけるわけもない。
「どうしました?」、「どこに行くんですか?」、「歩けますか?」と矢継ぎ早に質問したが、答えはなかなか返ってこない。
「救急車を呼びましょうね?」、そこでようやく、「いいよ」と手を横に振り、腰を上げようとしたんです。だけど、腰は上がりません。私は119を押しました。携帯では初めてです。
「緊急ですか? 救急ですか?」
「救急です」
「場所はGPSで大体確認していますが、場所を教えてください」
「〇×学園と△□高校の間の道路です。」
「----」
「角に公園がありますよ。」
「あっ、わかりました。」
「救急車が来るまでいますから。」
「では、△□から救急車を向かわせます。近くに来たら誘導していただけますか」
「はい、大丈夫、待っています。」
「携帯の番号とお名前をお願いします。」
と言った後、すぐに救急車がかけつけてくれました。
その間、叔父さんと話をしました。
「どこに行くんですか?」
「〇バツ病院」
「歩いていくんですか?」
「駅に行ってタクシーに乗るんだ」
「わかりました、救急車で連れて行ってもらえますよ。」
この後、救急隊員と話をしていました。保険証もポケットにちゃんと入れてありました。
どういう生活状態かはわかりませんが、きっとお一人の生活だったんでしょうか。外から見える皮膚は皆赤っぽい色をしていたので、きっと熱中症にかかっていたんだと思いますが、何か痛いほど、彼の気持ちがわかるような気になって、切ない思いをいたしました。
みんな平等に年をとって、自分一人で生活をし、人の世話にはなりたくもなく、しかし、老いには勝てず、誰かの世話になっていく。
私も近いな、幸いにして、子どもや孫はいるけれど、彼らの世話にはなりたくないな。息子に下の世話をしてもらうなんて考えたくもない。ましてや嫁さんにしてもらう状況を考えると申し訳ないというか、恥ずかしいというか、・・・という理由で「嫌だ」という言葉になってしまうが、長く生きるということは、やはり罪なのかなと思う次第。
一歩ずつ走り続ける(1) [ランニング]
2016.8.9
毎日とはいかないけれども、ランニングは極力して早4年目となった。
初めの2年間は、ほぼ毎日走っていた。
というか、走らざるを得ない状態にあった。
それは体に若干の違和感を感じたから。
飲み込むとどうもおかしい。医者にもかかり、胃カメラを飲んだが、異常は見られない。
でも、今、この水を飲むと痛いまではいかないけど、筋肉が固まるような、そんな違和感。食道ガン???
とある記事に、体を動かすことは多少おかしいところがあっても、それをカバーするだけの力があると見たことを思い出した。だから、結構真剣に走った。風の強い寒い日、誰一人走ってはいない、そんな日も走った。他人の目は全く気にならなかった。
走るに度に、胃の上の固まりがほどけていくような、そんな気持ちと祈りがごちゃ混ぜになりながら走り続けていた。2年が過ぎたころ、走った後に水を飲んだとき、シコリの意識がなくなった。
「消えた!」と思った。