家づくりは一回では成功しない(第223回-3)-GL(グランドレベル) [我が家]
2023.10.7
こんにちは。
日に3回も更新することなんかはあり得ないことなんだけど、結論まで書かないと気が済まないので、その続編。
【日照のこと】
日当たりが良いほうがいいか、悪いほうがいいか。それは人それぞれかもしれない。
色素が薄ければ太陽の光は、どちらかというと苦手だろうし、色素の濃い方は、さほど感じないかもしれない。外国人の澄んだ瞳には、夏の強烈な太陽光はまぶし過ぎるのだろう。それを証拠に外国人がサングラスをかける比率は、日本人のそれよりも高いことは、今、町中を見てみてもよく分かることだ。それに私たちがサングラスをかけたとしたら、暗過ぎて階段を踏み外しかねない。
そんなことはさておき、我が家の日照だ。隣家を取り壊してもらうわけにもいかないし、ここはぐっと我慢するのが世の中の常識っていうもんだろう・・・・と家人は言う。
今、隣家の進捗状況は、基礎が終わり、床の配線、配管をやっているところだ。
今月中には上棟まで行くだろう。そうすると大方の形が表れ、じきに太陽が隠れ始める11月になる。来年になれば、日照時間の実際が分かり、我々の身の処し方もはっきりしてくる。
我々が太陽光にこだわるのは、家が明るく、昼間でも電気をつけないことは言うに及ばず、太陽光が当たるのと当たらないのとでは光熱費がかなり違うということ。日がまともに当たっていれば、真冬であろうとも全く暖房は要らない。昨今のエネルギー高騰を思うにつけ、その効果は絶大だという言葉に、ご理解はいただけるに違いない。
家づくりは一回では成功しない(第223回-2)-GL(グランドレベル) [我が家]
2023.10.7
こんにちは。
このブログが2万字制限があることは知らなかった。だから二分割かそれ以上になってしまいそう。
それにネット回線が切れてしまったりして、ちょっと右往左往。
【続き】
我が家の南側は以前、二階建ての数寄屋造り。数寄屋造りという言い方が正確には正しくはないかもしれないが、箱型ではなく、一階よりも二階のほうは建坪は少なく、一回り小さく上に乗っている感じ。その建物があったときは、冬至(12月22日ごろ)の一月前ぐらいから2月中旬ぐらいまでが完全に屋根の稜線から太陽は姿を消していた。つまり、3か月間は日中の一番太陽が高い時間帯に太陽を拝むことはないということ。つまり、洗濯物の乾きが悪かった。
今度、ここに二棟建つこととなった。もちろん二階家。当然、その建築物は南側を開け、北寄り(我が家寄り)に建つ。しかも箱型。数寄屋とは違うから日当たりは以前にも増して悪くなることは予想される。しかも我が家と隣地は高低差がある。
横ブロック2つ分、隣地が高い。これは以前から隣地のほうが高く土を盛っていて、今に始まったものではない。
我々の致命的なミスは、私が所帯を持ち始めたころ、同じ土地で、ほぼ同じ位置に住んでいたことだ。
その家は私が18歳のときに建てたもの。平屋で今よりコンパクトなものだ。その後、隣地に家が建てられたのだが、我が家そのものがコンパクトだったため、その高低差も日当たりも全く気にならず、縁側で日向ぼっこが楽しめていた。
そんな実体験があったものだから、全く日当たりは気にせず、今回の家を建てた。しかも、以前より家の一部は南寄り(隣地近く)に建ててしまった。
黒いフェンス(真ん中の黒い棒)から左側が我が家。
ほぼ2段(正確には2段半)。明らかにブロックの高さが違う。
これを見ると愕然とするんで、あんまりお見せしたくはないが、これが隣地の高さと比較しなかった結果だ。
この段差の高低差が雨水を我が家に招き入れることになってしまったことは、以前、ブログにも書いたので、ここは省略するが、雨水升を4つ、雨水排水用U字溝を3本(合計15m)、これは施工会社の責任でつくってもらった。これにより、雨水排水処理はうまくいき、水に関する問題は今のところはないが、問題は日照の問題だ。
これは斜線規制なるものを説明した図。(メガソフトさんのホームページより拝借させてもらいました)(https://www.megasoft.co.jp/3d/setback_regulation/height_north.php)
隣地と書いてある所は我が家。土地(敷地)と書いてある所は南側隣地(建設予定地)。我が家の用途地域は第二種中高層住居専用地域。つまり、左図が該当。
「えっ!10m?」と思った私は、建設している不動産屋に立面図を請求。西側立面図を見ると建物の高さが6.2mと書いてあった。つまり、6.2m垂直に立ち上がり、30度の角度を付けて屋根が駆け上がっている建物になるらしい。
家づくりは一回では成功しない(第223回-1)-GL(グランドレベル) [我が家]
2023.10.7
こんにちは。
空はどこまでも青く、そして潔し。
これは昨日のランニング中に撮った写真。
今日もこれと同様に真っ青な青空だ。
世界の人々は
この青い空どんな気持ちで見ているのか。
喜び、憎しみ、憎悪、絶望、期待、隠忍、俯瞰、殺戮、飢餓・・・。
後に行くほど、日本には感覚的には遠い話・・・・今のところは。
ジジイになると、まとも(正面)に見れなくなる。
「まとも」漢字で書くと「正面」。確かに斜に構えた自分が見てとれる。
今日は久々「家づくりは一回では~~」の第223回目。よく書いたもんだと自分を褒めておこう。
正直な気持ちを言うと、書いていくうちに我が家の現状が、この題名どおりに成功しない部類に入っていくのが日々分かり、頗る足が遠のく。しかしながら、今回は現実味を帯びている失敗例を思い切って書くことにした。