SSブログ

高齢者の医療費負担を2割する [新聞記事]

2019.11.29

こんばんは。

寒いですね。今日、まだ日は傾いていなかったけど、もう既に外は結構寒く感じた。我が家に小さいデッキがあるけれど、朝方、薄氷が張っていたのにはちょっとびっくり。

----・----・----

75歳以上で年収370万円以下の方々は1割の医療費負担でよかったけど、やはりそれでは行き詰まってしまうので、それを2割にしようということが決まりそうだ。現役の若い方々は有無を言わさず、3割の負担だ。どこの世代が一番負担感が多い少ないの話をすると、健康保険税は互助の精神であるからして、なかなかまとまらない話になる。若い現役世代は収入があっても、家庭があり、子どもがいて、なるべく払う税金は少ないほうがいいに決まっている。子どもの教育費も馬鹿にならないしね。

一方、高齢者は高齢者で年金しかないのに、それもだんだんに減らされているのに、今までの倍の負担感に対して文句を言う。年金でキツキツなら病院に行くなとも言えず、それもまた辛いところだ。

---・----・----

国も赤字国債を発行しているので、台所は火の車だ。若い世代も大変で、CEOでもやっている方なら別だろうが、世の中の9割は冷や飯食いの「サラリー」をいただいている「マン&ウーマン」だ。一方、65歳以上の現役を終了した方の大多数は年金だけの収入で暮らしをしている。普通の給料(サラリー)をもらって33年勤めていたら、大体厚生年金は幾らだろうか?25万~30万ぐらいか。多分だけど、企業年金とか、個人で別個に積み立てていて、年金形式でもらうものを含めてでやっとこ30万円になる方々も少しはいる。バブル崩壊前の団塊の世代以前の方々は、それなりにいただいている・・・・・と思う。今の若い方々が30万を手取りで稼ぐのは大変だ。残念ながら、私は厚生年金と国民年金を半分半分で30年ぐらいを払い続けたので、えばれるほどもらってはいない。国民年金は自分で払うだけだからね。私の場合、すべて厚生年金だと換算し直すと、20年分ぐらいの期間になるんじゃないかな。この10年の期間の短さは致命傷だ。退職金のグラフと同じで、最後までへばり付いていれば多くの果実はとれるけど、途中でやめると悲惨です。企業が半分払ってくれる厚生年金の力は大きいんです。

国も若い世代も高齢世代も、それなりに負担は強いられているわけで、じゃどうすればいいんだということになる。どこかもう少し知恵を出して、負担感を減らせるところはないだろうかと考えていたら、一カ所お願いできるんじゃないかというところがあった。

それは医療関係のところだ。診療報酬と言ったらいいだろうか。初再診料とか、文書料、差額ベッドとか、そういう諸々の医療費だ。以前、お薬手帳のことを書いたが、薬局に一回行くたびに、薬剤師にあれこれと聞かれることがあると思うけれど(最低限薬の説明だけする人もいるみたい)あれで500円前後のお金を支払っている(現役なら国と7:3の割合)し、皆さん肩が痛い、腰が痛いといって整体院に通うと思うけど、そのときに手渡される施術指示書みたいな紙。あれだって相当のお金がかかっているのをご存じか。一応、施術者が一言お金がかかりますとは言ってはくるけど、大した話をする、されるわけでもないのにね。あれで幾らだと思います?1800円前後支払っている。これは一回きりなだと思うけど、毎月だったら大変な浪費になる。

三方一両損ではないけれど、みんな苦しいときは四方一両損となるべきだと思うけど、先生、ご賛同いただきたいのだが、どうだろうか。そんな赤ひげ先生もいるはずもない・・・・・・か。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感