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スミレの香りは大きな勇気 [生活]

2020.11.15

こんばんは。

今日は一日天気がよかったので、大掃除ではないが、外仕事、母宅の窓清掃をした。親はその家に20年以上住んではいたものの、後半はよくよく清掃はせずに過ごしていた。人間は年老いると少しずつ掃除という作業が毎日の生活の中から欠落していく。それを悲しいとか、残念だと思うご老人がいるようでいないのは不思議だ。まあ、掃除をしなくても幾らでも生活はできるからかもしれないし、体にしんどいことはやらなくなることが自然の摂理なのかもしれない。そんなこともあり、ガラスはもちろんのこと、サッシの溝という溝はかなり埃をたくさんかぶっていたので、結構時間がかかった。幸いにして風もなく気温も高かったせいもあり、隅々まで掃除ができた。

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ここからは本当の小さい話で人さまにお披露目するような内容ではないけど、一応、そんなこともあったんだと後で振り返ることがあるだろうという意味で、日記のつもりで書いてみたい。

〇月×日

愚息の子どもがお泊まりに来た。長男と長女。8歳と5歳だ。8歳は男の子。5歳は女の子。女の子のほうは活発でリレーでも鉄棒でもみんなから歓声を受けるほどたいそうなもんで、空中逆上がりなどは8歳がまだまだできないが、彼女は既にできていて、先日も私の目の前で軽々とやって見せてくれた。

8歳はスポーツは何とか同学年のみんなに追いついている状態で、少し遅れ気味は否めない。しかし、数学は得意だ。今回の通信簿(どういうわけか既に配布されている)は学級でもトップクラスらしく。思いの外、国語もよかったので、彼は彼なりに得意そうであった。

そんな彼と彼女が我が家に泊まりに来た。私と家人の真ん中に二人は寝た。4人が川の字になって寝たわけだが、そのとき、8歳が私にこう言った。

「ジイジはスミレの臭いするね」

私「えっ?」

家人「うそっ~~!加齢臭でしょ」と大笑い。

私は思いもかけない孫の言葉にただただうれしく思うばかり。

でも、スミレの香りって、どんな臭いなんだろうか?私はこの年になっても、そんな香りを、ついぞ、嗅いだことがないが、真っ暗な部屋の中で、なぜか大きな勇気をもらった。

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