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遅々として進まず [新聞記事]

2020.3.8

こんにちは。千葉は雨模様。シトシトとこぬか雨。

気温は低く、寒い一日となりそう。花粉症の私にとっては楽な一日。仕事も終了、送信したので一段落。午後から、旧家の整理に行くつもりだがちょっと寒そう。今のところ風邪気味ではない。コロナにかかったらきっと不安になるだろうね。悪化し続け3つ、4つ医療機関を回らなければ検査は受けられないからね。でも、我が家の周りにはそんなに医療機関はないぜ。

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福島から9年を過ぎて廃炉作業はマスコミの報道のとおり。

【驚かされたこと①】

「福島第一原発の敷地内のタンクにたまる汚染水について、一部のタンクから放出基準値の最大約2万倍にあたる放射能物質が検出されていたことを明らかにした。」とあったことだ。たしかトリチウムが残るだけで、それは世界の原子力発電所の冷却水にも含まれており、それは海洋に放流されているから、福島の汚染水はそれにならって放流しても何ら問題はない・・・・という報道があったはずだし、自分もそう思っていて、放流やむなしと思っていた。

しかし、現実はストロンチウムなどが1リットルあたり60万ベクレル含まれているという報道。東電からそういうプレスリリースがあったことに企業倫理的に安心はしたが、あと2年もない期間に、どういう対策をしなければならないのか決断が迫れていることに唖然とするばかり。

【驚かされたこと②】

福島の原発は6つあって、その3つが水素爆発をした。そのことすら時間とともに忘れていた私は1号機、2号機だけだと思っていたことに、これまた唖然としてしまった。皆さんは、そんなことはないと思うが、頗る愚鈍な私の記憶はかなり曖昧となっていた。

6年前の放送を見て、私も少しだけ原発の勉強をした。

当時、消防車から放水をしたのを覚えていると思うが、その放水作業とは別に直接原子炉に放水パイプをつなげ冷却をしたが、それは失敗、水素爆発が起こった。消防自動車から原子炉までは幾つものパイプがつながれていて、それらをすべて閉じなければ原子炉に水は届かない。多分、あのとき水素爆発が起こったのは1号機だったと思うが、その水はすべて復水器と呼ばれる装置に溜まってしまい原子炉には届かなかった。その後、外から放水の映像を見た記憶があるが、あれは3号機?幸か不幸か屋根が吹き飛んだので外部から注水できた。

問題はここからで、その後今現在まで、幾つかの原子力発電所が稼働しているが、停電時、冷却装置が働かなくなった福島と同じ条件下での訓練が全くされていないということだ。現場はかなり複雑で、多くの配管設備があり、直ぐに福島と同じ状況は起こり得るのに、そのシュミレーションをやっていないということに唖然とするしかない。日本全国どこでも福島と同様のことは起こり得るわけで、その履修確認は必須の条項だろう。つまり、福島の教訓が全く生きていないということだ。

喉元過ぎれば・・・・人間はやはり愚かしい生き物なのだろうか。


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