今日は病院周りで一日が終わった [生活]
2017.5.10
若い人がこれを見たたらば、「なんちゅう老人なんだろう。社会保障費を幾ら納めたところでキリがない。」と言われそうだが、まさに寄る年波には適わないということでお許しあれ。一応、健康保険税はきっちりと納めているのでお許しいただこう。
1つ目の病院は、友人の退院の送り迎え。もう一つは、私の肩の痛みに対する検査結果が出たので、その結果を聞きに行った。
最近はがんの手術も短期の入退院が当たり前のようで、手術の負担も極力少なく、平気で歩いて帰宅退院となった。どんなヤブの医者がいようとも、医は算術、医道の風上にも置けないような御仁がいようとも、少数の医者によって、着実に医学は進歩しているのだなとつくづく関心させられた。あと50年、いや100年も経ったら、きっと「がん」という病気は、今の風邪のような位置に追いやられているのではなかろうか。それはそれ、いいことなのだろうが、それに代わって人類最強のウィルスが登場し、きっと人間は世界規模で闘いを続けているのであろう。
もう一つの病院は、私の五十肩の残存。痛みがひどく、車のハンドルもままならず、夜寝ていても痛みで目が覚めるという、私にとっては、結構しんどい日々が続いている。
今日はレントゲンと血液検査の結果が出た。
先生曰く「血液検査の良好、異常なしだね。」
私「よかった。で・・・。」
先生「レントゲンの結果に異常があったよ。」
私「えっ、そうでしたか。で、どんな異常ですか。」
先生「ここ、この白いところ、石灰化しているね。これだとかなり、痛いはず」
私「たしかに・・・」
先生「前の病院、どうして、これでわからなかったのかな。これで原因がわかったよ」
「肩に注射をして、痛みを和らげよう。糖尿病も、アレルギーも大丈夫?」
私「はい。ありません。」
別室(処置室)に行って、肩をエコーで確認し、注射を1本、食塩水とアナペインとデキサートを混ぜ合わせたものを関節腔内注射行った。痛みはまだ残るが、若干、和らいだ感じだ。
先生「漢方はこれで飲まなくてもいいよ。原因がわかったから大丈夫」
私「ありがとうございます。助かりました。」
診察室に戻って行ったと思ったら、しばらくしてまた処置室に戻ってきた先生
「今度いつがいい。1週間後でいいですか?」
私「はい。」
先生「時間は?」
私「空いて時間でいいですが・・・」
先生「今日と同じでいい?」
私「はい」
とまた診察室に戻って行った。
30分の安静後、診察室に戻ると
先生「どうだい?」
私「まだ、引っかかりますが、大分いいような・・・」
先生「急には直らないけど、少しずつね。これだと、寝ていて腕を動かすと、あるところで飛び上がるほど痛いことがあったはず」
私「ええ、ものすごい痛みでした。(よくご存じで・・・)」
先生「痛み止め何か持っている?」
私「ロキソニンを少しだけ」
先生「じゃ、ロキソニンと胃腸薬を5回分出しておくよ。じゃ、1週間後。」
私「ありがとうございました。助かりました。」
よく患者の目を見て、やさしい表情で問いかけてくれた。それだけで病気が直るような、いやいや、直ってみせると思ってしまったのは、言い過ぎか・・・・・・な。
コメント 0