2016-02-25

保育園に入れないことは死活問題、という話題がありました。

全くそのとおりで、保育園入園は無料ではない。料金の差こそあれ、1万円～3万円ぐらいは支払わなければいけない。認可、無認可でも違うし、年齢によっても異なる。

お母さんがパートで働いたとき、時給は800円～1000円ぐらい。4時間働いて3200円～4000円。週3出勤で1か月3万8400円～4万8000円。保育料を引くと3人家族の1か月分の食費分も出るのだろうか。

アルバイトといっても、職場 には、一生懸命働かないと、こちらの希望のローテーションにも入れてくれないだろうし、職場での熟練度も当然加味される。一生懸命働きたくても、技量がないからあの人はこの時間しか使えないね、という話はよく聞く話。

当然ながら、子どもは風邪を引くし、熱も出す。「今日は休みます」じゃなくて、「休ませてください」と言わなければならないし、言ったが最後、その信用は失墜する。これには、正社員もアルバイトもない。経営の現場は厳しいのだから仕方がない。

だから、その受け皿となる保育所が無理なく、申請さえすれば、待機せずに、誰でも入園することができれば、そして無料ならば、どんなにか子どもがいる母親は助かるしれない。ましてはシングルで頑張っている母親は少しは歯を食いしばらなくても生きていける。何も贅沢がしたいわけではない。子どもと一緒に暖かな夕食を365日囲むだけを希望している家庭が多いことに政治家、地方の役員たちは知っているのだろうか。

1人２４万/年間かかってとして、1万人保育料を無料としたところで、年間たったの24億円。議員(国・地方合わせ)200人削減すればいいだけで、どれだけ将来の日本に希望が持てることか。

せっかくのすばらしい日本を、これ以上荒廃させてはいけない。これは外国の例に決して習うべきではないとつくづく思う。

頑張れ、シングル、頑張れ、ヤンママ。

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