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法人化のメリット&デメリット(58) [マネー]

第58回 法人化のメリット&デメリット

これこそ本当に一長一短があり、難しい選択を迫られます。

会計事務所さんとかは盛んに法人化をグッド、という言い方をされているような印象を受けます。もちろん、いいことはいいのですが、それと同等か、それ以上の苦労(精神的、金銭的)をしないと、それは乗り切れないということです。

【メリット】
1)レバレッジが高く設定できる。
2)購入単価が低くできる
(1)と2)は同じ意味ですね)
3)経費が計上できること。(例えば、人件費、交通費、福利厚生費、水光熱費、等々)
4)損益通算ができること。(法人の場合は9年)
5)決算時、保有ポジションが損益通算に加算できる。

【デメリット】
1)レバレッジが低い
2)購入単価が高い
(同意)
3)法人税を払う。
<利益あり>
・その金額に対して3割から4割の法人税。(個人の場合は2割)
・法人が存在するだけで5万円(県民税)と2万円(市町村税)。
役員報酬--これは年初に額を決めるが、これは利益があろうとなかろうと一定額にしないと経費としては認められない。つまり、1月は利益有のため100万円、2月はマイナスだから10万円と変更は不可。また年度末にまとめて支給することも不可。
・報酬をもらうということは所得税を納めなければならない。(これは6カ月に1回にまとめて支払うことが可能)
・ご自分に報酬が発生するから、社会保険料も払わなければならない。
・ご自分の報酬に対して、市民税も発生する。
・確定申告をしなければならない。これは個人でも法人も同じ。
・会計事務所等に顧問依頼をする必要あり。(会計学にかなり明るい方であれば、ソフトを使って決算書をつくることは可能。私の場合は×でした。)顧問料は20~30万ぐらい。入力は単純のため、一年間の流れがつかめれば、独力は可能という感触あり。

ということで、個人と法人の最大の違いは、
購入単価(レバレッジ)が違う。1万通貨当たり5万円と5000円の違いです。(ドル円)◎損益通算が3年と9年。
保有ポジション(未決済で保留状態のもの)の評価損益が決算に入れられる--これは大きい。

以上です。
私は法人化でスタートして、やっと1年間の経費決算が出ます。果たして、吉と出るか凶と出るか、結論はまだわかりません。



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