最期の花見－－桜が散っていくぞよ

2017.４.9

町内会の打ち合わせに行ってきた。特に問題もなく、連絡事項のみで終了。皆輪番制なので、最近は特にもめることもなく淡々と進んでいく。

夕方は結構冷え込んできた。サマーセーターのみを着ていったので、17時を回るとさすがに寒く感じてきた。

神社の桜もあっという間に終わりそうだ。３～４日前は開花宣言と騒いでいたが、我が街の桜も寒そうで、見上げる人たちもまばらだ。このまま今年も終わってしまいそう。

せっかく咲いた桜にはちょっと申し訳ないような気持ちもして、ここぞとばかり、ゆっくりと見上げてきた。

11年前に父を連れ近くの公園に最期の花見をした。これが最期だと思って連れてきたが、幸か不幸か本当に最期の花見になってしまった。母も最期は連れてこようと思っていたが、いかんせん、長時間の車椅子の移動は、貧血と同じような症状を起こしてしまい、意識が遠のき危険極まりないので今年は無理だろう。さりとて、来年の桜はお世辞にも拝めないであろうから、母の花見は彼女の部屋の窓から見た梅が最期だと思う。

そんな淡い気持ちも手伝ってか、今年の桜はどこも薄くもの悲しい。

タグ：最期の花見 神社の桜 開花宣言 母の花見 車椅子