後ろ向き発言はしたくないけれど・・・。

前回で、もういいかと思ったけれども、今朝方、「あさイチ」でも取り上げていたので、もう一言。

これはクレジットカードの件。

入ったときにリボ払い扱いになっている件。既にリポ払いになってしまっている。

リボ払いって知っているとは思いますが、分割払いです。ジャパネットさんみたいに金利は向こうが持ってくれるわけないですから、当然、こっち持ち。つまり、１万円で買ってもリボ払いにすると月々幾らの金利を払わなければいけない。

問題は、それを見えづらく、分かりづらくしていること＝隠していること。

「約款に書いてあります」と企業サイドは言いますが、あの細かい約款を見る人を私は知らない。

今、あるソフトを入れようとして、ＩＢＭのホームページに入ったんですが、ちゃんと「疑問の方で、メールで返事のほしい人はこちら→」、「電話で返事のほしい人はこちら→」とちゃんと書いてある。これが正しい企業の姿勢です。この件に関してはＩＢＭさんはハナマルです。

もう一つの問題。その金利率です。１５％です。

１５％ですよ。１万円のものが１年放っておくと１５００円付くということです。これは多分、月割り計算でしょうから、もっと雪だるま式に端数は増えていくわけです。

テレビでは、書面で示しているから法的に問題はないと企業に有利な解説をしていて、払わないと大変なことになる的な言い方をしていましたが、本当にそうなんでしょうか。

ただ一言消費者サイドの言葉としては、「誠実」さがないと言っていましたけどね。

「ここを打ち破るには、企業は書面による契約約款等で発生した消費者の棄損に関しては、第三者から見た容認し得る明確な情報発信を消費者にしない場合、それが要因となって発生した消費者不利益に対しては、１００％の保証をしなければならない。」というような判例を勝ち取らない限り、消費者の多くの方々は泣き寝入りをしていると思います。

収入は減っているのに、こんなところで余計なお金を払っているわけで、富める者は益々富み、貧する者は益々貧するという構図になっていることを忘れてはいけない。

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