どう見ても・・・円高だ(85)

第84回 贔屓目に見たって、円安になるわけがない。

日本国はすばらしいと痛感すればするほど、円安にはならない。
1)中国の減速による世界的な景気の低迷。中国のバク買いに頼っていた国は多いから、その影響は大きい。
2アメリカも経済が足踏み。しかしながら、利上げをやれば、ドルの引き上げ現象が顕著になるから、当然として、世界的に経済状況は下降線に向かう。
3)ここ1～2か月で10円も円高になったことを考えると、日本株式だって、景気よしとは言っていられなくなる。株価も徐々に下がってくるのは必至。

日本の経済指標もだんだんと上向いてきている。
日本は観光立国ではない。自分たちの技術を、自分たちの努力と創意工夫で新しい価値を見出していく。その力はすばらしい。
決して観光立国を馬鹿にするわけではないが、観光だけの国は、やはり、それなりの国にしかならない。

そうやって考えていくと、やはり日本は価値のある国であることに間違いはなさそうだ。
買いポジションで2つも 残ってしまっている。半年前は、アベノミクス効果、少子高齢化で徐々に徐々に円安になり、円高になっても、それは一時的で全体のトレンドは円安と誰も思っていたのでうそのようだ。

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