花がら摘み [バラ]
2020.6.20
こんにちは。
久々にバラの話。バラの花を楽しむのは、バラと目線の位置が重要だということが今回の引っ越しで否応なく知らされた。バラとの目線?つまり、自分との目線がバラより上か、下か、同じかによって、その美しさは大分違うということ。
もちろん、人によって好みは違うから人それぞれだろうけど、私は2階から見るバラが結構好きだ。残念ながら、その映像は前々回ぐらいのPCに納めたものだったので、今はとうに廃棄処分となってしまっているのでお見せすることはできない。
今はバラが咲き終わっているが、4月、新緑のきれいなころ、葉っぱはまだ黒点病にも罹っていないきれいころは、青々としたバラの木を2階から見るのは結構癒しとなる。もちろん、バラが咲くのはもっと楽しいが、緑緑した葉っぱを見るのとは勝とも劣らずだ。今回、二階家ではないことは、全くもって残念至極。年寄りは段々と二階に登ることも億劫になると聞き及んでいたので、まだまだ足腰は大丈夫だったが二階家を諦めてしまった。しかし、今でもそれは悔やまれるところだ。
今回、バラの花がらを摘んだわけだが、ちょっと疑問が出てきたので、二通りの切り方をしてみた。
1つ目は・・・。
春霞。
小さな花びらを幾重にも咲かせるタイプの花種。
咲く順番が少しずつずれているので、咲ききった花は後から咲いてくる花の邪魔にならないように、絶えず切っていかないと、後から咲く花が変形したり、咲ききらなかったりして、かわいそうなことになるので、そこはこまめに花がら摘みをしないといけない。
結構咲ききっているけど、まだまだその下から緑の蕾が結構続いている。これを切らないように咲ききった花を摘んでいく。
花を摘んでいくとこんな感じで細い枝の先に二股、三股に分かれた葉っぱが出てくる。トマトのヘタのように見えるが、花びらの下の枝をポッキンと切って3~4日経ったものだ。
このほうがわかりやすいかも。
切ったところから新芽が勢いよく出てきている。
これも同じもの。
花を摘むと言うけど、手でお茶を摘むように摘むわけではない。剪定挟み(若枝用)のもので潰さないように切ることは必要。
二つ目のやり方として・・・。
2枚目の写真のように、幾重にも咲いた枝のもとからすっきりと切る方法。
この白い枠取りのように大元から切ってしまうやり方。
これも同様。
先別れした若い枝を残して切る切り方と大元をばっさりと切る切り方。どちらがこの後より多くの花が付くのか。これはやってみたことがないので、今後のお楽しみだが、どっちがこの後、より多くの花びらが咲いてくれるのだろうか。
詰まらないことにこだわっても仕方ないと言ってしまえば、それまでのこと。切り方が違えれば、きっと咲き方も違う方向に向かうはず。
こだわることが多ければ、きっと思いがけない発見もあるかもしれないと思っている。
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