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速く打つとは速く打つにあらず [生活]

2019.5.13


こんばんは。

今、風呂から上がったが、少し体が温まりにくかった。それだけ気温は低いのかもしれない。

最近、ブラインドタッチで打たなかったものだから、少し打つのが遅い気がしていた。やはり手元を見て打つ打ち方は最終的には早くは打てないということになる。

長々と打つことがないと他人との速度に対する劣等感を体感することもない。

運悪く、私はその速度で技量を測られる仕事についていたものだから、おいそれとブラインドタッチをあきらめるわけにはいかない事情があった。

A4用紙30行の1200字ぐらいならば、余り優劣がつくこともないが、それを10枚、20枚・・・100枚と打ち続けるとかなりの差が出てくることになる。 一般的には論文、卒論の類であろうか。新聞記事もそうかもしれない。私の生業というと、後者のほうの100枚近くかそれ以上だったので、手元を見ないで打っている隣席の者と比べると、1時間、2時間の違いが出てきてしまうこともままあった。流石に1時間の差を付けられるとかなり凹む。自分にはこの仕事は向いていないんじゃないかとか、早く打ち続けることは天性のものなので、そう簡単に克服はできないのではないかと考えつつ打つものだから、なおのことそのスピードは遅くなってしまった。

よくよくその差を考えてみると、こういう結論に達した。

それはゆっくりでもキーボードを見ずに打つ。これしかないことに気がついた。

誤打をすると【次の作業】が加わり、訂正をし終わった後で、やっとこと次の文字を打つことになる。

【次の作業】とは「日本経済」を例えにすると・・・・。

「日本経済」⇒「日本ケイサイ」(誤打)⇒「ケイサイ」(削除の為、4回スキッフか削除キー1回)⇒「経済」(打直し)の作業が繰り返される。つまり、誤打をすると11回打って打ち直しが終了するが、誤打をしなければ5回打つだけだ。

「ケイザイ」を打つ作業で11回打つか5回打つかの違いが出てくる。それを40字ごとに1回誤打をしたとするなら、1ページ゙40字×30行の用紙の場合、30回誤打をすることとなり、1回につき6回多く打ったとして、30×6=180回多く打つ計算となる。A4判1ページに180回多く打つ。10枚打てば1800回、100枚打てば18000回となる。キーボードをそれだけたたくわけだから、当然、1時間ぐらいの差は出てくる。

そんな誤打をするわけはないとお思いだろうが、自分で自分をよく観察してみるとよくわかる。40字を打ち間違いなくスラスラとどれだけ打てるだろうか。1回はできたとしても、その次はどうだろう。そして、その次は・・・・。

最終的に私がたどり着いた結論は、ゆっくり間違いなく打ち続けることと、速いタッチで1行に必ず1回誤打を繰り返すのとでは、ゆっくりかんで含んで言葉を口の中に落とし込んで指先につなげていく打ち方が一番速いということだ。これは意外だが、間違いない。

キーボードの速さなど関心のない方には詰まらぬ記事となった。

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