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政策と所信表明 [生活]

2017.11.21


昨日、代表質問が行われた。通り一遍の受け答えが続く。自民党は大勝した余韻を味わいつつ、次の手を打ってくる。野党は当然のことながら、それに反対をし、討論が続く。討論が続くが、修正・是正に必要な絶対多数を崩せはしない。ご存じ、民主主義は多数決が原則だ。


国民の気持ちに沿った政策はそこで実現される。しかし、すべてが国民の気持ちに沿ったものかというと、そうではないことがままある。そこが民主主義の弱点だ。


党利党略で国民の気持ちとは乖離した政策決定に、いかにノーと言い、それを再度考えさせる場を提供していく決定権を国民が持つことが大切となる。それができないが故に、あきらめのムードが醸成され、益々政治から足が遠ざかる。


日本の国において、充実した民主主義を熟成させるには、それをどう乗り越えるか。それを考える土台が必要になる。


今回はほかに入れるところがないから自民党。しかし、この法案の可否に関しては、自民党の主張には同調できない場合、これは再度国民と国会議員とで討論をし、禍根を残さないように再度審議を重ねる必要がある。そこでは、党単位で動くのではなく、一国民、一国会議員としての考え方の行使となるべきだ。


そこでは、多数決の論理という横暴は防げるし、絶対多数の政党といえども、暴走・横暴はできない仕組みづくりが完成する。


そんな詰まらぬ考えを「ない頭」で考える。「秋の宵」という季節感のないまま、冬がやってきてしまった。

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