年金の動きが変わっていく [生活]
2017.6.7
年金の動きが変化していくという話を新聞が取り上げていた。
現役の皆さんには朗報かも。極論をすれば、今後一切、社会保険料が上がらなくなることだからだ。
社会保険料はご承知のように、年金、健康保険証、失業保険などなどだ。
今現在、割合は18%ぐらい。つまり額面30万もらっている人は30万×0.18=5.4万円払っていることになっている。
月5.4万円結構大きいね。ビックリの数字。思わず赤にしてしまった。
これがずっと上がらない。これ以上少子化になっても上がらない。
なぜ? どうせウソだろうと思いきや、なんてことはない。出るほうを抑えるということらしい。
つまり、年金受給者のいただく金額を減額、もしくは後年に繰り延べということ。
今10万円もらっていても、だんだんと低くする。9万9000円・・・9万8000円・・・9万円。
きっとこのカーブは急降下だろう。そうじゃないと現役世代からまたもらわなきゃいけないことになる。
また、65歳受給開始が66歳・・・67歳・・・68歳・・・70歳となり、早晩75歳ぐらいまで伸びていくのだろうか。
しかし、よく考えると、それもまた問題だ。今、現役の方が年金をいただく30年、40年後には、それが自分に返ってくるということだ。65歳でもらえると思っていると68歳になり、75歳になるわけだから、今40歳の方は、25年後にもらえると思っていたら35年後になってしまう。もちろん、その分掛けている期間も長くなるわけだから、その分増えるとは思うけど、結局は苦しみは前にするか、後にするかの話かもしれない。
やはり、愚策か。
少子化を根本的に解決しようと考える政治家が出ない限り、目つぶしにあっているようなもので、何も変わらないということだ。
しかし、変わらないから払わないという考え方はしないほうがいい。損得で言えば、損。
年金はしっかりちゃんと納めたほうがいい。耳が遠くなり、目がかすみ、足腰が立たなくなって頼りのなるのは、息子でも娘でもなく、残念ながらお金ですから。
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