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母の話(10) [母のこと]

2016.1.29

先程、ヘルパーさんの方からメールが来た。今日から3日間はヘルパーさんが来てくれる日で、私は束の間の休みになる。こういうときは、本業であれ、庭の仕事、家の仕事、家内との約束等々を果たす日となる。

今日のメールを見ると、さすがに息苦しくなる

はやり、他人から見れば、もうすぐ最期の時が来るのは明々白々だ。

前回からはまた悪くなっている。これといって、どう違うかというのは表しづらいのだが、受け答えもはっきりとしなくなっているし、笑顔もなくなってきている。

そういう状態でも、息子としては今週の日曜日に風呂に入れてあげられた。

浴槽内では、足を突っ張る力もなくなってきたのか、両手でグリップを握っているにもかかわらず、体が浮いてしまう状態になってきた。前回まではないことで、明らかに体の内側の力が衰えているということだ。

老人に対しては、医療もリハビリも決して前向きではなく、多くの場合、投げやりというか、「加齢ですから」、「年齢的には仕方がない」という考えが一般的。食事にしても、いろいろと工夫進歩はあっても、個々具体に、「あなたの場合は、これがいい」、「あなたの場合は、これではなく、こっちのほうを」という指導は全くない。これは15年前と全く変わっていない。各職の方々は、日々淡々とこなしている。

悲しいかな、これが介護の現実だ。


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