高いレバレッジは危険と思っているあなたへ(97) [マネー]
第97回 高いレバレッジは危険か?
果たしてそうだろうか。
あなたのお使いのFX会社のドル円の単価を見てほしい。20倍なら約50万円と書いてあります。
1ドル=110円として、1万通貨=1100,000(110万円)、それが50万円で買えるということは、20分の1の値(つまり20倍のレバレッジをかけるということ)で買えますよということ。
言い換えれば、20倍のレバレッジは20分の1のお金で買えますということ。
私がやっている200倍のレバレッジは200分の1のお金で買えますよということ。
私がFX取引を仕組みを調べていたときは、レバレッジ20倍とか、50倍と聞くと失敗したら20倍、50倍の保証金が必要になるんじゃないか。そんな恐れをもって漠然と考えてしまっていました。
つまり、上がると思ったら下がってしまって、1銭下がると負担がレバレッジが高いほど、負担増になる。そう漠然と考えていたんですね。
それは違います。
1銭上がろうと下がろうと、10銭上がろうと下がろうと、1円上がろうと下がろうと、レバレッジには関係ありません。
それに関係するのは、1枚(1万通貨)でポジションをとるか、10枚(10万通貨)でポジションをとるか、100枚(100万通貨)でポジションをとるかで変わるということです。
もちろん、1枚--50万円、10枚--500万円、100枚--1,000万円かかりますので、その購入資金と運用資金の額は違ってきます。つまり、最終的には、10枚買ったとき、こちらの意とは逆に動いた場合、10銭幅で幾らまで必要か。100銭(1円)幅で幾らまで必要かを自分の中で計算し、ロスカットを考えなければいけないということです。
つまり、レバレッジ10倍と200倍は、1銭下がれば1,000円損しますし、1銭上がれば1,000円得をするということで、レバレッジは全く変わらないということです。購入単価が安いか、高いかの違いがレバレッジということです。
どうでしょう。うまく伝わりましたか。
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