規制緩和(96)

第96回 果たしてあるのか、規制緩和。

先週からずっと規制緩和を切望する市場がありました。111円台になり、株式の市場も、為替の市場もそれが当然のごとく言われています。だから上がる(ドル高)。

しかし、私はないと思ったんです・・・・・・・・・・というと、いかにもということになるわけですが、素人の私の発言は問題になりませんから、あえてそういうことは言いませんが、客観的ではなく、主観的、つまり黒田さんに乗り移った気持ちになってみれば、日銀の政策決定の委員になったつもりになって判断すれば、もう無理でしょう。世界の景気(米国)もソコソコいいわけですし、上げる大義名分がない。今、追加緩和に踏み切れば、日本は自分だけよければいいんだと見られることは当然で、諸外国の風当たりは強くなるのは当たり前。私も外国に行って肩身の狭い思いをしたくないから、やはりここは踏み止まる。どんなに株価が下がろうとも、為替が円高に振れようとも、安倍さんが何を言ってこようともじっと我慢するしかないと腹を括ります。

あなたなら、どうしますか? 

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