FXに失敗する理由その2(88) [マネー]
第88回 相場観について
チャートを見ると、1時間のうちに上がり下がりの数は幾つあるか数えたことはあるだろうか。
取引の荒い時間では、1分間に150回ぐらい。取引が散漫なときでは30回ぐらいです。
でも、数えるのは無理と思われるかもしれないが、その一つ一つの積み重ねでチャートは成り立っていることは確かな事実。それを無視して取引はできない。
チャートを見ないで取引をしている人は、世界中を見回しても、多分、いない。
いやいや、絶対いない。私は断言できるし、あなたも断言できる。つまり、為替のバイブル。
一生懸命、上がりと下がりを数える必要はない。でも、するしないで言うなら、するほうがベスト。
あなたもそれはしているでしょう。じっとチャートを見て、今は上げ相場だから、買いから。下げ相場だから売りからと判断しているはず。
それは間違いない。
でも、ずれるときがある。成約しないときがある。
後でその場を検証すると、必ず反対に動いている自分がいる。相場に乗っているはずなのに、全く逆の動きをしている。でも、その時点では、自分では全く気がついていない。
自分では、「気がついていない」そのものに気がついていない。
そう、やはりチャートの時間足が問題かもしれない。
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