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分散投資は死を意味するのが常識のFXの世間一般から見たFXの非常識について(27) [マネー]

第27回

普通、蓄財をするときには分散投資が常識です。
例えば、株に500万、定期預金300万、信託300万、学資保険100万、生保300万・・・。
銀行も1つの銀行では危ないから、みずほ銀行にも積立100万、三井住友銀行に100万、郵貯に50万とやっていらっしゃると思います。これはニッポンの常識というか、世の中の皆そう思って行動することは全く間違いではない。

しかるにFXはどうでしょうか。分散投資の残余でFXをする。
5000万ある方が、100万円だけFX投資をする。
これは確実に失敗します。

それはなぜか、人間は誰しもに固まっているからです。
この欲が芽生えなければ、100万でも、50万でも破産せずにうまくいく。
欲得が自分の手で、目の前でコントロールできてしまうのがFXだからです。
その呪縛からはなかなか離れられない。

最初は5000円儲かったからオッケイ。5時間分働いたと同じだ。
次に1万円儲かったから、またまたオッケイ。10時間分だ。
次に15万円儲かってしまったら、超びっくり。そして結果オーライ。
次に7000円儲かった、う~~ん、ちょっと低いな。
次に3万円儲かったら、オッケイオッケイ。だけど、ちょっと物足りない。
2日前には、15万儲かったのに、3万円じゃね

と思う。

気持ちは次第にエスカレート、大きな利幅をとろうとする。
これは決して悪いことではない。それが人間の性です。

人間、この欲の皮が突っ張って、正しい判断ができなくなっていますね。
それは政治でも、経済でも、そして環境でも。

全財産を同じものに投資するのは馬鹿以外の何者でもないけれども、FXに関して言えば、あの時、銀行に置いておいた金額を入れておけば、ロスカットに合わなかったのに、と思う状況は、そこここにあるのも事実ですし、私もそれにぴったり当てはまりました。

次回、集中投資の勝率について。
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