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伊勢神宮-相変わらずの急ぎ旅 [生活]

2023.11.11

こんばんは。

DSC_0370.JPG7~8日と伊勢神宮に行ってきた。

寄る年波というか、最期の最後ぐらいは従順でなければ極楽切符はもらえそうにないと思ったのか、家人は事のほか神社巡りに熱心になっているような気がする。そんなことは面と向かって聞いたことはないが、自分としても、それに便乗しない手はないという気も少しだけするもんだから、何ともだらしなく、その後をついていった。

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私は、出雲大社、金比羅様、伊勢神宮に行ったので・・・残るは太宰府天満宮あたりか?

家人はほかに戸隠神社・・・?・・?・・?・友人と御朱印を集めつつ、結構いろいろなところに行っているようだ。

DSC_0375.JPG今回は伊勢神宮の外宮、内宮の両方に参拝。平日の人ごみの少ない時を見計らったとはいえ、内宮は結構な人が来ていた。



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鳥居を潜り、境内に入っていたわけだが、意外と言っては失礼だが、明治神宮ほどの森閑とした赴きはなかった。明治神宮は参道に入ると直ぐに気温も下がり、森林浴ならぬ樹木の深い香りがしてきて、原宿雑踏の汚れた空気とは異次元の空気を胸一杯に吸うことができたが、どうもそうはならなかったのは意外だった。もちろん、森林浴をしているという空気感はあったが、明治神宮と比較してしまうと、若干劣るような気がした。


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両脇の樹木を見ると太い木はあるが、そう数は多くはなく、割と細い人間の腕ぐらいの太さか、それよりも細い木々が多かったように思えた。




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聞くところによりと伊勢神宮はすべて自給自足を常としているとのこと。神社の建て替えに使う樹木も敷地内の樹木を使うからなのか? そういうことなら何となく理解もでき、このぐらいの空気感でも致し方なしという気持ちになった。

あとネガティブなことを言ってしまうと、明治神宮ほど手入れが行き届いていない感は否めなかった。例えば、参道は細かな石(玉砂利)が敷いてあるが、箒跡というか、清めた感じは残念ながらなかったような気がした。

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俗世間の汚れた世界に漬かり切っている私としては、神様の領域に踏み入れたところで神の慈愛を感じるわけもなく、客観的に見てしまうのは、いつもことながら、「お伊勢参り」「お伊勢参り」という割には、大きな感動も覚えることもなく神宮を後にすることとなったのは、少々心残りであった。

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やはり、早朝か閉館前のギリギリに行くのがいいのかもしれない。




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今回、神宮会館に泊まりたかったのだが、残念ながら満杯でダメ。なぜ神宮会館がいいかというと、朝、一緒に会館の人が境内を案内し、説明をしてくれるとのこと。これは結構いいかもしれない。伊勢神宮界隈は結構高額。一泊5万円なんていう宿もあったりして、我々庶民は、そんな高い旅館には泊まれないので、ちょっと離れた鳥羽に宿を取った。

鳥羽駅まで迎えに来てくれるということで待っていると、家人曰く「リムジンで来てくれるらしいよ」、「そんなことはないんじゃない。マイクロのリムジンだよ」と私は反論。駅前にはマイクロバスが何台も止まっていたが、泊まる予定の旅館名ではなかった。しばらく待っていると・・・・・。

DSC_0385.JPGジャジャジャ~ン。


 

なんと・・・ナント・・・あのリムジンであります。

私はビックリ! 思わず周りを見回してしまいました。鳥羽の駅は、ちょっと廃れ始めた駅で、リムジンは全くの不向き。


GAKUTO大先生ではあるまいし、ちょっと気恥ずかしい気持ちにはなったんですが、運良く、ロータリーの外れに止まったもんだから、全く誰にも気付かれずに乗ることができたことは不幸中の幸い。

DSC_0383.JPG内装はバブル時代を思わせるゴージャスと昔は言ったんでしょうけど、ちょっと趣味悪し。場末のバーに行ったような気分になりました。


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当時はこんなもんでワイワイ騒いでいたんでしょうか。

旅館は熱海のような普通のたたずまいの旅館で、夕食は昔懐かしい部屋食。仲居さんがせっせせっせと料理を運んできてくれて、味はグンバツでありました。

旅館名は胡蝶蘭。暇とお金がある方は一度足を運ぶとよろしい。リムジンに乗れますよ。

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