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友を選ぶ [新聞記事]

2023.1.20

こんばんは。

大分ブログ更新ができなかった。

ブログとは「ウェブログ」というらしい。Web(インターネット)でログ(記録)を付けることとあった。まさしく日記をインターネットに載せる。そこにはお金を儲けたいとか、有名になりたいとか、有象無象の欲が絡み合う。人間はどこにあっても、存在自体が嫌らしいと思わないでもない。

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そんな嫌らしい存在を七十年近くやっていると、どこもかしこも(精神も含めて)ボロボロになってくる。そんな厭世観も手伝ってか、昨今の悲惨な理不尽な事件を垣間見るにつけ、心穏やかではいられない自分に気づく。

自分が中学、高校ぐらいだろうか。思春期真っ只中のころ、気が合うやつもいれば、気が合わないやつもいた。これは私ばかりではないのは当然で、そうやって親友もできるし、喧嘩別れをし、3年間全く会話を交わすことなく、世の中に出ていく学友もいる。

あいつは明らかにヤバイ。学校を卒業したらグレるんじゃないかとか、組でも入りそうと思う学友もいた。片や学業も優秀で勉強を教えてもらった学友もいたが、運動神経は全くダメだったという学友もいた。そこで唯一ほっとした部分もあったりして、運動ではあいつより俺はできるなんてちっぽけな優越感を持ったりしたもんだ。その中で一際際立っているやつもいた。文武両道という許しがたい輩だ。頭もよく、テストをすれば常にトップ5に入り、球技会では、いつも格好良く見せ場をつくり、そしてルックスも並大抵のルックスではなく、アイドルグループのセンターでも張りそうなルックスをしているやつもいた。

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そんな中にいて、自分は平均の平均であることを認識し、目立たぬように、恐れぬように、あいつとは付き合えそう、こいつとは永遠におさらばだ。そいつとは学校だけの、偶然隣の席になっただけの付き合いだと無意識にふるい分けをしていたことを思い出した。

運良くか、運悪くか、自分は斜に構えたグレンの仲間とは肌が合わなかったし、話も合わなかった。理由は分からないが、ちっとも面白みが湧かなかったと言ったほうがいいかもしれない。かといってトップクラスの成績を上げる彼らには見向きもされないこともあり、当然ながら成績が普通ソコソコだったからなんだけど、そいつらとも仲間にはなれなかった。その結果、当然中庸のと言えば聞こえはいいが、どっちつかずの仲間、その他大勢の部類に入ったというか、残ったというか・・・。しかし、そんな人種が人口の大多数を占めるのかもしれない。その他大勢--きっと新聞に乗るような、良いことも、悪いこともせずに生きていける人間。それがその他大勢になるのかも。

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今回の事件、今流行りのSNSで集まった、隣がどんな人間なのかも分からない仲間の集まりだったのか、グレンでもなく、普段は何食わぬ顔をして一般市民として溶け込んでいる彼ら。突如として「お金」という人間が死ぬまで縛られ続ける1枚の紙切れを得ようと、大切な尊い一つの光を奪う。偶然、行き当たりばったりで、ぶち当たった方はたまったもんではない。

真剣に我が家の防犯を考え直しつつ自分がいる。

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