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集中豪雨の意味 [新聞記事]

2019.8.14


こんばんは。

我が家は新盆であるからして、一応、古来からの風習には従わないといけない・・・・・と思うお年ごろになってしまったというか、姉・義兄が明日線香を上げる来るので、そんなことはしないとも言えず、昨日は迎え火をし、お墓掃除に行ってきた。時節柄、お墓参りの人も多少多く、墓のうちの1~2割の墓石には花が手向けられていた。でも、少し少ないような、まあ、これからという家もあるのだろう。


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そんな中、台風が上陸する。多分、上陸する。今回も四国・九州・関西は大変だ。スピードが遅いので被害はより甚大となる。

雨量が30ミリ、40ミリ、50ミリまでなら適度のお湿りと土力の活性化でいいのだが、集中豪雨はいいことは何もない。家に対する被害も当然甚大となるわけで、普通の生活を続けられなくなる人が多い。

500ミリとか、800ミリが1日で降ると、土が流れる。国土の土が根こそぎもっていかれる。その土はどこに行くかというと海に流れていく。

じゃ、何が悪いことがあるか。

それは国土の砂漠化だ。海岸の急峻な風光明媚な地形が根こそぎもって行かれて茶色の土の山肌になる。木々をすべて持っていってしまう。木の根っこは土をしっかりとつかんでいるが、その根っこがなくなると、土は高いところから低いところに流れ始める。10ミリ、20ミリの雨量なら流れていく量も少ないので問題化には時間がかかるが、桁が1つ違うと、それはもうただ漏れ状態となって国土を痛め続けるだけとなる。

それは何が原因か、当然それは温暖化。温暖化による海水温の上昇、海水温上昇による気象現象の急変、台風の発生となる。情報過多の現在、そのメカニズムを知らない人はいない。知識は十分であっても、COP21のような形式主義--と言っては失礼かもしれないが、自国の立場、権利を主張し合う場になるのみで、何一つ解決できないで時のみが過ぎていく。

やはり、人間は破滅のその時が目前に迫っても、「人間には進化の力がある」とうそぶいて降参しないのだろう。

それが人間のすばらしさでもあり、愚かさでもあるのかもしれない。

そう言えば、昔、手塚治虫の「鉄腕アトム」で、地球が滅びるというのに会議を延々としていると人間の愚かさを書いた漫画があったが、まさに漫画を地で言ってしまいそうだ。

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