久々にマネーの話 [マネー]
2018.6.6
時間はないけど、ちょっとだけお金の話を書きたくなった。
先日もケアマネと介護を話をしていて、結局、世の中お金ですねという、至極当然の結論で話は終わった。
「世の中お金だ」とは、太古の昔から言われていたようなことだけど、私たちのご幼少のころは、そんなことを教えられたことはなかった。
どちらかというと、お金はタブー、お金以外にもっと大切なものがあると教えられた。
日本人は、お金は汚いものだ。けがわらしいものだという概念があって、お金の話をストレートにすると、「あの人はえげつない」的な目で見られたり、言われたする。
「武士は食わねど高楊枝」「宵越しの金は持たない」という気持ちがあるのか、ないのか。
これらの言い回しなど、日常誰もが思い出すこともない言葉だけど、日本人の考え方の根底には、それは脈々と流れているような気がする。これは世代を超えてね。
きっと今どきの若者も、そういう傾向にあるかも。
でも、お金は大事。証拠金取引だって、保証金が欠ければ、容赦なくロスカットとなる。
そこには温情も何もない。
コンビニで100円のガムを買って、108円に1円足りない。お負けしてと言ったとしても、アルバイトの店員には、その権限がないこともあるけど、絶対にお負けはしてはくれない。
世の中はそういうもの。100円は100円であり、1万円は1万円なのだ。
お金には負けられない思いが脈々とある。
もちろん、世の中お金だけではない。もっといいものがあることも重々わかってはいるが、仙人のような生活をして過ごせるかというと、それはムリ・・ムリ・・ムリ・・ムリとなる。
じゃ、どうしろと。
両方教えればいい。両方のいいところ、悪いところを教えればいい。
世の中お金ばかりではないけど、お金がないとパンも買えないし、水道も、電気も引けなくなる。だから、お金は大切だよ。自分の心の中は、絶えずお金と心を行ったり来たりしなければいけないよ、という教え方をしてほしいとつくづく思った。
この年になって、そんなことを言っても仕方がないことだが、若者には両方の心をいつも、冷静に、確実に保っていてほしいと思う次第。
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